GⅠ・重賞

天皇賞(春)とは|歴代優勝馬・賞金と2027年の日程

この記事の要点

  • 天皇賞(春)は、春に京都競馬場の芝3200m(右回り・外回り)で行われる4歳以上のGⅠ。JRAの平地のGⅠでいちばん長い距離で、2027年は5月2日(日)に行われる予定だ
  • 1着本賞金は2026年度が30,000万円(3億円)。2024年の22,000万円から2025年に上がった
  • 前身は1905年の「エンペラーズカップ」。1947年春に「平和賞」の名で再開し、同じ年の秋から「天皇賞」になって、春は京都で行われている
  • 1955〜2026年の72回で、2勝した馬は6頭、そのうち2年続けて勝ったのは5頭。騎手の最多勝は武豊騎手の8勝で、1番人気は33勝だ
天皇賞(春)とは|歴代優勝馬・賞金と2027年の日程
目次
  1. 天皇賞(春)とは?京都・芝3200mの4歳以上のGⅠ
  2. 天皇賞(春)のレースの条件
  3. 天皇賞(春)の賞金はいくら?
  4. 2027年の天皇賞(春)はいつ?日程
  5. 天皇賞(春)の配当は?過去10年の単勝・馬連・3連複・3連単
  6. 天皇賞(春)の歴代優勝馬(1955〜2026年・第31〜173回)
  7. 天皇賞(春)歴代優勝馬のデータ|連覇・騎手・人気
  8. 天皇賞(春)の歴史|1905年のエンペラーズカップから
  9. 天皇賞(春)2027の予想・データの記事

天皇賞(春)とは、京都競馬場の芝3200mで4歳以上の馬が走るGⅠだ。JRAの平地のGⅠでは最も長い距離のレースになる。1着本賞金は2026年度が30,000万円(3億円)で、2027年は5月2日(日)に行われる予定。本記事では、レースの条件と賞金、2027年の日程、1955〜2026年の72回の歴代優勝馬と、連覇した馬・騎手の最多勝をまとめる。

天皇賞(春)とは?京都・芝3200mの4歳以上のGⅠ

天皇賞は春と秋の年2回行われ、春は京都の芝3200mで4歳以上、秋は東京の芝2000mで3歳以上と、条件が違う。本記事は春の1戦だけを扱う。

距離の区分(SMILE)では、3200mは2701m以上の「E」に入る。JRAの平地のGⅠでEに入るのは、天皇賞(春)と芝3000mの菊花賞の2つだけだ。

長距離がどこからかと、SMILEの5つの区分は「競馬の距離区分」で説明している。

天皇賞(春)のレースの条件

2026年の条件は次のとおり。

項目 内容
格 GⅠ
競馬場 京都競馬場
コース 芝3200m(右回り・外回り)
出走できる馬 4歳以上(オープン、国際、指定)
負担重量 定量
1着本賞金 30,000万円(2026年度)

定量は、年齢と性別だけで負担重量が決まる方式で、2026年は牡馬・せん馬が58kg、牝馬が56kgだった。2026年は15頭が出走し、牝馬は3頭だった。

負担重量の決め方は「競馬の斤量」で説明している。

1955年以降の72回のうち、66回は京都競馬場で行われた。1965・1970・1980・1994・2021・2022年の6回は阪神競馬場で行われた。距離は72回すべて3200mだ。2026年の京都の成績ではコースが「芝・右 外」、2021・2022年の阪神の成績では「芝・右 外→内」と表記されている。

京都の芝コースの形と、3コーナーの坂は「京都競馬場ガイド」にまとめた。

天皇賞(春)の賞金はいくら?

