GⅠ・重賞

日本馬の海外遠征の成績|国別の勝率は?ドバイ・香港・サウジ

日本馬の海外遠征の成績|国別の勝率は?ドバイ・香港・サウジ

この記事の要点

  • 日本馬(JRA所属馬)の海外での出走は、1走ずつの記録でのべ1,018走・121勝。勝率11.9%、3着内率30.8%で、2020年代は7年目で476走と2010年代の309走をすでに上回った(2026年11月1日時点。2026年は10月5日までの出走と10月31日のブリーダーズカップ)
  • 出走が最も多い国は香港の253走で、UAEの249走が続く。50走以上の国で勝率が最も高いのはサウジアラビアの17.2%
  • 最も多く走ったレースは香港マイルの53走。ドバイワールドカップは52走で2勝、凱旋門賞は39走(1走ずつの記録で)、勝ちはない
  • 海外で最も多く走った馬はディアドラの14走、騎手は武豊騎手の123回、調教師は森秀行調教師の98走
目次
  1. 日本馬の海外での成績はのべ1,018走・121勝
  2. 数え方
  3. 年代別の出走数|2020年代は7年目で476走
  4. 国別の出走数と勝率|最多は香港の253走
  5. レース別|最も多く走ったのは香港マイルの53走
  6. 格別の成績|GⅠは677走で64勝
  7. 海外で最も多く走った馬・騎手・調教師
  8. 主な国ごとの要点
  9. まとめ

日本馬(JRA所属馬)は、1走ずつの記録では、海外でのべ1,018走して121勝している。勝率は11.9%、3着内率は30.8%で、出走が最も多い国は香港の253走だ(2026年11月1日時点)。

本記事では、JRA所属馬の海外での出走をすべて数え、年代別・国別の出走数と勝率、出走の多いレース、格別の成績、海外で最も多く走った馬・騎手・調教師をまとめる。ドバイ・サウジアラビア・香港・アメリカ・フランス・イギリス・オーストラリアは、国ごとの要点も整理する。

日本馬の海外での成績はのべ1,018走・121勝

出走 1着 2着 3着 勝率 3着内率
1,018 121 109 84 11.9% 30.8%

2026年11月1日時点で、海外で走ったJRA所属馬は527頭、走った国は14か国になる。乗った騎手は154人、送り出した調教師は155人だ。

1走ずつの記録で最も古いのは、1962年にアメリカのワシントンDC国際に出たタカマガハラ(10着)。最初の勝ちは、1995年に香港国際カップを勝ったフジヤマケンザンだ。

長期滞在の5頭は通算の成績だけ

海外に長く滞在して走った次の5頭は、1走ずつではなく、通算の成績だけが記録されている。

年 馬名 走った国 通算の成績
1958〜1959 ハクチカラ アメリカ 17戦1勝
1960 オンワードゼア アメリカ 3戦0勝
1966〜1967 フジノオー イギリス・フランス(障害) 16戦2勝
1985〜1987 シリウスシンボリ イギリス・西ドイツ・フランス・イタリア 14戦0勝
2000〜2002 マルターズスパーブ アメリカ 13戦2勝

※フジノオーはイギリスで3戦0勝、フランスで13戦2勝

5頭で計63戦5勝。レースごとの着順が分からないので、本記事の表の数(1,018走・121勝)には入れていない。記録に残る最も古い勝ちは、ハクチカラが1959年に勝ったワシントンバースデーハンデだ。

数え方

本記事の数は、次の決まりで数えた。

  • JRAの遠征記録にあるJRA所属馬の海外での出走を、1走ずつ数えた。地方所属馬は入れていない
  • 2026年は、10月5日までの出走に、10月31日(現地)のブリーダーズカップに出た日本馬8頭の8走を足した。10月6日〜30日の出走は入っていない。この間に海外で走った日本馬がいれば、2026年・国別・馬別などの数は増える
  • 出走取消と競走除外(計17回)は、出走に入れていない。競走中止(4回)、失格(1回)、着外(1回)は出走に入れ、着順はないものとした
  • 勝率は1着の数を、3着内率は1〜3着の数を、出走の数で割った
  • 格(GⅠ・GⅡ・GⅢ)は、JRAの記録に書かれた、その年の格で分けた。リステッドと、記録に格の表記がないレースは「その他」にした
  • 長期滞在の5頭(通算63戦5勝)は数に入れていない
  • レース名はJRAの書き方にそろえた。記録の上で名前が違うレースは別々に数え、前の名前で行われた年は、別のレースとして数えた(ドバイデューティフリーとドバイターフ、1993〜1998年の香港国際カップと香港カップなど)

