アルゼンチン共和国杯2026予想|ファイアンクランツの評価は?騎手・戦績
この記事の要点
- ファイアンクランツは前走の目黒記念を、今回と同じ東京の芝2500mで3番人気で勝った。重賞は7戦で1-2-1-3、東京は6戦で1-3-0-2だ
- 過去10年の傾向では、4歳は4-4-5-21(複勝率38.2%)。5歳以上の複勝率12.4%より高い
- JRA の特別登録の時点の斤量は58kgで、目黒記念から2kg増え、これまでの最も重い57kgを超える。騎手は JRA の出馬表で決まり、編集部では1人に絞れていない

- レース
- 第64回 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)
- 発走
- 競馬場
- 東京競馬場
- コース
- 芝2500m
目次
ファイアンクランツは、5月の目黒記念の勝ち馬で、2026年11月8日(日)に東京競馬場の芝2500mで行われる第64回アルゼンチン共和国杯(GⅡ)に特別登録した。編集部の予想オッズ(11月1日時点)では2番人気の見込みだ。本記事では、JRA の成績をもとに、重賞の通過順と上り、東京の成績、過去10年の傾向との当てはまり、斤量、騎手を見て、ファイアンクランツの強みと不安を診断する。
ファイアンクランツの診断|同じ舞台の勝ちがあるが、斤量は過去最重
先に結論をまとめる。
- 強み: 前走の目黒記念を、今回と同じ東京の芝2500mで勝った
- 強み: 東京は6戦で1-3-0-2。芝3400mのダイヤモンドSでも2着で、長い距離で結果を出している
- 強み: 4歳で、過去10年の4歳は複勝率38.2%
- 不安: 斤量は58kgで、これまでの最も重い57kgを超える。目黒記念からは2kg増える
- 不安: 2025年の東京優駿は9着、セントライト記念は12着で、どちらも上りが出走馬の中で下のほうだった
同じ舞台で勝っているのは強みだ。ただ、前走より重い斤量で同じように走れるかは、まだ走っていないので分からない。
ファイアンクランツのプロフィールと戦績
牡4歳、美浦・堀宣行厩舎。父ドゥラメンテ、母の父ハーツクライ。通算10戦2勝・2着3回・3着2回。重賞の勝ちは2026年の目黒記念の1つで、GⅠは2025年の東京優駿の9着だけだ。
重賞の成績は次のとおり(通過順はコーナーごとの順位、上りは JRA の推定上り3ハロン)。
| 年月 | レース | 斤量 | 人気 | 着順 | 通過順 | 上り(順位) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年5月 | 目黒記念(東京・芝2500m) | 56kg | 3 | 1 | 5-5-5-4 | 33.7(5位タイ) |
| 2026年2月 | ダイヤモンドS(東京・芝3400m) | 54kg | 3 | 2 | 9-10-10-8 | 34.4(1位タイ) |
| 2025年9月 | セントライト記念(中山・芝2200m) | 57kg | 3 | 12 | 9-9-3-3 | 36.4(12位) |
| 2025年6月 | 東京優駿(東京・芝2400m) | 57kg | 14 | 9 | 5-5-4-4 | 34.9(13位) |
| 2025年4月 | 青葉賞(東京・芝2400m) | 57kg | 2 | 2 | 8-9-9-9 | 33.7(2位) |
| 2024年11月 | 東京スポーツ杯2歳S(東京・芝1800m) | 56kg | 4 | 4 | 6-5-5 | 33.4(3位) |
| 2024年8月 | 札幌2歳S(札幌・芝1800m・重) | 55kg | 1 | 3 | 11-11-10-5 | 36.4(2位) |
上りの順位は、そのレースの出走馬の中で何番目に速かったか。重賞は7戦で1-2-1-3。上りが3位以内だった4戦は、着順がどれも4着以内だった。
今年の注目馬の実績は「アルゼンチン共和国杯2026の見どころ」にまとめている。
目黒記念と東京の成績|前走は同じ舞台で勝利
前走の目黒記念は14頭立てで、3番人気だった。4コーナーを4番手で回り、2分29秒8で勝った。2着のウィクトルウェルス(1番人気)とはクビ差、3着のダノンシーマ(2番人気)はさらにハナ差で、3頭が同じタイムだった。上りの33.7秒は5位タイで、上りの速さより位置で勝った形だ。
