桜花賞とは|歴代優勝馬・賞金と2027年の日程
この記事の要点
- 桜花賞は、4月に阪神競馬場の芝1600m(右回り・外回り)で行われる3歳牝馬のGⅠ。牝馬三冠(桜花賞・オークス・秋華賞)の1戦目で、2027年は4月11日(日)に行われる予定だ
- 1着本賞金は2026年度が14,000万円(1億4,000万円)。2022年の13,000万円から2023年に上がった
- 1939年に「中山4歳牝馬特別競走」として中山の芝1800mで始まり、1947年に京都の1600mへ移って桜花賞の名になった。1950年から阪神で行われている
- 1955〜2026年の72回で、騎手の最多勝は武豊騎手の5勝。1番人気は22勝で、同じ年にオークスも勝った馬は15頭いる

目次
桜花賞とは、牝馬三冠の1戦目にあたるGⅠで、毎年4月に阪神競馬場の芝1600mで行われる。出られるのは3歳の牝馬だけだ。1着本賞金は2026年度が14,000万円(1億4,000万円)で、2027年は4月11日(日)に行われる予定。本記事では、レースの条件と賞金、トライアル、2027年の日程、1955〜2026年の72回の歴代優勝馬、1939年からの名前と舞台の移り変わりをまとめる。
桜花賞とは?阪神・芝1600mの牝馬三冠の1戦目
桜花賞は1939年に創設された。イギリスのクラシックレース「1000ギニー」を手本にしたレースで、JRAは、桜花賞・優駿牝馬(オークス)・秋華賞の3つを牝馬三冠の競走とし、桜花賞をその第一関門としている。桜花賞とオークスはクラシックの5競走に入るが、秋華賞は入らない。
JRAの規定では、桜花賞の5着までの馬に、オークスへの優先出走権が与えられる。
クラシックの5競走の一覧と、三冠と牝馬三冠の違いは「競馬のクラシックとは」で説明している。
桜花賞のレースの条件
2026年の条件は次のとおり。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 格 | GⅠ |
| 競馬場 | 阪神競馬場 |
| コース | 芝1600m(右回り・外回り) |
| 出走できる馬 | 3歳の牝馬(オープン、国際、指定) |
| 負担重量 | 馬齢 |
| 1着本賞金 | 14,000万円(2026年度) |
馬齢重量は、年齢と性別だけで負担重量が決まる方式で、3歳の春の牝馬は55kgになる。2026年はフルゲートの18頭が出走し、全頭が55kgだった。
負担重量の決め方は「競馬の斤量」で説明している。
舞台の阪神の芝1600mは、外回りだけを使うコースだ。阪神で行われた年の成績のコースの表記は、2006年までが「芝・右」、2007年からが「芝・右外」になっている。
桜花賞の賞金はいくら?
2026年の結果では、1〜5着の本賞金は次のとおりだった。2023年から2026年まで同じ額だ。
| 着順 | 本賞金 |
|---|---|
| 1着 | 14,000万円(1億4,000万円) |
| 2着 | 5,600万円 |
| 3着 | 3,500万円 |
| 4着 | 2,100万円 |
| 5着 | 1,400万円 |
本賞金とは別に、2026年は付加賞が1着2,825.9万円、2着807.4万円、3着403.7万円ついた。2026年度のJRAのGⅠで、1着本賞金が14,000万円なのは桜花賞だけ。同じ牝馬三冠では、オークスが15,000万円、秋華賞が11,000万円だ。
GⅠを1着賞金の高い順に並べた表は「JRAのGⅠ一覧」にある。
1着本賞金の移り変わり
各年の結果に載っている1着本賞金は、次のように上がってきた。
| 年 | 1着本賞金 |
|---|---|
| 1995〜2015年 | 8,900万円 |
| 2016〜2017年 | 9,200万円 |
| 2018〜2021年 | 10,500万円 |
| 2022年 | 13,000万円 |
| 2023〜2026年 | 14,000万円 |
1995年から2015年までは、21年続けて8,900万円だった。2021年の10,500万円から、2022・2023年の2年で3,500万円上がっている。JRAの成績で確かめられるもっとも古い1955年の1着本賞金は100万円で、1967年が800万円、1968年が1,100万円だった。
6〜10着の出走奨励金は「競馬の賞金」にまとめた。
桜花賞のトライアルは?優先出走権のレース
