GⅠレースガイド

JRAのGⅠ一覧|全24レースの時期・競馬場・距離と1着賞金【2026年】

この記事の要点

  • JRAの平地のGⅠは2026年は24レース。2歳が3、3歳が7、3歳以上・4歳以上が14で、ほかに障害のJ・GⅠが2レースある
  • 競馬場は東京が8レースで最も多く、京都と阪神が5、中山が4、中京が2。ダートのGⅠはフェブラリーステークスとチャンピオンズカップの2つ
  • 1着賞金(2026年度)はジャパンカップと有馬記念の50,000万円(5億円)が最高で、日本ダービー・大阪杯・天皇賞(春・秋)・宝塚記念の30,000万円が続く
  • 10月25日の菊花賞が終わり、2026年の残りのGⅠは11月1日の天皇賞(秋)から12月27日の有馬記念までの9レース(2026年10月26日時点)。12月26日には障害の中山大障害もある
目次
  1. JRAのGⅠは年に24レース|全レースの一覧(2026年)
  2. 2歳・3歳・3歳以上でGⅠはどう分かれる?
  3. 1着賞金が高いGⅠは?
  4. 2026年の残りのGⅠの日程
  5. 障害のJ・GⅠは中山の2レース
  6. 地方競馬のJpnⅠとの違い
  7. まとめ

JRA(中央競馬)の平地のGⅠは、2026年は24レースある。2歳が3レース、3歳が7レース、3歳以上・4歳以上が14レースで、ほかに障害のJ・GⅠが2レースある。本記事では、全24レースの時期・競馬場・距離・1着賞金の一覧を示したうえで、年齢の区分、1着賞金の高いレース、2026年の残りのGⅠの日程、障害のJ・GⅠ、地方競馬のJpnⅠとの違いを順にまとめる。

JRAのGⅠは年に24レース|全レースの一覧(2026年)

GⅠは重賞の最上位の格付けで、年齢別・距離別の最優秀馬を選ぶ、競走体系上もっとも重要なレースだ。重賞のGⅢ・GⅡ・GⅠが中央競馬のクラスのどこにあたるかは「競馬のクラス分け一覧」で整理している。

2026年のGⅠを時期の順に並べると、次のとおりだ。日付は10月25日の菊花賞以降のものを示し、それより前のレースは月だけにした。1着賞金は2026年度の額だ。

時期(2026年) レース名 区分 競馬場 距離 1着賞金
2月 フェブラリーステークス 3歳以上・4歳以上 東京 ダート1600m 15,000万円
3月 高松宮記念 3歳以上・4歳以上 中京 芝1200m 17,000万円
4月 大阪杯 3歳以上・4歳以上 阪神 芝2000m 30,000万円
4月 桜花賞 3歳 阪神 芝1600m 14,000万円
4月 皐月賞 3歳 中山 芝2000m 20,000万円
5月 天皇賞(春) 3歳以上・4歳以上 京都 芝3200m 30,000万円
5月 NHKマイルカップ 3歳 東京 芝1600m 13,000万円
5月 ヴィクトリアマイル 3歳以上・4歳以上 東京 芝1600m 15,000万円
5月 優駿牝馬(オークス) 3歳 東京 芝2400m 15,000万円
5月 東京優駿(日本ダービー) 3歳 東京 芝2400m 30,000万円
6月 安田記念 3歳以上・4歳以上 東京 芝1600m 18,000万円
6月 宝塚記念 3歳以上・4歳以上 阪神 芝2200m 30,000万円
9月 スプリンターズステークス 3歳以上・4歳以上 中山 芝1200m 17,000万円
10月 秋華賞 3歳 京都 芝2000m 11,000万円
10月25日(日) 菊花賞 3歳 京都 芝3000m 20,000万円
11月1日(日) 天皇賞(秋) 3歳以上・4歳以上 東京 芝2000m 30,000万円
11月15日(日) エリザベス女王杯 3歳以上・4歳以上 京都 芝2200m 15,000万円
11月22日(日) マイルチャンピオンシップ 3歳以上・4歳以上 京都 芝1600m 18,000万円
11月29日(日) ジャパンカップ 3歳以上・4歳以上 東京 芝2400m 50,000万円
12月6日(日) チャンピオンズカップ 3歳以上・4歳以上 中京 ダート1800m 15,000万円
12月13日(日) 阪神ジュベナイルフィリーズ 2歳 阪神 芝1600m 7,500万円
12月20日(日) 朝日杯フューチュリティステークス 2歳 阪神 芝1600m 8,000万円
12月26日(土) ホープフルステークス 2歳 中山 芝2000m 8,000万円
12月27日(日) 有馬記念 3歳以上・4歳以上 中山 芝2500m 50,000万円

24レースのうち、芝が22レース、ダートはフェブラリーステークスとチャンピオンズカップの2レースだ。距離は芝1200mから芝3200mまであり、1600mが8レース(ダートの1レースを含む)で最も多い。月で見ると、5月と12月が5レース、11月が4レースで、春と秋の終わりにGⅠが集まる。

