GⅠ・重賞

有馬記念の枠順・馬番別の成績|内枠と外枠どっちが有利?全70回

有馬記念の枠順・馬番別の成績|内枠と外枠どっちが有利?全70回

この記事の要点

  • 1956〜2025年の全70回で、3着内率は1〜2枠26.4%、3〜6枠22.9%、7〜8枠16.1%。全部の馬が同じ確率で3着以内に入るとしたときの目安は、どのまとまりも21.8〜22.1%
  • 7〜8枠の3着内率は、芝2500mの60回(1966〜2025年)、16頭が出走した25回、直近20回(2006〜2025年)でも目安を下回った。1〜2枠は、16頭の年と直近20回では目安とほぼ同じ
  • 馬番別では13〜16番の3着内率が14.5%(目安19.6%)と低い。16番は28回の出走で勝ちがない
  • 勝ち馬の枠は、全70回では5枠の13勝が最も多い。直近20回は3枠と5枠が4勝ずつで、7〜8枠の勝ちは2008年と2012年の2回
目次
  1. 集計の範囲と数え方
  2. 有馬記念は内枠が有利?枠番別の成績(全70回)
  3. 有馬記念の馬番別の成績
  4. 有馬記念の勝ち馬の枠は?
  5. 直近20回(2006〜2025年)の枠番別の成績と勝ち馬
  6. 中山の芝2500mのコース
  7. まとめ

有馬記念の全70回(1956〜2025年)では、3着内率は1〜2枠が26.4%、7〜8枠が16.1%で、内の枠のほうが高い。ただ、直近20回(2006〜2025年)に絞ると1〜2枠は20.5%と目安(19.2%)並みで、目立つのは7〜8枠の12.5%の低さのほうだ。本記事では、全70回の全出走馬の着順を各年のレース結果から編集部で数え、枠番別・馬番別の勝率・連対率・3着内率を、芝2500mになった1966年以降の60回、16頭が出走した25回、直近20回にも分けて並べる。勝ち馬の枠は時代別に数え、直近20回の勝ち馬は枠と馬番を一覧にした。

集計の範囲と数え方

数えたのは、1956年の第1回(中山グランプリ)から2025年の第70回までの有馬記念70回の全出走馬957頭だ。70回とも中山競馬場で行われ、距離は1956〜1965年の10回が芝2600m、1966年からが芝2500mになっている。

出走取消・競走除外の13頭は数えていない。競走中止の8頭と、1988年に失格になったスーパークリーク(4枠7番)は出走に数え、3着以内には入らない扱いにした。70回に降着はない。同着は1986年の6着、1990年の11着、2020年の5着の3回で、3着以内には関わらない。

出走頭数は年によって6〜16頭と違う。16頭が25回で最も多く、8頭以下の年(1964・1965・1971・1977年の4回)は、1つの枠の出走が1頭以下になる(1971年は1枠と8枠の馬が取り消して、この2つの枠は出走なし)。

出走頭数 6頭 8頭 9頭 10頭 11頭 12頭 13頭 14頭 15頭 16頭
回数 1 3 2 3 4 7 7 10 8 25

1つの枠に入る馬の数も、出走頭数によって変わる。16頭立てならどの枠も2頭(1989年を除く)だが、14頭立てなら1〜2枠が1頭ずつ、3〜8枠が2頭ずつになる。1984・1988・1989年は、この割り振りになっていない(1984年は11頭で7枠が1頭、1988年は13頭で3・6・7枠が1頭ずつ、1989年は16頭で1枠・3枠が1頭ずつ、7枠・8枠が3頭ずつ)。1956〜1962年の7回は枠が1〜6枠までしかなく、7枠・8枠の馬がいない。

そこで本記事では、勝ち数ではなく勝率・連対率・3着内率で比べ、もう1つ「目安」を置いた。目安は、全部の馬が同じ確率で勝つ・3着以内に入るとしたときの率で、出走頭数が多いレースほど低くなる(16頭立てなら勝ちが6.25%、3着以内が18.75%)。頭数の少ない年も外さずに数え、頭数の違いで生まれる差は目安と比べて取り除く。頭数をそろえた数字として、16頭が出走した25回だけの集計も出した。

有馬記念は内枠が有利?枠番別の成績(全70回)

全70回の枠番別の成績は次のとおり。

枠 出走 1着 2着 3着 勝率 連対率 3着内率
1枠 101 7 12 8 6.9% 18.8% 26.7%
2枠 111 9 10 10 8.1% 17.1% 26.1%
3枠 118 10 12 12 8.5% 18.6% 28.8%
4枠 123 12 7 10 9.8% 15.4% 23.6%
5枠 127 13 8 6 10.2% 16.5% 21.3%
6枠 135 5 6 14 3.7% 8.1% 18.5%
7枠 120 6 8 8 5.0% 11.7% 18.3%
8枠 122 8 7 2 6.6% 12.3% 13.9%

