エリザベス女王杯とは|歴代優勝馬・タイム・距離・賞金と2026年の日程

この記事の要点
- エリザベス女王杯は、京都競馬場の芝2200m(右回り・外回り)で行われる3歳以上の牝馬のGⅠ。負担重量は定量で、2026年は11月15日(日)に行われる
- 1着本賞金は2026年度が15,000万円(1億5,000万円)で、2022〜2025年の13,000万円から上がった。牝馬だけのJRAのGⅠ(6レース)で、3歳と4歳以上の牝馬が同じレースで戦うのはエリザベス女王杯だけだ
- 2006〜2025年の20年で2勝したのは、スノーフェアリー(2010・2011年)とラッキーライラック(2019・2020年)の2頭。騎手ではC.ルメール騎手の3勝が最も多い
- 1970年創設のビクトリアカップが前身で、1976年に今の名前になった。1996年に3歳以上の牝馬のレースになり、距離が2400mから2200mに縮まった
- レース
- 第51回 エリザベス女王杯(GⅠ)
- 発走
- 競馬場
- 京都競馬場
- コース
- 芝2200m
目次
エリザベス女王杯は、京都競馬場の芝2200mで行われる3歳以上の牝馬のGⅠだ。負担重量は定量で、2026年は11月15日(日)に行われ、1着本賞金は15,000万円(1億5,000万円)。本記事では、レースの条件と賞金、2026年の日程、2006〜2025年の歴代優勝馬と勝ちタイム、ビクトリアカップから続く歴史をまとめる。
エリザベス女王杯とは?京都・芝2200mの牝馬のGⅠ
エリザベス女王杯は、秋の京都で行われる牝馬のGⅠだ。1976年に今の名前になり、2025年に第50回を数えた。回数は、改称した1976年から数えている。
2026年度のJRAのGⅠで、出られるのが牝馬だけのレースは6つある。2歳の阪神ジュベナイルフィリーズ、3歳の桜花賞・オークス・秋華賞、4歳以上のヴィクトリアマイル、そして3歳以上のエリザベス女王杯だ。3歳の牝馬と、4歳以上の牝馬が同じレースで戦うのは、エリザベス女王杯しかない。JRAのGⅠ全体の時期と賞金は「JRAのGⅠ一覧」で並べている。
エリザベス女王杯のレースの条件
2026年度の条件は次のとおり。距離・負担重量・1着本賞金は2026年度の重賞競走一覧、出走できる馬は2026年度のGⅠレース一覧と2016〜2025年の各年の結果に載っている条件による。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 格 | GⅠ |
| 競馬場 | 京都競馬場 |
| コース | 芝2200m(右回り・外回り) |
| 出走できる馬 | 3歳以上の牝馬(オープン、国際、指定) |
| 負担重量 | 定量 |
| 1着本賞金 | 15,000万円(2026年度) |
定量は、年齢と性別だけで負担重量が決まる方式だ。2025年は、3歳が54kg、4歳以上が56kgで走っている。負担重量の決め方は「競馬の斤量」で説明している。
1着本賞金の移り変わり
各年の結果に載っている1着本賞金は、次のように上がってきた。
| 年 | 1着本賞金 |
|---|---|
| 2006〜2015年 | 9,000万円 |
| 2016〜2017年 | 9,300万円 |
| 2018〜2021年 | 10,500万円 |
| 2022〜2025年 | 13,000万円 |
| 2026年 | 15,000万円 |
2026年度の15,000万円は、ヴィクトリアマイル・オークス・フェブラリーS・チャンピオンズカップと同じ額だ。
舞台の京都競馬場は、芝に内回りと外回りがあり、エリザベス女王杯は外回りを使う。コースの形と坂の位置は「京都競馬場ガイド」でまとめている。
2026年のエリザベス女王杯はいつ?日程
2026年度の開催日程では、エリザベス女王杯は11月15日(日)に京都競馬場で行われる。2025年が第50回で、2026年は第51回にあたる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | 2026年11月15日(日) |
| 競馬場 | 京都競馬場 |
| コース | 芝2200m |
| 1着本賞金 | 15,000万円 |