競馬場ごとのGⅠの数

GⅠが行われる競馬場は、東京・中山・京都・阪神・中京の5つだ。

競馬場 GⅠの数 レース
東京 8 フェブラリーステークス、NHKマイルカップ、ヴィクトリアマイル、オークス、日本ダービー、安田記念、天皇賞(秋)、ジャパンカップ
京都 5 天皇賞(春)、秋華賞、菊花賞、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ
阪神 5 大阪杯、桜花賞、宝塚記念、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークス
中山 4 皐月賞、スプリンターズステークス、ホープフルステークス、有馬記念
中京 2 高松宮記念、チャンピオンズカップ

東京は8レースで最も多く、日本ダービー・オークス・ジャパンカップの芝2400mのGⅠが3つそろう。コースの形とアクセスは「東京競馬場ガイド」にまとめている。

中山は、春の皐月賞と、年末のホープフルステークス・有馬記念が行われる。障害のJ・GⅠの2レースも中山だ。コースの急坂については「中山競馬場ガイド」で扱っている。

京都は、芝3000mの菊花賞と芝3200mの天皇賞(春)という、GⅠで最も長い2つの距離のレースを持つ。コースの特徴は「京都競馬場ガイド」で確かめられる。

阪神は、春の大阪杯・桜花賞・宝塚記念と、12月の2歳GⅠの2レースが行われる。コースとアクセスは「阪神競馬場ガイド」にまとめている。

2歳・3歳・3歳以上でGⅠはどう分かれる?

JRAのGⅠは、出走できる馬の年齢で3つに分かれる。

区分 レース数 負担重量 レース
2歳 3 馬齢 阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークス、ホープフルステークス
3歳 7 馬齢 桜花賞、皐月賞、NHKマイルカップ、オークス、日本ダービー、秋華賞、菊花賞
3歳以上・4歳以上 14 定量 フェブラリーステークス、高松宮記念、大阪杯、天皇賞(春)、ヴィクトリアマイル、安田記念、宝塚記念、スプリンターズステークス、天皇賞(秋)、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップ、チャンピオンズカップ、有馬記念

GⅠの負担重量は、馬齢重量か定量のどちらかだ。2歳・3歳の同じ年齢の馬だけで走るGⅠは馬齢重量、年齢の違う馬が一緒に走るGⅠは、年齢と性だけで全馬の重さを決める定量になる。馬齢・定量の違いと具体的な重さは「競馬の斤量とは」で説明している。

2歳のGⅠは12月に3レース

2歳のGⅠは、阪神ジュベナイルフィリーズ・朝日杯フューチュリティステークス・ホープフルステークスの3レースで、2026年は12月13日・20日・26日と、3週続けて行われる。距離は阪神の2レースが芝1600m、中山のホープフルステークスが芝2000mだ。

3歳のGⅠは7レースで、うち5つがクラシック

3歳のGⅠは7レースある。このうち、桜花賞・皐月賞・オークス(優駿牝馬)・日本ダービー(東京優駿)・菊花賞の5つを「クラシック」と呼ぶ。3歳馬だけが出られるレースで、イギリスの体系にならって作られた。

残るNHKマイルカップ(東京・芝1600m)と秋華賞(京都・芝2000m)も、3歳馬だけのGⅠだ。

3歳以上・4歳以上のGⅠは14レース

年齢の違う馬が一緒に走るGⅠは14レースで、全体の半分を超える。距離は芝1200mの高松宮記念・スプリンターズステークスから、芝3200mの天皇賞(春)まで幅がある。ダートのGⅠ2レースも、この区分に入る。

1着賞金が高いGⅠは?

2026年度の1着賞金を高い順に並べると、次のとおりだ。

1着賞金(2026年度) レース
50,000万円 ジャパンカップ、有馬記念
30,000万円 日本ダービー、大阪杯、天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋)
20,000万円 皐月賞、菊花賞
18,000万円 安田記念、マイルチャンピオンシップ
17,000万円 高松宮記念、スプリンターズステークス
15,000万円 オークス、ヴィクトリアマイル、エリザベス女王杯、フェブラリーステークス、チャンピオンズカップ
14,000万円 桜花賞
13,000万円 NHKマイルカップ
11,000万円 秋華賞
8,000万円 朝日杯フューチュリティステークス、ホープフルステークス
7,500万円 阪神ジュベナイルフィリーズ

最も高いのは、ジャパンカップと有馬記念の50,000万円(5億円)だ。どちらも年齢の違う馬が一緒に走るGⅠで、2026年は11月29日と12月27日に行われる。

3歳のGⅠでは、日本ダービーの30,000万円が最も高く、大阪杯・天皇賞(春・秋)・宝塚記念と同じ額だ。2歳のGⅠは7,500万〜8,000万円で、ダートのGⅠ2レースはどちらも15,000万円になる。

2026年の残りのGⅠの日程

10月25日の菊花賞が終わり、2026年のGⅠは11月1日の天皇賞(秋)から12月27日の有馬記念まで、9レースが残る(2026年10月26日時点)。12月26日(土)には、障害の中山大障害も行われる。