※1956〜2025年の70回。出走取消・競走除外は除き、競走中止・失格は出走に含む。7枠・8枠は、枠が8つになった1963年からの63回の数で、1956〜1962年は6枠が最も外の枠

※目安は、3着内率がどの枠も21.7〜22.3%、勝率が7.2〜7.4%

3着内率は3枠の28.8%が最も高く、8枠の13.9%が最も低い。目安の約22%と比べると、1〜4枠は目安より高く、5枠はほぼ目安どおり、6〜8枠は目安より低い。8枠は1着8回・2着7回あるが、3着は122頭で2回しかない。

勝率は並び方が違い、5枠の10.2%(13勝)と4枠の9.8%(12勝)が高く、6枠が3.7%(5勝)と最も低い。隣の5枠とは6.5ポイント違い、前後の枠とつながらない並びで、6枠に理由があるとは考えにくい。勝ちは70回で70頭しかなく、1つの枠では1勝で勝率が0.7〜1.0ポイント動く。

芝2500mの60回(1966〜2025年)

枠 出走 1着 2着 3着 勝率 連対率 3着内率
1枠 86 6 8 8 7.0% 16.3% 25.6%
2枠 96 6 9 8 6.2% 15.6% 24.0%
3枠 101 9 11 9 8.9% 19.8% 28.7%
4枠 108 11 5 9 10.2% 14.8% 23.1%
5枠 110 10 8 6 9.1% 16.4% 21.8%
6枠 115 5 4 10 4.3% 7.8% 16.5%
7枠 116 6 8 8 5.2% 12.1% 19.0%
8枠 118 7 7 2 5.9% 11.9% 13.6%

※1966〜2025年の60回(芝2500m)。目安の3着内率は20.7〜21.4%

芝2600mの10回を外しても、並びは全70回とほとんど変わらない。3着内率は3枠の28.7%が最も高く、8枠の13.6%が最も低い。1〜4枠は23〜29%で目安より高く、5枠はほぼ目安どおり、6〜8枠は13〜19%で目安より低い。

16頭が出走した25回

枠 出走 1着 2着 3着 勝率 連対率 3着内率
1枠 49 3 2 4 6.1% 10.2% 18.4%
2枠 50 4 4 1 8.0% 16.0% 18.0%
3枠 49 3 8 3 6.1% 22.4% 28.6%
4枠 50 5 1 3 10.0% 12.0% 18.0%
5枠 50 5 4 4 10.0% 18.0% 26.0%
6枠 50 1 2 3 2.0% 6.0% 12.0%
7枠 51 2 3 6 3.9% 9.8% 21.6%
8枠 51 2 1 1 3.9% 5.9% 7.8%

※16頭が出走した25回(1979・1981・1983・1987・1989・1990・1992・1997・1998・2000・2005・2009年と2012〜2023・2025年)。16頭が登録して1頭が取り消した2007・2010・2024年は、出走が15頭なので入れていない

※目安の3着内率は、どの枠も18.8%

16頭の年だけにすると、1つの枠の出走は49〜51頭にそろい、目安もどの枠も同じ18.8%になる。ここでは1〜2枠は18.4%・18.0%と目安並みで、全70回で見えた内枠の高さは消える。高いのは3枠(28.6%)と5枠(26.0%)、低いのは8枠(7.8%)と6枠(12.0%)だった。

ただ、1つの枠は約50頭なので、3着以内が1頭違うと3着内率が2ポイント動く。7枠は21.6%と目安を上回っていて、8枠の低さも3着以内4頭(1着2・2着1・3着1)という少ない数の上の話だ。

内枠・真ん中・外枠にまとめると

1〜2枠、3〜6枠、7〜8枠の3つにまとめて、4つの範囲の3着内率を並べた。

範囲 1〜2枠 3〜6枠 7〜8枠 目安
全70回(1956〜2025年) 26.4%(212頭) 22.9%(503頭) 16.1%(242頭) 21.8〜22.1%
芝2500mの60回(1966〜2025年) 24.7%(182頭) 22.4%(434頭) 16.2%(234頭) 20.8〜21.4%
16頭が出走した25回 18.2%(99頭) 21.1%(199頭) 14.7%(102頭) 18.8%
直近20回(2006〜2025年) 20.5%(73頭) 22.3%(157頭) 12.5%(80頭) 19.2〜19.4%

