馬券の買い方・入門

競馬新聞の見方|印(◎○▲△)の意味と、いつ・どこで・いくらで買えるか

この記事の要点

  • 競馬新聞(競馬専門紙)は競馬のための新聞で、全レースの馬柱と、記者ごとの予想の印を並べて載せる
  • 印は◎が最上位で、○、▲、△の順に評価が下がる。★や二重三角、◉など、ほかの印の意味と順番は紙によって違う
  • 紙の新聞は競馬場・ウインズ・駅売店・コンビニで売られ、競馬エイトは開催日の前日夕方(地域によっては当日朝)から並ぶ。中央版の値段は日刊競馬550円、競馬エイト650円(2026年11月時点)
  • 売っている店が近くにないときは、コンビニのマルチコピー機のプリントか電子版で買える。新聞の印がいらなければ、JRAのサイトの出馬表は無料で見られる
競馬新聞の見方|印(◎○▲△)の意味と、いつ・どこで・いくらで買えるか
目次
  1. 競馬新聞とは?
  2. 印(◎○▲△)の意味と順番
  3. 紙面の記号と欄
  4. いつ・どこで買える?値段
  5. 無料で出馬表を見るには
  6. まとめ

競馬新聞の印は、予想した記者が各馬に付けた評価で、◎が最も上、○、▲、△の順に下がる。紙の新聞は競馬場・ウインズ・駅売店・コンビニで売られ、売っている店がなければ、コンビニのマルチコピー機のプリントか電子版で買える。

本記事では、競馬新聞とは何か、印の意味と読み方、紙面のほかの欄、いつ・どこで・いくらで買えるか、無料で出馬表を見る方法を、2026年11月時点の各紙とJRAの案内にもとづいてまとめる。馬柱(前走欄)の項目と記号の読み方は「出馬表の見方」で解説している。

競馬新聞とは?

競馬新聞は、競馬の予想のために作られる新聞で、「競馬専門紙」とも呼ばれる。中央競馬では、開催日ごとにその日のレースの出馬表と、各馬の過去の成績(馬柱)、記者の予想、調教の情報などを載せる。南関東など地方競馬の版を出している紙もある。紙面のほとんどが競馬で、何人もの記者の印を1つの表に並べる。

2026年11月時点で、公式サイトで販売の案内を確かめられた主な競馬新聞は次のとおりだ。

新聞 発行 公式サイトにある主な版・買い方
競馬ブック 株式会社ケイバブック(滋賀県栗東市) 紙の新聞、コンビニプリント(競馬ブックPrint)、ネット新聞
日刊競馬 株式会社日刊競馬新聞社(東京都品川区) 中央版・南関東地方版の紙の新聞(主に東日本で販売)、コンビニプリント、PDF新聞・A4ネット版
競馬エイト 産業経済新聞社(サンケイスポーツ特別版) 紙の新聞、電子版、コンビニプリント
勝馬 ― 紙の新聞、コンビニプリント(競馬ブックPrint内)
研究ニュース(東の「競馬研究」と西の「競馬ニュース」) ― 紙の新聞、コンビニプリント(競馬ブックPrint内)、電子版

※2026年11月時点。各紙の公式サイトの案内。勝馬・研究ニュースの発行元は公式サイトで確かめられなかった

紙の新聞を売る店は減っている。日刊競馬は公式サイトで、購入できる地域が減っているとしてコンビニプリントを案内している。競馬エイトも、地域別の販売エリアの一覧に載っていない地区では紙の新聞を売っていないとしている。

印(◎○▲△)の意味と順番

印は記者の評価

競馬新聞の出馬表には、記者ごとの予想の欄があり、各馬に印が付く。印は、その記者が勝ちそう・馬券に絡みそうと見た順番を表す。同じ馬でも記者によって印が違うので、1頭に◎が何人分付いているかを見ると、その紙の記者の評価がどれだけ集まっているかが分かる。

複数の紙の案内で共通しているのは、次の4つの順番だ。

印 順番 呼び方の例
◎ いちばん上 本命
○ ◎の次 対抗
▲ ○の次 単穴
△ ▲より下。2着の候補 連下

※2026年11月時点。各紙の公式サイトの案内。順番は競馬ブック、呼び方の例は研究ニュースの案内で、◎を本命とするのは日刊競馬も同じ

★・二重三角などは紙によって違う

◎○▲△のほかにも印がある。競馬ブックは、上位から◎→○→▲→二重三角→△→★の順を基本としている。競馬エイトには、記者が本命の中でも特に自信のある馬に付ける◉(マルドン)がある。こうした印の種類と順番は紙によって違うので、それぞれの紙の「見方」の案内で確かめる。

