天皇賞秋2026|過去10年データ傾向|勝ち馬は全て3番人気以内、1番人気7勝

この記事の要点
- 過去10年(2016〜2025年)の天皇賞(秋)は、1番人気が7-1-0-2で勝率70.0%。勝ち馬10頭はすべて3番人気以内だった
- 2・3着の20席のうち9席は6〜9番人気。一方で10番人気以下は54頭で3着が1回(複勝率1.9%)だけだ
- 枠は4枠が4勝、8枠は0-0-1-20(複勝率4.8%)。年齢は3歳が3-1-1-5(複勝率50.0%)で、6歳以上は37頭で3着1回
- 4コーナー2〜9番手から9勝。C.ルメール騎手は10回騎乗して6勝している
- レース
- 第174回 天皇賞(秋)(GⅠ)
- 発走
- 競馬場
- 東京競馬場
- コース
- 芝2000m
目次
天皇賞(秋)の過去10年(2016〜2025年)は、1番人気が7勝し、勝ち馬10頭すべてが3番人気以内だった。勝ち馬は人気どおりに決まりやすいレースだ。ただし2・3着には6〜9番人気が9回入っている。本記事では、2026年11月1日(日)に東京芝2000mで行われる天皇賞(秋)に向けて、過去10年の結果を人気・枠順・年齢・牝馬・脚質・騎手の切り口で編集部が集計した。
集計の対象は、2016〜2025年の10回に出走した144頭。2018年の除外馬1頭は数えていない。成績は「1着-2着-3着-4着以下」の回数で、勝率・複勝率は小数第2位を四捨五入した。
天皇賞(秋) 過去10年の結果
| 年 | 馬場 | 1着(人気) | 2着(人気) | 3着(人気) | 3連単 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 良 | マスカレードボール(1) | ミュージアムマイル(3) | ジャスティンパレス(8) | 15,860円 |
| 2024 | 良 | ドウデュース(2) | タスティエーラ(9) | ホウオウビスケッツ(8) | 397,100円 |
| 2023 | 良 | イクイノックス(1) | ジャスティンパレス(6) | プログノーシス(3) | 6,960円 |
| 2022 | 良 | イクイノックス(1) | パンサラッサ(7) | ダノンベルーガ(4) | 23,370円 |
| 2021 | 良 | エフフォーリア(3) | コントレイル(1) | グランアレグリア(2) | 2,040円 |
| 2020 | 良 | アーモンドアイ(1) | フィエールマン(5) | クロノジェネシス(2) | 4,130円 |
| 2019 | 良 | アーモンドアイ(1) | ダノンプレミアム(3) | アエロリット(6) | 8,860円 |
| 2018 | 良 | レイデオロ(2) | サングレーザー(4) | キセキ(6) | 24,230円 |
| 2017 | 不良 | キタサンブラック(1) | サトノクラウン(2) | レインボーライン(13) | 55,320円 |
| 2016 | 良 | モーリス(1) | リアルスティール(7) | ステファノス(6) | 32,400円 |
10回のうち9回が良馬場で、不良は2017年だけだった。3連単が1万円を下回った年が4回ある一方、10万円を超えたのは2024年(397,100円)の1回だけだ。アーモンドアイ(2019・2020年)とイクイノックス(2022・2023年)が連覇しており、天皇賞(秋)の条件や歴代勝ち馬は「天皇賞(秋)とは|歴代勝ち馬・距離・賞金と2026年の日程」にまとめている。
人気別成績|1番人気は勝率70.0%、勝ち馬は3番人気以内
| 人気 | 成績 | 頭数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 7-1-0-2 | 10 | 70.0% | 80.0% |
| 2番人気 | 2-1-2-5 | 10 | 20.0% | 50.0% |
| 3番人気 | 1-2-1-6 | 10 | 10.0% | 40.0% |
| 4〜5番人気 | 0-2-1-17 | 20 | 0% | 15.0% |
