天皇賞秋2026予想|ダノンデサイルの評価は?左回り・戦績

この記事の要点
- ダノンデサイルは2024年の有馬記念から、2025年のジャパンC・有馬記念、2026年の大阪杯・宝塚記念と、国内のGⅠで5戦続けて3着。通算14戦で2着は1回もない
- JRA の左回りは3戦1勝・3着1回(東京優駿1着、ジャパンC3着)。ドバイシーマクラシックを勝ったメイダンも左回り
- 前走の宝塚記念(重)は推定上りが出走馬で最も速い35.0秒で3着。夏を休んで前走から20週で臨むローテーションは、過去10年の勝ち馬10頭のうち9頭と同じ
- レース
- 第174回 天皇賞(秋)(GⅠ)
- 発走
- 競馬場
- 東京競馬場
- コース
- 芝2000m
目次
ダノンデサイルは、2024年の東京優駿(日本ダービー)の勝ち馬で、2026年11月1日(日)に東京競馬場の芝2000mで行われる第174回天皇賞(秋)(GⅠ)に特別登録した。国内のGⅠでは5戦続けて3着に入っている。本記事では、JRA の成績をもとに、左回り・芝2000mの成績、前走とローテーション、上がりと位置取り、騎手を見て、ダノンデサイルの強みと不安を診断する。
ダノンデサイルの診断|崩れないが、勝ち切るには一押し足りない
先に結論をまとめる。
- 強み: 国内のGⅠで5戦続けて3着。相手が強くても大きく崩れない
- 強み: 前走の宝塚記念は上りが出走馬で最も速く、逃げても差しても走れる。夏休み明けのローテーションも過去10年の勝ち馬の型に合う
- 不安: 通算14戦で2着は1回もなく、最近のGⅠではクロワデュノール・マスカレードボールなどに先着を許している
- 不安: 芝2000mはJRA で3戦1勝で、天皇賞(秋)と東京の芝2000mは初めて
3着以内の堅実さは登録馬でも上位だ。ただ、勝ち切るには、直近で先着された相手を逆転する必要がある。
ダノンデサイルのプロフィールと戦績
牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎。父エピファネイア、母の父Congrats。通算14戦5勝・3着5回で、2着は1回もない。GⅠは2024年の東京優駿と、2025年のドバイシーマクラシックの2勝。2024年の皐月賞は、発走前に競走除外になった。
主なレースの成績は次のとおり(通過順はコーナーごとの順位、上りは JRA の推定上り3ハロン)。
| 年月 | レース | 人気 | 着順 | 通過順 | 上り(順位) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年6月 | 宝塚記念(阪神・芝2200m・重) | 3 | 3 | 11-12-12-9 | 35.0(1位) |
| 2026年4月 | 大阪杯(阪神・芝2000m) | 2 | 3 | 6-6-6-7 | 34.9(2位タイ) |
| 2025年12月 | 有馬記念(中山・芝2500m) | 2 | 3 | 9-9-8-7 | 35.0(4位) |
| 2025年11月 | ジャパンC(東京・芝2400m) | 3 | 3 | 8-8-10-9 | 33.8(5位) |
| 2024年12月 | 有馬記念(中山・芝2500m) | 2 | 3 | 1-1-1-1 | 35.4(8位) |
| 2024年5月 | 東京優駿(東京・芝2400m) | 9 | 1 | 4-3-6-4 | 33.5(4位タイ) |
上りの順位は、そのレースの出走馬の中で何番目に速かったか。海外では、2025年4月のドバイシーマクラシック(UAE・芝2410m)を勝ち、8月のイギリスのインターナショナルS(芝2050m)は5着だった。
左回り・芝2000mの成績|左回りは苦手ではない