2週前の11月1日(日)には、東京で天皇賞(秋)が行われた。翌週の11月22日(日)は、同じ京都でマイルチャンピオンシップが行われる。3歳の牝馬にとっては、10月18日(日)の秋華賞から4週あとのレースになる。
エリザベス女王杯の歴代優勝馬と勝ちタイム(2006〜2025年)
直近20年の優勝馬は次のとおり。人気は単勝の人気。2020〜2022年は、京都競馬場の改修工事のあいだで、阪神競馬場の芝2200mで行われた。ほかの年は京都の芝2200m(外回り)だ。
2016〜2025年
| 年 | 回 | 優勝馬 | 騎手 | 調教師 | 人気 | タイム |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 第50回 | レガレイラ | 戸崎圭太 | 木村哲也 | 1 | 2:11.0 |
| 2024 | 第49回 | スタニングローズ | C.デムーロ | 高野友和 | 3 | 2:11.1 |
| 2023 | 第48回 | ブレイディヴェーグ | C.ルメール | 宮田敬介 | 1 | 2:12.6 |
| 2022(阪神) | 第47回 | ジェラルディーナ | C.デムーロ | 斉藤崇史 | 4 | 2:13.0 |
| 2021(阪神) | 第46回 | アカイイト | 幸英明 | 中竹和也 | 10 | 2:12.1 |
| 2020(阪神) | 第45回 | ラッキーライラック | C.ルメール | 松永幹夫 | 1 | 2:10.3 |
| 2019 | 第44回 | ラッキーライラック | C.スミヨン | 松永幹夫 | 3 | 2:14.1 |
| 2018 | 第43回 | リスグラシュー | J.モレイラ | 矢作芳人 | 3 | 2:13.1 |
| 2017 | 第42回 | モズカッチャン | M.デムーロ | 鮫島一歩 | 5 | 2:14.3 |
| 2016 | 第41回 | クイーンズリング | M.デムーロ | 吉村圭司 | 3 | 2:12.9 |
2006〜2015年
| 年 | 回 | 優勝馬 | 騎手 | 調教師 | 人気 | タイム |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2015 | 第40回 | マリアライト | 蛯名正義 | 久保田貴士 | 6 | 2:14.9 |
| 2014 | 第39回 | ラキシス | 川田将雅 | 角居勝彦 | 3 | 2:12.3 |
| 2013 | 第38回 | メイショウマンボ | 武幸四郎 | 飯田明弘 | 2 | 2:16.6 |
| 2012 | 第37回 | レインボーダリア | 柴田善臣 | 二ノ宮敬宇 | 7 | 2:16.3 |
| 2011 | 第36回 | スノーフェアリー | R.ムーア | E.ダンロップ | 1 | 2:11.6 |
| 2010 | 第35回 | スノーフェアリー | R.ムーア | E.ダンロップ | 4 | 2:12.5 |
| 2009 | 第34回 | クィーンスプマンテ | 田中博康 | 小島茂之 | 11 | 2:13.6 |
| 2008 | 第33回 | リトルアマポーラ | C.ルメール | 長浜博之 | 4 | 2:12.1 |
| 2007 | 第32回 | ダイワスカーレット | 安藤勝己 | 松田国英 | 1 | 2:11.9 |
| 2006 | 第31回 | フサイチパンドラ | 福永祐一 | 白井寿昭 | 7 | 2:11.6 |
2006年は、1位で入線したカワカミプリンセスが12着に降着となり、2位で入線したフサイチパンドラが1着になった。
20年のうち、1番人気の馬が勝ったのは5回(2007・2011・2020・2023・2025年)。2桁人気の勝ち馬は、2009年のクィーンスプマンテ(11番人気)と2021年のアカイイト(10番人気)の2頭だ。勝ち馬の年齢は、3歳が7勝、4歳が9勝、5歳が4勝だった。
同じ年に秋華賞とエリザベス女王杯の両方を勝ったのは、2007年のダイワスカーレットと2013年のメイショウマンボの2頭になる。