※カッコの中は出走頭数。目安は、全部の馬が同じ確率で3着以内に入るとしたときの3着内率。全70回の7〜8枠は、枠が8つになった1963年からの63回の数で、1956〜1962年は最も外の6枠が3〜6枠に入る

7〜8枠は、4つの範囲すべてで目安を下回った。1966〜2025年の60回では、7〜8枠の234頭のうち3着以内は38頭で、目安どおりなら50.0頭のところを12頭下回る。どのレースも3着以内はちょうど3頭で、その3頭が出走馬の中から同じ確率で決まるとして計算すると、38頭以下になる確率は約2%(60回に1回ほど)で、偶然だけで出る差としては大きいほうだ。

一方、1〜2枠が目安をはっきり上回ったのは、全70回と60回だけだった。60回の1〜2枠は3着以内45頭で、目安の37.9頭より7頭多いが、偶然でも約10%の確率で出る差で、内枠が有利とまでは言えない。16頭の年と直近20回では、1〜2枠は目安とほぼ同じになる。

ただ、4つの範囲は重なっている。16頭の年と直近20回はどれも60回の中にあり、60回は全70回の中にあるので、4つの範囲で同じ形が出たことは、別々に4回確かめたという意味ではない。直近20回だけでは、7〜8枠は80頭で3着以内10頭(目安15.5頭)と、偶然でも約5%で出る差になり、偶然との区別はもっとつきにくい。有馬記念に限らない重賞全体の枠番別の成績は、「内枠と外枠どっちが有利?重賞の枠順別成績」で数えている。

人気で分けると

外枠の数字が低いのは、外枠に人気の馬が少なかったからかもしれない。1966〜2025年の60回で、単勝1〜3番人気の馬と4番人気以下の馬に分けて数えた。

枠 1〜3番人気の出走 3着以内 3着内率 4番人気以下の出走 3着以内 3着内率
1〜2枠 42 23 54.8% 140 22 15.7%
3〜6枠 96 51 53.1% 338 46 13.6%
7〜8枠 42 20 47.6% 192 18 9.4%

※1966〜2025年の60回。人気は最終的な単勝オッズの順(単勝人気)で、枠順が決まったあとにつく

7〜8枠は、出走のうち1〜3番人気の割合が17.9%(234頭中42頭)で、1〜2枠の23.1%、3〜6枠の22.1%より低かった。人気は枠順が決まったあとにつくので、外枠に入ったことで人気を落とした分が入っている可能性もある。人気を1〜3番人気と4番人気以下の2つに分けても、7〜8枠は1〜3番人気で47.6%、4番人気以下で9.4%と、どちらもほかの枠より低い。ただ、1〜3番人気の7〜8枠は42頭で、1頭違うと3着内率が2.4ポイント動く。有馬記念の1番人気の勝率は、「1番人気が強いGⅠはどれ?」でほかのGⅠと比べている。

有馬記念の馬番別の成績

馬番で見た全70回の成績は次のとおり。

馬番 出走 1着 2着 3着 勝率 連対率 3着内率
1番 69 4 10 7 5.8% 20.3% 30.4%
2番 69 4 7 7 5.8% 15.9% 26.1%
3番 69 10 6 4 14.5% 23.2% 29.0%
4番 68 7 5 7 10.3% 17.6% 27.9%
5番 70 3 4 6 4.3% 10.0% 18.6%
6番 69 7 6 10 10.1% 18.8% 33.3%
7番 69 5 3 5 7.2% 11.6% 18.8%
8番 68 5 5 1 7.4% 14.7% 16.2%
9番 64 6 3 4 9.4% 14.1% 20.3%
10番 64 7 3 3 10.9% 15.6% 20.3%
11番 62 4 4 5 6.5% 12.9% 21.0%
12番 57 1 5 4 1.8% 10.5% 17.5%
13番 51 3 4 3 5.9% 13.7% 19.6%
14番 45 2 2 3 4.4% 8.9% 15.6%
15番 35 2 1 1 5.7% 8.6% 11.4%
16番 28 0 2 0 0.0% 7.1% 7.1%

※1956〜2025年の70回。外の馬番は頭数の多い年にしかいないので、出走が少ない(16番は16頭が登録した年だけで、1頭が取り消して15頭立てになった2007・2010・2024年を含む)

※目安の3着内率は、1〜8番が22.6〜23.0%、9〜16番が18.9〜21.7%で、外の馬番ほど低い

3着内率は6番の33.3%、1番の30.4%が高く、16番の7.1%、15番の11.4%が低い。ただ、5番が18.6%、6番が33.3%と、隣の馬番で15ポイント近く違うところもある。1つの馬番の出走は28〜70頭で、1つずつの馬番の差は数の少なさで動く部分が大きい。

