GⅠ・重賞

オークス(優駿牝馬)とは|歴代優勝馬・賞金と2027年の日程

この記事の要点

  • オークス(優駿牝馬)は、5月に東京競馬場の芝2400m(左回り)で行われる3歳牝馬のGⅠ。牝馬三冠(桜花賞・オークス・秋華賞)の2戦目で、2027年は5月23日(日)に行われる予定だ
  • 1着本賞金は2026年度が15,000万円(1億5,000万円)。2022年の14,000万円から2023年に上がった
  • 1938年に「阪神優駿牝馬」として秋に始まり、1946年に東京へ移って「優駿牝馬」の名になった。1953年から春に行われている
  • 1955〜2026年の72回で、騎手の最多勝は嶋田功騎手の5勝。1番人気は24勝で、同じ年に桜花賞も勝った馬は15頭いる
オークス(優駿牝馬)とは|歴代優勝馬・賞金と2027年の日程
目次
  1. オークスとは?東京・芝2400mの牝馬三冠の2戦目
  2. オークスのレースの条件
  3. オークスの賞金はいくら?
  4. オークスのトライアルは?優先出走権のレース
  5. 2027年のオークスはいつ?日程
  6. オークスの配当は?過去10年の単勝・馬連・3連複・3連単
  7. オークスの歴代優勝馬(1955〜2026年・第16〜87回)
  8. オークス歴代優勝馬のデータ|騎手・人気・桜花賞との2冠
  9. オークスの歴史|1938年創設、1953年から春
  10. オークス2027の予想・データの記事

オークス(優駿牝馬)とは、牝馬三冠の2戦目にあたるGⅠで、毎年5月に東京競馬場の芝2400mで行われる。出られるのは3歳の牝馬だけだ。1着本賞金は2026年度が15,000万円(1億5,000万円)で、2027年は5月23日(日)に行われる予定。本記事では、レースの条件と賞金、トライアル、2027年の日程、1955〜2026年の72回の歴代優勝馬、1938年からの名前と時期の移り変わりをまとめる。

オークスとは?東京・芝2400mの牝馬三冠の2戦目

オークスは、イギリスの「オークス」を手本に1938年に創設された。正式な競走名は優駿牝馬で、JRAは、桜花賞・優駿牝馬・秋華賞の3つを牝馬3冠競走としている。オークスは4月の桜花賞に続く2戦目で、桜花賞とオークスはクラシックの5競走に入るが、秋華賞は入らない。

「オークス」の名は、イギリスのダービーを創設したダービー卿が持っていた、樫(オーク)の森が茂る土地の名に由来するとされる。JRAのレース成績の文では、勝ち馬を「樫の女王」と呼ぶこともある。

クラシックの5競走の一覧と、三冠と牝馬三冠の違いは「競馬のクラシックとは」で説明している。

オークスのレースの条件

2026年の条件は次のとおり。

項目 内容
格 GⅠ
競馬場 東京競馬場
コース 芝2400m(左回り)
出走できる馬 3歳の牝馬(オープン、国際、指定)
負担重量 馬齢
1着本賞金 15,000万円(2026年度)

馬齢重量は、年齢と性別だけで負担重量が決まる方式で、3歳の春の牝馬は55kgになる。2026年は18頭が出走し、全頭が55kgだった。

負担重量の決め方は「競馬の斤量」で説明している。

1955年以降の72回は、すべて東京競馬場の芝2400mで行われた。成績のコースの表記は、1985年までが「芝・左外」、1986年からが「芝・左」になっている。桜花賞の芝1600mからは800m延びる。

東京の芝コースの形と直線の長さは「東京競馬場ガイド」にまとめた。

オークスの賞金はいくら?

