アルゼンチン共和国杯2026予想|ドゥラドーレスの評価は?騎手・戦績
この記事の要点
- ドゥラドーレスは重賞8戦で0-4-1-3。2025年のエプソムC・七夕賞・オールカマーと2026年のAJCCで2着に入ったが、重賞の勝ちはまだない
- 東京は6戦3勝で、3着以内を外したのは2024年のオクトーバーSの11着だけ。芝2500mを走るのは初めてで、これまでの芝2101〜2700mは芝2200mの2戦(どちらも2着)だけだ
- 過去10年の傾向では、7歳は1-2-0-15(複勝率16.7%)。JRA の特別登録の時点の斤量は58kgで、トップハンデとの差は1.5kg。騎手は JRA の出馬表で決まるが、編集部ではC.ルメール騎手を想定している

- レース
- 第64回 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)
- 発走
- 競馬場
- 東京競馬場
- コース
- 芝2500m
目次
ドゥラドーレスは、重賞で2着が4回ある7歳のせん馬で、2026年11月8日(日)に東京競馬場の芝2500mで行われる第64回アルゼンチン共和国杯(GⅡ)に特別登録した。編集部の予想オッズ(11月1日時点)では1番人気の見込みだ。本記事では、JRA の成績をもとに、重賞の通過順と上り、東京と距離の成績、過去10年の傾向との当てはまり、斤量、騎手を見て、ドゥラドーレスの強みと不安を診断する。
ドゥラドーレスの診断|崩れにくいが、重賞の勝ちと距離が課題
先に結論をまとめる。
- 強み: 重賞で2着が4回。直近6戦の着順は2・2・2・2・5・4で、5着より下がない
- 強み: 東京は6戦3勝で、3着以内を外したのは1回だけ。重賞の上りは8戦のうち5戦で3位以内に入っている
- 不安: 重賞8戦で勝ちがなく、重賞で1番人気だった5回も0-3-1-1
- 不安: 芝2500mは初めてで、芝2200mより長い距離は2022年の菊花賞(4着)だけ。斤量は58kgで、過去10年の傾向でも7歳の複勝率は16.7%にとどまる
東京の成績と安定感はあるが、勝ち切るには初めての距離と58kgをこなす必要がある。
ドゥラドーレスのプロフィールと戦績
せん7歳、美浦・宮田敬介厩舎。父ドゥラメンテ、母の父ハービンジャー。通算15戦5勝・2着4回・3着2回。JRA の成績では、前走の新潟大賞典までは牡馬の表示で、今は競走馬のページがせん馬の表示になっている。出走すれば、せん馬になって初めてのレースだ。
重賞の成績は次のとおり(通過順はコーナーごとの順位、上りは JRA の推定上り3ハロン)。
| 年月 | レース | 斤量 | 人気 | 着順 | 通過順 | 上り(順位) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年5月 | 新潟大賞典(新潟・芝2000m) | 58kg | 1 | 4 | 8-8 | 33.7(2位タイ) |
| 2026年3月 | 金鯱賞(中京・芝2000m) | 57kg | 2 | 5 | 9-8-8-7 | 33.9(4位タイ) |
| 2026年1月 | AJCC(中山・芝2200m) | 57kg | 1 | 2 | 12-12-9-8 | 34.5(2位タイ) |
| 2025年9月 | オールカマー(中山・芝2200m) | 57kg | 2 | 2 | 9-9-3-3 | 34.4(4位) |
| 2025年7月 | 七夕賞(福島・芝2000m) | 57.5kg | 1 | 2 | 7-7-5-4 | 35.4(1位) |
| 2025年5月 | エプソムC(東京・芝1800m・稍重) | 57kg | 1 | 2 | 16-15-14 | 34.1(1位タイ) |
| 2022年10月 | 菊花賞(阪神・芝3000m) | 57kg | 3 | 4 | 12-12-10-9 | 37.2(6位タイ) |
| 2022年3月 | 毎日杯(阪神・芝1800m・稍重) | 56kg | 1 | 3 | 6-7 | 35.2(1位) |
上りの順位は、そのレースの出走馬の中で何番目に速かったか。中団より後ろから上りを使う形が多く、8戦のうち5戦は上りが3位以内だった。七夕賞は勝ち馬と同じタイムのアタマ差で2着だった。
今年の注目馬の実績は「アルゼンチン共和国杯2026の見どころ」にまとめている。
東京と距離の成績|東京は6戦3勝、芝2500mは初めて
東京は6戦3勝・2着1回・3着1回。2歳新馬、セントポーリア賞、江の島Sを勝ち、エプソムCは2着、2022年6月のホンコンJTは3着だった。外したのは2024年のオクトーバーS(芝2000m)の11着だけで、勝ち馬との差は0.7秒だった。左回り全体では8戦3勝で、東京のほかに金鯱賞5着、新潟大賞典4着がある。