2026年の結果では、1〜5着の本賞金は次のとおりだった。2025年と2026年は同じ額だ。

着順 本賞金
1着 30,000万円(3億円)
2着 12,000万円
3着 7,500万円
4着 4,500万円
5着 3,000万円

本賞金とは別に、2026年は付加賞が1着319.2万円、2着91.2万円、3着45.6万円ついた。2026年度のJRAのGⅠで、1着本賞金が30,000万円なのは、大阪杯、天皇賞(春)、日本ダービー、宝塚記念、天皇賞(秋)の5つ。これより高いのは、50,000万円のジャパンカップと有馬記念だけだ。

GⅠを1着賞金の高い順に並べた表は「JRAのGⅠ一覧」にある。

1着本賞金の移り変わり

各年の結果に載っている1着本賞金は、次のように上がってきた。

年 1着本賞金
1995〜2014年 13,200万円
2015〜2021年 15,000万円
2022年 20,000万円
2023〜2024年 22,000万円
2025〜2026年 30,000万円

1995年から2014年までは、20年続けて13,200万円だった。2021年の15,000万円から、2026年までの5年で2倍になっている。JRAの成績で確かめられるもっとも古い1955年の1着本賞金は150万円で、1967年が1,200万円、1977年が5,200万円、1989年が10,300万円だった。

6〜10着の出走奨励金は「競馬の賞金」にまとめた。

2027年の天皇賞(春)はいつ?日程

JRAが2026年9月28日に発表した2027年度の開催日割では、天皇賞(春)は5月2日(日)に京都競馬場で行われる。2026年の春が第173回、秋が第174回で、2027年の春は第175回にあたる。

項目 内容
日付 2027年5月2日(日)
競馬場 京都競馬場(3回京都)
コース 芝3200m
1着本賞金 未発表(2026年度は30,000万円)

開催日割は、農林水産大臣の認可を経て正式に確定する。2027年度の重賞の賞金額は、11月中旬に改めて発表される予定だ(2026年11月7日時点)。2027年は、4週前の4月4日(日)に大阪杯、6週あとの6月13日(日)に宝塚記念が行われる。

2027年のGⅠ全体の日程は「競馬の2027年の日程」に並べている。

天皇賞(春)の配当は?過去10年の単勝・馬連・3連複・3連単

過去10年(2017〜2026年)の天皇賞(春)の3連単は3,780円〜70,630円で、10万円を超えた年はない。10回の中央値は23,160円だ。馬連の万馬券は2026年の18,240円の1回だけ。1番人気の勝ちは2017・2019・2020・2024・2025・2026年の6回だ。

年 勝ち馬(単勝の人気) 単勝 馬連 3連複 3連単(人気)
2026 クロワデュノール(1番人気) 180円 18,240円 10,370円 70,630円(158番人気)
2025 ヘデントール(1番人気) 310円 1,810円 5,500円 22,360円(58番人気)
2024 テーオーロイヤル(1番人気) 280円 1,070円 7,750円 23,960円(68番人気)
2023 ジャスティンパレス(2番人気) 430円 4,000円 13,570円 65,060円(150番人気)
2022 タイトルホルダー(2番人気) 490円 520円 1,580円 6,970円(9番人気)
2021 ワールドプレミア(3番人気) 520円 940円 2,040円 11,490円(15番人気)
2020 フィエールマン(1番人気) 200円 5,770円 13,500円 55,200円(186番人気)
2019 フィエールマン(1番人気) 280円 1,780円 16,410円 49,110円(138番人気)
2018 レインボーライン(2番人気) 600円 1,030円 2,060円 11,650円(8番人気)
2017 キタサンブラック(1番人気) 220円 1,040円 610円 3,780円(5番人気)

※金額は100円あたり

天皇賞(春)の歴代優勝馬(1955〜2026年・第31〜173回)

1955年の第31回から2026年の第173回までの優勝馬は次のとおり。回の数は春と秋を通した天皇賞の回数で、春はすべて奇数の回になる。2026年から新しい順に10回ずつ並べ、1955〜1966年は12回分をまとめた。人気は単勝の人気。距離はすべて芝3200mだ。

2017〜2026年(第155〜173回)

