スワーヴリチャード産駒の特徴と血統|GⅠ馬2頭・4勝の距離と内訳
この記事の要点
- スワーヴリチャード産駒はJRAのGⅠを2頭が計4勝(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで)。レガレイラが3勝、アーバンシックが1勝で、ダートのGⅠと障害のJ・GⅠは勝っていない
- 距離は芝2000mのホープフルS、芝2200mのエリザベス女王杯、芝2500mの有馬記念、芝3000mの菊花賞が1勝ずつ。勝ち馬は2頭だけで、どちらも初年度の2021年生まれ
- 父が勝った大阪杯とジャパンCは、産駒はまだ勝っていない。2026年は11月1日までJRAのGⅠを勝っていない
- スワーヴリチャードは父ハーツクライ、母ピラミマの血統で、2018年の大阪杯と2019年のジャパンCを勝った。初年度の産駒は2021年生まれで、2023年にデビューした

目次
スワーヴリチャードの産駒でJRAのGⅠを勝ったのは2頭で、勝利数は合わせて4勝になる(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで)。障害のJ・GⅠも含めて数えたが、障害の勝ちはない。レガレイラがホープフルS、有馬記念、エリザベス女王杯の3勝、アーバンシックが菊花賞の1勝を挙げた。勝ち鞍は芝2000mから芝3000mまでにある。本記事では、スワーヴリチャードの血統と競走成績、産駒の世代、JRAのGⅠを勝った産駒の一覧、勝ったGⅠの距離・性別・競馬場の内訳、種牡馬リーディングでの位置を、JRAの成績で整理する。
スワーヴリチャードの血統は?
スワーヴリチャードの父と母は次のとおり。
| 続柄 | 馬名 |
|---|---|
| 父 | ハーツクライ |
| 母 | ピラミマ |
| 母の父 | Unbridled's Song |
| 母の母 | キャリアコレクション |
スワーヴリチャードは2014年3月10日生まれの栗毛の牡馬。生産は北海道安平町のノーザンファームで、当歳のセレクトセールで1億6740万円で取引された。
父ハーツクライは、父サンデーサイレンス、母アイリッシュダンスの血統。母ピラミマはアメリカ生まれで、母の父はUnbridled's Song。
父ハーツクライの産駒の特徴は「ハーツクライ産駒の特徴」にまとめている。
スワーヴリチャードはどんな競走成績だった?
スワーヴリチャードを管理したのは庄野靖志調教師。通算成績は19戦6勝(JRAで18戦6勝、ドバイで1戦0勝)で、JRAで得た賞金は8億9132万4000円。
| 日付 | レース | コース | 人気 | 着順 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年9月11日 | 2歳新馬 | 阪神・芝2000m | 1番人気 | 2着 |
| 2016年10月2日 | 2歳未勝利 | 阪神・芝2000m | 1番人気 | 1着 |
| 2016年11月19日 | 東スポ杯2歳S | 東京・芝1800m | 4番人気 | 2着 |
| 2017年2月12日 | 共同通信杯 | 東京・芝1800m | 2番人気 | 1着 |
| 2017年4月16日 | 皐月賞 | 中山・芝2000m | 2番人気 | 6着 |
| 2017年5月28日 | 日本ダービー | 東京・芝2400m | 3番人気 | 2着 |
| 2017年11月5日 | アルゼンチン共和国杯 | 東京・芝2500m | 1番人気 | 1着 |
| 2017年12月24日 | 有馬記念 | 中山・芝2500m | 2番人気 | 4着 |
| 2018年3月11日 | 金鯱賞 | 中京・芝2000m | 1番人気 | 1着 |
| 2018年4月1日 | 大阪杯 | 阪神・芝2000m | 1番人気 | 1着 |
| 2018年6月3日 | 安田記念 | 東京・芝1600m | 1番人気 | 3着 |
| 2018年10月28日 | 天皇賞(秋) | 東京・芝2000m | 1番人気 | 10着 |
| 2018年11月25日 | ジャパンC | 東京・芝2400m | 2番人気 | 3着 |
| 2019年2月24日 | 中山記念 | 中山・芝1800m | 4番人気 | 4着 |
| 2019年3月30日 | ドバイシーマクラシック | ドバイ(メイダン)・芝2410m | ― | 3着 |
| 2019年6月23日 | 宝塚記念 | 阪神・芝2200m | 6番人気 | 3着 |
| 2019年10月27日 | 天皇賞(秋) | 東京・芝2000m | 5番人気 | 7着 |
| 2019年11月24日 | ジャパンC | 東京・芝2400m | 3番人気 | 1着 |
| 2019年12月22日 | 有馬記念 | 中山・芝2500m | 5番人気 | 12着 |
GⅠは2勝。4歳の2018年に大阪杯を勝ち、5歳の2019年に重馬場のジャパンCをO.マーフィー騎手で勝った。3歳の日本ダービーは2着だった。2018年は金鯱賞と大阪杯を、M.デムーロ騎手で続けて勝った。勝った6戦は芝1800m〜2500mで、芝1600mのGⅠは2018年の安田記念の1回だけ走って3着だった。
スワーヴリチャード産駒は何世代いる?