| 6〜9番人気 | 0-4-5-31 | 40 | 0% | 22.5% |
| 10番人気以下 | 0-0-1-53 | 54 | 0% | 1.9% |
1番人気は7勝で、3着以内を外したのは2018年のスワーヴリチャード(10着)と2024年のリバティアイランド(13着)の2回だけだ。勝ち馬は10年すべて3番人気以内で、4番人気以下の勝ちはない。
一方で、2・3着の20席のうち9席は6〜9番人気が占めた。6〜9番人気の複勝率22.5%は、4〜5番人気の15.0%より高い。10番人気以下は54頭で3着が1回(2017年の不良馬場のレインボーライン、13番人気)だけだ。人気薄が勝ち切った年はなく、2・3着に来るのも9番人気までがほとんどだった。
枠順別成績|4枠が4勝、8枠は3着1回だけ
| 枠 | 成績 | 頭数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 1-2-0-10 | 13 | 7.7% | 23.1% |
| 2枠 | 0-1-0-15 | 16 | 0% | 6.3% |
| 3枠 | 1-1-3-12 | 17 | 5.9% | 29.4% |
| 4枠 | 4-0-1-13 | 18 | 22.2% | 27.8% |
| 5枠 | 2-2-2-13 | 19 | 10.5% | 31.6% |
| 6枠 | 1-3-1-14 | 19 | 5.3% | 26.3% |
| 7枠 | 1-1-2-17 | 21 | 4.8% | 19.0% |
| 8枠 | 0-0-1-20 | 21 | 0% | 4.8% |
4枠はキタサンブラック(2017年)、レイデオロ(2018年)、イクイノックス(2022年)、ドウデュース(2024年)の4勝。3〜6枠で3着以内が21回あり、30回のうち7割を占める。
目立つのは8枠の不振だ。21頭で3着以内は2016年のステファノス(3着)の1回だけで、複勝率は4.8%にとどまる。2枠も16頭で2着が1回(2022年のパンサラッサ)だけだった。頭数は年によって11〜18頭と違い、外の枠ほど頭数が多いため、枠ごとの頭数もあわせて見ておきたい。
年齢別成績|3歳は複勝率50.0%、6歳以上は苦戦
| 年齢 | 成績 | 頭数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 3-1-1-5 | 10 | 30.0% | 50.0% |
| 4歳 | 3-6-4-35 | 48 | 6.3% | 27.1% |
| 5歳 | 4-3-4-38 | 49 | 8.2% | 22.4% |
| 6歳 | 0-0-1-23 | 24 | 0% | 4.2% |
| 7歳以上 | 0-0-0-13 | 13 | 0% | 0% |
3歳馬は10年で10頭しか出ていないが、エフフォーリア(2021年)、イクイノックス(2022年)、マスカレードボール(2025年)の3頭が勝ち、複勝率は50.0%に達する。過去10年の成績表では、3歳の牡馬の斤量は56kgで、4歳以上の牡馬より2kg軽かった。
勝ち馬は3〜5歳に限られ、6歳以上は37頭で3着が1回(2025年のジャスティンパレス、6歳)だけだ。
牝馬の成績|17頭で複勝率29.4%
| 性別 | 成績 | 頭数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 牝馬 | 2-0-3-12 | 17 | 11.8% | 29.4% |
| 牡馬・せん馬 | 8-10-7-102 | 127 | 6.3% | 19.7% |
牝馬の2勝はどちらもアーモンドアイ(2019・2020年)。3着はアエロリット(2019年)、クロノジェネシス(2020年)、グランアレグリア(2021年)で、頭数は少ないものの複勝率は牡馬・せん馬を上回る。ただし2022年以降の4回は、牝馬が延べ7頭出て3着以内がない。
脚質|4コーナー2〜9番手から9勝