年 回 優勝馬 騎手 調教師 タイム 人気
2026 第173回 クロワデュノール 北村友一 斉藤崇史 3:13.7 1
2025 第171回 ヘデントール D.レーン 木村哲也 3:14.0 1
2024 第169回 テーオーロイヤル 菱田裕二 岡田稲男 3:14.2 1
2023 第167回 ジャスティンパレス C.ルメール 杉山晴紀 3:16.1 2
2022 第165回 タイトルホルダー(阪神) 横山和生 栗田徹 3:16.2 2
2021 第163回 ワールドプレミア(阪神) 福永祐一 友道康夫 3:14.7 3
2020 第161回 フィエールマン C.ルメール 手塚貴久 3:16.5 1
2019 第159回 フィエールマン C.ルメール 手塚貴久 3:15.0 1
2018 第157回 レインボーライン 岩田康誠 浅見秀一 3:16.2 2
2017 第155回 キタサンブラック 武豊 清水久詞 3:12.5 1

2007〜2016年(第135〜153回)

年 回 優勝馬 騎手 調教師 タイム 人気
2016 第153回 キタサンブラック 武豊 清水久詞 3:15.3 2
2015 第151回 ゴールドシップ 横山典弘 須貝尚介 3:14.7 2
2014 第149回 フェノーメノ 蛯名正義 戸田博文 3:15.1 4
2013 第147回 フェノーメノ 蛯名正義 戸田博文 3:14.2 2
2012 第145回 ビートブラック 石橋脩 中村均 3:13.8 14
2011 第143回 ヒルノダムール 藤田伸二 昆貢 3:20.6 7
2010 第141回 ジャガーメイル C.ウィリアムズ 堀宣行 3:15.7 2
2009 第139回 マイネルキッツ 松岡正海 国枝栄 3:14.4 12
2008 第137回 アドマイヤジュピタ 岩田康誠 友道康夫 3:15.1 3
2007 第135回 メイショウサムソン 石橋守 高橋成忠 3:14.1 2

1997〜2006年(第115〜133回)

年 回 優勝馬 騎手 調教師 タイム 人気
2006 第133回 ディープインパクト 武豊 池江泰郎 3:13.4 1
2005 第131回 スズカマンボ 安藤勝己 橋田満 3:16.5 13
2004 第129回 イングランディーレ 横山典弘 清水美波 3:18.4 10
2003 第127回 ヒシミラクル 角田晃一 佐山優 3:17.0 7
2002 第125回 マンハッタンカフェ 蛯名正義 小島太 3:19.5 2
2001 第123回 テイエムオペラオー 和田竜二 岩元市三 3:16.2 1
2000 第121回 テイエムオペラオー 和田竜二 岩元市三 3:17.6 1
1999 第119回 スペシャルウィーク 武豊 白井寿昭 3:15.3 1
1998 第117回 メジロブライト 河内洋 浅見秀一 3:23.6 2
1997 第115回 マヤノトップガン 田原成貴 坂口正大 3:14.4 2

1987〜1996年(第95〜113回)

年 回 優勝馬 騎手 調教師 タイム 人気
1996 第113回 サクラローレル 横山典弘 境勝太郎 3:17.8 3
1995 第111回 ライスシャワー 的場均 飯塚好次 3:19.9 4
1994 第109回 ビワハヤヒデ(阪神) 岡部幸雄 濱田光正 3:22.6 1
1993 第107回 ライスシャワー 的場均 飯塚好次 3:17.1 2
1992 第105回 メジロマックイーン 武豊 池江泰郎 3:20.0 2
1991 第103回 メジロマックイーン 武豊 池江泰郎 3:18.8 1
1990 第101回 スーパークリーク 武豊 伊藤修司 3:21.9 1
1989 第99回 イナリワン 武豊 鈴木清 3:18.8 4
1988 第97回 タマモクロス 南井克巳 小原伊佐美 3:21.8 1
1987 第95回 ミホシンザン 柴田政人 田中朋次郎 3:20.4 1

1977〜1986年(第75〜93回)

