ジャパンカップの外国馬の成績|何勝?年ごとの出走頭数と最高着順

この記事の要点
- 1981〜2025年のジャパンカップ45回で、外国馬はのべ257頭が出走し、1着15回・2着12回・3着14回。勝率5.8%、3着内率16.0%で、日本で調教された馬の勝率6.7%・3着内率21.1%を下回る
- 外国馬の出走は、1981〜1989年の1回あたり8.4頭から、2010〜2019年は3.6頭、2020〜2025年は2.2頭に減った。2019年は1頭も出走せず、2020・2023・2025年は1頭だけだった
- 2007〜2024年の18回は、外国馬が1頭も3着以内に入っていない。2025年のカランダガンの1着は、2006年のウィジャボードの3着以来の3着以内だった
- 外国馬が単勝1番人気になったのは11回で、勝ちはない
ジャパンカップの外国馬は、1981〜2025年の全45回でのべ257頭が出走し、15勝している。勝率は5.8%、3着内率は16.0%。1981〜1989年に1回あたり8.4頭いた外国馬は、2020〜2025年には2.2頭まで減り、2019年は1頭も出走しなかった。
本記事では、ジャパンカップに出走した外国馬の全体の成績、年ごとの外国馬の頭数と最高着順、年代別の成績、勝った外国馬をまとめる。外国馬は、外国で調教された馬のこと。JRAの各年の成績ページで外国調教馬に付く[外]の印で数え、印のない1981〜1998年は調教師名から判断した(詳しくは「外国馬の見分け方」)。外国で生まれて日本で調教された馬(マル外)は、外国馬に入れていない。
ジャパンカップの外国馬の成績は?45回で15勝、3着内率16.0%
1981〜2025年の45回の出走は、のべ708頭。このうち外国馬はのべ257頭(36.3%)で、1着15回、2着12回、3着14回だった。外国馬以外の、日本で調教された馬(JRAと地方競馬の馬)と比べると次のとおり。
| 区分 | 出走 | 1着 | 2着 | 3着 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国馬 | 257 | 15 | 12 | 14 | 5.8% | 10.5% | 16.0% |
| 日本で調教された馬 | 451 | 30 | 34 | 31 | 6.7% | 14.2% | 21.1% |
| 計 | 708 | 45 | 46 | 45 | 6.4% | 12.9% | 19.2% |
※出走は競走中止を含み、出走取消・競走除外は含まない。外国馬の出走取消は6頭(1988年の2頭、1995・1996・1999・2008年の1頭ずつ)
※1996年は3着が同着で、2頭とも外国馬。2024年は2着が同着で、3着の馬はいない
勝率は外国馬5.8%、日本で調教された馬6.7%で、差は1ポイントほど。3着内率は16.0%と21.1%で、5ポイント違う。外国馬の3着以内41回のうち35回は1981〜1999年で、2000年以降は6回しかない。
のべ257頭を馬名で数えると229頭になる。最も多く走ったのはインディジェナスの3回(1999・2001・2002年)で、1999年は2着に入った。
外国馬の見分け方
JRAの成績ページでは、1999年以降、外国で調教された馬に[外]の印が付いている(2006年以降は馬名の前の画像の印)。1998年以前のページには印がない。この18回は、調教師名の書き方から編集部が外国馬かどうかを判断した。外国の調教師は「J.フルトン」のようにカタカナ(1991年のドラムタップスの調教師「ハンティンドン卿」もこちらに入れた)、日本の調教師は漢字で書かれている。印のある1999〜2025年ののべ447頭(出走取消を含む)では、調教師名での判断と[外]の印が1頭も食い違わなかった。外国馬のべ257頭のうち、1981〜1998年の147頭はこの判断による。
1番人気の外国馬は11回で0勝
外国馬が単勝1番人気になったのは11回で、1頭も勝っていない。最高は1993年のコタシャーンの2着で、3着が1981年のザベリワンと1996年のエリシオ(同着)の2回、残りの8回は4着以下だった。外国馬の1番人気は、2011年のデインドリーム(6着)が最後になる。