桜花賞の前には、上位の馬に桜花賞の優先出走権が与えられるトライアルがある。2026年の番組では、チューリップ賞(GⅡ)とフィリーズレビュー(GⅡ)が3着まで、アネモネステークス(L)が2着までだった。
トライアルを使わずに出る馬もいる。2026年の勝ち馬スターアニスは、前の年の阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)の勝ち馬だ。
2027年の桜花賞はいつ?日程
JRAが2026年9月28日に発表した2027年度の開催日割では、桜花賞は4月11日(日)に阪神競馬場で行われる。2026年が第86回で、2027年は第87回にあたる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | 2027年4月11日(日) |
| 競馬場 | 阪神競馬場(2回阪神) |
| コース | 芝1600m |
| 1着本賞金 | 未発表(2026年度は14,000万円) |
開催日割は、農林水産大臣の認可を経て正式に確定する。2027年度の重賞の賞金額は、11月中旬に改めて発表される予定だ(2026年11月7日時点)。2027年は、1週あとの4月18日(日)に皐月賞が行われる。
2027年のGⅠ全体の日程は「競馬の2027年の日程」に並べている。
桜花賞の配当は?過去10年の単勝・馬連・3連複・3連単
過去10年(2017〜2026年)の桜花賞の3連単は3,780円〜94,890円で、10万円を超えた年はない。10回の中央値は22,515円だ。馬連の万馬券は2017年の17,000円の1回だけ。1番人気の勝ちは2023年と2026年の2回で、2番人気が5回勝っている。
| 年 | 勝ち馬(単勝の人気) | 単勝 | 馬連 | 3連複 | 3連単(人気) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026 | スターアニス(1番人気) | 290円 | 1,570円 | 27,590円 | 82,710円(238番人気) |
| 2025 | エンブロイダリー(3番人気) | 500円 | 1,000円 | 2,200円 | 11,060円(17番人気) |
| 2024 | ステレンボッシュ(2番人気) | 430円 | 620円 | 3,260円 | 11,470円(25番人気) |
| 2023 | リバティアイランド(1番人気) | 160円 | 1,280円 | 4,750円 | 13,220円(27番人気) |
| 2022 | スターズオンアース(7番人気) | 1,450円 | 3,740円 | 11,740円 | 72,700円(213番人気) |
| 2021 | ソダシ(2番人気) | 360円 | 670円 | 2,660円 | 10,400円(15番人気) |
| 2020 | デアリングタクト(2番人気) | 420円 | 1,110円 | 12,590円 | 47,760円(196番人気) |
| 2019 | グランアレグリア(2番人気) | 340円 | 4,410円 | 5,990円 | 31,810円(84番人気) |
| 2018 | アーモンドアイ(2番人気) | 390円 | 480円 | 830円 | 3,780円(4番人気) |
| 2017 | レーヌミノル(8番人気) | 4,080円 | 17,000円 | 5,020円 | 94,890円(214番人気) |
※金額は100円あたり
桜花賞の歴代優勝馬(1955〜2026年・第15〜86回)
1955年の第15回から2026年の第86回までの優勝馬は次のとおり。2026年から新しい順に10回ずつ並べ、1955〜1966年は12回分をまとめた。年齢はすべて3歳(2000年までの成績の表記では4歳)。人気は単勝の人気。阪神競馬場以外で行われた年は、優勝馬の後ろに競馬場を書いた。距離はすべて芝1600mだ。
2017〜2026年(第77〜86回)
| 年 | 回 | 優勝馬 | 騎手 | 調教師 | タイム | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026 | 第86回 | スターアニス | 松山弘平 | 高野友和 | 1:31.5 | 1 |
| 2025 | 第85回 | エンブロイダリー | J.モレイラ | 森一誠 | 1:33.1 | 3 |
| 2024 | 第84回 | ステレンボッシュ | J.モレイラ | 国枝栄 | 1:32.2 | 2 |
