競走馬の名前のルール|9文字まで?使えない馬名と同じ名前が使えるまで

この記事の要点
- 馬名を登録するのは公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル(JAIRS)。JRAが行うのは競走馬登録で、そのときにJAIRSの馬名登録通知書が要る
- 馬名は片仮名で2〜9文字。長音「ー」も1文字と数え、アルファベット表記は空白を含めて18文字以内
- GⅠ勝ち馬や国際保護馬名などの名前は永久に使えない。一般の競走馬の名前は、登録抹消の年から数えて5年後の1月1日からまた使える(中央のGⅠ以外の重賞などの勝ち馬は10年後)
- 名前は、競走馬登録の前なら何回でも、登録のあとは一度も出走していない馬に限り1回だけ変えられる。JRAの変更登録料は5,000円
目次
競走馬の名前(馬名)は、片仮名の2〜9文字で付ける。1文字と10文字以上の名前は登録できず、GⅠ勝ち馬などの名前は永久に使えない。馬名を登録するのは、JRAではなく公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル(JAIRS)だ。本記事では、JAIRSの馬名登録実施基準とJRAの競馬施行規程をもとに、文字数と表記、使えない名前、永久に使えない馬名、同じ名前がまた使えるまでの年数、登録と変更の手続き、外国産馬の名前、馬名の意味の調べ方を順にまとめる。内容はいずれも2026年11月時点の決まりだ。
馬名は何文字まで?片仮名2〜9文字と表記のルール
馬名は片仮名で表記し、それに付けてアルファベットの表記も登録する。文字と表記の決まりは次のとおりだ。
| 項目 | ルール |
|---|---|
| 片仮名の文字数 | 2〜9文字。1文字の馬名と10文字以上の馬名は登録できない |
| 長音「ー」 | 使える。1文字と数える |
| 「ヲ」 | 助詞としての正しい使い方のときだけ使える。「ヲ」と「オ」は同じ音として扱う |
| 「ヴ」 | 外来語で、もとの発音(アルファベットの「V」など)の意識が残っているものだけ使える。「ヴ」と「ブ」、「ヴァ」と「バ」などは同じ音として扱う |
| 仮名遣い | 内閣告示の「現代仮名遣い」と「外来語の表記」に従う |
| アルファベット表記 | 英語の26文字(A〜Z)で、空白を含めて18文字以内 |
| 記号 | アルファベット表記で使える記号はアポストロフィー(')だけ。ピリオドは使えない |
片仮名は2〜9文字、長音「ー」も1文字
JAIRSの馬名登録実施基準では、1文字または10文字以上の馬名は登録できない。使えるのは2〜9文字ということだ。JRAの競馬施行規程にも同じ決まりがあり、1文字の馬名と10文字以上の馬名は、JRAの競走馬登録でも登録しない。
長音「ー」は1文字と数える。たとえば「ゴールデンシーカー」は、3つの「ー」を含めてちょうど9文字になる。
アルファベット表記は18文字まで
馬名には、片仮名に付けてアルファベットの表記がある。使える文字は英語の26文字で、空白を含めて18文字以内だ。外国語から付けた名前は原則として原語でつづり、日本語から付けた名前は内閣告示の「ローマ字のつづり方」でつづる。
日本語の名前のローマ字では、長音「ー」と、オ段のあとの「ウ」「オ」は書かない。JAIRSの申込書の記入例では、「トウロクインパクト」のアルファベット表記は「Toroku Impact」になっている。
文字数の制限がかからない馬
例外もある。JAIRSの馬名登録実施基準では、外国で生まれて外国のレースに出たことがあり、競走のために輸入された馬や、繁殖のために輸入された馬が、生産国で登録された名前を日本で登録するときは、文字数の制限がかからない。同じ名前の馬がいるときの制限など、次の章の「使えない馬名」の決まりもかからない。外国産馬の扱いは後の章でまとめる。
使えない馬名の一覧
JAIRSの馬名登録実施基準では、次のような馬名は登録できない。JRAの競馬施行規程にも、競走馬登録で登録しない馬名として同じ趣旨の決まりがある。
| 使えない馬名 | 中身 |
|---|---|
| 登録済みの馬名 | 馬名登録原簿にある馬名や、これまでにJRA・地方競馬で登録された馬名と同じもの、紛らわしいもの。年数がたてば再び使えるものもある(後の章) |
| 父・母と同じ馬名 | その馬の父・母の名前と同じもの、紛らわしいもの |