JBISの世代ごとの表では、スワーヴリチャードの種付けは2020年に始まった。産駒が生まれている種付けの年ごとの頭数は次のとおり。
| 種付けの年 | 種付頭数 | 生産頭数 | 血統登録頭数 | 産駒の生まれ年 |
|---|---|---|---|---|
| 2020年 | 123頭 | 82頭 | 82頭 | 2021年 |
| 2021年 | 94頭 | 66頭 | 64頭 | 2022年 |
| 2022年 | 81頭 | 56頭 | 55頭 | 2023年 |
| 2023年 | 90頭 | 66頭 | 64頭 | 2024年 |
| 2024年 | 150頭 | 113頭 | 110頭 | 2025年 |
初年度の産駒は2021年生まれで、2023年にデビューした。2026年11月1日までに出走した産駒がいるのは、2021年生まれから2024年生まれまでの4世代だ。2025年の種付けは112頭だった。
スワーヴリチャード産駒でJRAのGⅠを勝った馬は?
産駒がデビューした2023年から2026年11月1日の天皇賞(秋)までのJRAのGⅠ95レース(障害のJ・GⅠを含む)のうち、父がスワーヴリチャードの馬が勝ったのは2頭・4勝。勝った順に並べると次のとおりだ。
| 日付 | レース | コース | 勝ち馬 | 性別 | 騎手 | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年12月28日 | ホープフルS | 中山・芝2000m | レガレイラ | 牝 | C.ルメール | 1番人気 |
| 2024年10月20日 | 菊花賞 | 京都・芝3000m | アーバンシック | 牡 | C.ルメール | 2番人気 |
| 2024年12月22日 | 有馬記念 | 中山・芝2500m | レガレイラ | 牝 | 戸崎圭太 | 5番人気 |
| 2025年11月16日 | エリザベス女王杯 | 京都・芝2200m | レガレイラ | 牝 | 戸崎圭太 | 1番人気 |
産駒の初めてのJRAのGⅠ勝ちは、初年度の産駒のレガレイラが2歳で勝った2023年12月28日のホープフルS。2024年は2勝、2025年は1勝で、2026年は11月1日の天皇賞(秋)までJRAのGⅠを勝っていない。
レガレイラはJRAのGⅠを3勝した
レガレイラは2歳の2023年に牡馬と一緒に走るホープフルSを勝ち、3歳の2024年に有馬記念を勝った。有馬記念は2着のシャフリヤールとハナ差だった。4歳の2025年はエリザベス女王杯を勝ち、JRAのGⅠは3勝。2歳から4歳まで、毎年1勝ずつしている。
アーバンシックは菊花賞を勝った
アーバンシックは3歳の2024年に、菊花賞(京都・芝3000m)を2番人気で勝った。2着のヘデントールとは2馬身半差だった。産駒のJRAのGⅠ勝ちで、牡馬はアーバンシックの1勝だけ。
勝ったGⅠから見るスワーヴリチャード産駒の傾向は?
上の4勝を、距離、性別、競馬場、騎手で数え直した。勝ち馬は2頭だけで、4勝のうち3勝はレガレイラ1頭の勝ち鞍だ。勝ち馬はどちらも初年度の2021年生まれで、2022年生まれ以降の世代からはJRAのGⅠ馬がまだ出ていない(2026年11月1日まで)。数字は傾向というより、この2頭の成績として読む必要がある。
距離は何mのGⅠを勝っている?
勝ったGⅠを距離ごとに分けた。
| 距離 | 勝利数 | 勝ったGⅠ | 勝った馬の頭数 |
|---|---|---|---|
| 芝2000m | 1勝 | ホープフルS1 | 1頭 |
| 芝2200m | 1勝 | エリザベス女王杯1 | 1頭 |
| 芝2500m | 1勝 | 有馬記念1 | 1頭 |
| 芝3000m | 1勝 | 菊花賞1 | 1頭 |
4勝はすべて芝2000m以上で、芝1600m以下のGⅠ、ダートのGⅠ、障害のJ・GⅠは、2026年11月1日の天皇賞(秋)までに産駒が勝っていない。芝2000m、2200m、2500mの3勝はレガレイラ、芝3000mの1勝はアーバンシックの勝ち鞍で、距離の向き不向きはGⅠの勝ち鞍からは言えない。
父が勝ったGⅠを産駒も勝った?