年 回 優勝馬 騎手 調教師 タイム 人気
1986 第93回 クシロキング 岡部幸雄 中野隆良 3:25.4 3
1985 第91回 シンボリルドルフ 岡部幸雄 野平祐二 3:20.4 1
1984 第89回 モンテファスト 吉永正人 松山吉三郎 3:22.4 6
1983 第87回 アンバーシャダイ 加藤和宏 二本柳俊夫 3:22.3 1
1982 第85回 モンテプリンス 吉永正人 松山吉三郎 3:19.2 1
1981 第83回 カツラノハイセイコ 河内洋 庄野穂積 3:20.6 2
1980 第81回 ニチドウタロー(阪神) 村本善之 坂田正行 3:18.7 3
1979 第79回 カシュウチカラ 郷原洋行 矢倉玉男 3:20.2 4
1978 第77回 グリーングラス 岡部幸雄 中野隆良 3:20.8 1
1977 第75回 テンポイント 鹿戸明 小川佐助 3:21.7 1

1967〜1976年(第55〜73回)

年 回 優勝馬 騎手 調教師 タイム 人気
1976 第73回 エリモジヨージ 福永洋一 大久保正陽 3:27.4 12
1975 第71回 イチフジイサミ 郷原洋行 松永光雄 3:22.1 2
1974 第69回 タケホープ 嶋田功 稲葉幸夫 3:22.6 2
1973 第67回 タイテエム 須貝彦三 橋田俊三 3:25.0 1
1972 第65回 ベルワイド 加賀武見 阿部正太郎 3:20.4 1
1971 第63回 メジロムサシ 横山富雄 大久保末吉 3:33.5 2
1970 第61回 リキエイカン(阪神) 高橋成忠 柏谷富衛 3:25.8 2
1969 第59回 タケシバオー 古山良司 三井末太郎 3:29.1 1
1968 第57回 ヒカルタカイ 野平祐二 藤本冨良 3:24.6 1
1967 第55回 スピードシンボリ 野平祐二 野平富久 3:24.2 1

1955〜1966年(第31〜53回)

年 回 優勝馬 騎手 調教師 タイム 人気
1966 第53回 ハクズイコウ 保田隆芳 尾形藤吉 3:19.4 1
1965 第51回 アサホコ(阪神) 加賀武見 藤本冨良 3:27.1 1
1964 第49回 ヒカルポーラ 高橋成忠 佐藤勇 3:26.8 3
1963 第47回 コレヒサ 森安重勝 尾形藤吉 3:22.5 1
1962 第45回 オンスロート 山岡つとむ 中村広 3:27.6 1
1961 第43回 ヤマニンモアー 淺見國一 藤本冨良 3:22.6 4
1960 第41回 クリペロ 保田隆芳 尾形藤吉 3:25.0 1
1959 第39回 トサオー 野平祐二 松山吉三郎 3:23.2 3
1958 第37回 オンワードゼア 野平好男 二本柳俊夫 3:23.8 2
1957 第35回 キタノオー 勝尾竹男 久保田金造 3:21.6 1
1956 第33回 メイヂヒカリ 蛯名武五朗 藤本冨良 3:22.6 1
1955 第31回 タカオー 古山良司 上村大治朗 3:22.6 1

※(阪神)は阪神競馬場で行われた回。ほかの66回は京都競馬場で行われた

1954年以前の第1〜29回の春は、JRAの過去のGⅠの成績のページに載っていないため、表に入れていない。

天皇賞(春)歴代優勝馬のデータ|連覇・騎手・人気

ここからの数は、上の表の1955〜2026年の72回を編集部が数えたものだ。年齢は、2000年までの成績の数え年を今の数え方に直した。

天皇賞(春)を連覇した馬・2勝した馬

72回で2勝した馬は6頭いる。そのうち5頭は2年続けて勝った。3勝した馬はいない。

優勝馬 勝った年 騎手
メジロマックイーン 1991・1992年 武豊
ライスシャワー 1993・1995年 的場均
テイエムオペラオー 2000・2001年 和田竜二
フェノーメノ 2013・2014年 蛯名正義
キタサンブラック 2016・2017年 武豊
フィエールマン 2019・2020年 C.ルメール

