アルゼンチン共和国杯2026予想|過去10年の傾向は?データ・ハンデ

この記事の要点
- 過去10年(2016〜2025年)のアルゼンチン共和国杯は、1番人気が3-3-1-3で複勝率70.0%。3番人気も2-0-5-3で複勝率70.0%だった
- 勝ち馬は1〜3番人気が7頭、6番人気以下が3頭。2022・2024・2025年は6番人気以下が勝ち、3連単は10年で3回10万円を超えた
- 4歳は34頭で4-4-5-21(複勝率38.2%)、3歳は4頭で2勝。5歳以上は121頭で複勝率12.4%にとどまる
- その年のトップハンデの馬は12頭で3勝、複勝率33.3%。トップハンデより4.5kg以上軽い34頭は勝ちがない。騎手はC.ルメール騎手の2勝が最多
- レース
- 第64回 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)
- 発走
- 競馬場
- 東京競馬場
- コース
- 芝2500m
目次
アルゼンチン共和国杯の過去10年(2016〜2025年)は、1番人気が3勝・複勝率70.0%と安定している一方で、6番人気以下の勝ちも3回ある。2022年以降の4回では、1番人気が勝ったのは2023年だけだ。本記事では、2026年11月8日(日)に東京競馬場の芝2500mで行われる第64回アルゼンチン共和国杯(GⅡ・ハンデ)に向けて、過去10年の結果を人気・枠順・年齢・性別・ハンデ(負担重量)・脚質・騎手の切り口で編集部が集計した。
過去10年はすべて東京芝2500mで行われ、今年と条件は同じだ。集計の対象は、2016〜2025年の10回に出走した159頭。成績は「1着-2着-3着-4着以下」の回数で、勝率・複勝率は小数第2位を四捨五入した。2023年は3着が同着で2頭(チャックネイト・ヒートオンビート)いたため、10年の3着は11頭になる。
アルゼンチン共和国杯 過去10年の結果
| 年 | 馬場 | 頭数 | 1着(人気) | 2着(人気) | 3着(人気) | 3連単 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 良 | 18 | ミステリーウェイ(9) | スティンガーグラス(1) | ディマイザキッド(3) | 101,470円 |
| 2024 | 良 | 16 | ハヤヤッコ(10) | クロミナンス(1) | タイセイフェリーク(6) | 231,270円 |
| 2023 | 良 | 18 | ゼッフィーロ(1) | マイネルウィルトス(5) | チャックネイト(2)・ヒートオンビート(4) | 3,650円/5,600円 |
| 2022 | 良 | 18 | ブレークアップ(6) | ハーツイストワール(5) | ヒートオンビート(3) | 85,070円 |
| 2021 | 良 | 15 | オーソリティ(1) | マイネルウィルトス(4) | フライライクバード(3) | 10,930円 |
| 2020 | 良 | 18 | オーソリティ(3) | ラストドラフト(6) | サンアップルトン(9) | 202,520円 |
| 2019 | 良 | 13 | ムイトオブリガード(2) | タイセイトレイル(5) | アフリカンゴールド(1) | 23,070円 |
| 2018 | 良 | 12 | パフォーマプロミス(3) | ムイトオブリガード(1) | マコトガラハッド(11) | 49,460円 |
| 2017 | 良 | 16 | スワーヴリチャード(1) | ソールインパクト(7) | セダブリランテス(3) | 12,060円 |
| 2016 | 良 | 15 | シュヴァルグラン(2) | アルバート(4) | ヴォルシェーブ(3) | 8,290円 |
10回すべてが良馬場だった。2023年は3着が同着のため、3連単の払戻が2通りある。3連単が10万円を超えたのは2020年(202,520円)、2024年(231,270円)、2025年(101,470円)の3回で、1万円を下回ったのは2016年と2023年の2回だ。
同じ馬が何度も上位に来ている。オーソリティは2020・2021年に連覇し、ムイトオブリガードは2018年2着のあと2019年に勝った。マイネルウィルトスは2021・2023年に2着。ヒートオンビートは2022・2023年に2年続けて3着に入った。
人気別成績|1番人気は複勝率70.0%、6番人気以下も3勝
| 人気 | 成績 | 頭数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 3-3-1-3 | 10 | 30.0% | 70.0% |
| 2番人気 | 2-0-1-7 | 10 | 20.0% | 30.0% |
| 3番人気 | 2-0-5-3 | 10 | 20.0% | 70.0% |
| 4〜5番人気 | 0-5-1-14 | 20 | 0.0% | 30.0% |
| 6〜9番人気 | 2-2-2-34 | 40 | 5.0% | 15.0% |
