馬券の買い方・入門

馬券の払戻期限はいつまで?60日を過ぎたら・地方競馬・ネット投票の違い

この記事の要点

  • JRAの紙の馬券は、的中券・返還券とも払戻期間が60日間。期限の当日が全国的な払戻休務日なら、次の払戻日に払い戻せる(2026年11月時点)
  • レースごとの払戻期限は、JRAの払戻金のページで開催日を選ぶと確かめられる
  • 地方競馬も60日が基本。地方競馬全国協会はレース終了後60日と案内し、「購入日の翌日から」と書く主催者もあるので、前売りで買った馬券は早めに払い戻したい
  • JRAのネット投票は払戻金が口座に振り込まれ、UMACAは残高に自動で入る。窓口に持って行く期限があるのは紙の馬券だ
馬券の払戻期限はいつまで?60日を過ぎたら・地方競馬・ネット投票の違い
目次
  1. 馬券の払戻期限はいつまで?(JRAは60日間)
  2. 期限を過ぎたらどうなる?
  3. 地方競馬の払戻期限は?
  4. ネット投票の払戻はどうなる?
  5. どこで払い戻せる?
  6. まとめ

JRAの馬券の払戻期間は60日間で、当たり馬券も出走取消などの返還券も、この間に払い戻す必要がある。地方競馬も60日が基本だ。本記事では、期限の数え方と調べ方、期限を過ぎたときの扱い、地方競馬の主催者ごとの案内、ネット投票の払戻、払い戻せる場所を解説する。

馬券の払戻期限はいつまで?(JRAは60日間)

JRAの的中券と返還券の払戻期間は60日間だ(2026年11月時点)。期限の当日がJRAの全国的な払戻休務日にあたるときは、次の払戻日に払い戻せる。

自分の馬券の期限は、JRAのサイトの「払戻金」で開催日を選ぶと、開催年月日の下に「払戻期限」として出る。実際の表示は次のとおりで、これらの例では、開催日の60日後に払戻がなければその次の払戻日が、60日後が払戻日ならその日が期限と表示されている。

開催日 60日後の日付 表示された払戻期限
2026年9月6日(日) 11月5日(木) 2026年11月7日(土)
2026年9月12日(土) 11月11日(水) 2026年11月14日(土)
2026年9月22日(火) 11月21日(土) 2026年11月21日(土)

※2026年11月時点。JRAの払戻カレンダーでは、東京競馬場の11月の払戻日は1日、2日、7〜9日、14〜16日、21〜23日、28〜30日

平日に払戻がある日は限られるので、期限が近い馬券は、行く日に払戻があるかを払戻カレンダーで確かめておきたい。払戻金の額の出し方は「払戻金の計算方法」で解説している。

期限を過ぎたらどうなる?

競馬法第11条は、払戻金と返還金の債権は、行使できる時から60日間行使しないと時効で消滅すると定めており、この規定は第22条で地方競馬にも準用されている。払戻期間を過ぎた馬券は払い戻せない。笠松競馬も、当日に払い戻さなかった馬券の有効期限について、60日を経過すると無効になると案内している。

期限が延びたことがあるのは、発売や払戻そのものが止まったときだ。2021年には新型コロナウイルスの影響で、JRAが一部の競馬場とウインズ・J-PLACEなどで発売・払戻を取りやめ、対象の馬券の期限を発売の再開から60日後にした。地方競馬でも、施設の休止にともなって期限を延ばした例がある。地方競馬の例では、対象外の馬券は通常どおり60日間と案内された。

馬券そのものの状態にも気をつけたい。JRAは、馬券は破損無効だとして、汚したり折り曲げたり破いたりしないよう、光や熱に長く触れないよう求めている。

地方競馬の払戻期限は?

地方競馬全国協会(NAR)は、地方競馬の馬券の払戻有効期限をレース終了後60日と案内している。公式サイトで確かめられた主催者の案内は次のとおりだ。

主催者・競馬場 公式の案内
ばんえい十勝(帯広) 的中券・返還券の払戻期間は60日間
南関東4競馬場(浦和・船橋・大井・川崎) 有効期間は60日間。開催日ごとの払戻期限を一覧で公開している
笠松 当日に払い戻さなかった場合の有効期限は、レース翌日から60日
名古屋 払戻有効期間は60日間で、購入日の翌日から加算して数える
金沢 有効期間は発売翌日から原則60日間

※2026年11月時点。ほかの主催者の期限は、各主催者の公式サイトで確かめたい

60日は共通だが、数え始めの書き方は「レース」「購入日」「発売」と主催者で違う。前売りで買った馬券の期限がどちらで決まるかは案内だけでは読み取れないので、早めに払い戻すか、買った主催者に確かめたい。

南関東4競馬場の期限は、nankankeiba.com の「払戻期限一覧」で開催日ごとに確かめられる。たとえば2026年9月7日(月)の川崎の期限は11月6日(金)、60日後が11月7日(土)にあたる9月8日(火)の川崎の期限は11月9日(月)と出ている。

ネット投票の払戻はどうなる?