勝った外国馬15頭の単勝人気は2〜9番人気で、9番人気の勝ちが3回(1988年のペイザバトラー、1989年のホーリックス、2002年のファルブラヴ)ある。
年ごとの外国馬の出走頭数と最高着順
外国馬が最も多く出走したのは、10頭の1982・1984・1990・1994年。1984年と1994年は、14頭立てのうち10頭が外国馬だった。外国馬が1頭もいなかったのは2019年(第39回)の1回だけで、1頭だけだった年は2020年(ウェイトゥパリス、10着)、2023年(イレジン、9着)、2025年(カランダガン、1着)の3回ある。
| 年 | 出走頭数 | うち外国馬 | 外国馬の最高着順 | 最先着の外国馬 |
|---|---|---|---|---|
| 2025 | 17 | 1 | 1着 | カランダガン |
| 2024 | 14 | 3 | 6着 | ゴリアット |
| 2023 | 18 | 1 | 9着 | イレジン |
| 2022 | 18 | 4 | 6着 | グランドグローリー |
| 2021 | 18 | 3 | 5着 | グランドグローリー |
| 2020 | 15 | 1 | 10着 | ウェイトゥパリス |
| 2019 | 15 | 0 | - | - |
| 2018 | 14 | 2 | 10着 | サンダリングブルー |
| 2017 | 17 | 4 | 5着 | アイダホ |
| 2016 | 17 | 3 | 7着 | イキートス |
| 2015 | 18 | 4 | 6着 | イラプト |
| 2014 | 18 | 3 | 6着 | アイヴァンホウ |
| 2013 | 17 | 3 | 5着 | ドゥーナデン |
| 2012 | 17 | 5 | 8着 | レッドカドー |
| 2011 | 16 | 4 | 6着 | デインドリーム |
| 2010 | 18 | 8 | 9着 | シリュスデゼーグル |
| 2009 | 18 | 5 | 4着 | コンデュイット |
| 2008 | 17 | 3 | 9着 | パープルムーン |
| 2007 | 18 | 4 | 7着 | ペイパルブル |
| 2006 | 11 | 2 | 3着 | ウィジャボード |
| 2005 | 18 | 6 | 1着 | アルカセット |
| 2004 | 16 | 5 | 4着 | ポリシーメイカー |
| 2003 | 18 | 9 | 6着 | タイガーテイル |
| 2002 | 16 | 7 | 1着 | ファルブラヴ |
| 2001 | 15 | 7 | 6着 | ゴーラン |
| 2000 | 16 | 7 | 3着 | ファンタスティックライト |
| 1999 | 14 | 6 | 2着 | インディジェナス |
| 1998 | 15 | 6 | 4着 | チーフベアハート |
| 1997 | 14 | 6 | 1着 | ピルサドスキー |
| 1996 | 15 | 6 | 1着 | シングスピール |
| 1995 | 14 | 8 | 1着 | ランド |
| 1994 | 14 | 10 | 2着 | パラダイスクリーク |
| 1993 | 16 | 9 | 2着 | コタシャーン |
| 1992 | 14 | 7 | 2着 | ナチュラリズム |
| 1991 | 15 | 9 | 1着 | ゴールデンフェザント |
| 1990 | 15 | 10 | 1着 | ベタールースンアップ |
| 1989 | 15 | 7 | 1着 | ホーリックス |
| 1988 | 14 | 8 | 1着 | ペイザバトラー |
| 1987 | 14 | 9 | 1着 | ルグロリュー |
| 1986 | 14 | 7 | 1着 | ジュピターアイランド |
| 1985 | 15 | 9 | 3着 | ザフィルバート |
| 1984 | 14 | 10 | 2着 | ベッドタイム |
| 1983 | 16 | 9 | 1着 | スタネーラ |
| 1982 | 15 | 10 | 1着 | ハーフアイスト |
| 1981 | 15 | 7 | 1着 | メアジードーツ |
※出走頭数は、競走中止を含む全出走馬の数。2002年は中山の芝2200mで行われた