5勝はすべて芝2100m以下だ。JRA の距離別の成績は次のとおりだ。
| 距離 | 成績 |
|---|---|
| 芝1301〜1899m | 2-1-1-0 |
| 芝1900〜2100m | 3-1-1-3 |
| 芝2101〜2700m | 0-2-0-0 |
| 芝2701m以上 | 0-0-0-1 |
芝2101〜2700mの2戦は、どちらも中山の芝2200mでの2着だ。芝2200mより長い距離を走ったのは、3歳の菊花賞の1回で、3番人気で4着だった。今回の芝2500mは、これまで走っていない距離になる。
前走の新潟大賞典からは25週あく。間隔があいたレースでは、菊花賞から約35週の2023年の江の島Sで1着、そこから約68週の2024年のオクトーバーSで11着、2025年のオールカマーから18週の2026年のAJCCで2着がある。
過去10年の傾向との当てはまり|7歳は複勝率16.7%
アルゼンチン共和国杯2026の過去10年データの区分に、今のドゥラドーレスを当てはめると次のとおりになる。今年の人気は11月1日時点の編集部の見込みで、トップハンデとの差は特別登録の22頭の中で見たものだ。
| 区分 | ドゥラドーレス | 過去10年の成績 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 人気 | 1番人気の見込み | 3-3-1-3 | 70.0% |
| 年齢 | 7歳 | 1-2-0-15 | 16.7% |
| 性別 | せん馬 | 1-0-3-17 | 19.0% |
| トップハンデとの差 | 1.5kg(0.5〜2kg差) | 2-6-2-42 | 19.2% |
1番人気の複勝率は高いが、実際の人気は発売が始まるまで分からない。年齢の面では、5歳以上は全体で121頭が走って4-6-5-106(複勝率12.4%)と、3・4歳より数字が低い。ただし2025年は7歳のミステリーウェイが勝っている。
過去10年の4コーナーの位置は、5〜9番手が3-8-4-34(複勝率30.6%)と最も複勝率が高い。ドゥラドーレスの直近の重賞6戦の4コーナーは、5〜9番手が3回、2〜4番手が2回、10番手以下が1回だった。
斤量|特別登録の時点で58kg
JRA の特別登録の時点の負担重量は58kgで、トップハンデのビザンチンドリーム(59.5kg)との差は1.5kg。斤量は特別登録の時点の発表だ。ドゥラドーレスが58kgを背負ったのは、2023年の江の島S(1着)と前走の新潟大賞典(4着)の2回だ。
過去10年の斤量別では、58kg以上は19頭で2-1-1-15(複勝率21.1%)。勝った2頭はどちらもその年のトップハンデだった。斤量の全体は「アルゼンチン共和国杯2026のハンデ」にまとめている。
騎手|C.ルメール騎手を想定
騎手は JRA の出馬表の発表で決まるが、編集部ではC.ルメール騎手が乗ると想定している。直近7戦のうち4戦をルメール騎手が乗り、残りは戸崎圭太騎手が2戦、杉原誠人騎手が1戦だった。ルメール騎手とのコンビは通算5戦で1-3-0-1だ。
ただしルメール騎手は、前走でレッドバンデにも乗っている。同じレースで乗れるのは1頭だけで、どの馬に乗るかは出馬表を待つことになる。過去10年のこのレースの騎手の成績は「アルゼンチン共和国杯2026の騎手データ」で見られる。
ドゥラドーレスの診断まとめ
ドゥラドーレスは、重賞で2着が4回あり、東京は6戦3勝だ。一方で、重賞の勝ちはまだなく、芝2500mは初めてで、斤量は58kgになる。7歳の過去10年の複勝率も16.7%だ。安定感をどこまで評価するかと、初めての距離をどう見るかが、評価の分かれ目になる。
同じレースの有力馬は「ファイアンクランツの診断」「レッドバンデの診断」、登録馬の人気の見込みは「アルゼンチン共和国杯2026予想オッズ」にまとめている。
よくある質問
- ドゥラドーレスは東京競馬場で走れる?
- JRA の成績では東京は6戦3勝・2着1回・3着1回で、3着以内を外したのは2024年のオクトーバーS(11着)だけだ。ただし東京の芝2500mを走るのは初めてになる。
- ドゥラドーレスの重賞の成績は?
- 8戦して0-4-1-3。2着はエプソムC・七夕賞・オールカマー・AJCCの4回で、重賞の勝ちはまだない。重賞で1番人気だった5回は0-3-1-1だ。
- ドゥラドーレスの騎手は?
- 騎手は JRA の出馬表で決まる。編集部では、前走の新潟大賞典で乗ったC.ルメール騎手を想定している。直近7戦のうち4戦でルメール騎手が乗っている。
- ドゥラドーレスの戦績は?
- 通算15戦5勝・2着4回・3着2回。重賞の勝ちはなく、GⅠは2022年の菊花賞の4着だけだ。