ネット投票やUMACAで買った馬券は、紙の馬券のように窓口へ持って行かなくても払戻金を受け取れる。受け取り方は次のとおりだ。

買った方法 払戻金の受け取り方
即PAT 通常は月曜日の午前中までに、登録した金融機関へ自動で振り込まれる。払戻金の確定後に「出金指示」をすれば、すぐに振り込むこともできる
A-PAT 通常は月曜日に、口座へ振り込まれる。銀行により午前中か月曜日中かが違う
JRAダイレクト 原則は月曜日中に振り込まれる。ゆうちょ銀行は火曜日
UMACA 払戻金は自動でチャージされる。残高の有効期限は、投票と入出金の最終利用日から5年間

※2026年11月時点。曜日は通常の場合

UMACAの残高は、5年たつと自動で解約になり、残高の権利がなくなる。紙の馬券の60日とは別の期限なので、長く使わないカードは残高を確かめておきたい。JRAの会員ごとの精算のしくみは「馬券のネット購入の方法」にまとめている。

地方競馬のネット投票は、投票サイトごとに精算のしかたが違う。サイトごとの違いは「地方競馬のネット投票」で確かめられる。

どこで払い戻せる?

紙の馬券を払い戻せる場所は、買った場所で決まる。

買った馬券 払い戻せる場所
JRAの競馬場・ウインズ・エクセルで買ったJRAの馬券 全国のJRAの競馬場とウインズ・エクセル。J-PLACEでは払い戻せない
J-PLACEで買ったJRAの馬券 J-PLACE。JRAの競馬場とウインズ・エクセルでは払い戻せない
地方競馬の馬券 全国の地方競馬場・場外発売所。買った場所と違うと、窓口だけの対応になることがある

※2026年11月時点

JRAの競馬場とウインズ・エクセルの払戻の日と時間は次のとおりだ。

払戻がある日 時間
競馬開催日(競馬場) 原則9時30分〜17時
競馬開催日(ウインズ・エクセル) 原則9時20分〜17時
平日払戻サービスの実施日 10時〜16時

※2026年11月時点。施設により時間が違うことがあり、実施日はJRAの払戻カレンダーに出ている

月曜日が開催日か祝休日の週は、平日払戻サービスは原則としてない。J-PLACEの営業時間は、各主催者のサイトで確かめる。

地方競馬は、開催日や場外発売日でないと払い戻せない場所がある。南関東4競馬場は、有効期間内の各競馬開催日と場外発売の実施日に払い戻せる。笠松競馬場は、開催と他場の場外発売がない日は休みだ。岩手競馬は、JRAの馬券を払い戻せる日が限られているので、有効期限内でも注意するよう案内している。

まとめ

JRAの当たり馬券と返還券の払戻期間は60日間で、期限の当日が全国的な払戻休務日なら次の払戻日に払い戻せる。過ぎた馬券は払い戻せないので、期限はJRAの「払戻金」のページで確かめ、行く日に払戻があるかは払戻カレンダーで見ておきたい。地方競馬も60日が基本だが、数え方の書き方は主催者で違う。JRAのネット投票の払戻金は口座に振り込まれ、窓口の期限を気にするのは紙の馬券だ。

馬券の買い方の基本は「競馬の始め方」、券種ごとのルールは「馬券の種類一覧」、払戻金にかかる税金は「競馬の税金はいくらから?」で解説している。

よくある質問

馬券の払戻期限はいつまで?
JRAの的中券と返還券の払戻期間は60日間。期限の当日がJRAの全国的な払戻休務日なら、次の払戻日に払い戻せる(2026年11月時点)。
期限を過ぎた馬券はどうなる?
払戻期間を過ぎた馬券は払い戻せない。競馬法第11条は、払戻金と返還金の債権は行使できる時から60日間行使しないと時効で消滅すると定めている。
地方競馬の馬券の払戻期限は?
地方競馬全国協会はレース終了後60日と案内している。ばんえい十勝、南関東4競馬場、笠松、名古屋、金沢も60日で、数え方の書き方は主催者で違う。
WINSで買った馬券はどこで払い戻せる?
全国のJRAの競馬場とウインズ・エクセルで払い戻せる。地方競馬の発売所J-PLACEでは払い戻せない。
ネット投票にも払戻期限はある?
JRAの即PAT・A-PAT・JRAダイレクトは払戻金が口座に振り込まれるので、紙の馬券のように窓口の期限を気にしなくていい。UMACAは残高に自動で入り、残高の有効期限は最終利用日から5年間だ。
次に読む点数と払戻競馬の税金はいくらから?馬券の払戻の計算と確定申告

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