16番は28回の出走で2着2回だけで、勝ちも3着もない。70回で勝ちのない馬番は16番だけだ。2着の2回は、2023年のスターズオンアースと2024年のシャフリヤールで、2年続けて16番の馬が2着に来ている。ただ、目安どおりでも28回では1.8勝ほどの計算で、0勝は偶然でも6回に1回ほど起こる。

馬番をまとめると

範囲 1〜4番 5〜8番 9〜12番 13〜16番
全70回 28.4%(22.9%) 21.7%(22.9%) 19.8%(21.4%) 14.5%(19.6%)
芝2500mの60回 26.7%(21.9%) 21.5%(21.9%) 19.9%(20.9%) 14.1%(19.5%)
16頭が出走した25回 19.0%(18.8%) 22.0%(18.8%) 20.0%(18.8%) 14.0%(18.8%)
直近20回 20.5%(19.4%) 24.1%(19.4%) 19.0%(19.4%) 13.5%(19.2%)

※3着内率。カッコの中は目安。出走は、全70回が1〜4番275頭・5〜8番276頭・9〜12番247頭・13〜16番159頭、16頭が出走した25回はどれも100頭

13〜16番は、4つの範囲すべてで目安を5ポイント前後下回った。60回の13〜16番は156頭で3着以内22頭と、目安の30.5頭より8頭少なく、偶然だけで出る確率は3〜4%になる。

全70回と60回では、1〜4番も目安を5ポイント前後上回り、外の馬番ほど3着内率が下がる並びになっている。ただ、16頭の年と直近20回では、1〜4番は目安とほぼ同じだ。枠番で見たのと同じく、内の高さは16頭の年と直近20回では見えず、外の低さはどの範囲でも出ている。

有馬記念の勝ち馬の枠は?

勝ち馬の枠を、時代で3つに分けて数えた。

枠 1956〜1965年(10回) 1966〜2005年(40回) 2006〜2025年(20回) 全70回
1枠 1 4 2 7
2枠 3 3 3 9
3枠 1 5 4 10
4枠 1 8 3 12
5枠 3 6 4 13
6枠 0 3 2 5
7枠 0 5 1 6
8枠 1 6 1 8

※1956〜1965年は芝2600m。1956〜1962年は7枠・8枠がない

全70回で最も多く勝っているのは5枠の13勝で、4枠12勝、3枠10勝が続く。ただ、勝ち数は出走の多い枠ほど多くなりやすい。率で見ても、5枠10.2%、4枠9.8%、3枠8.5%の順で上位は変わらない。

1966〜2005年の40回は、4枠の8勝が最も多く、7枠5勝・8枠6勝と外枠も勝っていた。全70回の7〜8枠の14勝のうち11勝はこの40回のもので、154頭で11勝(勝率7.1%、目安7.5%)と、勝ちは目安並みだった。2006〜2025年の20回では、7枠・8枠とも1勝ずつしかない。各年の勝ち馬・騎手・タイムは「有馬記念の歴代優勝馬」で一覧にしている。

直近20回(2006〜2025年)の枠番別の成績と勝ち馬

枠 出走 1着 2着 3着 勝率 連対率 3着内率
1枠 36 2 3 2 5.6% 13.9% 19.4%
2枠 37 3 3 2 8.1% 16.2% 21.6%
3枠 38 4 3 2 10.5% 18.4% 23.7%
4枠 40 3 3 4 7.5% 15.0% 25.0%
5枠 39 4 3 4 10.3% 17.9% 28.2%
6枠 40 2 1 2 5.0% 7.5% 12.5%
7枠 40 1 1 3 2.5% 5.0% 12.5%
8枠 40 1 3 1 2.5% 10.0% 12.5%

※2006〜2025年の20回。出走は13〜16頭で、うち14回が16頭。目安の3着内率は19.2〜19.4%

直近20回では、3着内率は5枠の28.2%、4枠の25.0%が高く、6〜8枠はどれも12.5%(40頭中5頭)だった。1〜2枠は19.4%・21.6%で、目安とほぼ同じ。勝ちは3枠・5枠の4勝が最も多く、7枠・8枠は1勝ずつだった。

ただ、1つの枠の出走は36〜40頭で、3着以内が1頭違うと3着内率が2.5ポイントほど動く。5枠の28.2%と6〜8枠の12.5%の差は、3着以内の頭数にすると11頭と5頭の違いだ。