JRA の左回りは東京の3戦だけで、1勝・3着1回。2024年の東京優駿を9番人気で勝ち、2025年のジャパンCは3着だった。3着以内を外したのは2023年の2歳新馬(稍重・芝1600m)の4着だけになる。海外でも、左回りのメイダンでドバイシーマクラシックを勝っている。左回りを割り引く材料は見当たらない。
芝2000mは JRA で3戦1勝・3着1回。2024年の京成杯を勝ち、2026年の大阪杯は3着、2023年の京都2歳Sは4着だった。成績の中心は芝2200〜2500mで、芝2101〜2700mは海外を含めて7戦3勝・3着4回と、すべて3着以内に入っている。東京の芝2000mは走ったことがない。
位置取りは決まっていない。2024年の有馬記念は逃げて3着、2026年の宝塚記念は後方から上り最速で3着。展開に合わせて運べるのは強みだ。
前走とローテーション|宝塚記念3着から20週
前走は6月14日の宝塚記念(阪神・芝2200m・重)で、3番人気で3着だった。勝ったのはメイショウタバルで、2着のクロワデュノールとは2馬身半差。上りの35.0秒は出走馬で最も速かった。
天皇賞(秋)は前走から20週の間隔になる。過去10年(2016〜2025年)の天皇賞(秋)は、勝ち馬10頭のうち9頭が夏を休んで臨んだ馬だった。ダノンデサイルのローテーションは、最近の勝ち馬の型に当てはまる。
5歳馬は過去10年で4-3-4-38(勝率8.2%)。年齢・人気・枠の傾向は天皇賞秋2026の過去10年データで集計している。
不安材料|同じ相手に先着を許している
通算14戦で、2着は1回もない。勝つか、3着以下かに分かれてきた。直近の国内GⅠ5戦はすべて3着で、上にいた馬の中に、今回の登録馬が入っている。
- 2025年のジャパンC: マスカレードボールが2着、ダノンデサイルは3着
- 2025年の有馬記念: コスモキュランダが2着、ダノンデサイルは3着
- 2026年の大阪杯: クロワデュノールが1着、ダノンデサイルは3着
- 2026年の宝塚記念: クロワデュノールが2着、ダノンデサイルは3着
一方で、2025年のジャパンCではクロワデュノール(4着)に先着している。勝ち切るには、直近で先着を許したクロワデュノール・マスカレードボール・コスモキュランダの3頭を、まとめて負かす必要がある。
騎手|戸崎圭太騎手を想定
騎手は JRA の出馬表の発表で決まるが、編集部では戸崎圭太騎手が乗ると想定している。2025年以降は7戦のうち6戦を戸崎圭太騎手が乗り、2026年の大阪杯だけ坂井瑠星騎手が乗った。
ダノンデサイルの診断まとめ
ダノンデサイルは、国内のGⅠで5戦続けて3着と崩れず、左回りも東京優駿の勝ちとジャパンCの3着があって苦にしない。前走の宝塚記念は上り最速で、夏休み明けのローテーションも過去10年の勝ち馬の型に合う。一方で、通算14戦で2着がなく、最近のGⅠではクロワデュノールやマスカレードボールに先着を許している。馬券の圏内には入りやすいが、勝ち切るには直近の相手関係をひっくり返す必要がある。
今年の注目馬6頭の実績は天皇賞秋2026の見どころ、過去10年の騎手の成績は天皇賞秋2026の騎手データにまとめている。
よくある質問
- ダノンデサイルは左回りが苦手?
- 苦手とは言えない。JRA の左回りは東京の3戦で1勝・3着1回で、2024年の東京優駿を勝っている。3着以内を外したのは2歳の新馬戦(稍重・芝1600m)の4着だけだ。海外では左回りのメイダンでドバイシーマクラシックを勝った。
- ダノンデサイルは天皇賞(秋)2026で勝ち切れる?
- 国内のGⅠで5戦続けて3着と崩れないが、通算14戦で2着が1回もなく、勝つか3着以下かに分かれてきた。2025年のジャパンCではマスカレードボール(2着)に、2026年の大阪杯・宝塚記念ではクロワデュノールに先着を許している。
- ダノンデサイルの戦績は?
- 通算14戦5勝・3着5回。GⅠは2024年の東京優駿と2025年のドバイシーマクラシックの2勝。




