天皇賞(秋)とは|歴代勝ち馬・距離・賞金と2026年の日程

この記事の要点
- 天皇賞(秋)は、東京競馬場の芝2000m(左回り)で行われる3歳以上のGⅠ。負担重量は定量で、2026年は11月1日(日)に行われる
- 1着本賞金は2026年度が30,000万円(3億円)。2016〜2021年は15,000万円で、2022年に20,000万円、2023年に22,000万円、2025年に30,000万円と上がってきた
- 2006〜2025年の20年で2勝したのはアーモンドアイ(2019・2020年)とイクイノックス(2022・2023年)。2016〜2025年の10年では、C.ルメール騎手が6勝している
- 第1回は1937年秋の芝2600m。1984年に秋は2000mへ短縮され、1987年に3歳馬にも出走権が与えられて、いまの3歳以上・芝2000mの条件になった
- レース
- 第174回 天皇賞(秋)(GⅠ)
- 発走
- 競馬場
- 東京競馬場
- コース
- 芝2000m
目次
天皇賞(秋)は、東京競馬場の芝2000mで行われる3歳以上のGⅠだ。負担重量は定量で、2026年は11月1日(日)に行われ、1着本賞金は30,000万円(3億円)。本記事では、レースの条件と賞金、2026年の日程、2006〜2025年の歴代勝ち馬、1937年に始まった歴史をまとめる。
天皇賞(秋)とは?東京・芝2000mの3歳以上のGⅠ
天皇賞(秋)は、春の天皇賞と並ぶ「天皇賞」の秋の1戦だ。春は京都の芝3200mで4歳以上、秋は東京の芝2000mで3歳以上と、条件が異なる。
格はGⅠで、1着本賞金の30,000万円(2026年度)は、大阪杯・天皇賞(春)・日本ダービー・宝塚記念と同じ額。これを上回るのは、50,000万円のジャパンカップと有馬記念だけだ。JRAのGⅠ全体の時期と賞金は「JRAのGⅠ一覧」で並べている。
天皇賞(秋)のレースの条件
2026年度の条件は次のとおり。距離・負担重量・1着本賞金は2026年度の重賞競走一覧、それ以外は2025年の成績に載っている条件による。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 格 | GⅠ |
| 競馬場 | 東京競馬場 |
| コース | 芝2000m(左回り) |
| 出走できる馬 | 3歳以上(オープン、国際、指定) |
| 負担重量 | 定量 |
| 1着本賞金 | 30,000万円(2026年度) |
定量は、年齢と性別だけで負担重量が決まる方式だ(負担重量の決め方は「競馬の斤量」で説明している)。2025年は、3歳の牡馬が56kg、4歳以上の牡馬が58kg、4歳以上の牝馬が56kgだった。
舞台の東京競馬場の芝コースは、直線の長さや坂の位置を「東京競馬場ガイド」でまとめている。
1着本賞金の移り変わり(2016〜2026年)
1着本賞金は、ここ数年で2倍になった。2016〜2025年は各年の成績、2026年は2026年度の重賞競走一覧の額だ。
| 年 | 1着本賞金 |
|---|---|
| 2016〜2021年 | 15,000万円 |
| 2022年 | 20,000万円 |
| 2023〜2024年 | 22,000万円 |
| 2025年 | 30,000万円 |
| 2026年 | 30,000万円 |
2025年の2着以下の本賞金は、2着12,000万円、3着7,500万円、4着4,500万円、5着3,000万円だった。
2026年の天皇賞(秋)はいつ?日程
2026年度の開催日程では、天皇賞(秋)は11月1日(日)に東京競馬場で行われる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | 2026年11月1日(日) |
| 競馬場 | 東京競馬場 |
| コース | 芝2000m |
| 1着本賞金 | 30,000万円 |
10月25日(日)の菊花賞の次のGⅠで、このあと東京ではジャパンカップが11月29日(日)に行われる。
天皇賞(秋)の歴代の勝ち馬(2006〜2025年)
直近20年の勝ち馬は次のとおり。「回」は春と秋を通した天皇賞の回数で、この20年の秋はすべて偶数の回だ。騎手は2016年以降の分を載せた。
2016〜2025年(騎手つき)
| 年 | 回 | 勝ち馬 | 騎手 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 第172回 | マスカレードボール | C.ルメール |
| 2024 | 第170回 | ドウデュース | 武豊 |
| 2023 | 第168回 | イクイノックス | C.ルメール |