印がない馬は、その記者が上位と見ていない馬だ。印は記者の見立てで、当たりを約束するものではない。人気(単勝オッズ)は馬券を買った人の評価で、新聞の印とは別のものになる。人気とオッズの関係は「競馬のオッズの見方」で解説している。

騎手の減量記号と取り違えない

▲や△は、出馬表の騎手名の横にも付くことがある。こちらは予想の印ではなく、見習騎手・女性騎手が乗るときに負担重量が軽くなることを表す減量記号だ(▲△☆★◇)。騎手名の横にあるか、予想の欄にあるかで見分ける。

紙面の記号と欄

競馬新聞の1レース分の紙面は、大きく次の欄に分かれる。欄の名前と並び方は紙によって違う。紙面に出てくる言葉は「競馬用語一覧」で引ける。

欄 載っていること
レースの条件 競馬場とレース番号、発走時刻、レース名、クラス、距離、賞金
予想欄 記者ごとの印、その紙を代表する「本紙」の予想
馬名・血統・騎手の欄 枠番・馬番、馬名、父・母・母の父、性齢、負担重量、騎手
馬柱(前走欄) 過去のレースの日付・レース名・着順・距離・馬場・タイム・通過順位など
調教欄 追い切りの日・コース・時計
短評・コメント レースの見どころや、記者の見解

馬柱に並ぶ着順・通過順位・上がり3ハロンなどの読み方は、JRAの出馬表と同じ考え方で読める。項目ごとの意味は「出馬表の見方」にまとめている。

発走時刻も紙面で確かめておく。競馬場・ウインズの締切は発走の2分前(ネット投票は1分前、2026年11月時点)だ。買い方ごとの締切は「馬券の締め切りは何分前?」でまとめている。

いつ・どこで買える?値段

紙の新聞は前日の夕方か当日の朝

競馬エイトは、中央競馬の開催日の前日の夕刻から紙の新聞を売る。ただし地域によっては、前日ではなく当日の朝に並ぶ。競馬エイトの販売エリアの一覧は、地域ごとに「前日夕刊帯」「当日朝刊帯」と分けて載せている。

売っている場所は、競馬場・ウインズの新聞売店、JRや私鉄の主な駅の売店、コンビニだ。どの店で扱うかは地域によって違い、扱いのない店もある。

新聞 紙の新聞の値段(税込) 発売
日刊競馬 中央版 550円 主に東日本で販売
日刊競馬 南関東地方版 600円(一部地域を除く) 主に東日本で販売
競馬エイト 650円 開催日の前日夕刻から

※2026年11月時点。各紙の公式サイトの案内。競馬ブック・勝馬・研究ニュースの紙の新聞の値段は、公式サイトで確かめられなかった

コンビニのマルチコピー機でプリントする

紙の新聞を売っていない地域でも、コンビニのマルチコピー機で、紙の新聞とほぼ同じ内容をプリントして買える(日刊競馬の中央版はA4ネット版のデータ、競馬エイトの全レース掲載版はプリント版だけの大型馬柱つきなど、版が違うものもある)。競馬ブック・研究ニュース・勝馬は「競馬ブックPrint」で、競馬エイトと日刊競馬はそれぞれのプリントサービスで売っている。

サービス 主な商品と値段(税込) 中央競馬の発売 使える主な店
競馬ブックPrint 競馬ブック東西全レース550円、前半500円、後半550円、GⅠ特集号300円。研究ニュース東西全レース550円。勝馬東全レース500円 レース前日の13時以降 ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ポプラ、郵便局、デイリーヤマザキ、セイコーマート
競馬エイトのコンビニプリント 全レース掲載版800円、デカエイト500円 前日14時頃から(デカエイトは15時頃から) 全国のコンビニのマルチコピー機
日刊競馬のコンビニプリント 中央版はA4ネット版のデータをプリント ― 全国の主なコンビニのマルチコピー機(eプリントサービス)