6頭とも、2回とも同じ騎手が乗っていた。1955〜1990年の36回には、2勝した馬は出ていない。2019・2020年のフィエールマンのあとは連覇がなく、2025年の勝ち馬ヘデントールは2026年に5着だった。

一度勝った馬が出られなかった「勝ち抜き制」と、秋の天皇賞の歴代の勝ち馬は「天皇賞(秋)とは」にまとめている。

騎手・調教師の最多勝

騎手の最多勝は、武豊騎手の8勝(1989・1990・1991・1992・1999・2006・2016・2017年)。1989年から1992年は4年続けて勝っていて、イナリワン、スーパークリーク、メジロマックイーンで勝った。ほかにスペシャルウィーク、ディープインパクト、キタサンブラックで勝っている。次が岡部幸雄騎手の4勝(1978・1985・1986・1994年)だ。

3勝は、野平祐二騎手(1959・1967・1968年)、蛯名正義騎手(2002・2013・2014年)、横山典弘騎手(1996・2004・2015年)、C.ルメール騎手(2019・2020・2023年)の4人。2勝は、古山良司、保田隆芳、高橋成忠、加賀武見、郷原洋行、吉永正人、河内洋、的場均、和田竜二、岩田康誠の10人だ。2年続けて勝ったのは、野平祐二騎手(1967・1968年)、岡部幸雄騎手(1985・1986年)、和田竜二騎手(2000・2001年)、蛯名正義騎手(2013・2014年)、武豊騎手(2016・2017年)、C.ルメール騎手(2019・2020年)で、4年続けたのは武豊騎手の1989〜1992年だけになる。

調教師の最多勝は、藤本冨良調教師の4勝(1956・1961・1965・1968年)。3勝は、松山吉三郎調教師(1959・1982・1984年)、尾形藤吉調教師(1960・1963・1966年)、池江泰郎調教師(1991・1992・2006年)の3人で、2勝は二本柳俊夫、中野隆良、飯塚好次、浅見秀一、岩元市三、戸田博文、清水久詞、手塚貴久、友道康夫の9人いる。

人気別の勝ち数

72回で、1番人気は33勝、2番人気は19勝、3番人気は7勝で、3番人気までで59勝になる。4〜9番人気が8勝で、2桁人気の勝ちは5回。もっとも人気がなかったのは、2012年のビートブラックの14番人気だ。

2桁人気で勝った年 優勝馬 人気
1976年 エリモジヨージ 12
2004年 イングランディーレ 10
2005年 スズカマンボ 13
2009年 マイネルキッツ 12
2012年 ビートブラック 14

2桁人気の5回のうち4回は、2004〜2012年の9年に集まっている。2024年から2026年は、3年続けて1番人気が勝った。

勝ち馬の年齢

72回の勝ち馬は、4歳が40頭、5歳が24頭、6歳が8頭で、7歳以上の勝ちはない。6歳で勝ったのは、1979年のカシュウチカラ、1983年のアンバーシャダイ、1984年のモンテファスト、1995年のライスシャワー、2009年のマイネルキッツ、2010年のジャガーメイル、2015年のゴールドシップ、2024年のテーオーロイヤルだ。72回の勝ち馬はすべて牡馬で、牝馬の勝ちはない。

勝ち馬の父

勝ち馬の父が成績ページに載っている1998〜2026年の29回では、サンデーサイレンス(1999・2002・2005・2006年)、ステイゴールド(2013・2014・2015・2018年)、ディープインパクト(2019・2020・2021・2023年)の産駒がそれぞれ4勝でもっとも多い。次がオペラハウスの3勝(2000・2001・2007年)で、ブラックタイドの2勝(2016・2017年)が続く。2026年は、2016・2017年に勝ったキタサンブラックの産駒のクロワデュノールが勝った。2006年に勝ったディープインパクトの産駒も、2019〜2023年に4勝している。