JRAの成績で「レコード」と表示された勝ちタイムは、この20年にはない。20年で最も速い勝ちタイムは、阪神で行われた2020年のラッキーライラックの2分10秒3。京都の芝2200mに限ると、2025年のレガレイラの2分11秒0が最も速い。
2回以上勝った馬・騎手・調教師
表の20年で2回以上勝った馬と人は次のとおり。
| 区分 | 名前 | 勝った年 |
|---|---|---|
| 馬 | スノーフェアリー | 2010・2011年 |
| 馬 | ラッキーライラック | 2019・2020年 |
| 騎手 | C.ルメール | 2008・2020・2023年 |
| 騎手 | R.ムーア | 2010・2011年 |
| 騎手 | M.デムーロ | 2016・2017年 |
| 騎手 | C.デムーロ | 2022・2024年 |
| 調教師 | E.ダンロップ | 2010・2011年 |
| 調教師 | 松永幹夫 | 2019・2020年 |
スノーフェアリーは2年ともR.ムーア騎手が乗った。ラッキーライラックは、2019年は京都でC.スミヨン騎手、2020年は阪神でC.ルメール騎手が乗って勝っている。M.デムーロ騎手は2016・2017年に2年続けて勝った。
エリザベス女王杯の歴史|ビクトリアカップから1976年に改称
エリザベス女王杯は、3歳の牝馬のレースとして始まり、1996年に古馬の牝馬にも開かれて、今の条件になった。
創設からの年表
| 年 | できごと |
|---|---|
| 1970年 | 3歳牝馬の三冠の最後のレースとして、前身の「ビクトリアカップ」が創設される |
| 1976年 | 前年の1975年にエリザベス女王が来日したのを記念して、「エリザベス女王杯」に改称。京都の芝2400m、定量、3歳牝馬だけのレースだった |
| 1996年 | 3歳以上の牝馬のレースになり、距離が2200mに縮まる |
| 2008年 | 秋の国際GⅠのシリーズ「ジャパン・オータムインターナショナル」が創設され、その1つに指定される |
| 2012年 | 第37回を「エリザベス女王即位60年記念」の名で行う |
| 2020〜2022年 | 阪神競馬場の芝2200mで行われる |
| 2023年 | 京都競馬場に戻る |
| 2026年 | 11月15日(日)に第51回が行われる |
年齢は、いまの数え方で書いている。3歳以上の牝馬に開かれた1996年は、古馬の牝馬が目標にできるレースを整えていた時期にあたる。2006年には、春に古馬の牝馬のGⅠとしてヴィクトリアマイルが創設された。
2025年の特別レース名は「ジャパン・オータムインターナショナル エリザベス女王杯」。同じシリーズには、マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップ、チャンピオンズカップも入っている。
阪神で行われた3年の舞台は「阪神競馬場ガイド」でまとめている。
エリザベス女王杯2026の予想・データの記事
レースの週に、2026年の予想オッズ・枠順などの記事を出す。
よくある質問
- 2026年のエリザベス女王杯はいつ?
- 2026年11月15日(日)に、京都競馬場の芝2200mで行われる。2025年が第50回で、2026年は第51回にあたる。
- エリザベス女王杯の距離は?
- 芝2200m(京都競馬場・右回りの外回り)。1996年に2400mから2200mになった。2020〜2022年は阪神競馬場の芝2200mで行われた。
- エリザベス女王杯の1着賞金はいくら?
- 2026年度の1着本賞金は15,000万円(1億5,000万円)。2022〜2025年は13,000万円だった。同じ牝馬のGⅠのヴィクトリアマイル、オークスと同じ額だ。
- 2006年以降にエリザベス女王杯を2回勝った馬は?
- 2006〜2025年の20年では、スノーフェアリー(2010・2011年)とラッキーライラック(2019・2020年)の2頭だ。どちらも2年続けて勝った。
- 3歳馬はエリザベス女王杯に出られる?
- 出られる。1995年までは3歳の牝馬だけのレースで、1996年から4歳以上の牝馬も出られるようになった。2006〜2025年の20年では、3歳馬が7勝している。





