アルゼンチン共和国杯2026予想|展開は?ペース予想・逃げ馬
この記事の要点
- 前走で最初のコーナーを先頭で回ったのは、ジーティーダーリン(1枠1番)、メイショウゲキリン(6枠12番)、ミステリーウェイ(8枠18番)の3頭。キングスコール(8枠17番)も前々走の目黒記念で先頭だった
- 過去10年(2016〜2025年)のアルゼンチン共和国杯で1コーナーを先頭で回った馬は1-0-0-9。3着以内は2025年のミステリーウェイ(1着)だけだった
- 4コーナーの位置では5〜9番手が3-8-4-34で複勝率30.6%と最も高い。勝ち馬10頭のうち7頭は1コーナーを3〜6番手で回っていた
- レースの上がり3Fは、過去10年すべて良馬場で33秒3〜36秒1だった

- レース
- 第64回 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)
- 発走
- 競馬場
- 東京競馬場
- コース
- 芝2500m
本記事では、11月8日(日)15時30分発走の第64回アルゼンチン共和国杯(GⅡ、東京芝2500m)の展開を、出走馬18頭の枠順と前走の通過順・上がり、過去10年の1コーナー・4コーナーの位置ごとの成績と上がり3Fから整理する。見立ては編集部が事実から言える範囲にとどめた。
アルゼンチン共和国杯2026 逃げ・先行の候補
前走か前々走で、最初のコーナーを3番手以内で回った馬を並べた。通過順はJRAの成績のコーナーごとの順位で、左から最初のコーナー、最後が4コーナーだ。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 前走(着順) | 前走の通過順 | 前走の上がり3F | 前々走の通過順 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ジーティーダーリン | チャレンジC(15着) | 1-1-1-2 | 38秒0 | 1-1-1-1(垂水S 1着) |
| 6 | 12 | メイショウゲキリン | オールカマー(1着) | 1-1-1-1 | 37秒1(重) | 5-5-6-7(障害未勝利 6着) |
| 8 | 18 | ミステリーウェイ | 京都大賞典(11着) | 1-1-1-1 | 35秒9(稍重) | 11-10-8-11(宝塚記念) |
| 8 | 17 | キングスコール | 京都大賞典(16着) | 3-4-2-3 | 36秒1(稍重) | 1-1-1-1(目黒記念 5着) |
| 7 | 15 | ホーエリート | 天皇賞(春)(14着) | 2-2-3-3 | 37秒4 | 5-4-5-6(ダイヤモンドS 5着) |
| 2 | 3 | マイネルエンペラー | 京都大賞典(2着) | 5-4-4-3 | 34秒7(稍重) | 3-3-3-3(宝塚記念) |
| 8 | 16 | キングズパレス | 目黒記念(7着) | 3-3-3-3 | 34秒3 | 14-14-14-13(金鯱賞) |
| 5 | 10 | ボーンディスウェイ | オクトーバーS(9着) | 6-8-7 | 35秒2 | 2-2(新潟記念 7着) |
※枠・馬番はJRAの出馬表(11月7日発表)、通過順・上がり3F・着順はJRAの出馬表の近走成績による
前走で最初のコーナーを先頭で回ったのは3頭。1番のジーティーダーリンと18番のミステリーウェイは、最内と大外に分かれた。
ミステリーウェイ(8枠18番)
2025年のアルゼンチン共和国杯を、9番人気で1-1-1-1の逃げ切りで勝った。今年も前走の京都大賞典(11着)、5月の天皇賞(春)(1-1-1-2で8着)と、最初のコーナーを先頭で回っている。今回は大外の18番に入った。
ジーティーダーリン(1枠1番)
前走のチャレンジC(15着)、6月の垂水S(1着)と、2戦続けて最初のコーナーを先頭で回った。垂水Sは1-1-1-1で、上がり3Fは34秒1。今回は最内の1番だ。
メイショウゲキリン(6枠12番)
前走のオールカマー(重馬場)を、9番人気で1-1-1-1で勝った。2月の八坂S(3勝クラス、1着)も2-2-1-1と前で運んでいる。4月と8月は障害の未勝利戦に出ていた。
