ドレフォン産駒の特徴と血統|GⅠ馬2頭・3勝の距離とダート
この記事の要点
- ドレフォン産駒はJRAのGⅠを2頭が計3勝(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで)。3勝はすべて芝で、ダートのGⅠと障害のJ・GⅠは勝っていない
- 距離は芝1600mが2勝(スターアニスの阪神JFと桜花賞)、芝2000mが1勝(ジオグリフの皐月賞)。勝ち馬は2頭だけで、距離の向き不向きは言えない
- 産駒はJRAのダートのGⅠ11レース(2021〜2026年)を勝っていないが、JRAのダートのGⅠは年2本で機会が少なく、GⅠの勝ちだけでは芝・ダートの向き不向きは言えない
- ドレフォンは父Gio Ponti、母Eltimaasの血統のアメリカ生まれ。初年度の産駒は2019年生まれで、2021年にデビューした。JRAの種牡馬リーディングは2026年に6位(11月2日現在)

目次
ドレフォンの産駒でJRAのGⅠを勝ったのは2頭で、勝利数は合わせて3勝になる(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで)。障害のJ・GⅠも含めて数えたが、障害の勝ちはない。ジオグリフが皐月賞、スターアニスが阪神JFと桜花賞を勝ち、3勝はすべて芝のGⅠで、ダートのGⅠはまだ勝っていないが、JRAのダートのGⅠは年2本で機会が少なく、GⅠの勝ちだけでは芝・ダートの向き不向きは言えない。本記事では、ドレフォンの血統と競走成績、産駒の世代、JRAのGⅠを勝った産駒の一覧、勝ったGⅠの距離・芝とダート・性別・競馬場の内訳、種牡馬リーディングでの位置を、JRAの成績で整理する。
ドレフォンの血統は?
ドレフォンの父と母は次のとおり。
| 続柄 | 馬名 |
|---|---|
| 父 | Gio Ponti |
| 母 | Eltimaas |
| 母の父 | Ghostzapper |
| 母の母 | Najecam |
ドレフォンは2013年2月19日生まれの鹿毛の牡馬で、アメリカで生まれた。
父Gio Pontiはアメリカ生まれで、その父はTale of the Cat。母Eltimaasもアメリカ生まれで、母の父はGhostzapperだ。
ドレフォンはどんな競走成績だった?
ドレフォンはアメリカで走り、通算成績は9戦6勝。日本では走っていない。GⅠの勝ち鞍は次の3つで、すべてダートの短距離だ。
| 年 | レース | コース | 着順 |
|---|---|---|---|
| 2016年 | キングズビショップS | アメリカ・ダート7ハロン | 1着 |
| 2016年 | ブリーダーズCスプリント | アメリカ・ダート6ハロン | 1着 |
| 2017年 | フォアゴーS | アメリカ・ダート7ハロン | 1着 |
1ハロンは約201mで、6ハロンは約1200m、7ハロンは約1400mにあたる。種牡馬としては、社台スタリオンステーション(北海道安平町)で供用されている。
ドレフォン産駒は何世代いる?
JBISの世代ごとの表では、ドレフォンの日本での種付けは2018年に始まった。産駒が生まれている種付けの年ごとの頭数は次のとおり。
| 種付けの年 | 種付頭数 | 生産頭数 | 血統登録頭数 | 産駒の生まれ年 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年 | 207頭 | 129頭 | 127頭 | 2019年 |
| 2019年 | 204頭 | 127頭 | 125頭 | 2020年 |
| 2020年 | 186頭 | 126頭 | 122頭 | 2021年 |
| 2021年 | 172頭 | 100頭 | 96頭 | 2022年 |
| 2022年 | 198頭 | 121頭 | 120頭 | 2023年 |
| 2023年 | 125頭 | 91頭 | 87頭 | 2024年 |
| 2024年 | 140頭 | 101頭 | 99頭 | 2025年 |
初年度の産駒は2019年生まれで、2021年にデビューした。2025年の種付けは173頭だった。
ドレフォン産駒でJRAのGⅠを勝った馬は?