2026年の結果では、1〜5着の本賞金は次のとおりだった。2023年から2026年まで同じ額だ。

着順 本賞金
1着 15,000万円(1億5,000万円)
2着 6,000万円
3着 3,800万円
4着 2,300万円
5着 1,500万円

本賞金とは別に、2026年は付加賞が1着2,636.9万円、2着753.4万円、3着376.7万円ついた。2026年度のJRAのGⅠで、1着本賞金が15,000万円なのは、オークス、ヴィクトリアマイル、エリザベス女王杯、フェブラリーステークス、チャンピオンズカップの5つ。牝馬三冠の3レースでは、オークスがいちばん高い。

GⅠを1着賞金の高い順に並べた表は「JRAのGⅠ一覧」にある。

1着本賞金の移り変わり

各年の結果に載っている1着本賞金は、次のように上がってきた。

年 1着本賞金
1995〜2015年 9,700万円
2016〜2017年 10,000万円
2018〜2021年 11,000万円
2022年 14,000万円
2023〜2026年 15,000万円

1995年から2015年までは、21年続けて9,700万円だった。2021年の11,000万円から、2022・2023年の2年で4,000万円上がっている。JRAの成績で確かめられるもっとも古い1955年の1着本賞金は120万円で、1967年が1,000万円、1977年が4,000万円だった。

6〜10着の出走奨励金は「競馬の賞金」にまとめた。

オークスのトライアルは?優先出走権のレース

オークスの前には、上位の馬にオークスの優先出走権が与えられるレースがある。2026年の番組では、桜花賞(GⅠ)が5着まで、フローラステークス(GⅡ)が2着まで、スイートピーステークス(L)が1着だった。

フローラステークスは、1966年にオークスのトライアルとして創設された。当初は芝1800mで、1987年に2000mに延びている。

2027年のオークスはいつ?日程

JRAが2026年9月28日に発表した2027年度の開催日割では、オークスは5月23日(日)に東京競馬場で行われる。2026年が第87回で、2027年は第88回にあたる。

項目 内容
日付 2027年5月23日(日)
競馬場 東京競馬場(2回東京)
コース 芝2400m
1着本賞金 未発表(2026年度は15,000万円)

開催日割は、農林水産大臣の認可を経て正式に確定する。2027年度の重賞の賞金額は、11月中旬に改めて発表される予定だ(2026年11月7日時点)。2027年は、6週前の4月11日(日)に桜花賞、1週あとの5月30日(日)に日本ダービーが行われる。

2027年のGⅠ全体の日程は「競馬の2027年の日程」に並べている。

オークスの配当は?過去10年の単勝・馬連・3連複・3連単

過去10年(2017〜2026年)のオークスの3連単は3,360円〜532,180円で、10万円を超えた年が4回ある。10回の中央値は38,275円だ。馬連の万馬券は2019年の25,140円の1回だけ。1番人気の勝ちは2017〜2020年と2023年の5回だ。

年 勝ち馬(単勝の人気) 単勝 馬連 3連複 3連単(人気)
2026 ジュウリョクピエロ(5番人気) 1,090円 3,210円 3,220円 30,330円(99番人気)
2025 カムニャック(4番人気) 1,430円 2,470円 21,380円 130,640円(326番人気)
2024 チェルヴィニア(2番人気) 460円 590円 1,690円 8,060円(9番人気)
2023 リバティアイランド(1番人気) 140円 590円 16,840円 34,140円(98番人気)
2022 スターズオンアース(3番人気) 650円 8,150円 19,360円 119,010円(390番人気)
2021 ユーバーレーベン(3番人気) 890円 1,880円 109,190円 532,180円(944番人気)
2020 デアリングタクト(1番人気) 160円 1,800円 15,020円 42,410円(119番人気)
2019 ラヴズオンリーユー(1番人気) 400円 25,140円 28,240円 179,960円(534番人気)
2018 アーモンドアイ(1番人気) 170円 1,190円 750円 3,360円(5番人気)
2017 ソウルスターリング(1番人気) 240円 2,290円 4,600円 20,130円(41番人気)

※金額は100円あたり

オークスの歴代優勝馬(1955〜2026年・第16〜87回)

1955年の第16回から2026年の第87回までの優勝馬は次のとおり。2026年から新しい順に10回ずつ並べ、1955〜1966年は12回分をまとめた。年齢はすべて3歳(2000年までの成績の表記では4歳)。人気は単勝の人気。競馬場はすべて東京競馬場、距離はすべて芝2400mだ。