キングスコール(8枠17番)、ホーエリート(7枠15番)
キングスコールは5月の目黒記念(東京芝2500m、5着)を1-1-1-1で回り、今回と同じ舞台で逃げた経験がある。前走の京都大賞典も3-4-2-3と前にいた。ホーエリートは2025年のこのレースで3-3-3-2の6着、前走の天皇賞(春)も2-2-3-3だった。
マイネルエンペラー(前走の京都大賞典2着、5-4-4-3)とキングズパレス(前走の目黒記念、3-3-3-3)も、前走で4コーナーを3番手以内で回っている。ファミリータイム(3枠6番)は前の2走は中団からだったが、1月の日経新春杯(2着)は1-1-1-1、3月の阪神大賞典は2-2-2-8だった。
中団・後方から運んできた馬
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 前走(着順) | 前走の通過順 | 前走の上がり3F |
|---|---|---|---|---|---|
| 4 | 7 | ファイアンクランツ | 目黒記念(1着) | 5-5-5-4 | 33秒7 |
| 5 | 9 | レッドバンデ | 昇仙峡S(1着) | 7-6-5-4 | 34秒0 |
| 2 | 4 | ミラージュナイト | 札幌日経賞(1着) | 7-8-4-2 | 35秒2 |
| 3 | 5 | ドゥラドーレス | 新潟大賞典(4着) | 8-8 | 33秒7 |
| 4 | 8 | ジョイボーイ | 阪神 3勝クラス・芝2200m(1着) | 6-8-7-5 | 34秒5 |
| 6 | 11 | ウエストナウ | 京都大賞典(6着) | 6-6-7-7 | 34秒8(稍重) |
| 7 | 14 | ミクニインスパイア | 京都大賞典(18着) | 8-9-4-7 | 36秒1(稍重) |
| 7 | 13 | マイネルカンパーナ | 丹頂S(6着) | 10-7-3-3 | 37秒5 |
| 1 | 2 | ビザンチンドリーム | 宝塚記念(15着) | 16-16-12-11 | 37秒1(重) |
※JRAの出馬表の近走成績による
ファイアンクランツは5月の目黒記念(東京芝2500m)を5-5-5-4から上がり3F33秒7で勝った。ミラージュナイトは同じ目黒記念を7-8-8-7から上がり3F33秒6で4着。ドゥラドーレスは前走の新潟大賞典が8-8、1月のAJCC(2着)は12-12-9-8と、近走は中団から後ろで運んでいる。ビザンチンドリームは前走の宝塚記念が16-16-12-11で、その前の3戦は海外のレースだった。
過去10年の逃げ馬・先行馬の成績
過去10年(2016〜2025年)のアルゼンチン共和国杯で、1コーナーと4コーナーの位置ごとの成績は次のとおりだ。
| 位置 | 1コーナーの成績 | 頭数 | 複勝率 | 4コーナーの成績 | 頭数 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1番手 | 1-0-0-9 | 10頭 | 10.0% | 1-0-0-9 | 10頭 | 10.0% |
| 2〜4番手 | 4-0-2-31 | 37頭 | 16.2% | 4-1-2-32 | 39頭 | 17.9% |
| 5〜9番手 | 3-5-6-36 | 50頭 | 28.0% | 3-8-4-34 | 49頭 | 30.6% |
| 10番手以下 | 2-5-3-52 | 62頭 | 16.1% | 2-1-5-53 | 61頭 | 13.1% |
※JRAのレース成績の通過順から編集部が集計。並んだ馬は、JRAの通過順で先頭(*)と示された馬を前の順位とし、*の付かない並びの馬は同じ順位とした
1コーナーを先頭で回った10頭のうち、3着以内は2025年のミステリーウェイ(1着)だけだった。2016年のクリールカイザー(7着)、2018年のウインテンダネス(4着)など、ほかの9頭は4着以下に終わっている。1コーナーでも4コーナーでも、5〜9番手の複勝率が最も高い。