日付(2026年) レース名 競馬場 距離 1着賞金
11月1日(日) 天皇賞(秋) 東京 芝2000m 30,000万円
11月15日(日) エリザベス女王杯 京都 芝2200m 15,000万円
11月22日(日) マイルチャンピオンシップ 京都 芝1600m 18,000万円
11月29日(日) ジャパンカップ 東京 芝2400m 50,000万円
12月6日(日) チャンピオンズカップ 中京 ダート1800m 15,000万円
12月13日(日) 阪神ジュベナイルフィリーズ 阪神 芝1600m 7,500万円
12月20日(日) 朝日杯フューチュリティステークス 阪神 芝1600m 8,000万円
12月26日(土) 中山大障害(J・GⅠ) 中山 障害4100m 7,000万円
12月26日(土) ホープフルステークス 中山 芝2000m 8,000万円
12月27日(日) 有馬記念 中山 芝2500m 50,000万円

11月8日を除いて、11月1日から12月27日までの日曜はすべてGⅠの日だ。年末はホープフルステークスが土曜、有馬記念が日曜と、2日続けてGⅠがある。

GⅠの日に馬券を買う入口として、5つのレースの1着馬をまとめて当てる馬券の仕組みは「WIN5とは」にまとめている。

障害のJ・GⅠは中山の2レース

障害競走の重賞は、平地と分けてJ・GⅠ、J・GⅡ、J・GⅢと表記する。2026年のJ・GⅠは、どちらも中山競馬場で行われる2レースだ。

時期(2026年) レース名 競馬場 距離 負担重量 1着賞金
4月 中山グランドジャンプ 中山 障害4260m 定量 7,000万円
12月26日(土) 中山大障害 中山 障害4100m 定量 7,000万円

中山大障害は、イギリスのグランド・ナショナル障害競走にならって1934年に創設された。障害競走は、竹柵や生垣、水濠、土塁などの障害物を越えながらゴールを目指すレースで、J・GⅠの2レースはいずれも4000mを超える。

地方競馬のJpnⅠとの違い

GⅠとJpnⅠは、どちらも重賞の最上位の格付けだ。2007年、日本が国際的な格付けの区分で「パートⅠ」に昇格したのに伴い、平地競走では、国際的な格付けを持つ競走をGⅠ、持たない競走をJpnⅠと表記するようになった。JRAの平地の24レースは、すべてGⅠだ。

地方競馬の重賞の多くはJpnⅠ・JpnⅡ・JpnⅢと表記され、2026年の地方のJpnⅠは帝王賞やJBCクラシックなど12競走ある。地方競馬で国際GⅠの格付けを持つのは、大井の東京大賞典だけだ(2026年10月時点)。

JRAのダートのGⅠであるフェブラリーステークスとチャンピオンズカップは、中央と地方の馬が一緒に走るダートグレード競走でもあり、地方の馬も出走できる。地方のJpnⅠの一覧と交流の仕組みは「ダートグレード競走とは」で整理している。

まとめ

JRAの平地のGⅠは、2026年は24レースで、2歳が3、3歳が7、3歳以上・4歳以上が14だ。競馬場は東京の8レースが最も多く、ダートのGⅠは2レース。1着賞金はジャパンカップと有馬記念の50,000万円が最高で、2026年は10月25日の菊花賞が終わり、11月1日の天皇賞(秋)から12月27日の有馬記念までの9レースが残る(2026年10月26日時点)。障害のJ・GⅠは中山グランドジャンプと中山大障害の2レースだ。

よくある質問

JRAのGⅠは年に何レース?
平地のGⅠは2026年は24レースある。ほかに、障害のJ・GⅠが中山グランドジャンプと中山大障害の2レースある。
1着賞金が一番高いGⅠは?
ジャパンカップと有馬記念で、2026年度の1着賞金はどちらも50,000万円(5億円)だ。次に高いのは、日本ダービー・大阪杯・天皇賞(春)・宝塚記念・天皇賞(秋)の30,000万円。
有馬記念はいつ?
2026年の有馬記念は12月27日(日)に、中山競馬場の芝2500mで行われる。2026年のJRAの最後のGⅠだ。
2026年の残りのGⅠは?
10月25日の菊花賞が終わり、11月1日の天皇賞(秋)から12月27日の有馬記念までの9レースが残る(2026年10月26日時点)。天皇賞(秋)11月1日、エリザベス女王杯11月15日、マイルチャンピオンシップ11月22日、ジャパンカップ11月29日、チャンピオンズカップ12月6日、阪神ジュベナイルフィリーズ12月13日、朝日杯フューチュリティステークス12月20日、ホープフルステークス12月26日、有馬記念12月27日の順に行われる。
GⅠとJpnⅠの違いは?
どちらも重賞の最上位の格付け。国際的な格付けを持つ競走をGⅠ、持たない競走をJpnⅠと表記する。JRAの平地の24レースはすべてGⅠで、地方競馬の競走の多くがJpnⅠだ。

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