2017〜2026年(第78〜87回)

年 回 優勝馬 騎手 調教師 タイム 人気
2026 第87回 ジュウリョクピエロ 今村聖奈 寺島良 2:25.6 5
2025 第86回 カムニャック A.シュタルケ 友道康夫 2:25.7 4
2024 第85回 チェルヴィニア C.ルメール 木村哲也 2:24.0 2
2023 第84回 リバティアイランド 川田将雅 中内田充正 2:23.1 1
2022 第83回 スターズオンアース C.ルメール 高柳瑞樹 2:23.9 3
2021 第82回 ユーバーレーベン M.デムーロ 手塚貴久 2:24.5 3
2020 第81回 デアリングタクト 松山弘平 杉山晴紀 2:24.4 1
2019 第80回 ラヴズオンリーユー M.デムーロ 矢作芳人 2:22.8 1
2018 第79回 アーモンドアイ C.ルメール 国枝栄 2:23.8 1
2017 第78回 ソウルスターリング C.ルメール 藤沢和雄 2:24.1 1

2007〜2016年(第68〜77回)

年 回 優勝馬 騎手 調教師 タイム 人気
2016 第77回 シンハライト 池添謙一 石坂正 2:25.0 1
2015 第76回 ミッキークイーン 浜中俊 池江泰寿 2:25.0 3
2014 第75回 ヌーヴォレコルト 岩田康誠 斎藤誠 2:25.8 2
2013 第74回 メイショウマンボ 武幸四郎 飯田明弘 2:25.2 9
2012 第73回 ジェンティルドンナ 川田将雅 石坂正 2:23.6 3
2011 第72回 エリンコート 後藤浩輝 笹田和秀 2:25.7 7
2010 第71回 アパパネ(1着同着) 蛯名正義 国枝栄 2:29.9 1
2010 第71回 サンテミリオン(1着同着) 横山典弘 古賀慎明 2:29.9 5
2009 第70回 ブエナビスタ 安藤勝己 松田博資 2:26.1 1
2008 第69回 トールポピー 池添謙一 角居勝彦 2:28.8 4
2007 第68回 ローブデコルテ 福永祐一 松元茂樹 2:25.3 5

1997〜2006年(第58〜67回)

年 回 優勝馬 騎手 調教師 タイム 人気
2006 第67回 カワカミプリンセス 本田優 西浦勝一 2:26.2 3
2005 第66回 シーザリオ 福永祐一 角居勝彦 2:28.8 1
2004 第65回 ダイワエルシエーロ 福永祐一 松田国英 2:27.2 6
2003 第64回 スティルインラブ 幸英明 松元省一 2:27.5 2
2002 第63回 スマイルトゥモロー 吉田豊 勢司和浩 2:27.7 4
2001 第62回 レディパステル K.デザーモ 田中清隆 2:26.3 5
2000 第61回 シルクプリマドンナ 藤田伸二 山内研二 2:30.2 1
1999 第60回 ウメノファイバー 蛯名正義 相沢郁 2:26.9 7
1998 第59回 エリモエクセル 的場均 加藤敬二 2:28.1 7
1997 第58回 メジロドーベル 吉田豊 大久保洋吉 2:27.7 2

1987〜1996年(第48〜57回)

年 回 優勝馬 騎手 調教師 タイム 人気
1996 第57回 エアグルーヴ 武豊 伊藤雄二 2:29.1 1
1995 第56回 ダンスパートナー 武豊 白井寿昭 2:26.7 3
1994 第55回 チョウカイキャロル 小島貞博 鶴留明雄 2:27.5 2
1993 第54回 ベガ 武豊 松田博資 2:27.3 1
1992 第53回 アドラーブル 村本善之 小林稔 2:28.9 4
1991 第52回 イソノルーブル 松永幹夫 清水久雄 2:27.8 4
1990 第51回 エイシンサニー 岸滋彦 坂口正則 2:26.1 5
1989 第50回 ライトカラー 田島良保 清田十一 2:29.0 10
1988 第49回 コスモドリーム 熊澤重文 松田博資 2:28.3 10
1987 第48回 マックスビューティ 田原成貴 伊藤雄二 2:30.9 1

