アドマイヤマーズ産駒の特徴と血統|GⅠ馬1頭・3勝の距離と内訳
この記事の要点
- アドマイヤマーズ産駒はJRAのGⅠを1頭が計3勝(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで)。3勝ともエンブロイダリーで、2025年の桜花賞と秋華賞、2026年のヴィクトリアマイルを勝った
- 距離は芝1600mが2勝(桜花賞、ヴィクトリアマイル)、芝2000mが1勝(秋華賞)。ダート・障害のGⅠは勝っていない
- 種付けは2021年に始まり、初年度の産駒は2022年生まれで、2024年にデビューした。エンブロイダリーは初年度の産駒だ
- アドマイヤマーズは父ダイワメジャー、母ヴィアメディチの血統で、朝日杯FS、NHKマイルC、香港マイルを勝った。JRAの種牡馬リーディングは2026年に23位(11月2日現在)

目次
アドマイヤマーズの産駒でJRAのGⅠを勝ったのはエンブロイダリー1頭で、勝利数は3勝になる(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで)。障害のJ・GⅠも含めて数えたが、障害の勝ちはない。エンブロイダリーが2025年の桜花賞と秋華賞、2026年のヴィクトリアマイルを勝ち、距離は芝1600mが2勝、芝2000mが1勝だ。初年度の産駒は2024年にデビューし、いま走っているのは2024年生まれの3世代目までだ。本記事では、アドマイヤマーズの血統と競走成績、初年度産駒の年、JRAのGⅠを勝った産駒と勝ったGⅠの内訳、種牡馬リーディングでの位置をまとめる。
アドマイヤマーズの血統は?
アドマイヤマーズの父と母は次のとおり。
| 続柄 | 馬名 |
|---|---|
| 父 | ダイワメジャー |
| 母 | ヴィアメディチ |
| 母の父 | Medicean |
| 母の母 | Via Milano |
アドマイヤマーズは2016年3月16日生まれの栗毛の牡馬。生産は北海道安平町のノーザンファームで、2017年のセレクトセール(1歳)で5616万円で取引された。母ヴィアメディチはアイルランド生まれだ。
父ダイワメジャーは、2004年の皐月賞、2006年の天皇賞(秋)とマイルCS、2007年の安田記念とマイルCSで、JRAのGⅠを5勝した。父系をさかのぼると、アドマイヤマーズ → ダイワメジャー → サンデーサイレンス → Halo とつながる。
父ダイワメジャーの産駒のGⅠ勝ちは「ダイワメジャー産駒の特徴」にまとめている。
アドマイヤマーズはどんな競走成績だった?
アドマイヤマーズを管理したのは友道康夫調教師。通算成績は13戦6勝(JRAで11戦5勝、香港で2戦1勝)で、2018年度の最優秀2歳牡馬に選ばれた。全成績は次のとおり。
| 日付 | レース | コース | 人気 | 着順 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年6月30日 | 2歳新馬 | 中京・芝1600m | 1番人気 | 1着 |
| 2018年7月21日 | 中京2歳S | 中京・芝1600m | 1番人気 | 1着 |
| 2018年11月10日 | デイリー杯2歳S | 京都・芝1600m | 1番人気 | 1着 |
| 2018年12月16日 | 朝日杯FS | 阪神・芝1600m | 2番人気 | 1着 |
| 2019年2月10日 | 共同通信杯 | 東京・芝1800m | 1番人気 | 2着 |
| 2019年4月14日 | 皐月賞 | 中山・芝2000m | 2番人気 | 4着 |
| 2019年5月5日 | NHKマイルC | 東京・芝1600m | 2番人気 | 1着 |
| 2019年10月19日 | 富士S | 東京・芝1600m | 1番人気 | 9着 |
| 2019年12月8日 | 香港マイル | 香港(シャティン)・芝1600m | ― | 1着 |
| 2020年6月7日 | 安田記念 | 東京・芝1600m | 6番人気 | 6着 |
| 2020年10月31日 | スワンS | 京都・芝1400m | 2番人気 | 3着 |
| 2020年11月22日 | マイルCS | 阪神・芝1600m | 5番人気 | 3着 |
| 2020年12月13日 | 香港マイル | 香港(シャティン)・芝1600m | ― | 3着 |
※2020年のマイルCSは、京都競馬場の改修で阪神で行われた
2歳の2018年は、新馬戦から朝日杯FSまで4戦4勝。3歳の2019年は、共同通信杯2着、皐月賞4着のあと、NHKマイルCと香港マイルを勝った。GⅠは3勝で、朝日杯FS、NHKマイルC、香港マイルと、すべて芝1600mだ。芝1600mでは10戦6勝、それ以外の距離では3戦して勝ちがない。
アドマイヤマーズの初年度産駒はいつ?