| 持込馬の父、輸入馬の父・母と同じ馬名 | 持込馬(外国で種付けされ、母が輸出国を出たあとに生まれた馬)の父の名前、血統登録を受けた輸入馬の父・母の名前と同じもの、紛らわしいもの |
| 保護される馬名 | GⅠ勝ち馬、国際保護馬名など(次の章) |
| 奇きょうな馬名 | 著名な人物等の名称と同じもの、公序良俗に反するもの、侮辱的とみなすことのできるものなど(下の一覧) |
| 1文字・10文字以上の馬名 | 2〜9文字でなければ登録できない |
| 広告宣伝目的の馬名 | 明らかに営利のため広告宣伝を目的として会社名・商品名などと同じ名称を付けたと認められ、かつ馬名としてふさわしくないもの |
| 審査で不適当とされた馬名 | JAIRSの馬名審査会や馬名審議委員会が、馬名として不適当と認めたもの |
「奇きょうな馬名」に入るもの
「奇きょうな馬名」は、馬名登録実施基準では次のように分かれている。
- 馬名としてふさわしくない馬名
- 著名な人物等の名称と同じ馬名。ただし、歴史的に一般化している場合や、愛称・名だけの場合は認めることがある
- 公序良俗に反する馬名、侮辱的とみなすことのできる馬名
- 言葉の意味と性別が異なる馬名
- 馬・競馬に関する用語(日本語・英語・フランス語)の馬名。馬の品種名、馬の呼称、競走名、毛色・服色・帽色に使われている色の名前、実況放送や成績の掲載に支障が出る用語が当たる。前後に付属語を付ければ認めることがある
- アルファベットや数字を片仮名で書いただけの馬名
実在の人の名前が、すべて使えないわけではない。対象は「著名な人物等の名称」と同じ馬名で、愛称や名だけなら認めることがある。
奇きょうな馬名には、次のような「認めないことがある」馬名も入っている。「認めないことがある」なので、必ず登録できないわけではない。
- 時事に関して、競走馬の馬名として不適切なもの
- 動植物の名称
- 有名な地名や山河の名称(国名、首都、都道府県名など)
- 映画、雑誌、テレビ番組、曲名などの名称
- 冠名を付けている馬主が、冠名だけを馬名にしたもの
- 明らかに商品名と判断されるもの
審査するのはJAIRSの馬名審査会
申し込まれた馬名は、JAIRSの馬名審査会にかけてから登録する。馬名登録の重要な事項は、馬名審議委員会が審議する。委員は、JRAと地方競馬全国協会で馬の登録を受け持つ理事・部長、JAIRSの役員・登録部長、学識経験者だ。
永久に使えない馬名|GⅠ勝ち馬と国際保護馬名
GⅠ勝ち馬などの名前は「保護される馬名」で、同じ名前も紛らわしい名前も登録できない。引退した馬の名前は年数がたてば再び使えるが(次の章)、保護される馬名はその対象に入っていない。JAIRSの馬名登録審査の案内でも、保護期間は「永久」とされている。
保護される馬名の範囲
保護される馬名は、次の馬の名前だ。
| 対象 | 中身 |
|---|---|
| 著名な馬 | サラブレッド造成から今日まで功績を残した著名な馬 |
| 国際保護馬名 | 国際的に保護されている馬名(次の節) |
| 外国の重要な競走の勝ち馬 | イギリス・アイルランド・フランスの1000ギニー、2000ギニー、オークス、ダービー、イギリスのグランドナショナル、アメリカのケンタッキーダービー、プリークネスステークス、ベルモントステークス、ジョッキークラブゴールドカップ、BCディスタフ、BCフィリー&メアターフ、BCマイル、BCスプリントの勝ち馬 |
| 日本の有名な種牡馬・繁殖牝馬 | 日本の競走馬の系統の上で、特に有名な種牡馬・繁殖牝馬 |
| 中央・地方のGⅠ勝ち馬 | 中央のGⅠとJ・GⅠ(中山大障害は2011年〈平成23年〉以降)、地方のGⅠとJpnⅠの勝ち馬 |
| 2008年(平成20年)以前のGⅠ勝ち馬 | 中央のGⅠ・JpnⅠ(2歳のレースは1991年〈平成3年〉以降)、中山グランドジャンプ、地方のGⅠ・JpnⅠの勝ち馬 |
| 1983年(昭和58年)以前の主な大レース | 東京優駿(日本ダービー)、皐月賞、菊花賞、桜花賞、優駿牝馬(オークス)、エリザベス女王杯、天皇賞、有馬記念、宝塚記念の勝ち馬 |
| 1981年(昭和56年)以前の中山大障害 | 中山大障害の勝ち馬 |
| 地方の主な競走 | 全日本アラブ大賞典、2001年(平成13年)以前の東京ダービー、楠賞全日本アラブ優駿、1996年(平成8年)以前の東京大賞典の勝ち馬 |