| 2023 | 第83回 | リバティアイランド | 川田将雅 | 中内田充正 | 1:32.1 | 1 |
| 2022 | 第82回 | スターズオンアース | 川田将雅 | 高柳瑞樹 | 1:32.9 | 7 |
| 2021 | 第81回 | ソダシ | 吉田隼人 | 須貝尚介 | 1:31.1 | 2 |
| 2020 | 第80回 | デアリングタクト | 松山弘平 | 杉山晴紀 | 1:36.1 | 2 |
| 2019 | 第79回 | グランアレグリア | C.ルメール | 藤沢和雄 | 1:32.7 | 2 |
| 2018 | 第78回 | アーモンドアイ | C.ルメール | 国枝栄 | 1:33.1 | 2 |
| 2017 | 第77回 | レーヌミノル | 池添謙一 | 本田優 | 1:34.5 | 8 |
2007〜2016年(第67〜76回)
| 年 | 回 | 優勝馬 | 騎手 | 調教師 | タイム | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 第76回 | ジュエラー | M.デムーロ | 藤岡健一 | 1:33.4 | 3 |
| 2015 | 第75回 | レッツゴードンキ | 岩田康誠 | 梅田智之 | 1:36.0 | 5 |
| 2014 | 第74回 | ハープスター | 川田将雅 | 松田博資 | 1:33.3 | 1 |
| 2013 | 第73回 | アユサン | C.デムーロ | 手塚貴久 | 1:35.0 | 7 |
| 2012 | 第72回 | ジェンティルドンナ | 岩田康誠 | 石坂正 | 1:34.6 | 2 |
| 2011 | 第71回 | マルセリーナ | 安藤勝己 | 松田博資 | 1:33.9 | 2 |
| 2010 | 第70回 | アパパネ | 蛯名正義 | 国枝栄 | 1:33.3 | 1 |
| 2009 | 第69回 | ブエナビスタ | 安藤勝己 | 松田博資 | 1:34.0 | 1 |
| 2008 | 第68回 | レジネッタ | 小牧太 | 浅見秀一 | 1:34.4 | 12 |
| 2007 | 第67回 | ダイワスカーレット | 安藤勝己 | 松田国英 | 1:33.7 | 3 |
1997〜2006年(第57〜66回)
| 年 | 回 | 優勝馬 | 騎手 | 調教師 | タイム | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2006 | 第66回 | キストゥヘヴン | 安藤勝己 | 戸田博文 | 1:34.6 | 6 |
| 2005 | 第65回 | ラインクラフト | 福永祐一 | 瀬戸口勉 | 1:33.5 | 2 |
| 2004 | 第64回 | ダンスインザムード | 武豊 | 藤沢和雄 | 1:33.6 | 1 |
| 2003 | 第63回 | スティルインラブ | 幸英明 | 松元省一 | 1:33.9 | 2 |
| 2002 | 第62回 | アローキャリー | 池添謙一 | 山内研二 | 1:34.3 | 13 |
| 2001 | 第61回 | テイエムオーシャン | 本田優 | 西浦勝一 | 1:34.4 | 1 |
| 2000 | 第60回 | チアズグレイス | 松永幹夫 | 山内研二 | 1:34.9 | 6 |
| 1999 | 第59回 | プリモディーネ | 福永祐一 | 西橋豊治 | 1:35.5 | 4 |
| 1998 | 第58回 | ファレノプシス | 武豊 | 浜田光正 | 1:34.0 | 3 |
| 1997 | 第57回 | キョウエイマーチ | 松永幹夫 | 野村彰彦 | 1:36.9 | 1 |
1987〜1996年(第47〜56回)
| 年 | 回 | 優勝馬 | 騎手 | 調教師 | タイム | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1996 | 第56回 | ファイトガリバー | 田原成貴 | 中尾謙太郎 | 1:34.4 | 10 |
| 1995 | 第55回 | ワンダーパヒューム(京都) | 田原成貴 | 領家政蔵 | 1:34.4 | 7 |
| 1994 | 第54回 | オグリローマン | 武豊 | 瀬戸口勉 | 1:36.4 | 3 |