※2026年11月時点。一部の店では扱いのない商品がある。日刊競馬のコンビニプリントの値段と発売時刻は、公式サイトで確かめられなかった

競馬ブックPrintの競馬ブックの東西版は、関東と関西の主場の全レースを載せ、3場開催の日はローカルの1〜2レースも入る。全レースがほしいのか、後半のレースだけでいいのかで、買う版を選ぶ。

電子版はスマホ・パソコンで読む

電子版は、紙面とほぼ同じ内容をスマホやパソコンで読む。売っている店がなくても、ネットにつながれば前日から買える。

電子版 値段(税込) 中央競馬の発売
競馬ブック ネット新聞 レースを選んで買う(ポイント制) レース前日の13時頃から
日刊競馬 PDF新聞 中央版500円、南関東地方版550円 ―
日刊競馬 A4ネット版(e-shinbun) レース単位で買える ―
競馬エイト 電子版 600円 前日の正午以降、開催当日の18時まで
デカエイト電子版 関東・関西版600円、全国版880円 前日の16時以降、開催当日の18時まで

※2026年11月時点。各紙の公式サイトの案内

無料で出馬表を見るには

競馬新聞の印や記者の予想、調教欄を無料で読む方法は、基本的にない。競馬ブックのネット新聞と競馬エイトの電子版には無料のサンプルがあり、日刊競馬は前の週のPDF新聞中央版を1週間無料で公開している。

印がいらず、出走馬と前走の成績を知りたいだけなら、JRAの出馬表で足りる。JRAのサイトの「出馬表」は無料で、馬番が付いた出馬表はふだんの週ならレースの前日10時頃に出る(2026年11月時点)。データファイルの「開催場別出馬表」には、開催日ごとの出馬表のPDFが載り、掲載期間は8週間だ。

競馬場・ウインズに行くなら、開催日にJRAが配るレーシングプログラムと出馬表ももらえる(配布部数に限りがある)。競馬場・ウインズでは、紙の競馬新聞も新聞売店で買える。

JRAの出馬表から予想を組み立てる順番は「競馬予想のやり方」でまとめている。

まとめ

競馬新聞の印は、予想した記者が各馬に付けた評価で、◎が最上位、○、▲、△の順に下がる。★や二重三角などほかの印の意味と順番は、紙によって違う。中央競馬の紙の新聞は競馬場・ウインズ・駅売店・コンビニで売られ、競馬エイトは開催日の前日夕方(地域によっては当日朝)から並ぶ。値段は日刊競馬の中央版550円、競馬エイト650円だ(2026年11月時点)。近くで売っていなければ、前日の昼すぎからコンビニのマルチコピー機でプリントするか、電子版を買う。印がいらなければ、JRAのサイトの出馬表は無料で見られる。

よくある質問

競馬新聞の◎○▲△は何の意味?
予想した記者が各馬に付けた評価の印で、◎が最も上(本命)、○、▲、△の順に下がる。ほかの印の意味と順番は紙によって違う。
競馬新聞はいつ発売される?
競馬エイトの紙の新聞は開催日の前日の夕方から売られ、地域によっては当日の朝になる。全レースを載せたコンビニプリントと電子版は、競馬ブックが前日の13時頃から、競馬エイトが前日の正午〜14時頃から買える(2026年11月時点)。
競馬新聞の値段はいくら?
中央競馬の紙の新聞は、日刊競馬の中央版が550円、競馬エイトが650円(いずれも税込、2026年11月時点)。コンビニプリントは版によって300〜800円。紙面をそのまま読む電子版は、日刊競馬のPDF新聞が中央版500円・南関東地方版550円、競馬エイトの電子版が600円だ。
競馬新聞はコンビニで買える?
一部のコンビニでは紙の新聞を売っている。売っていない地域でも、ファミリーマート・ローソン・ミニストップなどのマルチコピー機で、競馬ブック・研究ニュース・勝馬・競馬エイト・日刊競馬をプリントして買える(2026年11月時点)。
競馬新聞を無料で見る方法はある?
競馬新聞そのものを無料で読む方法は基本的にない。印や記者の予想がいらなければ、JRAのサイトの出馬表と開催場別出馬表のPDFは無料で見られ、開催日の競馬場・ウインズではレーシングプログラムが配られる(部数に限りがある)。
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