| 海外のリーディングサイアー | イギリス(アイルランドを含む)、フランス、アメリカ(カナダを含む)、オーストラリア(ニュージーランドを含む)で、最近10年間にリーディングサイアー(獲得賞金別)10位以内に入った種牡馬。対象は最近10年間の上位の種牡馬 |
中央のGⅠ以外の重賞などの勝ち馬は、永久ではない。競走馬登録の抹消の年から数えて10年後の1月1日から、再び使えるようになる。JRAのGⅠのレースは「JRAのGⅠ一覧」にまとめている。
国際保護馬名は3,295(2026年2月の一覧)
国際保護馬名は、国際競馬統括機関連盟(IFHA)が公表している「International List of Protected Names」に載った名前だ。IFHAが2026年2月に出した一覧(IFHAのサイトでは「2025 International List of Protected Names」として載っている)には、3,295の馬名が載っている。競馬と生産及び賭事に関する国際協約(パリ協約)の第14条により、一覧の名前はどの馬にも使えない。
一覧に入るのは、次のような馬だ。
- 1996年より前は、主な種牡馬・繁殖牝馬や、レースのチャンピオンとして国際的に有名な馬
- 1996〜2004年は、ジャパンカップ、凱旋門賞、BCクラシックなど9つの国際レースの勝ち馬
- 2005年以降は、ジャパンカップ、凱旋門賞、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークス、BCクラシック、ドバイワールドカップ、香港カップなど11の国際レースの勝ち馬
- 国際血統書委員会(ISBC)の求めで加えられた主な種牡馬・繁殖牝馬
- 各国の競馬統括機関の求めで保護された馬
日本の馬では、アーモンドアイ(ALMOND EYE)、ディープインパクト(DEEP IMPACT)、イクイノックス(EQUINOX)、オルフェーヴル(ORFEVRE)が一覧に入っている。2025年のBCクラシックを勝ったフォーエバーヤング(FOREVER YOUNG)も、この一覧で加わった。一覧が出たあとも、2026年のドバイワールドカップなどの勝ち馬が、IFHAのサイトで加えられている。
同じ名前がまた使えるまで|抹消から何年?
引退などで競走馬登録が抹消された馬の名前は、決まった年数がたつと、ほかの馬に再び使える。数え方の基準日は、どれも1月1日だ。
JAIRSの馬名登録実施基準では、一般の競走馬の名前は「その登録が抹消された日の属する年の翌年1月1日から4年を経過した日」から使える。2020年に抹消された馬なら、2021年1月1日から4年たった2025年1月1日からだ。JAIRSの審査の案内では、これを「抹消後5年間」と書いている。抹消された年から数えて5年後の1月1日、ということになる。
| 馬名 | 再び使えるようになる日 | 2020年に抹消・死亡・変更した場合 |
|---|---|---|
| 一般の競走馬(JRA・地方競馬で競走馬登録を受けた馬) | 登録抹消の翌年1月1日から4年後(抹消後5年間) | 2025年1月1日 |
| GⅠ以外の重賞の勝ち馬(中央のGⅠ以外の重賞、地方のGⅡ・GⅢ・JpnⅡ・JpnⅢ) | 登録抹消の翌年1月1日から9年後(抹消後10年間) | 2030年1月1日 |
| 種牡馬 | 死亡か用途変更の翌年1月1日から14年後(15年間) | 2035年1月1日 |
| 繁殖牝馬 | 死亡か用途変更の翌年1月1日から9年後(10年間) | 2030年1月1日 |
| 名前を変えた馬の元の名前 | 変更の翌年1月1日から1年後(2年) | 2022年1月1日 |
| GⅠ勝ち馬など保護される馬名 | 再び使えない | ― |
名前を変えた馬が、JRAで競走馬登録を受けて未出走のままなら、元の名前はその馬が出走するか登録を抹消されるまで使えない。
競走馬登録も繁殖登録も受けなかった馬の名前は、死亡が分かった年から数えて5年後か、馬名登録の年から数えて10年後の、早いほうの1月1日から使える。外国へ輸出された馬は、死亡が分かった年から5年後か、生まれた年から20年後の早いほうだ。
JRAの競馬施行規程でも、抹消の翌年1月1日から4年たたない馬名と、変更の翌年1月1日から1年たたない変更前の馬名は、競走馬登録で登録しない。
馬名登録の手続き|誰が・いつ・どこへ?