産駒がデビューした2021年から2026年11月1日の天皇賞(秋)までのJRAのGⅠ147レース(障害のJ・GⅠを含む)のうち、父がドレフォンの馬が勝ったのは2頭・3勝。勝った順に並べると次のとおりだ。
| 日付 | レース | コース | 勝ち馬 | 性別 | 騎手 | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年4月17日 | 皐月賞 | 中山・芝2000m | ジオグリフ | 牡 | 福永祐一 | 5番人気 |
| 2025年12月14日 | 阪神JF | 阪神・芝1600m | スターアニス | 牝 | 松山弘平 | 2番人気 |
| 2026年4月12日 | 桜花賞 | 阪神・芝1600m | スターアニス | 牝 | 松山弘平 | 1番人気 |
産駒の初めてのJRAのGⅠ勝ちは、初年度の産駒のジオグリフが勝った2022年4月17日の皐月賞。そのあと2023年と2024年はJRAのGⅠを勝てず、2025年12月の阪神JFで2勝目を挙げた。2026年は桜花賞のあと、11月1日の天皇賞(秋)までJRAのGⅠを勝っていない。
ジオグリフは皐月賞を勝った
ジオグリフは3歳の2022年に、皐月賞(中山・芝2000m)を5番人気で勝った。2着のイクイノックスとは1馬身差だった。ジオグリフは種牡馬になり、2026年から優駿スタリオンステーションで供用されている。
スターアニスは阪神JFと桜花賞を勝った
スターアニスは2歳の2025年に阪神JFを2番人気で勝ち、3歳の2026年に桜花賞を1番人気で勝った。2勝とも2着はギャラボーグで、着差は阪神JFが1馬身1/4、桜花賞が2馬身半。2勝とも松山弘平騎手が乗った。
ドレフォン産駒はダートのGⅠを勝っている?
勝っていない。産駒がデビューした2021年から2026年11月1日までのJRAのダートのGⅠは、フェブラリーS(東京・ダート1600m)が2021〜2026年の6レース、チャンピオンズC(中京・ダート1800m)が2021〜2025年の5レースで、合わせて11レース。この11レースに、父がドレフォンの勝ち馬はいない。
JRAのダートのGⅠは年に2レースしかなく、芝のGⅠ(2021〜2026年で障害を除いて125レース)と比べて勝つ機会がずっと少ない。GⅠの勝ちだけでは、産駒が芝とダートのどちらに向くかは言えない。
勝ったGⅠから見るドレフォン産駒の傾向は?
上の3勝を、距離、性別、競馬場、世代、騎手で数え直した。勝ち馬は2頭だけで、3勝のうち2勝はスターアニス1頭の勝ち鞍だ。数字は傾向というより、この2頭の成績として読む必要がある。
距離は何mのGⅠを勝っている?
勝ったGⅠを距離ごとに分けた。
| 距離 | 勝利数 | 勝ったGⅠ | 勝った馬の頭数 |
|---|---|---|---|
| 芝1600m | 2勝 | 阪神JF1、桜花賞1 | 1頭 |
| 芝2000m | 1勝 | 皐月賞1 | 1頭 |
3勝はすべて芝1600mと芝2000mで、芝1400m以下、芝2200m以上、ダートのGⅠは、2026年11月1日の天皇賞(秋)までに産駒が勝っていない。父のGⅠ勝ちはダートの約1200m〜1400mだったが、産駒のJRAのGⅠ勝ちは芝のマイルから2000mにある。
性別で見ると牝馬と牡馬のどちらが多い?
2頭のうち牝馬のスターアニスが2勝、牡馬のジオグリフが1勝。スターアニスの2勝は牝馬限定のGⅠで、ジオグリフの皐月賞は牡馬・牝馬が一緒に走れるGⅠだ。
競馬場はどこで勝っている?
3勝を競馬場ごとに分けると、阪神が2勝(阪神JF、桜花賞)、中山が1勝(皐月賞)。東京と京都のGⅠは、まだ勝っていない。京都競馬場の改修で、2021年と2022年は京都でGⅠが行われていない。
どの世代がGⅠを勝っている?