年代別の出走数|2020年代は7年目で476走

年代 出走 1着 勝率 3着内率
1960年代 9 0 0.0% 0.0%
1970年代 4 0 0.0% 0.0%
1980年代 4 0 0.0% 0.0%
1990年代 45 7 15.6% 33.3%
2000年代 171 18 10.5% 29.2%
2010年代 309 41 13.3% 29.1%
2020年代 476 55 11.6% 33.4%

※2020年代は2026年10月5日までの出走とブリーダーズカップの8走。1950年代はハクチカラの長期滞在だけなので、表にない

1980年代までの1走ずつの記録は、合わせて17走で、勝ちはない。出走が増えたのは1990年代からで、2000年代は171走、2010年代は309走になった。2020年代は7年目で476走と、すでに2010年代を167走上回る。1,018走のうち、ほぼ半分(47%)が2020年代の出走だ。

2020年代の年別

年 出走 1着 勝率 3着内率
2020 21 3 14.3% 42.9%
2021 49 8 16.3% 40.8%
2022 66 10 15.2% 34.8%
2023 82 9 11.0% 28.0%
2024 99 5 5.1% 33.3%
2025 96 12 12.5% 33.3%
2026 63 8 12.7% 30.2%

※2026年は10月5日までの出走とブリーダーズカップの8走

1年で最も多く走ったのは2024年の99走で、2025年の96走が続く。2010年代で最も多かったのは2019年の50走だ。2023年から2025年は、3年続けて80走を超えた。2024年は2着が17回あったが、勝ちは5勝で、勝率は2020年代で最も低い5.1%だった。

国別の出走数と勝率|最多は香港の253走

国 出走 1着 2着 3着 勝率 3着内率 GⅠの勝ち
香港 253 28 28 23 11.1% 31.2% 26
UAE 249 26 28 23 10.4% 30.9% 14
アメリカ 118 11 8 9 9.3% 23.7% 7
フランス 117 17 13 7 14.5% 31.6% 5
サウジアラビア 99 17 9 8 17.2% 34.3% 3
オーストラリア 88 7 9 3 8.0% 21.6% 6
イギリス 39 2 4 3 5.1% 23.1% 2
韓国 28 11 9 4 39.3% 85.7% 0
カタール 9 1 1 2 11.1% 44.4% 0
シンガポール 8 1 0 1 12.5% 25.0% 1
アイルランド 4 0 0 1 0.0% 25.0% 0
バーレーン 3 0 0 0 0.0% 0.0% 0
カナダ 2 0 0 0 0.0% 0.0% 0
ブラジル 1 0 0 0 0.0% 0.0% 0

※長期滞在の5頭は入れていない。GⅠの勝ちはJRA所属馬の勝ち

出走が最も多いのは香港の253走で、UAEの249走が4走差で続く。2か国で502走と、全体のほぼ半分を占める。アメリカ、フランス、サウジアラビア、オーストラリアまでの6か国で924走になり、全体の9割を超える。

50走以上の6か国で勝率が最も高いのは、サウジアラビアの17.2%だ。2020年から走り始めて7年で99走、17勝している。次がフランスの14.5%で、最も低いのはオーストラリアの8.0%。イギリスは39走で2勝(5.1%)と、勝ちが少ない。

出走は28走と少ないが、韓国は11勝、3着以内が24回(85.7%)ある。走ったのはコリアカップ(13走5勝)とコリアスプリント(14走5勝)がほとんどだ。

レース別|最も多く走ったのは香港マイルの53走

のべ20走以上のレースは、次の13レースある。

レース 国 出走 1着 3着以内 最高着順
香港マイル 香港 53 4 13 1着
ドバイワールドカップ UAE 52 2 9 1着
香港カップ 香港 45 6 19 1着
香港スプリント 香港 45 3 6 1着
ドバイシーマクラシック UAE 41 6 19 1着
クイーンエリザベスⅡ世カップ 香港 39 7 19 1着
UAEダービー UAE 39 6 14 1着
凱旋門賞 フランス 39 0 4 2着
香港ヴァーズ 香港 32 5 14 1着
ドバイゴールデンシャヒーン UAE 28 0 4 2着
ドバイターフ UAE 26 5 14 1着
サウジカップ サウジアラビア 22 3 6 1着
リヤドダートスプリント サウジアラビア 21 3 7 1着

※その年の格を問わず、同じ名前のレースをまとめて数えた。前の名前で行われた年は、別のレースとして数えた。凱旋門賞は、長期滞在のシリウスシンボリの1回(1986年)を足すと40回