馬名を登録するのはJAIRSで、JRAではない。JRAが行うのは競走馬登録だ。レースに出るには、JAIRSで馬名登録を済ませてから、JRAか地方競馬で競走馬の登録を受ける。2つの手続きの違いは次のとおりだ。
| 項目 | 馬名登録 | JRAの競走馬登録 |
|---|---|---|
| 登録するところ | JAIRS | JRA |
| 申し込む人 | 馬の所有者(調教師などの代理人が申し込むときは委任状が要る) | 馬主(預託先の調教師を経由する) |
| 申し込める時期 | 血統登録証明書が出てから。内国産馬は、おおむね当歳(0歳)の12月ごろに出る | 1歳の9月1日から |
| 出し方 | JAIRSのウェブサービス(JWS)、またはFAX・郵送 | 美浦か栗東のトレーニング・センターに申請書を出す |
| 主な書類 | 馬名登録申込書と血統登録証明書の写し | 申請書、馬名登録通知書、血統登録証明書など |
馬名登録の申込書には、希望する馬名を第3希望まで書く欄があり、JAIRSはできるだけ3つ書くよう求めている。それぞれにアルファベット表記と意味・由来を書き、外国語から付けた名前は原則として原語も書く。
ウェブサービスでは、登録済みの馬名を検索して、同じ名前や似た名前の馬がいないかを確かめられる。利用にはIDとパスワードが要る。
登録が済むと、馬名登録通知書が届く。JRAや地方競馬で競走馬の登録を受けるときに要る書類で、付いている馬名シールもそのときに使う。
JRAの競走馬登録には、登録料5,000円がかかる。1歳の9月から2歳の2月までに申請する馬は、トレーニング・センターに入厩して馬体検査を受けなくても登録できる「早期特例登録制度」も使える。2016年に導入された制度だ。
競走馬の名前は変えられる?
馬名は変えられる。ただし、競走馬登録の前とあとで決まりが違う。
| 時期 | 変えられるか |
|---|---|
| 競走馬登録の前 | 変えられる。回数の制限はない |
| 競走馬登録のあと、一度も出走していない | 1回だけ変えられる |
| 一度でも出走したあと | 変えられない |
| 繁殖登録を受けたあと | 変えられない |
競走馬登録のあとに変えられるのは、中央・地方・外国のどの競走にも出走したことのない馬で、1回だけだ。JAIRSへの馬名変更の申込みには未出走を証明する書類が要り、JRAの所属馬はトレーニング・センターの業務課に「未出走確認書」を出してもらう。JRAにも申請書を出し、変更登録料5,000円がかかる。
競走馬登録を抹消した馬は、そのままでは名前を変えられない。いまの名前で、いったんJRAか地方競馬の競走馬登録を受けてから手続きをする。外国産馬の名前を変えるときは、生産国の馬名登録機関の承認が要る。
外国産馬の名前のルール
外国産馬の馬名登録と変更には、国際的なルールとして、生産国の馬名登録機関の承認が要る。各国の機関への申込みはJAIRSが行う。外国産馬には、生産国ですでに名前が付いている馬(NAMED)と、名前のない馬(UNNAMED)がある。
| 区分 | 名前の付け方 |
|---|---|
| 生産国で名前が付いている馬(NAMED) | 生産国で登録された名前を、その国の発音に従って片仮名9文字以内で申し込む。10文字以上になるときや、同じ・紛らわしい馬名があるときは、意味を損なわない範囲で読み替えるか、名前を変える |
| 名前のない馬(UNNAMED) | 生産国の機関の承認を得てから登録する。申請はアルファベット(空白を含めて18文字以内)で行うため、片仮名とアルファベットの両方を書いて申し込む |
| 繁殖のために輸入された馬 | 生産国で登録された名前を、その国の言葉の発音に従って片仮名にする。日本に同じ名前があれば、ⅡやⅢなどのローマ数字を付ける(例: アルデバランⅡ、シアトルダンサーⅡ) |
| 外国で走ってから競走のために輸入された馬 | 日本に同じ名前の馬がいれば、生産国の略字を付けて表す |