| 10番人気以下 | 1-0-1-67 | 69 | 1.4% | 2.9% |
1番人気は3勝・2着3回で、複勝率は70.0%。3着以内を外したのは2016年のモンドインテロ(4着)、2020年のユーキャンスマイル(4着)、2022年のテーオーロイヤル(6着)の3回だった。3番人気も複勝率70.0%で、3着が5回ある。2番人気は複勝率30.0%と、1・3番人気より低い。
4〜5番人気は勝ちがないが、2着が5回ある。勝ち馬は1〜3番人気が7頭で、残りの3頭は2022年のブレークアップ(6番人気)、2024年のハヤヤッコ(10番人気)、2025年のミステリーウェイ(9番人気)。3頭とも2022年以降で、直近4回のうち3回は6番人気以下が勝った。10番人気以下は69頭で、3着以内は2024年ハヤヤッコの1着と、2018年マコトガラハッド(11番人気)の3着の2回だけだ。
枠順別成績|5枠が3勝、1枠・3枠は勝ちなし
| 枠 | 成績 | 頭数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 0-1-2-13 | 16 | 0.0% | 18.8% |
| 2枠 | 2-2-1-13 | 18 | 11.1% | 27.8% |
| 3枠 | 0-1-2-15 | 18 | 0.0% | 16.7% |
| 4枠 | 1-1-0-17 | 19 | 5.3% | 10.5% |
| 5枠 | 3-0-3-14 | 20 | 15.0% | 30.0% |
| 6枠 | 2-1-0-17 | 20 | 10.0% | 15.0% |
| 7枠 | 1-1-2-20 | 24 | 4.2% | 16.7% |
| 8枠 | 1-3-1-19 | 24 | 4.2% | 20.8% |
5枠はパフォーマプロミス(2018年)、ムイトオブリガード(2019年)、ゼッフィーロ(2023年)の3勝で、複勝率30.0%も8つの枠で最も高い。2枠は2勝・複勝率27.8%で続く。勝ちがないのは1枠と3枠、複勝率が最も低いのは4枠の10.5%だ。
外の枠も大きくは負けていない。8枠は24頭で1-3-1-19(複勝率20.8%)で、2020年のオーソリティは8枠18番から勝った。頭数は年によって12〜18頭と違い、7・8枠は頭数が多い。
年齢別成績|3・4歳は複勝率42.1%
| 年齢 | 成績 | 頭数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 2-0-1-1 | 4 | 50.0% | 75.0% |
| 4歳 | 4-4-5-21 | 34 | 11.8% | 38.2% |
| 5歳 | 1-3-4-44 | 52 | 1.9% | 15.4% |
| 6歳 | 1-1-1-34 | 37 | 2.7% | 8.1% |
| 7歳 | 1-2-0-15 | 18 | 5.6% | 16.7% |
| 8歳 | 1-0-0-11 | 12 | 8.3% | 8.3% |
| 9歳 | 0-0-0-2 | 2 | 0.0% | 0.0% |
3歳馬は10年で4頭しか出ていないが、2017年のスワーヴリチャードと2020年のオーソリティが勝ち、2017年のセダブリランテスが3着に入った。4歳は34頭で13頭が3着以内に入り、4勝はシュヴァルグラン(2016年)、オーソリティ(2021年)、ブレークアップ(2022年)、ゼッフィーロ(2023年)。3・4歳を合わせると38頭で6-4-6-22、複勝率42.1%になる。
5歳以上は121頭で4-6-5-106、複勝率12.4%にとどまる。5歳は52頭と最も多く出ているが、勝ちは2019年のムイトオブリガードの1回だけだ。ただし直近2回は、2024年に8歳のハヤヤッコ、2025年に7歳のミステリーウェイが勝っている。
性別の成績|牝馬は5頭で3着1回
| 性別 | 成績 | 頭数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 牡馬 | 9-10-7-107 | 133 | 6.8% | 19.5% |
| せん馬 | 1-0-3-17 | 21 | 4.8% | 19.0% |
| 牝馬 | 0-0-1-4 | 5 | 0.0% | 20.0% |
牝馬は10年で5頭だけで、3着以内は2024年のタイセイフェリーク(3着)の1回。せん馬は21頭で、2025年のミステリーウェイが勝ち、2018年のマコトガラハッド、2019年のアフリカンゴールド、2023年のチャックネイトが3着に入った。
ハンデ(負担重量)別成績|トップハンデは12頭で3勝
アルゼンチン共和国杯はハンデ戦で、馬ごとに負担重量が違う。ただし斤量の水準は年によって違い、各年の出走馬の斤量の中央値は2016〜2022年が55kg(2017年だけ54kg)、2023・2024年が57kg、2025年が56kgと、2023年以降は全体に重い。そこでkgの数字ではなく、その年のトップハンデ(最も重い斤量)との差で4つに分けた。斤量の決まり方は「競馬の斤量とは?馬齢・定量・別定・ハンデ戦の違いと減量騎手の記号」にまとめている。