最も多く走ったのは香港マイルの53走で、勝ちは4勝。2位のドバイワールドカップは52走で、勝ったのは2011年のヴィクトワールピサと2023年のウシュバテソーロの2頭だけだ(勝率3.8%)。

13レースのうち勝ちがないのは、凱旋門賞(39走、最高は2着の4回)とドバイゴールデンシャヒーン(28走、最高は2着の4回)の2つ。勝ちが最も多いのは香港のクイーンエリザベスⅡ世カップの7勝で、3着以内も19回(48.7%)ある。

20走に届かないレースでは、フランスのフォワ賞が16走で5勝(勝率31.3%)している。

格別の成績|GⅠは677走で64勝

格 出走 1着 2着 3着 勝率 3着内率
GⅠ 677 64 72 53 9.5% 27.9%
GⅡ 156 26 14 13 16.7% 34.0%
GⅢ 94 17 11 15 18.1% 45.7%
その他 91 14 12 3 15.4% 31.9%

※その他は、リステッドの2走と、記録に格の表記がないレースの89走

1,018走のうち677走、およそ3分の2がGⅠだ。GⅠの勝率は9.5%で、GⅡの16.7%、GⅢの18.1%より低い。GⅠでは、2着の72回が勝ちの64勝より多い。

JRA所属馬の海外GⅠの64勝に、地方所属馬(コスモバルク)の1勝を足した65勝は、「海外GⅠを勝った日本馬一覧」で年の順に並べている。

海外で最も多く走った馬・騎手・調教師

馬|最多はディアドラの14走

海外で7走以上した日本馬は10頭いる。

馬名 出走 1着 3着以内 走った年 走った国
ディアドラ 14 1 5 2018〜2020 香港・UAE・イギリス・アイルランド・フランス・サウジアラビア・バーレーン
フォーエバーヤング 11 6 10 2024〜2026 サウジアラビア・UAE・アメリカ
リメイク 9 3 4 2023〜2025 サウジアラビア・UAE・韓国・アメリカ
サトノレーヴ 8 0 6 2024〜2026 香港・イギリス
クラウンプライド 7 3 3 2022〜2024 UAE・アメリカ・サウジアラビア・韓国
バスラットレオン 7 2 3 2022〜2024 UAE・イギリス・サウジアラビア・フランス・韓国
ウシュバテソーロ 7 1 4 2023〜2025 UAE・アメリカ・サウジアラビア
デルマソトガケ 7 1 3 2023〜2024 UAE・アメリカ・サウジアラビア
アメリカンステージ 7 0 2 2025〜2026 UAE・アメリカ・サウジアラビア・韓国
マテラスカイ 7 0 3 2018〜2021 UAE・アメリカ・サウジアラビア

最多はディアドラ(橋田満厩舎)の14走で、2018年から2020年の3年で走った。走った国も7か国で、日本馬で最も多い。勝ちは2019年のナッソーステークス(イギリス)の1勝だ。

フォーエバーヤング(矢作芳人厩舎)は11走で6勝、3着以内が10回。6勝は日本馬の海外での最多で、3着を外したのは2026年のブリーダーズカップクラシック(5着)の1回だけだ。

10頭のうち8頭は、海外での出走がすべて2022年以降だ。サトノレーヴを除く9頭は、サウジアラビアとUAEの両方で走った。

騎手|最多は武豊騎手の123回

騎手 騎乗回数 1着 勝率 3着内率
武豊 123 14 11.4% 28.5%
C.ルメール 72 13 18.1% 37.5%
坂井瑠星 63 11 17.5% 39.7%
J.モレイラ 59 7 11.9% 45.8%
川田将雅 53 7 13.2% 30.2%
C.デムーロ 44 5 11.4% 43.2%
O.マーフィー 33 4 12.1% 27.3%
D.レーン 30 6 20.0% 33.3%
福永祐一 27 5 18.5% 25.9%
R.ムーア 24 5 20.8% 41.7%

※JRA所属馬に乗った回数

最多は武豊騎手の123回で、2位のC.ルメール騎手の72回を51回上回る。勝ちも14勝で最も多い。123回のうち39回がUAE、35回がフランスでの騎乗だ。

3位の坂井瑠星騎手は、63回のうち39回が2024年以降だ。2026年は14回乗り、この年の騎手で最も多い。

調教師|最多は森秀行調教師の98走

調教師 出走 1着 勝率 3着内率
森秀行 98 6 6.1% 19.4%
矢作芳人 86 19 22.1% 43.0%
池江泰寿 45 5 11.1% 35.6%
堀宣行 41 7 17.1% 63.4%
藤原英昭 30 2 6.7% 40.0%
角居勝彦 29 5 17.2% 34.5%
藤沢和雄 28 4 14.3% 39.3%
橋田満 27 1 3.7% 18.5%
松永幹夫 24 3 12.5% 29.2%
友道康夫 23 3 13.0% 43.5%

