新馬戦・未勝利戦はいつからいつまで?2026年の日程と勝てない馬の行き先
この記事の要点
- JRAの新馬戦は、2歳の6月に始まり、3歳の2月まで行われる。2026年の番組では、2歳新馬は6月6日(土)の東京・阪神で始まり、3歳新馬は2月22日(日)の東京・阪神が最後だった
- 平地の未勝利戦は、2歳と3歳の馬のレース。2026年の番組では、3歳未勝利は9月13日(日)の中山・阪神が最後だった
- 新馬戦に出られるのは、一度もレースに出たことのない馬だけ。未勝利戦は、出走したことがあって収得賞金のない馬が出られ、まだ出走したことのない馬も出られる
- 3歳未勝利が終わったあとも、収得賞金のない馬は1勝クラスや障害の未勝利戦に出られる。ただし、成績による出走の制限がある

JRAの新馬戦は2歳の6月から3歳の2月まで、3歳の未勝利戦は3歳の9月まで行われる。2026年の番組(2026年度競馬番組)では、2歳新馬は6月6日(土)の東京・阪神で始まり、3歳新馬は2月22日(日)、3歳未勝利は9月13日(日)が最後だった。本記事では、JRAの競馬番組の一般事項と2026年の各開催の番組をもとに、新馬戦・未勝利戦の始まりと終わり、出られる馬の決まり、未勝利のまま3歳の秋を迎えた馬が出られるレースを順にまとめる。内容はいずれも2026年11月時点のものだ。
新馬戦・未勝利戦はいつからいつまで?2026年の一覧
JRAの平地競走では、新馬戦と未勝利戦は2歳・3歳の馬だけのレースだ(障害競走には3歳以上の未勝利戦がある)。2026年の各開催の番組で、始まりと終わりの日を確かめると次のようになる。1着の本賞金も、2026年の番組の額だ。
| 区分 | 出られる馬 | 2026年の始まり | 2026年の終わり | 1着の本賞金 |
|---|---|---|---|---|
| 2歳新馬 | 一度も出走したことのない2歳馬 | 6月6日(土)東京・阪神 | 12月27日(日)の予定 | 780万円 |
| 2歳未勝利 | 出走したことがあり、収得賞金のない2歳馬(未出走の馬も出られる) | 6月27日(土)小倉 | 12月27日(日)の予定 | 590万円 |
| 3歳新馬 | 一度も出走したことのない3歳馬 | 1月4日(日)中山・京都 | 2月22日(日)東京・阪神 | 650万円 |
| 3歳未勝利 | 出走したことがあり、収得賞金のない3歳馬(未出走の馬も出られる) | 1月4日(日)中山・京都 | 9月13日(日)中山・阪神 | 590万円(春)、580万円(6月以降) |
12月27日は、2026年の番組で年内最後の開催日だ。いずれも番組で決まった日で、天候などで開催が変わることがある。
新馬戦とは?出られる馬と2026年の始まり・終わり
JRAの競馬番組の一般事項では、新馬競走は、競走に出走したことのない馬(未出走馬)が出られる競走と定めている。ここでいう競走には、地方競馬と外国の競馬のレースも入る。地方や外国で一度でも走った馬は、JRAの新馬戦には出られない。
2026年の2歳新馬は、6月6日(土)の第3回東京(第4・5競走)と第3回阪神(第5競走)で始まった。そのあとは、6月13日に始まった函館など夏の開催でも組まれ、12月27日(日)まで続く予定だ。
年が明けて3歳になっても、新馬戦はしばらく残る。2026年の番組では、3歳新馬の最後は2月22日(日)で、東京の第3競走(ダート1400m)と阪神の第4競走(ダート1400m)だった。2月28日に始まった第2回中山、第1回阪神の第3日以降、第1回小倉の2月28日・3月1日、3月14日に始まった第1回中京の番組には、新馬戦はない。
2026年に変わった3歳新馬のタイムオーバー
JRAの平地競走には、1着の馬から決められた時間を超えて遅れてゴールした馬の出走を一定期間止める「タイムオーバー」の決まりがある。2026年の番組から、3歳新馬で基準のタイムを1秒ゆるめる扱いがなくなり、1秒ゆるめるのは2歳新馬だけになった。JRAは、タイムの基準を適正にし、3歳新馬・未勝利の混雑をやわらげるため、としている。
未勝利戦とは?いつまで出られる?