| トップハンデとの差 | 成績 | 頭数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| トップハンデ(差0) | 3-0-1-8 | 12 | 25.0% | 33.3% |
| 0.5〜2kg差 | 2-6-2-42 | 52 | 3.8% | 19.2% |
| 2.5〜4kg差 | 5-3-5-48 | 61 | 8.2% | 21.3% |
| 4.5kg差以上 | 0-1-3-30 | 34 | 0.0% | 11.8% |
トップハンデの馬は12頭で3勝し、勝率25.0%・複勝率33.3%はどちらも4つの区分で最も高い。0.5〜2kg差(複勝率19.2%)と2.5〜4kg差(複勝率21.3%)は複勝率にほとんど差がなく、勝ち数は2.5〜4kg差の5勝が最も多い。
反対に、トップハンデより4.5kg以上軽い34頭は勝ちがなく、複勝率も11.8%にとどまる。
脚質|4コーナー5〜9番手は複勝率30.6%
脚質は、JRAの成績にある4コーナーの通過順で分けた。
| 4コーナーの位置 | 成績 | 頭数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番手 | 1-0-0-10 | 11 | 9.1% | 9.1% |
| 2〜4番手 | 4-1-2-31 | 38 | 10.5% | 18.4% |
| 5〜9番手 | 3-8-4-34 | 49 | 6.1% | 30.6% |
| 10番手以下 | 2-1-5-53 | 61 | 3.3% | 13.1% |
勝ち数が最も多いのは2〜4番手の4勝で、2019〜2022年の4回は続けてこの位置から勝った。複勝率は5〜9番手の30.6%が最も高く、2着が8回ある。
4コーナー1番手は11頭で、3着以内は2025年のミステリーウェイ(1着)の1回だけ。10番手以下からは、2023年のゼッフィーロと2024年のハヤヤッコがどちらも15番手から勝った。
騎手|C.ルメール騎手が2勝で最多
| 騎手 | 勝ち数 | 10年の成績 | 勝った年(馬・人気) |
|---|---|---|---|
| C.ルメール | 2 | 2-1-1-2 | 2020年オーソリティ(3)、2021年オーソリティ(1) |
| M.デムーロ | 1 | 1-1-1-2 | 2017年スワーヴリチャード(1) |
| 福永祐一 | 1 | 1-1-0-1 | 2016年シュヴァルグラン(2) |
| 田辺裕信 | 1 | 1-0-0-7 | 2022年ブレークアップ(6) |
10回の勝ちを9人の騎手が分け合い、2勝以上はC.ルメール騎手だけだ。勝ちはないが、戸崎圭太騎手は8回騎乗して0-4-2-2と、3着以内に6回入っている。
まとめ|1・3番人気は複勝率70.0%、近年は人気薄の勝ちも
過去10年のアルゼンチン共和国杯は、1番人気と3番人気がどちらも複勝率70.0%で、勝ち馬の7頭は3番人気以内だった。一方で2022年以降の4回のうち3回は6番人気以下が勝ち、2024・2025年は3連単が2年続けて10万円を超えた。データ上のプラス材料は、1・3番人気、5枠、3・4歳、トップハンデ、4コーナー5〜9番手。マイナス材料は、10番人気以下、4枠、5歳以上、トップハンデより4.5kg以上軽いハンデだ。
よくある質問
- アルゼンチン共和国杯で1番人気の成績は?
- 過去10年(2016〜2025年)で3-3-1-3、勝率30.0%、複勝率70.0%。3着以内を外したのは2016年のモンドインテロ(4着)、2020年のユーキャンスマイル(4着)、2022年のテーオーロイヤル(6着)の3回だ。
- アルゼンチン共和国杯は荒れる?
- 勝ち馬10頭のうち3頭は6番人気以下で、2022年ブレークアップ(6番人気)、2024年ハヤヤッコ(10番人気)、2025年ミステリーウェイ(9番人気)が勝った。3連単は2020・2024・2025年の3回、10万円を超えている。
- アルゼンチン共和国杯のハンデは重い馬と軽い馬のどちらが有利?
- 過去10年では、その年のトップハンデ(最も重い斤量)の馬が12頭で3-0-1-8、勝率25.0%・複勝率33.3%だった。トップハンデより4.5kg以上軽い34頭は0-1-3-30と勝ちがない。2023年以降は全体に斤量が重いため、kgの数字ではなくトップハンデとの差で比べた。
- アルゼンチン共和国杯で有利な年齢は?
- 3・4歳だ。3歳は4頭で2-0-1-1、4歳は34頭で4-4-5-21(複勝率38.2%)。5歳以上は121頭で4-6-5-106(複勝率12.4%)だが、2024年は8歳のハヤヤッコ、2025年は7歳のミステリーウェイが勝った。
- アルゼンチン共和国杯で有利な枠は?
- 過去10年では5枠が3勝で最多、複勝率も5枠の30.0%が最も高い。1枠・3枠は勝ちがなく、4枠は19頭で1-1-0-17(複勝率10.5%)だった。