最多は森秀行調教師の98走で、1994年から2026年まで、10か国に馬を送り出した。勝ちが最も多いのは矢作芳人調教師で、86走で19勝(勝率22.1%)。堀宣行調教師は41走で3着以内が26回(63.4%)ある。

主な国ごとの要点

UAE(ドバイ)|249走のうち232走がドバイワールドカップデー

UAEでの出走は249走で26勝。このうち232走(93%)と24勝が、例年3月下旬〜4月上旬(2025年は4月5日)のドバイワールドカップデーの競走だ。

レース 出走 1着 3着以内 最高着順
ドバイワールドカップ 52 2 9 1着
ドバイシーマクラシック 41 6 19 1着
UAEダービー 39 6 14 1着
ドバイゴールデンシャヒーン 28 0 4 2着
ドバイターフ 26 5 14 1着
ゴドルフィンマイル 19 2 4 1着
ドバイデューティフリー 12 2 3 1着
アルクオーツスプリント 9 0 2 2着
ドバイゴールドカップ 6 1 1 1着
計 232 24 70

※ドバイワールドカップと同じ日に行われる競走を、レース名で分けた

ドバイワールドカップは52走で2勝。2着も5回ある。勝ちが多いのはドバイシーマクラシックとUAEダービーの6勝ずつで、ドバイターフは26走で5勝、3着以内14回(53.8%)と、表の9競走で3着内率が最も高い。ドバイゴールデンシャヒーンは28走で勝ちがなく、2着が4回だ。

ドバイワールドカップデーで日本馬が最も多く勝ったのは2022年で、22走して5勝した。2026年のドバイワールドカップデーは6走で、2025年の24走から大きく減った。

サウジアラビア|2020年から99走、勝率17.2%

レース 出走 1着 3着以内 最高着順
サウジカップ 22 3 6 1着
リヤドダートスプリント 21 3 7 1着
1351ターフスプリント 17 3 5 1着
サウジダービー 17 2 7 1着
レッドシーターフハンデキャップ 10 3 3 1着
ネオムターフカップ 9 2 3 1着
2020年のほかの3レース 3 1 3 1着

※2020年のほかの3レースは、記録の上ではサンバサウジダービーカップ、サウジアカップ、モハメドユスフナギモーターズカップの名前

サウジアラビアでは、2020年からの7年で99走して17勝。勝率17.2%は、50走以上の国で最も高い。2021年以降の94走は、どの年もサウジカップと同じ日のレースだ。

サウジカップは22走で3勝し、2023年のパンサラッサ、2025年・2026年のフォーエバーヤングが勝った。年別では、2023年が20走、2024年が21走、2025年が17走で4勝。2026年は19走で、勝ちはサウジカップの1勝だった。

香港|253走で最多、香港国際競走が175走

香港は253走で、日本馬が最も多く走った国だ。そのうち7割ほどの175走が12月の香港国際競走の4競走(香港ヴァーズ・香港スプリント・香港マイル・香港カップ)で、18勝している。175走はGⅡだった年の4走を含む。4競走それぞれの成績は「香港国際競走とは」にまとめている。「香港国際競走とは」はGⅠだった年だけを数えているので、計171走になる。

香港国際競走のほかでは、クイーンエリザベスⅡ世カップが39走で7勝。チェアマンズスプリントプライズは11走で勝ちがなく(2着2回)、チャンピオンズマイルは9走で1勝だ。1993年から1998年の香港国際カップ・香港国際ボウル・香港国際ヴァーズには16走して、香港国際カップで2勝した(1995年フジヤマケンザン、1998年ミッドナイトベット)。2026年は10月5日までに8走し、勝ちはない。

アメリカ|118走で11勝、ブリーダーズカップは4勝

レース 出走 1着 3着以内 最高着順
ブリーダーズカップクラシック 12 1 3 1着
ケンタッキーダービー 11 0 1 3着
ブリーダーズカップスプリント 10 1 1 1着
ワシントンDC国際 9 0 0 5着
ブリーダーズカップマイル 8 0 0 4着
ブリーダーズカップターフ 5 0 3 2着

※ブリーダーズカップクラシックは、1996年にカナダで行われた1走を除く

アメリカでは118走して11勝。2021年以降の6勝は、すべてGⅠだ。ブリーダーズカップの競走(BC)は、アメリカで60走して4勝(1996年にカナダで行われた1走を足すと61走)。