1977〜1986年(第38〜47回)

年 回 優勝馬 騎手 調教師 タイム 人気
1986 第47回 メジロラモーヌ 河内洋 奥平真治 2:29.6 1
1985 第46回 ノアノハコブネ 音無秀孝 田中良平 2:30.7 21
1984 第45回 トウカイローマン 岡富俊一 中村均 2:31.9 9
1983 第44回 ダイナカール 岡部幸雄 高橋英夫 2:30.9 2
1982 第43回 シャダイアイバー 加藤和宏 二本柳俊夫 2:28.6 7
1981 第42回 テンモン 嶋田功 稲葉幸夫 2:29.5 1
1980 第41回 ケイキロク 岡部幸雄 浅見国一 2:32.3 10
1979 第40回 アグネスレディー 河内洋 長浜彦三郎 2:29.6 1
1978 第39回 ファイブホープ 横山富雄 山岡寿恵次 2:30.2 5
1977 第38回 リニアクイン 松田幸春 松田由太郎 2:28.1 1

1967〜1976年(第28〜37回)

年 回 優勝馬 騎手 調教師 タイム 人気
1976 第37回 テイタニヤ 嶋田功 稲葉幸夫 2:34.4 1
1975 第36回 テスコガビー 菅原泰夫 仲住芳雄 2:30.6 1
1974 第35回 トウコウエルザ 嶋田功 仲住達弥 2:29.1 9
1973 第34回 ナスノチグサ 嶋田功 稲葉幸夫 2:28.9 2
1972 第33回 タケフブキ 嶋田功 稲葉幸夫 2:28.8 3
1971 第32回 カネヒムロ 岡部幸雄 成宮明光 2:36.0 10
1970 第31回 ジュピック 森安重勝 工藤嘉見 2:40.6 12
1969 第30回 シャダイターキン 森安重勝 尾形藤吉 2:32.4 5
1968 第29回 ルピナス 中野渡清一 茂木為二郎 2:31.6 8
1967 第28回 ヤマピツト 保田隆芳 浅見国一 2:29.6 1

1955〜1966年(第16〜27回)

年 回 優勝馬 騎手 調教師 タイム 人気
1966 第27回 ヒロヨシ 古山良司 久保田彦之 2:36.2 5
1965 第26回 ベロナ 加賀武見 田中和夫 2:31.3 4
1964 第25回 カネケヤキ 野平祐二 杉浦照 2:31.1 1
1963 第24回 アイテイオー 伊藤竹男 久保田金造 2:32.4 4
1962 第23回 オーハヤブサ 藤本勝彦 藤本冨良 2:31.9 8
1961 第22回 チトセホープ 伊藤修司 伊藤勝吉 2:32.5 1
1960 第21回 スターロツチ 高松三太 松山吉三郎 2:33.4 9
1959 第20回 オーカン 清田十一 伊藤勝吉 2:33.8 1
1958 第19回 ミスマルサ 八木澤勝美 古賀嘉蔵 2:33.0 4
1957 第18回 ミスオンワード 栗田勝 武田文吾 2:32.0 1
1956 第17回 フエアマンナ 佐藤嘉秋 大久保房松 2:33.8 2
1955 第16回 ヒロイチ 岩下密政 矢倉玉男 2:32.8 4

※2000年までの成績では年齢を数え年で書いているため、今の数え方に直すと全頭が3歳になる

※2010年は、アパパネとサンテミリオンの1着同着だった

1954年以前の第1〜15回は、JRAの過去のGⅠの成績のページに載っていないため、表に入れていない。

オークス歴代優勝馬のデータ|騎手・人気・桜花賞との2冠

ここからの数は、上の表の1955〜2026年の72回を編集部が数えたものだ。1着同着の2010年は、アパパネの1回として数えた。

騎手・調教師の最多勝

騎手の最多勝は、嶋田功騎手の5勝(1972・1973・1974・1976・1981年)。1972年から1974年は3年続けて勝っていて、タケフブキ、ナスノチグサ、トウコウエルザ、テイタニヤ、テンモンで勝った。次がC.ルメール騎手の4勝(2017・2018・2022・2024年)で、ソウルスターリング、アーモンドアイ、スターズオンアース、チェルヴィニアで勝っている。