外国馬が3着以内に入った年は、45回のうち23回(外国馬の最高着順が1着の年が15回、2着の年が5回、3着の年が3回)。2007〜2024年の18回は、外国馬が1頭も3着以内に入っておらず、最高は2009年のコンデュイットの4着だった。2025年のカランダガンの1着は、2006年のウィジャボードの3着以来、19年ぶりの外国馬の3着以内になる。
年代別の外国馬の成績|2010〜2019年は3着以内なし
| 年代 | 回数 | 外国馬の出走 | 1回あたり | 1着 | 2着 | 3着 | 勝率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1981〜1989年 | 9回 | 76 | 8.4 | 7 | 5 | 5 | 9.2% | 22.4% |
| 1990〜1999年 | 10回 | 77 | 7.7 | 5 | 6 | 7 | 6.5% | 23.4% |
| 2000〜2009年 | 10回 | 55 | 5.5 | 2 | 1 | 2 | 3.6% | 9.1% |
| 2010〜2019年 | 10回 | 36 | 3.6 | 0 | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% |
| 2020〜2025年 | 6回 | 13 | 2.2 | 1 | 0 | 0 | 7.7% | 7.7% |
※1回あたりは、外国馬の出走を回数で割った数。1981〜1989年は9回、2020〜2025年は6回で、ほかの年代と回数が違う
1981〜1989年は1回あたり8.4頭が出走し、出走馬の57.6%が外国馬だった。1990〜1999年も7.7頭(52.7%)で、出走馬の半分以上を外国馬が占めていた。その後は、2000〜2009年が5.5頭(33.7%)、2010〜2019年が3.6頭(21.6%)、2020〜2025年が2.2頭(13.0%)と減っている。
成績では、1999年までは3着内率が2割を超えていたが、2000〜2009年は9.1%に下がった。2010〜2019年はのべ36頭が出走して1頭も3着以内に入らず、最高は5着(2013年のドゥーナデン、2017年のアイダホ)。2020〜2025年はのべ13頭のうち、2025年に勝ったカランダガンだけが3着以内に入った。
ジャパンカップを勝った外国馬は15頭
外国馬の15勝のうち12勝は1981〜1997年で、その後は2002年のファルブラヴ、2005年のアルカセット、2025年のカランダガンの3勝。2006〜2024年の19回は、日本で調教された馬が続けて勝った。
勝った15頭を調教国で分けると、アメリカとイギリスが4勝ずつ、フランスが2勝(1987・2025年)、アイルランド、ニュージーランド、オーストラリア、ドイツ、イタリアが1勝ずつになる。負けた外国馬の調教国は、本記事では数えていない。勝ち馬の一覧と騎手・調教師は「ジャパンカップの歴代優勝馬」に載せている。
反対に、日本の馬が海外でどれだけ走り、どれだけ勝っているかは「日本馬の海外遠征の成績」で数えている。
よくある質問
- ジャパンカップで外国馬は何勝している?
- 1981〜2025年の45回で15勝で、最後の勝ちは2025年のカランダガン(フランス)。外国馬はのべ257頭が出走し、勝率は5.8%、3着内率は16.0%だ。
- ジャパンカップで外国馬が出走しなかった年は?
- 2019年(第39回)の1回だけ。外国馬が1頭だけだった年は、2020年・2023年・2025年の3回ある。
- 外国馬の出走が最も多かった年は?
- 10頭が出走した1982・1984・1990・1994年。1981〜1989年は1回あたり8.4頭の外国馬が出走していたが、2020〜2025年は2.2頭だった。
- 外国馬が最後に3着以内に入ったのは?
- 2025年のカランダガンの1着。その前は2006年のウィジャボードの3着で、2007〜2024年の18回は外国馬が1頭も3着以内に入らなかった。
- 1番人気の外国馬は勝っている?
- 外国馬が単勝1番人気になった11回で、勝ちはない。最高は1993年のコタシャーンの2着で、最後に1番人気になったのは2011年のデインドリーム(6着)だ。