| 1993 | 第53回 | ベガ | 武豊 | 松田博資 | 1:37.2 | 1 |
| 1992 | 第52回 | ニシノフラワー | 河内洋 | 松田正弘 | 1:37.5 | 1 |
| 1991 | 第51回 | シスタートウショウ(京都) | 角田晃一 | 鶴留明雄 | 1:33.8 | 4 |
| 1990 | 第50回 | アグネスフローラ | 河内洋 | 長浜博之 | 1:37.1 | 1 |
| 1989 | 第49回 | シャダイカグラ | 武豊 | 伊藤雄二 | 1:37.5 | 1 |
| 1988 | 第48回 | アラホウトク | 河内洋 | 庄野穂積 | 1:34.8 | 5 |
| 1987 | 第47回 | マックスビューティ | 田原成貴 | 伊藤雄二 | 1:35.1 | 1 |
1977〜1986年(第37〜46回)
| 年 | 回 | 優勝馬 | 騎手 | 調教師 | タイム | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1986 | 第46回 | メジロラモーヌ | 河内洋 | 奥平真治 | 1:35.8 | 1 |
| 1985 | 第45回 | エルプス | 木藤隆行 | 久恒久夫 | 1:36.9 | 2 |
| 1984 | 第44回 | ダイアナソロン | 田原成貴 | 中村好夫 | 1:36.1 | 3 |
| 1983 | 第43回 | シャダイソフィア | 猿橋重利 | 渡辺栄 | 1:40.5 | 3 |
| 1982 | 第42回 | リーゼングロス | 清水英次 | 新関力 | 1:36.3 | 2 |
| 1981 | 第41回 | ブロケード | 柴田政人 | 高松邦男 | 1:41.3 | 1 |
| 1980 | 第40回 | ハギノトップレディ | 伊藤清章 | 伊藤修司 | 1:36.2 | 2 |
| 1979 | 第39回 | ホースメンテスコ | 佐々木晶三 | 中村武志 | 1:41.0 | 15 |
| 1978 | 第38回 | オヤマテスコ | 福永洋一 | 山本正司 | 1:36.9 | 2 |
| 1977 | 第37回 | インターグロリア | 福永洋一 | 柳田次男 | 1:37.5 | 1 |
1967〜1976年(第27〜36回)
| 年 | 回 | 優勝馬 | 騎手 | 調教師 | タイム | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1976 | 第36回 | テイタニヤ | 嶋田功 | 稲葉幸夫 | 1:36.7 | 2 |
| 1975 | 第35回 | テスコガビー | 菅原泰夫 | 仲住芳雄 | 1:34.9 | 1 |
| 1974 | 第34回 | タカエノカオリ | 武邦彦 | 佐々木猛 | 1:37.0 | 4 |
| 1973 | 第33回 | ニットウチドリ | 横山富雄 | 八木沢勝美 | 1:35.4 | 1 |
| 1972 | 第32回 | アチーブスター | 武邦彦 | 田之上勲 | 1:37.6 | 8 |
| 1971 | 第31回 | ナスノカオリ | 嶋田功 | 稲葉幸夫 | 1:39.9 | 1 |
| 1970 | 第30回 | タマミ | 高橋成忠 | 坂本栄三郎 | 1:37.9 | 1 |
| 1969 | 第29回 | ヒデコトブキ | 久保敏文 | 伊藤修司 | 1:36.6 | 3 |
| 1968 | 第28回 | コウユウ | 清水出美 | 星川泉士 | 1:37.6 | 6 |
| 1967 | 第27回 | シーエース(京都) | 高橋成忠 | 高橋直 | 1:38.6 | 2 |
1955〜1966年(第15〜26回)
| 年 | 回 | 優勝馬 | 騎手 | 調教師 | タイム | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1966 | 第26回 | ワカクモ | 杉村一馬 | 杉村政春 | 1:39.5 | 4 |
| 1965 | 第25回 | ハツユキ | 加賀武見 | 中村広 | 1:38.5 | 3 |
| 1964 | 第24回 | カネケヤキ | 野平祐二 | 杉浦照 | 1:41.1 | 4 |
| 1963 | 第23回 | ミスマサコ | 瀬戸口勉 | 上田武司 | 1:40.1 | 15 |