未勝利競走は、出走したことがあって、収得賞金(クラスを決める賞金)に入る額がない馬が出られる競走だ。JRAは、未勝利競走には未出走馬も出られる、と定めている。新馬戦で勝てなかった馬のほか、3歳新馬が終わったあとにデビューする馬も、未勝利戦が初めてのレースになる。
2026年の3歳未勝利は、9月5日(土)に始まった第4回中山・第4回阪神の第1〜4日まで組まれ、9月13日(日)が最後だった。この日の3歳未勝利は、中山で2レース、阪神で3レースだった。9月19日以降、年末までの全国の開催の番組に3歳未勝利はなく、平地の未勝利戦は2歳の馬のレースだけになる。
未勝利戦が終わったあと、勝てなかった馬はどうなる?
3歳未勝利が終わったあとも、収得賞金のない馬がJRAで走れなくなるわけではない。JRAの番組の決まりで出られるレースと、かかる制限は次のとおりだ。
1勝クラスのレースに出る
1勝クラスの競走は、収得賞金が500万円以下の馬が出られる競走だ。収得賞金のない未勝利の馬も、この条件に当てはまるため、3歳以上の1勝クラスのレースに出られる。1勝した馬たちと同じレースを走り、勝てば収得賞金が入る。
ただし、JRAの一般事項では、第4回中山・第4回阪神の第5日以降など秋以降の開催の平地競走に出走した3歳の未出走馬および未勝利馬と、平地競走に出走した4歳の未出走馬および未勝利馬は、馬主に払う特別出走手当が半額になる。
成績による出走の制限
3歳以上の未勝利馬には、成績による制限もある。JRAの一般事項では、中央の平地競走で3走続けて8着以内に入れないと、その3走目の翌日から数えて2か月間、平地競走に出走できなくなる。数えるのは2019年1月1日以降のレースで、未出走馬として出たレースや競走中止は数に入らない。
タイムオーバーになった場合、未勝利馬は、1回目は1か月、2回目は2か月、3回目以上は3か月、平地競走に出られない。
障害の未勝利戦に出る
障害競走には、3歳以上の馬が出る未勝利戦がある。2026年の秋の番組でも、中山・阪神で障害の3歳以上未勝利が組まれている。
地方競馬へ移る
JRAの登録を抹消して、地方競馬で走る馬もいる。JRAの一般事項では、2015年9月12日以降に再登録を申し込む2012年以降生まれの馬は、地方競馬で走った間に、3歳の12月末までに2勝以上して4歳の1月末までに申し込むか、3勝以上していれば、JRAに再登録して出走できる。
まとめ
JRAの新馬戦は2歳の6月から3歳の2月まで、3歳の未勝利戦は3歳の9月まで行われる。2026年の番組では、2歳新馬が6月6日(土)に始まり、3歳新馬は2月22日(日)、3歳未勝利は9月13日(日)が最後だった。新馬戦は一度も走ったことのない馬、未勝利戦は収得賞金のない馬のレースで、未勝利戦には未出走の馬も出られる。3歳未勝利が終わったあとも、収得賞金のない馬は1勝クラスや障害の未勝利戦に出られるが、成績による出走の制限がある。
新馬・未勝利から上のクラスへの上がり方は「競馬のクラス分け一覧」で解説している。
2027年の開催日とGⅠの日程は「競馬の2027年の日程」でまとめている。
地方競馬のしくみは「地方競馬とは」で確かめられる。
よくある質問
- 新馬戦はいつから?
- JRAの新馬戦は、2歳の6月に始まる。2026年の番組では、6月6日(土)の東京・阪神が最初の2歳新馬だった。
- 新馬戦は何歳から何歳まで?
- 新馬戦は2歳と3歳の馬のレースだ。2歳新馬は6月から12月まで、3歳新馬は年が明けた1月から2月まで組まれ、2026年の番組では2月22日(日)が最後だった。
- 未勝利戦はいつまで?
- 3歳の未勝利戦は、3歳の9月まで行われる。2026年の番組では、9月13日(日)の中山・阪神が最後だった。
- 未勝利戦が終わったら、勝てなかった馬はどうなる?
- 収得賞金のない馬は、平地では1勝クラスのレースに出られるほか、障害の未勝利戦にも出られる。JRAの登録を抹消して地方競馬で走る馬もおり、地方で一定の数を勝てばJRAに戻る(再登録する)こともできる。
- 未出走のまま3歳の3月を迎えた馬はどこでデビューする?
- 未勝利戦には、まだ出走したことのない馬も出られる。3歳新馬が終わったあとにデビューする馬は、3歳未勝利が初めてのレースになる。