脚質は、JRAの成績にある4コーナーの通過順で、編集部が次の4つに分けた。「先頭」は4コーナー1番手、「先行」は2〜5番手、「中団」は6〜9番手、「後方」は10番手以下だ。順位はJRAの成績の各馬の通過順位を使い、2016〜2018年は成績に載っている4コーナーの通過順の並びから同じ数え方で出した。
| 4コーナーの位置 | 成績 | 頭数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 先頭(1番手) | 0-1-3-6 | 10 | 0% | 40.0% |
| 先行(2〜5番手) | 6-3-2-38 | 49 | 12.2% | 22.4% |
| 中団(6〜9番手) | 3-3-2-29 | 37 | 8.1% | 21.6% |
| 後方(10番手以下) | 1-3-3-41 | 48 | 2.1% | 14.6% |
勝ち馬10頭のうち9頭は、4コーナーを2〜9番手で回っていた。10番手以下からの勝ちは、2024年のドウデュース(13番手)だけだ。
4コーナー先頭の馬は勝ちこそないが、10頭で3着以内が4回(複勝率40.0%)と粘っている。2018年キセキ(3着)、2019年アエロリット(3着)、2022年パンサラッサ(2着)、2024年ホウオウビスケッツ(3着)で、10頭と少ないが、2着・3着の相手には入りやすい。
騎手|C.ルメール騎手が10年で6勝
| 騎手 | 勝ち数 | 10年の成績 | 勝った年(馬) |
|---|---|---|---|
| C.ルメール | 6 | 6-0-1-3 | 2018年レイデオロ、2019・2020年アーモンドアイ、2022・2023年イクイノックス、2025年マスカレードボール |
| 武豊 | 2 | 2-0-0-5 | 2017年キタサンブラック、2024年ドウデュース |
| R.ムーア | 1 | 1-0-0-0 | 2016年モーリス |
| 横山武史 | 1 | 1-1-0-2 | 2021年エフフォーリア |
C.ルメール騎手は10回騎乗して6勝、3着以内を外したのは3回だけだ。勝ちはないが、川田将雅騎手も10回騎乗で0-1-4-5と、3着以内に5回入っている。
まとめ|勝ち馬は3番人気以内、相手は6〜9番人気まで
過去10年の天皇賞(秋)は、勝ち馬が3番人気以内に収まり、1番人気が7勝と堅い。一方で2・3着には6〜9番人気が9回入っている(6〜9番人気の複勝率22.5%)。相手は6〜9番人気まで見ておきたい。4〜5番人気は複勝率15.0%と、6〜9番人気より低い。データ上のプラス材料は、上位人気、3〜6枠、3〜5歳、4コーナー2〜9番手、C.ルメール騎手。マイナス材料は、10番人気以下、8枠、6歳以上だ。
2026年の出走馬はまだ決まっていない。特別登録馬をこの傾向に当てはめる記事は別に出す。
※馬券の購入は20歳になってから。のめり込みに注意し、無理のない範囲で
よくある質問
- 天皇賞(秋)で1番人気の成績は?
- 過去10年(2016〜2025年)で7-1-0-2、勝率70.0%、複勝率80.0%。3着以内を外したのは2018年のスワーヴリチャード(10着)と2024年のリバティアイランド(13着)だけだ。
- 天皇賞(秋)で人気薄は来る?
- 2・3着には来る。6〜9番人気は40頭で0-4-5-31(複勝率22.5%)。ただし10番人気以下は54頭で3着が1回(2017年のレインボーライン、13番人気)だけで、勝ち馬は10年すべて3番人気以内だ。
- 天皇賞(秋)で有利な枠は?
- 過去10年では4枠が4勝で最多、複勝率は5枠の31.6%が最も高い。8枠は21頭で0-0-1-20(複勝率4.8%)、2枠は16頭で0-1-0-15(同6.3%)と苦戦している。
- 天皇賞(秋)で3歳馬は勝てる?
- 勝てる。過去10年の3歳馬は10頭で3-1-1-5、複勝率50.0%。2021年エフフォーリア、2022年イクイノックス、2025年マスカレードボールが勝っている。
- 天皇賞(秋)で一番勝っている騎手は?
- 過去10年ではC.ルメール騎手が6勝(10回騎乗で6-0-1-3)。次いで武豊騎手が2勝している。