| 1962 | 第22回 | ケンホウ | 野平好男 | 藤本冨良 | 1:38.9 | 4 |
| 1961 | 第21回 | スギヒメ | 諏訪真 | 諏訪佐市 | 1:38.3 | 2 |
| 1960 | 第20回 | トキノキロク | 杉村一馬 | 松田由太郎 | 1:40.5 | 2 |
| 1959 | 第19回 | キヨタケ | 蛯名武五朗 | 藤本冨良 | 1:39.6 | 2 |
| 1958 | 第18回 | ホウシュウクイン | 上田三千夫 | 上田武司 | 1:38.6 | 1 |
| 1957 | 第17回 | ミスオンワード | 栗田勝 | 武田文吾 | 1:38.8 | 1 |
| 1956 | 第16回 | ミスリラ | 柴田不二男 | 諏訪佐市 | 1:40.8 | 4 |
| 1955 | 第15回 | ヤシマベル | 清田十一 | 伊藤勝吉 | 1:38.6 | 3 |
※2000年までの成績では年齢を数え年で書いているため、今の数え方に直すと全頭が3歳になる
※1967・1991・1995年は、京都競馬場で行われた
1954年以前の第1〜14回は、JRAの過去のGⅠの成績のページに載っていないため、表に入れていない。
桜花賞歴代優勝馬のデータ|騎手・人気・オークスとの2冠
ここからの数は、上の表の1955〜2026年の72回を編集部が数えたものだ。
騎手・調教師の最多勝
騎手の最多勝は、武豊騎手の5勝(1989・1993・1994・1998・2004年)。シャダイカグラ、ベガ、オグリローマン、ファレノプシス、ダンスインザムードで勝っている。次が4勝の3人で、田原成貴騎手(1984・1987・1995・1996年)、河内洋騎手(1986・1988・1990・1992年)、安藤勝己騎手(2006・2007・2009・2011年)。河内洋騎手は1986年から1992年まで、1年おきに4回勝った。
3勝は川田将雅騎手(2014・2022・2023年)。2勝は、杉村一馬、高橋成忠、嶋田功、武邦彦、福永洋一、松永幹夫、福永祐一、池添謙一、岩田康誠、C.ルメール、松山弘平、J.モレイラの12人で、福永洋一騎手(1977・1978年)、C.ルメール騎手(2018・2019年)とJ.モレイラ騎手(2024・2025年)は2年続けて勝った。
調教師の最多勝は、松田博資調教師の4勝(1993・2009・2011・2014年)。次が国枝栄調教師の3勝(2010・2018・2024年)で、アパパネ、アーモンドアイ、ステレンボッシュで勝っている。2勝は9人いる。
人気別の勝ち数
72回で、1番人気は22勝、2番人気は18勝、3番人気は10勝で、3番人気までで50勝になる。4〜9番人気が17勝で、2桁人気の勝ちは5回。もっとも人気がなかったのは、1963年のミスマサコと1979年のホースメンテスコの15番人気だ。
| 2桁人気で勝った年 | 優勝馬 | 人気 |
|---|---|---|
| 1963年 | ミスマサコ | 15 |
| 1979年 | ホースメンテスコ | 15 |
| 1996年 | ファイトガリバー | 10 |
| 2002年 | アローキャリー | 13 |
| 2008年 | レジネッタ | 12 |
2017〜2026年の10年に絞ると、1番人気の2勝より2番人気の5勝のほうが多い。2009年以降の18回では、2桁人気の勝ちは出ていない。
オークスとの2冠・牝馬三冠につながった馬
72回の優勝馬のうち、同じ年のオークスも勝った馬は15頭。そのうち7頭は三冠目も勝って牝馬三冠を達成した。1986年のメジロラモーヌ、2003年のスティルインラブ、2010年のアパパネ、2012年のジェンティルドンナ、2018年のアーモンドアイ、2020年のデアリングタクト、2023年のリバティアイランドだ。三冠目は、1986年がエリザベス女王杯、ほかの6頭は秋華賞だった。2010年のアパパネは、オークスをサンテミリオンと1着同着で勝っている。
桜花賞とオークスの2冠で止まったのは、ミスオンワード(1957年)、カネケヤキ(1964年)、テスコガビー(1975年)、テイタニヤ(1976年)、マックスビューティ(1987年)、ベガ(1993年)、ブエナビスタ(2009年)、スターズオンアース(2022年)の8頭。2024〜2026年の桜花賞馬は、同じ年のオークスを勝っていない。
秋華賞ができた1996年以降では、桜花賞と秋華賞の2冠も4頭いる。
三冠馬7頭の騎手・調教師と、2冠で止まった馬の一覧は「牝馬三冠馬の歴代一覧」にまとめた。
