天皇賞秋2026予想|マスカレードボールの評価は?戦績・騎手

この記事の要点
- マスカレードボールは東京で5戦3勝・2着2回。東京のGⅠ3戦(2025年の東京優駿・天皇賞(秋)・ジャパンC)は、推定上りがすべて出走馬で3位以内だった
- 2026年は香港のクイーンエリザベス2世Cで2着、イギリスのキングジョージ6世&クイーンエリザベスSで7着。国内のレースは2025年のジャパンC以来、11か月ぶりになる
- 過去10年の天皇賞(秋)で、前走が海外のレースだった馬は0-0-0-9。斤量は前年の56kgから58kgに増える
- レース
- 第174回 天皇賞(秋)(GⅠ)
- 発走
- 競馬場
- 東京競馬場
- コース
- 芝2000m
目次
マスカレードボールは、2025年の天皇賞(秋)の勝ち馬で、2026年11月1日(日)に東京競馬場の芝2000mで行われる第174回天皇賞(秋)(GⅠ)に特別登録し、連覇がかかる。本記事では、JRA の成績をもとに、東京の戦績と上がりの数字、海外2戦からのローテーション、斤量、騎手を見て、マスカレードボールの強みと不安を診断する。
マスカレードボールの診断|東京は3着以下なし、不安は海外帰り
先に結論をまとめる。
- 強み: 東京は5戦3勝・2着2回で、3着以下がない。東京のGⅠ3戦は、推定上りがすべて出走馬で3位以内
- 強み: 前年の天皇賞(秋)は、上り3ハロン32.9秒の速い決着を勝った。9番手から32.3秒で差し切っており、同じような流れは歓迎だ
- 不安: 過去10年の天皇賞(秋)で、前走が海外のレースだった馬は0-0-0-9。前走のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSは7着だった
- 不安: 斤量は前年の56kgから58kgに増え、国内のレースは11か月ぶりになる
東京の適性と上がりの速さは文句がない。海外帰りの臨戦をどう見るかで、評価が分かれる馬だ。
マスカレードボールのプロフィールと戦績
牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎。父ドゥラメンテ、母の父ディープインパクト。通算10戦4勝・2着3回・3着1回。GⅠは2025年の天皇賞(秋)の1勝で、2025年の東京優駿とジャパンC、2026年の香港のクイーンエリザベス2世Cで2着がある。
主なレースの成績は次のとおり(通過順はコーナーごとの順位、上りは JRA の推定上り3ハロン。海外のレースは JRA の人気・上りがない)。
| 年月 | レース | 人気 | 着順 | 通過順 | 上り(順位) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年7月 | キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英・芝2390m) | — | 7 | — | — |
| 2026年4月 | クイーンエリザベス2世C(香港・芝2000m) | — | 2 | — | — |
| 2025年11月 | ジャパンC(東京・芝2400m) | 1 | 2 | 10-8-9-9 | 33.4(2位タイ) |
| 2025年11月 | 天皇賞(秋)(東京・芝2000m) | 1 | 1 | 9-6-8 | 32.3(3位タイ) |
| 2025年6月 | 東京優駿(東京・芝2400m) | 3 | 2 | 8-8-7-7 | 33.7(2位) |
| 2025年4月 | 皐月賞(中山・芝2000m) | 4 | 3 | 11-10-14-13 | 33.9(2位タイ) |
上りの順位は、そのレースの出走馬の中で何番目に速かったか。2025年の天皇賞(秋)の32.3秒は、ミュージアムマイル(2着)、ブレイディヴェーグ(10着)と同じタイムだった。
東京の適性|5戦3勝・2着2回、上がりはいつも上位
東京は5戦3勝・2着2回で、3着以下がない。2024年のアイビーS、2025年の共同通信杯と天皇賞(秋)を勝ち、2025年の東京優駿はクロワデュノールに3/4馬身差の2着、ジャパンCはカランダガンにアタマ差の2着だった。国内の左回りは、新潟の2歳新馬を加えて6戦4勝・2着2回になる。
一方、右回りは2戦して2025年の皐月賞3着、2024年のホープフルS11着。勝っていない。
道中は中団から後ろで運び、直線で伸びる。2025年の天皇賞(秋)は前半1000mが62.0秒の遅い流れで、レース全体の上り3ハロンは32.9秒。マスカレードボールは9番手から32.3秒で差し切った。上がりが速くなるほど、この馬の持ち味が生きる。
前走とローテーション|海外2戦から国内は11か月ぶり
2026年は海外で2戦した。4月26日の香港のクイーンエリザベス2世C(芝2000m)で2着、7月25日のイギリスのキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(芝2390m・9頭)は斤量61kgで7着だった。天皇賞(秋)は前走から14週の間隔になる。
国内のレースは2025年11月30日のジャパンC以来、11か月ぶり。過去10年(2016〜2025年)の天皇賞(秋)で、前走が海外のレースだった馬は9頭いて、3着以内に入った馬はいない(0-0-0-9)。データの上では、海外帰りは割り引きの材料になる。
不安材料|斤量58kgと海外帰り
前年は3歳で、斤量は56kgだった。今年は4歳になり、ほかの4歳以上の牡馬と同じ58kgを背負う。2kg増えて、前年と同じ切れを出せるかが問われる。
前走のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSは7着だった。海外の2戦目で崩れたあと、国内の大一番に直行する形になる。
天皇賞(秋)の連覇は、過去10年で2019・2020年のアーモンドアイと、2022・2023年のイクイノックスの2頭。どちらもC.ルメール騎手が乗っていた。
騎手|C.ルメール騎手を想定
騎手は JRA の出馬表の発表で決まるが、編集部では C.ルメール騎手が乗ると想定している。2025年の天皇賞(秋)から直近の4戦も、C.ルメール騎手が乗ってきた。C.ルメール騎手は過去10年の天皇賞(秋)で6-0-1-3と最も多く勝っている。
マスカレードボールの診断まとめ
マスカレードボールは、東京で5戦して3着以下がなく、東京のGⅠ3戦は上がりがすべて出走馬で3位以内だった。上がりの速い決着になれば、前年と同じように差し切れる力がある。一方で、過去10年の天皇賞(秋)で前走が海外のレースだった馬は0-0-0-9で、斤量も2kg増える。能力の高さを取るか、海外帰りのデータを重く見るかで、評価が分かれる。
今年の注目馬6頭の実績は天皇賞秋2026の見どころ、過去10年の騎手の成績は天皇賞秋2026の騎手データにまとめている。
よくある質問
- マスカレードボールは天皇賞(秋)2026で連覇できる?
- 東京で崩れたことがなく、上がりの速い決着に強い点は前年と同じだ。不安は、前走が海外のレースだった馬が過去10年で0-0-0-9な点と、斤量が前年より2kg重い58kgになる点。
- マスカレードボールの戦績は?
- 通算10戦4勝・2着3回・3着1回。GⅠは2025年の天皇賞(秋)の1勝で、2025年の東京優駿とジャパンC、2026年の香港のクイーンエリザベス2世Cで2着がある。
- 天皇賞(秋)を連覇した馬は?
- 過去10年(2016〜2025年)では、2019・2020年のアーモンドアイと、2022・2023年のイクイノックスの2頭。どちらもC.ルメール騎手が乗っていた。