JRAの競馬施行規程でも、外国の機関で名前が登録されている馬は、その名前を生産国の発音に従って片仮名にしたものでなければ、競走馬登録を受けられない。
UNNAMEDの馬と、NAMEDの馬の名前を変える場合は、生産国の承認を待つ分、内国産馬より登録までに時間がかかる。JAIRSは、2〜5月は生産国の承認に通常よりかなり時間がかかると見込まれ、1か月以上かかる場合もあるとして、早めの申込みを呼びかけている。
パリ協約の第14条では、頭文字や終止符(ピリオド)を含む馬名は登録できない。この条項を認めているイギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、イタリア、UAEなどで生まれた馬は、生産国で承認されない名前を日本でも登録できない。JAIRSは例として、「エービーキング(A.B.King)」のような馬名は登録できない場合がある、としている。
馬名の意味の調べ方|JRAの競走馬検索
馬名の意味は、JRAのホームページの「競走馬検索」で調べられる。馬名で検索して競走馬のページを開くと、プロフィールの「馬名意味」の欄に出る。たとえば、ゴールデンシーカー(Golden Seeker)の馬名意味は「黄金の+探索者。母名より連想」で、母はゴールデンレコードだ。
競走馬検索で調べられるのは、現役の馬と、1986年以降に登録を抹消された馬だ。馬名は全角カタカナで2文字以上を入れ、「で始まる」「で終わる」「を含む」から選ぶ。所属(美浦・栗東)、性別、現役か抹消かでも絞り込める。
JRAの「競走馬登録馬名簿・馬名意味」のページは、所属と年齢ごとの名簿のPDFを出しているが、馬名意味は競走馬検索で見るよう案内している。
馬名の意味は、所有者が馬名登録を申し込むときに書く。JAIRSの記入例では、トウロクインパクトの意味・由来を「冠名+衝撃」と書いている。同じ片仮名でも、意味によってアルファベット表記が変わることがある。JAIRSは例として、「ナイト」が夜ならNight、騎士ならKnightになることを挙げている。書かれた意味はJAIRSが直すことがあり、書いていないときはJAIRSが判断して記載する。
まとめ
競走馬の名前は、JAIRSが登録する。片仮名2〜9文字で、長音「ー」も1文字と数え、アルファベット表記は空白を含めて18文字以内だ。父・母や登録済みの馬と同じ名前、著名な人物等の名称と同じ名前、公序良俗に反する名前などは使えず、GⅠ勝ち馬や国際保護馬名は永久に使えない。一般の競走馬の名前は抹消の年から数えて5年後の1月1日から再び使え、中央のGⅠ以外の重賞などの勝ち馬は10年後になる。名前は、競走馬登録の前なら何回でも、登録のあとは一度も出走していなければ1回だけ変えられる。出てくる競馬の言葉は「競馬用語集」でも確かめられる。
よくある質問
- 競走馬の名前は何文字まで?
- 片仮名で2〜9文字。1文字の馬名と10文字以上の馬名は登録できない。長音「ー」も1文字と数える。アルファベット表記は空白を含めて18文字以内で、ピリオドは使えない。
- 競走馬の名前はどこに登録する?
- 公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル(JAIRS)。馬の所有者が、血統登録証明書が出たあとに申し込む。JRAが行うのは競走馬登録で、そのときにJAIRSの馬名登録通知書が要る。
- 実在の人の名前は馬名にできる?
- 著名な人物等の名称と同じ馬名は登録できない。ただし、歴史的に一般化している場合や、愛称・名だけの場合は認めることがある。
- 引退した馬と同じ名前はいつから使える?
- 一般の競走馬は、登録抹消の翌年1月1日から4年たった日(抹消の年から数えて5年後の1月1日)から。中央のGⅠ以外の重賞などの勝ち馬は抹消の年から数えて10年後の1月1日からで、GⅠ勝ち馬などの保護される馬名は永久に使えない。
- 競走馬の名前は変えられる?
- 競走馬登録の前なら回数の制限なく変えられる。登録のあとは、中央・地方・外国のどの競走にも出走していない馬に限り1回だけ。JRAの変更登録料は5,000円。