無敗で桜花賞を勝った馬
JRAの成績ページに勝ち馬の戦績が載っている1998〜2026年の29回では、デビューから負けなしで桜花賞を勝った馬が3頭いる。
| 年 | 優勝馬 | 桜花賞を終えた時点の戦績 |
|---|---|---|
| 2004 | ダンスインザムード | 4戦4勝 |
| 2020 | デアリングタクト | 3戦3勝 |
| 2021 | ソダシ | 5戦5勝 |
3頭のうち、デアリングタクトはそのままオークスと秋華賞も勝ち、無敗で牝馬三冠を達成した。
勝ち馬の父
勝ち馬の父が成績ページに載っている1998〜2026年の29回では、ディープインパクトの産駒が5勝(2011・2012・2013・2014・2019年)でもっとも多い。2011年から2014年は4年続けての勝ちだ。次がサンデーサイレンスの産駒の3勝(2000・2003・2004年)。2勝は、キングカメハメハ、エピファネイア、ドゥラメンテの3頭だ。
勝ちタイム
72回でもっとも速い勝ちタイムは、2021年にソダシが出した1分31秒1で、JRAの成績で「レコード」と表示されている。次が2026年のスターアニスの1分31秒5、2023年のリバティアイランドの1分32秒1だ。
勝ちタイムが1分33秒を切ったのは6回で、2019・2021・2022・2023・2024・2026年と、すべて2019年以降。もっとも遅かったのは、1981年のブロケードの1分41秒3だった。
桜花賞の歴史|1939年創設、1950年から阪神
桜花賞は、1939年に中山競馬場で始まり、京都を経て阪神に移って今の形になった。
創設からの年表
| 年 | できごと |
|---|---|
| 1939年 | 「中山4歳牝馬特別競走」として創設。中山競馬場の芝1800mで行われた |
| 1947年 | 京都競馬場に移って1600mになり、レース名が「桜花賞」になる |
| 1950年 | 阪神競馬場に移る |
| 1955年 | 第15回が4月10日に阪神で行われ、ヤシマベルが勝った(JRAの成績で確かめられるもっとも古い回) |
| 1956〜1963年 | 3月に行われた年が6回あった(1956・1957・1958・1959・1960・1963年) |
| 1967年 | 京都競馬場で行われ、シーエースが勝った |
| 1972年 | 5月21日に行われた |
| 1991・1995年 | 京都競馬場で行われた |
| 2001年 | 成績の年齢の表記が今の数え方になり、「4歳」から「3歳」に変わった |
| 2007年 | 阪神で行われた年の成績のコースの表記が「芝・右外」になった |
| 2021年 | ソダシが1分31秒1のレコードで勝った |
| 2023年 | 1着本賞金が14,000万円になった |
| 2026年 | 4月12日に第86回が行われ、スターアニスが勝った |
| 2027年 | 4月11日(日)に第87回が行われる予定 |
1955年以降の時期と競馬場は、各年の結果に載っている日付と開催による。1973年以降は毎年4月に行われていて、2026年まで続いている。
桜花賞2027の予想・データの記事
レースの週に、2027年の予想オッズ・枠順などの記事を出す。
よくある質問
- 桜花賞とはどんなレース?
- 毎年4月に阪神競馬場の芝1600mで行われる、3歳の牝馬だけが出られるGⅠだ。JRAは、桜花賞を牝馬三冠(桜花賞・オークス・秋華賞)の第一関門としている。
- 2027年の桜花賞はいつ?
- JRAが2026年9月28日に発表した2027年度の開催日割では、4月11日(日)に阪神競馬場で行われる。日割は農林水産大臣の認可を経て正式に確定する。
- 桜花賞の1着賞金はいくら?
- 2026年度の1着本賞金は14,000万円(1億4,000万円)で、2着は5,600万円だった。同じ牝馬三冠では、オークスが15,000万円、秋華賞が11,000万円だ。
- 桜花賞のトライアルは?
- 2026年の番組では、チューリップ賞とフィリーズレビューの3着まで、アネモネステークスの2着までに桜花賞の優先出走権が与えられた。桜花賞の5着までには、オークスの優先出走権が与えられる。
- 桜花賞で最も多く勝った騎手は?
- 1955〜2026年の72回では、武豊騎手の5勝(1989・1993・1994・1998・2004年)が最多。次が田原成貴騎手、河内洋騎手、安藤勝己騎手の4勝だ。