| 2022 | 第166回 | イクイノックス | C.ルメール |
| 2021 | 第164回 | エフフォーリア | 横山武史 |
| 2020 | 第162回 | アーモンドアイ | C.ルメール |
| 2019 | 第160回 | アーモンドアイ | C.ルメール |
| 2018 | 第158回 | レイデオロ | C.ルメール |
| 2017 | 第156回 | キタサンブラック | 武豊 |
| 2016 | 第154回 | モーリス | R.ムーア |
2016〜2025年の10年では、C.ルメール騎手が6勝、武豊騎手が2勝している。
2006〜2015年
| 年 | 回 | 勝ち馬 |
|---|---|---|
| 2015 | 第152回 | ラブリーデイ |
| 2014 | 第150回 | スピルバーグ |
| 2013 | 第148回 | ジャスタウェイ |
| 2012 | 第146回 | エイシンフラッシュ |
| 2011 | 第144回 | トーセンジョーダン |
| 2010 | 第142回 | ブエナビスタ |
| 2009 | 第140回 | カンパニー |
| 2008 | 第138回 | ウオッカ |
| 2007 | 第136回 | メイショウサムソン |
| 2006 | 第134回 | ダイワメジャー |
2006〜2025年の20年で2勝したのは、アーモンドアイ(2019・2020年)とイクイノックス(2022・2023年)の2頭。どちらも2年続けて勝った。範囲を1937年の第1回から2025年までの秋の86回に広げると、シンボリクリスエス(2002・2003年)を加えた3頭になる。
天皇賞(秋)の歴史|1937年に始まり、1984年に2000mへ
天皇賞(秋)は、距離と出走できる年齢を何度か変えて、いまの3歳以上・芝2000mの条件になった。
条件の変わり目の年表
| 年 | できごと |
|---|---|
| 1905年 | 横浜の日本レースクラブが、明治天皇から「菊花御紋付銀製花盛器」を下賜されて「エンペラーズカップ」を創設。これが天皇賞の前身 |
| 1937年 | 秋の第1回。3歳以上・芝2600m |
| 1938年 | 春は3歳以上・2700m。秋からは4歳以上・3200mに |
| 1944年 | 春を最後に戦争で中断。この春は能力検定競走として非公開で行われた |
| 1947年 | 春に「平和賞」の名前で再開。秋からいまの「天皇賞」の名前になり、春は京都、秋は東京で行われるようになった |
| 1981年 | 勝ち抜き制を廃止し、過去の優勝馬も出走できるように |
| 1984年 | 秋の天皇賞を2000mに短縮 |
| 1987年 | 秋の天皇賞に3歳馬も出走できるように |
1980年代の3つの変更
いまの条件のもとになったのは、1980年代の3つの変更だ。
1つ目は1981年で、一度勝った馬は出られない決まり(勝ち抜き制)がなくなった。2つ目は1984年の距離の短縮で、秋は3200mから2000mになった。3つ目が1987年で、3歳馬にも出走権が与えられた。1987年以降、春は4歳以上・芝3200m、秋は3歳以上・芝2000mという条件になった。
年齢は、いまの数え方で書いている。
GⅠ・GⅡ・GⅢの重賞がクラスのどこにあたるかは「競馬のクラス分け一覧」で整理している。
天皇賞(秋)2026の予想・データの記事
レースの週に、2026年の予想オッズ・枠順などの記事を出す。2016〜2025年の着順・人気・枠などの傾向は「天皇賞(秋)2026の過去10年データ」でまとめている。
よくある質問
- 2026年の天皇賞(秋)はいつ?
- 2026年11月1日(日)に、東京競馬場の芝2000mで行われる。
- 天皇賞(秋)の距離は?
- 芝2000m(東京競馬場・左回り)。1984年に2000mになり、2016〜2025年もすべて芝2000mで行われている。
- 天皇賞(秋)の1着賞金はいくら?
- 2026年度の1着本賞金は30,000万円(3億円)。大阪杯・天皇賞(春)・日本ダービー・宝塚記念と同じ額で、JRAのGⅠでは50,000万円のジャパンカップと有馬記念に次ぐ。
- 天皇賞(秋)を2回勝った馬は?
- 1937〜2025年の秋の86回では、シンボリクリスエス(2002・2003年)、アーモンドアイ(2019・2020年)、イクイノックス(2022・2023年)の3頭だ。
- 3歳馬は天皇賞(秋)に出られる?
- 出られる。1987年に3歳馬にも出走権が与えられ、いまの条件は3歳以上だ。2025年は3歳のマスカレードボールが勝った。