アドマイヤマーズの種付けは2021年に始まった。初年度の産駒は2022年生まれで、2歳の2024年にデビューした。世代ごとの数は次のとおり。
| 種付けの年 | 種付頭数 | 生産頭数 | 出走頭数 | 勝馬頭数 | 重賞勝馬頭数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 115頭 | 63頭 | 59頭 | 43頭 | 1頭 |
| 2022年 | 107頭 | 56頭 | 54頭 | 32頭 | 0頭 |
| 2023年 | 129頭 | 73頭 | 47頭 | 6頭 | 0頭 |
※出走頭数からあとは障害を除く中央・地方の平地のレース。中央は2026年11月1日、地方は11月5日現在
2026年11月時点で走っているのは、2022年から2024年に生まれた3世代だ。重賞を勝った産駒は、初年度のエンブロイダリー1頭だけになる。
アドマイヤマーズ産駒でJRAのGⅠを勝った馬は?
2024年12月の2歳GⅠ3本と、2025年以降の全GⅠ43本(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで、障害のJ・GⅠを含む)の計46本のうち、父がアドマイヤマーズの馬が勝ったのは1頭・3勝。
| 日付 | レース | コース | 勝ち馬 | 性別 | 騎手 | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年4月13日 | 桜花賞 | 阪神・芝1600m | エンブロイダリー | 牝 | J.モレイラ | 3番人気 |
| 2025年10月19日 | 秋華賞 | 京都・芝2000m | エンブロイダリー | 牝 | C.ルメール | 2番人気 |
| 2026年5月17日 | ヴィクトリアマイル | 東京・芝1600m | エンブロイダリー | 牝 | C.ルメール | 1番人気 |
産駒の初めてのJRAのGⅠ勝ちは、2025年4月13日の桜花賞。2026年はヴィクトリアマイルのあと、11月1日の天皇賞(秋)までJRAのGⅠを勝っていない。
エンブロイダリーは桜花賞・秋華賞・ヴィクトリアマイルを勝った
エンブロイダリーは、管理が森一誠調教師、母がロッテンマイヤー、生産は北海道安平町のノーザンファーム。3歳の2025年は、クイーンCで重賞を勝ってから、稍重の桜花賞を2着のアルマヴェローチェにクビ差で勝った。続くオークスは1番人気で9着だったが、秋華賞では2着のエリカエクスプレスに1/2馬身差で勝った。4歳の2026年は阪神牝馬Sを勝ち、ヴィクトリアマイルを1番人気で、2着のカムニャックに1馬身1/4差で勝った。勝ちタイムは1分30秒9だった。
勝ったGⅠから見るアドマイヤマーズ産駒の傾向は?