勝ちタイム

72回でもっとも速い勝ちタイムは、2017年にキタサンブラックが出した3分12秒5で、JRAはJRAレコードとしている。次が2006年のディープインパクトの3分13秒4、2026年のクロワデュノールの3分13秒7だ。

勝ちタイムが3分14秒を切ったのは4回で、2006・2012・2017・2026年と、すべて2006年以降。もっとも遅かったのは、馬場が不良だった1971年のメジロムサシの3分33秒5だった。

天皇賞(春)の歴史|1905年のエンペラーズカップから

天皇賞は、1905年に横浜の日本レースクラブが明治天皇から「菊花御紋付銀製花盛器」を下賜されて創設した「エンペラーズカップ」を前身とする。1937年から春は阪神、秋は東京の年2回行われるようになった。戦後の1947年春に「平和賞」の名で復活し、同じ年の秋から「天皇賞」に名前が変わって、春は京都で行われることになった。

天皇賞(春)の年表

年 できごと
1905年 横浜の日本レースクラブが「エンペラーズカップ」を創設
1937年 「帝室御賞典競走」を、春は阪神、秋は東京で年2回行うようになる
1944年 春を最後に戦争で中断
1947年 春に「平和賞」の名で再開。秋から「天皇賞」に名前が変わり、春は京都で行われるようになった
1955年 第31回が4月29日に京都で行われ、タカオーが勝った(JRAの成績で確かめられるもっとも古い回)
1965・1970・1980・1994年 阪神競馬場で行われた
1989〜1992年 武豊騎手が4年続けて勝った
2006年 ディープインパクトが3分13秒4で勝った
2017年 キタサンブラックが3分12秒5のJRAレコードで勝ち、連覇した
2021・2022年 阪神競馬場で行われた
2025年 1着本賞金が30,000万円になった
2026年 5月3日に第173回が行われ、クロワデュノールが勝った
2027年 5月2日(日)に第175回が行われる予定

1955年以降の日付と競馬場は、各年の結果に載っている日付と開催による。1955〜1990年の36回は、1956・1972・1974年を除いて4月29日に行われた。1991年からは4月下旬〜5月上旬の日曜日に行われている。

天皇賞(春)2027の予想・データの記事

レースの週に、2027年の予想オッズ・枠順などの記事を出す。

宝塚記念のレースガイド

菊花賞のレースガイド

阪神競馬場ガイド

よくある質問

天皇賞(春)とはどんなレース?
毎年春に京都競馬場の芝3200mで行われる、4歳以上の馬が出られるGⅠだ。JRAの平地のGⅠでは最も長い距離のレースで、秋に東京の芝2000mで行われる天皇賞(秋)と対になっている。
2027年の天皇賞(春)はいつ?
JRAが2026年9月28日に発表した2027年度の開催日割では、5月2日(日)に京都競馬場で行われる。日割は農林水産大臣の認可を経て正式に確定する。
天皇賞(春)の1着賞金はいくら?
2026年度の1着本賞金は30,000万円(3億円)で、2着は12,000万円だった。大阪杯・日本ダービー・宝塚記念・天皇賞(秋)と同じ額で、JRAのGⅠでこれより高いのはジャパンカップと有馬記念だけだ。
天皇賞(春)を連覇した馬は?
1955〜2026年の72回では、メジロマックイーン(1991・1992年)、テイエムオペラオー(2000・2001年)、フェノーメノ(2013・2014年)、キタサンブラック(2016・2017年)、フィエールマン(2019・2020年)の5頭。ライスシャワーも1993・1995年に2勝している。
天皇賞(春)で最も多く勝った騎手は?
1955〜2026年の72回では、武豊騎手の8勝(1989・1990・1991・1992・1999・2006・2016・2017年)が最多。1989年から1992年は4年続けて勝った。次が岡部幸雄騎手の4勝だ。
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