東京は6戦で1-3-0-2。JRA の左回りは全部この東京の6戦になる。2着はゆりかもめ賞、青葉賞、ダイヤモンドSで、4着以下は東京スポーツ杯2歳Sの4着と東京優駿の9着だ。芝2101〜2700mは6戦で1-2-1-2、芝2701m以上はダイヤモンドSの1戦だけで2着だった。
今回は前走から23週あく。間隔があいたレースでは、セントライト記念から約23週の2026年のダイヤモンドSで2着、東京優駿から15週のセントライト記念で12着がある。
過去10年の傾向との当てはまり|4歳は複勝率38.2%
アルゼンチン共和国杯2026の過去10年データの区分に、今のファイアンクランツを当てはめると次のとおりになる。今年の人気は11月1日時点の編集部の見込みで、トップハンデとの差は特別登録の22頭の中で見たものだ。
| 区分 | ファイアンクランツ | 過去10年の成績 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 人気 | 2番人気の見込み | 2-0-1-7 | 30.0% |
| 年齢 | 4歳 | 4-4-5-21 | 38.2% |
| 性別 | 牡馬 | 9-10-7-107 | 19.5% |
| トップハンデとの差 | 1.5kg(0.5〜2kg差) | 2-6-2-42 | 19.2% |
4歳は過去10年で4勝で、5歳以上の複勝率12.4%を大きく上回る。2番人気は複勝率30.0%で、1番人気・3番人気の70.0%より低い。実際の人気は発売が始まるまで分からない。
過去10年の4コーナーの位置は、2〜4番手が4勝と最も多く、5〜9番手は複勝率30.6%と最も高い。ファイアンクランツの重賞7戦の4コーナーは、2〜4番手が3回、5〜9番手が4回で、どちらの位置でも走っている。
斤量|特別登録の時点で58kg
JRA の特別登録の時点の負担重量は58kgで、トップハンデのビザンチンドリーム(59.5kg)との差は1.5kg。これまでで最も重かったのは57kgで、目黒記念は56kg、ダイヤモンドSは54kgだった。
過去10年の斤量別では、58kg以上は19頭で2-1-1-15(複勝率21.1%)。勝った2頭はどちらもその年のトップハンデだった。斤量の全体は「アルゼンチン共和国杯2026のハンデ」にまとめている。
騎手|編集部では1人に絞れていない
騎手は JRA の出馬表の発表で決まる。これまで10戦で7人の騎手が乗っていて、編集部の想定は1人に絞れていない。前走の目黒記念はD.レーン騎手、その前のダイヤモンドSは大野拓弥騎手が乗った。2戦続けて同じ騎手が乗ったのは、2025年のゆりかもめ賞とすみれSのR.キング騎手だけだ。過去10年のこのレースの騎手の成績は「アルゼンチン共和国杯2026の騎手データ」で見られる。
ファイアンクランツの診断まとめ
ファイアンクランツは、前走で同じ東京の芝2500mを勝ち、東京は6戦で1-3-0-2。4歳の過去10年の複勝率も38.2%と高い。一方で、斤量はこれまでの最も重い57kgを超える58kgになり、GⅠは東京優駿の9着だけだ。目黒記念から2kg増えてどこまで走れるかが、評価の分かれ目になる。
同じレースの有力馬は「ドゥラドーレスの診断」「レッドバンデの診断」、登録馬の人気の見込みは「アルゼンチン共和国杯2026予想オッズ」にまとめている。
よくある質問
- ファイアンクランツは東京の芝2500mで勝っている?
- 2026年5月31日の目黒記念を3番人気で勝った。タイムは2分29秒8で、2着のウィクトルウェルスとの差はクビだった。東京は6戦で1-3-0-2だ。
- ファイアンクランツの斤量は?
- JRA の特別登録の時点では58kgで、トップハンデのビザンチンドリーム(59.5kg)との差は1.5kg。これまでで最も重かった57kgより1kg重く、目黒記念の56kgからは2kg増える。
- ファイアンクランツの騎手は?
- 騎手は JRA の出馬表で決まる。これまで10戦で7人の騎手が乗っていて、編集部では1人に絞れていない。前走で勝ったのはD.レーン騎手だ。
- ファイアンクランツの戦績は?
- 通算10戦2勝・2着3回・3着2回。重賞の勝ちは2026年の目黒記念の1つで、GⅠは2025年の東京優駿の9着だけだ。