3勝は、岡部幸雄騎手(1971・1980・1983年)、武豊騎手(1993・1995・1996年)、福永祐一騎手(2004・2005・2007年)の3人。2勝は、森安重勝、河内洋、吉田豊、蛯名正義、池添謙一、川田将雅、M.デムーロの7人だ。2年続けて勝ったのは、森安重勝騎手(1969・1970年)、武豊騎手(1995・1996年)、福永祐一騎手(2004・2005年)、C.ルメール騎手(2017・2018年)で、3年続けたのは嶋田功騎手だけになる。

調教師の最多勝は、稲葉幸夫調教師の4勝(1972・1973・1976・1981年)。4勝とも嶋田功騎手が乗っていた。次が松田博資調教師の3勝(1988・1993・2009年)で、2勝は浅見国一、伊藤勝吉、伊藤雄二、角居勝彦、石坂正、国枝栄の6人いる。

人気別の勝ち数

72回で、1番人気は24勝、2番人気は8勝、3番人気は7勝で、3番人気までで39勝になる。4〜9番人気が27勝で、2桁人気の勝ちは6回。もっとも人気がなかったのは、1985年のノアノハコブネの21番人気だ。

2桁人気で勝った年 優勝馬 人気
1970年 ジュピック 12
1971年 カネヒムロ 10
1980年 ケイキロク 10
1985年 ノアノハコブネ 21
1988年 コスモドリーム 10
1989年 ライトカラー 10

1990年以降の37回では、2桁人気の勝ちは出ていない。もっとも人気がなかったのは、2013年のメイショウマンボの9番人気だ。2016年から2020年は、5年続けて1番人気が勝った。

桜花賞との2冠・牝馬三冠につながった馬

72回の優勝馬のうち、同じ年の桜花賞も勝っていた馬は15頭。そのうち7頭は三冠目(1995年まではエリザベス女王杯、1996年からは秋華賞)も勝って牝馬三冠を達成した。1986年のメジロラモーヌ、2003年のスティルインラブ、2010年のアパパネ、2012年のジェンティルドンナ、2018年のアーモンドアイ、2020年のデアリングタクト、2023年のリバティアイランドだ。

桜花賞とオークスの2冠で止まったのは、ミスオンワード(1957年)、カネケヤキ(1964年)、テスコガビー(1975年)、テイタニヤ(1976年)、マックスビューティ(1987年)、ベガ(1993年)、ブエナビスタ(2009年)、スターズオンアース(2022年)の8頭。2024〜2026年のオークス馬は、同じ年の桜花賞を勝っていない。

桜花賞の歴代優勝馬は「桜花賞とは」に載せている。

秋華賞ができた1996年以降では、オークスと秋華賞の2冠も5頭いる。1997年のメジロドーベル、2006年のカワカミプリンセス、2013年のメイショウマンボ、2015年のミッキークイーン、2024年のチェルヴィニアだ。

三冠馬7頭の騎手・調教師と、2冠で止まった馬の一覧は「牝馬三冠馬の歴代一覧」にまとめた。

無敗でオークスを勝った馬

JRAの成績ページに勝ち馬の戦績が載っている1998〜2026年の29回では、デビューから負けなしでオークスを勝った馬が3頭いる。

年 優勝馬 オークスを終えた時点の戦績
2006 カワカミプリンセス 4戦4勝
2019 ラヴズオンリーユー 4戦4勝
2020 デアリングタクト 4戦4勝

JRAは2019年のレース成績で、ラヴズオンリーユーの勝ちを、クリフジ、ミツマサ、ミスオンワード、カワカミプリンセスに続く5頭目の無敗のオークス制覇としている。翌年のデアリングタクトは、そのまま秋華賞も勝って無敗で牝馬三冠を達成した。