父が勝った大阪杯とジャパンCは、2026年11月1日までに産駒が勝っていない。父が2着だった日本ダービーも、まだ勝っていない。
性別で見ると牝馬と牡馬のどちらが多い?
2頭のうち牝馬のレガレイラが3勝、牡馬のアーバンシックが1勝。レガレイラの3勝のうち、ホープフルSと有馬記念は牡馬と一緒に走るGⅠで、牝馬限定のGⅠはエリザベス女王杯の1勝だ。
競馬場はどこで勝っている?
4勝を競馬場ごとに分けると、中山が2勝(ホープフルS、有馬記念)、京都が2勝(菊花賞、エリザベス女王杯)。東京と阪神のGⅠは、まだ勝っていない。
騎手はC.ルメール騎手と戸崎圭太騎手が2勝ずつ
C.ルメール騎手がレガレイラのホープフルSとアーバンシックの菊花賞で2勝、戸崎圭太騎手がレガレイラの有馬記念とエリザベス女王杯で2勝。
スワーヴリチャードは種牡馬リーディングで何位?
スワーヴリチャードは、2026年のJRAの種牡馬リーディング(賞金順、11月2日現在)で28位にいる。産駒がデビューした2023年からの順位と数字は次のとおり。
| 年 | 順位 | 出走頭数 | 勝利回数 | 賞金 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年 | 12位 | 112頭 | 33勝 | 14億8847万9000円 |
| 2026年 | 28位 | 113頭 | 21勝 | 6億1969万円 |
※2024年は12月28日現在、2026年は11月2日現在の途中経過。2023年と2025年は上位20頭に入らなかった
2024年は、レガレイラの有馬記念とアーバンシックの菊花賞の2勝があった年で、賞金を出走415回で割った1出走あたりの賞金は358万6696円だった。2026年は11月2日現在で28位。スワーヴリチャードは社台スタリオンステーション(北海道安平町)で供用されていて、2026年の種付け料は受胎確認後1200万円(フリーリターン特約付き)だ。
まとめ
スワーヴリチャードは、父ハーツクライ、母ピラミマの血統で、2018年の大阪杯と2019年のジャパンCを勝った。種付けは2020年に始まり、初年度の産駒は2021年生まれで、2023年にデビューした。産駒はJRAのGⅠを2頭で4勝し、レガレイラが3勝、アーバンシックが1勝。勝ち鞍は芝2000m、2200m、2500m、3000mに1勝ずつで、すべて芝2000m以上だ。勝ち馬は初年度の2頭だけで、GⅠの勝ち鞍から距離の向き不向きは言えない。父が勝った大阪杯とジャパンCは、まだ勝っていない。
よくある質問
- スワーヴリチャード産駒の特徴は?
- JRAのGⅠの勝ちで見ると、2頭が計4勝し、すべて芝2000m以上のレースだ。4勝のうち3勝はレガレイラ1頭の勝ち鞍で、勝ち馬はどちらも初年度の2021年生まれのため、GⅠの勝ち鞍だけで産駒全体の傾向は言い切れない。
- スワーヴリチャード産駒でJRAのGⅠを勝った馬は?
- 2頭で、勝ったGⅠは合わせて4勝(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで)。レガレイラが2023年のホープフルS、2024年の有馬記念、2025年のエリザベス女王杯の3勝、アーバンシックが2024年の菊花賞の1勝。
- スワーヴリチャード産駒の距離適性は?
- JRAのGⅠの勝ちは、芝2000m、2200m、2500m、3000mに1勝ずつある。芝1600m以下のGⅠはまだ勝っていない。ただ勝ち馬は2頭だけで、距離の向き不向きはGⅠの勝ち鞍からは言えない。
- スワーヴリチャード産駒はダートのGⅠを勝っている?
- 勝っていない。JRAのダートのGⅠ(フェブラリーSとチャンピオンズC)は、2026年11月1日までに産駒が勝っていない。4勝はすべて芝のGⅠだ。
- スワーヴリチャードの血統は?
- 父ハーツクライ、母ピラミマ(母の父Unbridled's Song)。2014年3月10日生まれの栗毛で、生産は北海道安平町のノーザンファーム。父ハーツクライの父はサンデーサイレンスだ。