直近20回の勝ち馬の枠と馬番

年 優勝馬 枠 馬番 人気 出走頭数
2025 ミュージアムマイル 2枠 4番 3 16頭
2024 レガレイラ 4枠 8番 5 15頭
2023 ドウデュース 3枠 5番 2 16頭
2022 イクイノックス 5枠 9番 1 16頭
2021 エフフォーリア 5枠 10番 1 16頭
2020 クロノジェネシス 5枠 9番 1 16頭
2019 リスグラシュー 3枠 6番 2 16頭
2018 ブラストワンピース 4枠 8番 3 16頭
2017 キタサンブラック 1枠 2番 1 16頭
2016 サトノダイヤモンド 6枠 11番 1 16頭
2015 ゴールドアクター 4枠 7番 8 16頭
2014 ジェンティルドンナ 2枠 4番 4 16頭
2013 オルフェーヴル 3枠 6番 1 16頭
2012 ゴールドシップ 7枠 13番 1 16頭
2011 オルフェーヴル 6枠 9番 1 13頭
2010 ヴィクトワールピサ 1枠 1番 2 15頭
2009 ドリームジャーニー 5枠 9番 2 16頭
2008 ダイワスカーレット 8枠 13番 1 14頭
2007 マツリダゴッホ 2枠 3番 9 15頭
2006 ディープインパクト 3枠 4番 1 14頭

※人気は単勝人気。出走頭数は出走取消を除いた数

2020〜2022年は、クロノジェネシス(9番)、エフフォーリア(10番)、イクイノックス(9番)と、3年続けて5枠の1番人気の馬が勝った。7〜8枠の勝ちは、2008年のダイワスカーレット(8枠13番、14頭立て)と2012年のゴールドシップ(7枠13番、16頭立て)の2回で、2013〜2025年の13回は1〜6枠の馬が勝っている。1枠の勝ちは、2010年のヴィクトワールピサ(1番)と2017年のキタサンブラック(2番)の2回だ。

中山の芝2500mのコース

有馬記念の芝2500mは、中山競馬場の芝の内回りのコースで行われる。直線の長さや坂の位置、内回りと外回りの違いは「中山競馬場ガイド」にまとめている。本記事の数字は着順を数えたもので、外枠の数字が低い理由までは分からない。

まとめ

有馬記念の全70回(1956〜2025年)では、3着内率が1〜2枠26.4%、3〜6枠22.9%、7〜8枠16.1%で、内の枠ほど高かった。ただ、内枠の高さは、頭数をそろえた16頭の25回と直近20回では目安とほぼ同じになり、内枠が有利とは言えない。続いているのは7〜8枠の低さのほうで、4つの範囲すべてで目安を下回り、馬番でも13〜16番が目安を5ポイント前後下回った。とはいえ、直近20回の7〜8枠は80頭で3着以内10頭という数で、外枠というだけで馬券から消せるほどの差ではない。

よくある質問

有馬記念は内枠が有利?
1956〜2025年の全70回では、1〜2枠の3着内率が26.4%で、全部の馬が同じ確率で3着以内に入るとしたときの目安(21.8%)より高い。ただ、直近20回(2006〜2025年)では20.5%(目安19.2%)、16頭が出走した25回では18.2%(目安18.8%)と目安とほとんど変わらず、内枠がはっきり有利とは言えない。
有馬記念で外枠(7〜8枠)は不利?
7〜8枠の3着内率は、全70回で16.1%(目安21.8%)、1966〜2025年の60回で16.2%(目安21.4%)、16頭が出走した25回で14.7%(目安18.8%)、直近20回で12.5%(目安19.4%)と、4つの範囲すべてで目安を下回った。ただ、直近20回の7〜8枠は80頭で3着以内10頭という数で、外枠だけを理由に消せるほどの差ではない。
有馬記念で最も勝っている枠は?
1956〜2025年の全70回では5枠の13勝(勝率10.2%)が最も多く、4枠12勝(9.8%)、3枠10勝(8.5%)が続く。直近20回では3枠と5枠の4勝ずつが最も多く、5枠は2020〜2022年に3年続けて勝った。
有馬記念で勝ったことがない馬番は?
1956〜2025年の全70回で勝ちがないのは16番だけで、28回出走して2着2回・3着0回だ。目安どおりでも28回で1.8勝ほどの計算で、0勝は偶然でも6回に1回ほど起こる。
直近20回の有馬記念の勝ち馬の枠は?
2006〜2025年の20回では、3枠・5枠が4勝、2枠・4枠が3勝、1枠・6枠が2勝、7枠・8枠が1勝ずつ。7〜8枠の勝ちは2012年のゴールドシップ(7枠13番)が最後で、2013〜2025年の13回は1〜6枠の馬が勝っている。
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