上の3勝を、距離と条件で分けた。3勝とも同じ馬の勝ち鞍で、産駒のGⅠ馬はまだ1頭しかいないため、ここから産駒全体の向き不向きは言えない。
距離は何mのGⅠを勝っている?
| 距離 | 勝利数 | 勝ったGⅠ | 勝った馬 |
|---|---|---|---|
| 芝1600m | 2勝 | 桜花賞、ヴィクトリアマイル | エンブロイダリー |
| 芝2000m | 1勝 | 秋華賞 | エンブロイダリー |
芝2000mより長い距離、芝1600mより短い距離、ダートのGⅠ、障害のJ・GⅠは、2026年11月1日の天皇賞(秋)までに産駒が勝っていない。父のアドマイヤマーズはGⅠを芝1600mで3勝し、芝2000mの皐月賞は4着だった。
父が勝ったGⅠを産駒も勝った?
父がJRAで勝った朝日杯FSとNHKマイルCは、2026年11月1日までに産駒が勝っていない。
性別と競馬場は?
3勝とも牝馬のエンブロイダリーで、牝馬限定のGⅠだ。牡馬のGⅠ勝ちはまだない。競馬場は阪神、京都、東京で1勝ずつ。
アドマイヤマーズは種牡馬リーディングで何位?
アドマイヤマーズは、2026年のJRAの種牡馬リーディング(賞金順、11月2日現在)で23位にいる。数字は、出走頭数116頭、勝馬頭数27頭、出走回数384回、勝利回数31勝、賞金7億6123万8000円で、1出走あたりの賞金は198万2391円だ。
初年度の産駒が2歳だった2024年と、エンブロイダリーが桜花賞と秋華賞を勝った2025年は、JRAの種牡馬リーディングの上位20頭に入っていない。アドマイヤマーズは社台スタリオンステーション(北海道安平町)で供用されていて、2026年の種付け料は受胎確認後500万円(フリーリターン特約付き)だ。
まとめ
アドマイヤマーズは、父ダイワメジャー、母ヴィアメディチの血統で、朝日杯FS、NHKマイルC、香港マイルと芝1600mのGⅠを3勝した。種付けは2021年に始まり、初年度の産駒は2022年生まれで2024年にデビューした。産駒のJRAのGⅠ勝ちは、初年度のエンブロイダリーが挙げた2025年の桜花賞と秋華賞、2026年のヴィクトリアマイルの3勝で、芝1600mが2勝、芝2000mが1勝。GⅠ馬が1頭だけのため、距離の向き不向きは言えない。2026年の種牡馬リーディングでは、11月2日現在で23位にいる。
よくある質問
- アドマイヤマーズ産駒の特徴は?
- JRAのGⅠの勝ちで見ると、エンブロイダリー1頭が3勝し、芝1600mで2勝、芝2000mで1勝している(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで)。初年度の産駒は2024年にデビューし、走っているのは2024年生まれの3世代目までだ。
- アドマイヤマーズ産駒の距離適性は?
- JRAのGⅠの勝ちは、阪神の芝1600m(桜花賞)、東京の芝1600m(ヴィクトリアマイル)、京都の芝2000m(秋華賞)の3つ。3勝ともエンブロイダリー1頭の勝ち鞍のため、GⅠの勝ち鞍から産駒の距離の向き不向きは言えない。芝2000mより長い距離、ダート、障害のGⅠは2026年11月1日までに勝っていない。
- アドマイヤマーズ産駒でJRAのGⅠを勝った馬は?
- エンブロイダリー1頭で、勝ったGⅠは3勝(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで)。2025年の桜花賞と秋華賞、2026年のヴィクトリアマイルを勝った。
- アドマイヤマーズの初年度産駒はいつデビューした?
- 種付けは2021年に始まり、初年度の産駒は2022年生まれで、2024年にデビューした。初年度の産駒は63頭が生まれ、59頭が出走している(障害を除く中央・地方の平地のレース。中央は2026年11月1日、地方は11月5日現在)。
- アドマイヤマーズの血統は?
- 父ダイワメジャー、母ヴィアメディチ(母の父Medicean)。2016年3月16日生まれの栗毛で、生産は北海道安平町のノーザンファーム。父系はダイワメジャーからサンデーサイレンスにつながる。