勝ち馬の父

勝ち馬の父が成績ページに載っている1998〜2026年の29回では、ディープインパクトの産駒が4勝(2012・2015・2016・2019年)でもっとも多い。2015・2016年は2年続けての勝ちだ。2勝は、サンデーサイレンス(2003・2004年)、スペシャルウィーク(2005・2009年)、ドゥラメンテ(2022・2023年)の3頭で、サンデーサイレンスとドゥラメンテは2年続けて勝っている。

勝ちタイム

72回でもっとも速い勝ちタイムは、2019年にラヴズオンリーユーが出した2分22秒8で、JRAはレースレコードとしている。次が2023年のリバティアイランドの2分23秒1、2012年のジェンティルドンナの2分23秒6だ。

勝ちタイムが2分24秒を切ったのは5回で、2012・2018・2019・2022・2023年と、すべて2012年以降。もっとも遅かったのは、馬場が不良だった1970年のジュピックの2分40秒6だった。

オークスの歴史|1938年創設、1953年から春

オークスは、1938年に阪神で秋のレースとして始まり、東京に移って名前が変わり、春のレースになって今の形になった。

創設からの年表

年 できごと
1938年 イギリスのオークスを手本に「阪神優駿牝馬」として創設。秋に行われた
1946年 東京競馬場に移り、レース名が「優駿牝馬」になる
1953年 行う時期が秋から春に変わる
1955年 第16回が5月28日に東京で行われ、ヒロイチが勝った(JRAの成績で確かめられるもっとも古い回)
1968・1971・1972年 6〜7月に行われた(1968年6月30日、1971年6月6日、1972年7月2日)
1985年 21番人気のノアノハコブネが勝つ
1986年 成績のコースの表記が「芝・左外」から「芝・左」に変わった
2001年 成績の年齢の表記が今の数え方になり、「4歳」から「3歳」に変わった
2010年 アパパネとサンテミリオンが1着同着。JRAのGⅠで初めての1着同着だった
2019年 ラヴズオンリーユーが2分22秒8のレースレコードで勝った
2023年 1着本賞金が15,000万円になった
2026年 5月24日に第87回が行われ、ジュウリョクピエロが勝った
2027年 5月23日(日)に第88回が行われる予定

当時は日本と競馬の先進国とで、3歳の牝馬の成長に半年ほどの差があると考えられていたため、創設したころは秋に行われていた。1955年以降の時期と競馬場は、各年の結果に載っている日付と開催による。1973年以降は毎年5月に行われていて、2026年まで続いている。

2026年は、今村聖奈騎手がジュウリョクピエロで勝ち、JRAはJRA所属の女性騎手で初めてのクラシック制覇としている。

オークス2027の予想・データの記事

レースの週に、2027年の予想オッズ・枠順などの記事を出す。

歴代ダービー馬一覧

皐月賞のレースガイド

よくある質問

オークスとはどんなレース?
毎年5月に東京競馬場の芝2400mで行われる、3歳の牝馬だけが出られるGⅠだ。正式な名前は優駿牝馬で、JRAは桜花賞・優駿牝馬・秋華賞を牝馬3冠競走としている。オークスはその2戦目にあたる。
2027年のオークスはいつ?
JRAが2026年9月28日に発表した2027年度の開催日割では、5月23日(日)に東京競馬場で行われる。日割は農林水産大臣の認可を経て正式に確定する。
オークスの1着賞金はいくら?
2026年度の1着本賞金は15,000万円(1億5,000万円)で、2着は6,000万円だった。同じ牝馬三冠では、桜花賞が14,000万円、秋華賞が11,000万円だ。
優駿牝馬とオークスは同じレース?
同じレースだ。JRAの正式な競走名は「優駿牝馬」で、イギリスのオークスを手本に作られたため「オークス」とも呼ばれる。オーク(Oak)は英語で樫を意味する。
オークスで最も多く勝った騎手は?
1955〜2026年の72回では、嶋田功騎手の5勝(1972・1973・1974・1976・1981年)が最多。次がC.ルメール騎手の4勝(2017・2018・2022・2024年)だ。
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