ケンタッキーダービーは11走で、最高は2024年のフォーエバーヤングの3着。1962年から1980年に走ったワシントンDC国際は9走で、最高は5着だった。1年の出走は2024年の21走が最も多い。

2026年は13走で3勝(チャーチルダウンズステークス、ジョッキークラブゴールドカップ、BCスプリント)。10月31日のBCは8頭が走り、BCスプリントのテーオーエルビスが勝った。5競走の着順と払戻金は「ブリーダーズカップ2026結果」にまとめている。

フランス|凱旋門賞は39走で勝ちなし

フランスでは117走して17勝(勝率14.5%)。最も多く走ったのは凱旋門賞で、1走ずつの記録で39走、長期滞在のシリウスシンボリの1回(1986年)を足すと40回になる。最高は2着の4回で、勝ちはまだない。凱旋門賞の日本馬の全出走は「凱旋門賞の日本馬の歴代成績」で一覧にしている。

凱旋門賞の前のレースでは、フォワ賞が16走で5勝、ニエル賞が5走で2勝(どちらも、その年の凱旋門賞に出なかった馬の出走も含む)。フランスのGⅠの勝ちは5勝で、うち4勝が1998年・1999年に集まる。2025年は10走して、フォワ賞、ギヨームドルナノ賞、プランスドランジュ賞の3勝をあげた。

イギリス|39走で2勝

イギリスでは39走して2勝(勝率5.1%)。勝ったのは2000年のジュライカップ(アグネスワールド)と2019年のナッソーステークス(ディアドラ)で、どちらもGⅠだ。

キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークスは7走で、最高は2006年のハーツクライの3着。2026年は6走と、イギリスで1年に最も多く走った年になった。クイーンエリザベス2世ジュビリーステークスでは、サトノレーヴが2025年・2026年と2年続けて2着に入っている。

オーストラリア|88走で7勝

オーストラリアでは88走して7勝。勝率8.0%、3着内率21.6%は、どちらも50走以上の6か国で最も低い。

コーフィールドカップとメルボルンカップは13走ずつで、コーフィールドカップは2勝(2014年アドマイヤラクティ、2019年メールドグラース)、メルボルンカップは1勝(2006年デルタブルース)。コックスプレートは4走で、2019年のリスグラシューが勝った。

10走以上した年は、2005年(12走)、2006年(11走)、2014年(11走)、2015年(12走)、2019年(10走)で、とびとびになっている。2026年は10月5日までの記録に出走がない。11月3日のメルボルンカップの発走時刻と出走予定のJRA所属馬(10月23日現在)は「メルボルンカップ2026」にまとめている。

まとめ

日本馬(JRA所属馬)の海外での成績は、のべ1,018走・121勝で、勝率11.9%、3着内率30.8%だ(2026年11月1日時点)。国別では香港の253走が最多で、UAEの249走が続き、50走以上の国の勝率ではサウジアラビアの17.2%が最も高い。レース別では香港マイルの53走が最多で、ドバイワールドカップは52走で2勝、凱旋門賞は39走(1走ずつの記録で)、勝ちはない。2020年代は7年目で476走と、ここ数年で出走が大きく増えた。馬ではディアドラの14走、騎手では武豊騎手の123回、調教師では森秀行調教師の98走が最多になる。11月のメルボルンカップと12月の香港国際競走の結果で更新する。

よくある質問

日本馬は海外で何勝している?
JRA所属馬は、1走ずつの記録でのべ1,018走して121勝(2026年11月1日時点)。勝率は11.9%、3着内率は30.8%。
日本馬が海外で最も多く走っている国は?
香港の253走で、UAEの249走が続く。3位以下はアメリカ118走、フランス117走、サウジアラビア99走。
ドバイでの日本馬の成績は?
UAEでは249走して26勝し、うち232走・24勝がドバイワールドカップデーの競走。ドバイワールドカップは52走で2勝(2011年ヴィクトワールピサ、2023年ウシュバテソーロ)。
海外で最も多く走った日本馬は?
ディアドラの14走で、2018〜2020年に7か国で走った。次はフォーエバーヤングの11走(6勝)。
日本馬の海外での勝率が高い国は?
50走以上の国では、サウジアラビアの17.2%(99走17勝)が最も高く、フランスの14.5%が続く。出走は少ないが、韓国は28走で11勝している。
次に読む記録と歴代ドバイワールドカップデーの日本馬の成績|勝った馬は?レース別・年別

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