勝ち馬10頭の1コーナーの位置は、2016〜2018年が6番手、2019〜2022年が3番手(2020・2021年はオーソリティ)で、7年続けて3〜6番手から勝った。2023年のゼッフィーロ(1コーナー12番手、4コーナー15番手)と2024年のハヤヤッコ(16番手、15番手)は後方から、2025年のミステリーウェイは逃げ切りだった。
年ごとの上がり3F
| 年 | 馬場 | 出走頭数 | 勝ちタイム | レースの上がり3F | 勝ち馬の通過順(1コーナー→4コーナー) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 良 | 18頭 | 2分30秒2 | 34秒6 | 1→1 |
| 2024 | 良 | 16頭 | 2分29秒0 | 36秒1 | 16→15 |
| 2023 | 良 | 18頭 | 2分29秒9 | 35秒2 | 12→15 |
| 2022 | 良 | 18頭 | 2分31秒1 | 34秒9 | 3→3 |
| 2021 | 良 | 15頭 | 2分32秒4 | 34秒1 | 3→3 |
| 2020 | 良 | 18頭 | 2分31秒6 | 34秒9 | 3→3 |
| 2019 | 良 | 13頭 | 2分31秒5 | 34秒1 | 3→3 |
| 2018 | 良 | 12頭 | 2分33秒7 | 33秒3 | 6→5 |
| 2017 | 良 | 16頭 | 2分30秒0 | 35秒6 | 6→7 |
| 2016 | 良 | 15頭 | 2分33秒4 | 34秒2 | 6→5 |
※レースの上がり3Fは、JRAのレース成績のハロンタイム(200mごと)の最後の3つを編集部が合計した
過去10年はすべて良馬場だった。レースの上がり3Fが最も遅かったのは2024年の36秒1で、この年は勝ちタイムが10年で最も速い2分29秒0、勝ち馬のハヤヤッコは後方から差した。上がり3Fが33秒3と最も速かった2018年は、勝ちタイムが10年で最も遅い2分33秒7だった。
上がり3Fがそのレースで最も速かった馬(同タイムを含む11頭)は3-2-2-4で、11頭中7頭が3着以内に入った。
アルゼンチン共和国杯2026の展開の見立て
今年は18頭のフルゲートで、前走で最初のコーナーを先頭で回った馬が3頭いる。1番のジーティーダーリン、12番のメイショウゲキリン、18番のミステリーウェイと内・中・外に分かれ、前々走で目黒記念を逃げたキングスコールも17番にいる。どの馬が先頭に立ち、どのくらいのペースになるかは、当日のスタートと隊列しだいだ。
過去10年では、1コーナーを先頭で回った馬は1-0-0-9で、勝ったのは2025年のミステリーウェイだけだった。複勝率は1コーナー・4コーナーとも5〜9番手が最も高く、勝ち馬の7頭は1コーナーを3〜6番手で回っている。前に行く馬の直後から中団で運べる馬が、過去の形には当てはまる。ただし2023・2024年は後方から差した馬が勝っており、どの位置が有利になるかは当日のペースしだいだ。
人気・枠・脚質などの傾向は「アルゼンチン共和国杯2026の過去10年データ」、枠順の一覧は「アルゼンチン共和国杯2026の枠順」、馬場と天気は「アルゼンチン共和国杯2026の馬場・天気」にまとめている。
よくある質問
- アルゼンチン共和国杯2026の逃げ馬は?
- 前走で最初のコーナーを先頭で回ったのは、ジーティーダーリン(1枠1番)、メイショウゲキリン(6枠12番)、ミステリーウェイ(8枠18番)の3頭。ミステリーウェイは2025年のこのレースを1-1-1-1で逃げ切っている。キングスコール(8枠17番)も前々走の目黒記念で先頭だった。どの馬が前に行くかは、当日のスタートしだいだ。
- アルゼンチン共和国杯2026のペースは?
- 過去10年はすべて良馬場で、レースの上がり3Fは33秒3〜36秒1と年によって3秒近く違う。今年は前走で逃げた馬が3頭いるが、1番・12番・18番と内・中・外に分かれており、ペースは当日の隊列しだいだ。
- アルゼンチン共和国杯で逃げ馬は勝てる?
- 過去10年で1コーナーを先頭で回った10頭は1-0-0-9。勝ったのは2025年のミステリーウェイ(9番人気)で、ほかの9頭は4着以下だった。4コーナーを先頭で回った10頭も1-0-0-9だ。