勝ち馬を生まれ年で分けると、初年度の2019年生まれがジオグリフ、2023年生まれがスターアニス。2020〜2022年生まれの3世代からは、JRAのGⅠ馬が出ていない(2026年11月1日まで)。
騎手は松山弘平騎手の2勝
騎手ごとでは、松山弘平騎手がスターアニスで2勝、福永祐一騎手がジオグリフで1勝。
ドレフォンは種牡馬リーディングで何位?
ドレフォンは、2026年のJRAの種牡馬リーディング(賞金順、11月2日現在)で6位にいる。産駒がデビューした2021年は上位20頭に入らなかった。2022年からの順位と数字は次のとおり。
| 年 | 順位 | 出走頭数 | 勝利回数 | 賞金 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年 | 16位 | 191頭 | 78勝 | 12億4322万8000円 |
| 2023年 | 11位 | 234頭 | 109勝 | 17億5365万6000円 |
| 2024年 | 9位 | 240頭 | 87勝 | 19億4389万1000円 |
| 2025年 | 7位 | 254頭 | 96勝 | 20億5986万2000円 |
| 2026年 | 6位 | 225頭 | 75勝 | 16億5825万3000円 |
※2022〜2025年は各年12月28日現在、2026年は11月2日現在の途中経過
2022年から2025年まで、16位、11位、9位、7位と毎年順位を上げ、2026年も11月2日現在で6位にいる。2023年から2025年は3年続けて年間の勝利回数が87勝以上で、GⅠを勝っていない2023年と2024年も10位前後にいた。1位になった年はない。2026年の種付け料は受胎確認後800万円(フリーリターン特約付き)だ。
まとめ
ドレフォンは、父Gio Ponti、母Eltimaasの血統のアメリカ生まれで、アメリカのダートの短距離でGⅠを3勝した。日本での種付けは2018年に始まり、初年度の産駒は2019年生まれで、2021年にデビューした。産駒はJRAのGⅠを2頭で3勝し、ジオグリフが皐月賞、スターアニスが阪神JFと桜花賞を勝った。3勝はすべて芝で、JRAのダートのGⅠ11レースはまだ勝っていない。勝ち馬は2頭だけで、GⅠの勝ち鞍から距離や芝・ダートの向き不向きは言えない。JRAの種牡馬リーディングでは、2022年から毎年順位を上げ、2026年は6位にいる(11月2日現在)。
よくある質問
- ドレフォン産駒の特徴は?
- JRAのGⅠの勝ちで見ると、2頭が計3勝し、すべて芝の1600mと2000mのレースだ。ダートのGⅠはまだ勝っていないが、JRAのダートのGⅠは年2本で機会が少なく、GⅠの勝ちだけでは芝・ダートの向き不向きは言えない。3勝のうち2勝はスターアニス1頭の勝ち鞍だ。
- ドレフォン産駒でJRAのGⅠを勝った馬は?
- 2頭で、勝ったGⅠは合わせて3勝(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで)。ジオグリフが2022年の皐月賞、スターアニスが2025年の阪神JFと2026年の桜花賞を勝った。
- ドレフォン産駒はダートのGⅠを勝っている?
- 勝っていない。産駒がデビューした2021年から2026年11月1日までのJRAのダートのGⅠは、フェブラリーSが6レース、チャンピオンズCが5レースの計11レースで、父がドレフォンの勝ち馬はいない。JRAのダートのGⅠは年2本で機会が少なく、GⅠの勝ちだけでは芝・ダートの向き不向きは言えない。
- ドレフォン産駒の距離適性は?
- JRAのGⅠの勝ちは、芝1600mが2勝、芝2000mが1勝。勝ち馬は2頭だけで、芝1600mの2勝はスターアニス1頭の勝ち鞍のため、GⅠの勝ち鞍から距離の向き不向きは言えない。
- ドレフォンの血統は?
- 父Gio Ponti、母Eltimaas(母の父Ghostzapper)。2013年2月19日生まれの鹿毛で、アメリカで生まれ、アメリカで走った。父Gio Pontiの父はTale of the Catだ。
- ドレフォンは2026年の種牡馬リーディングで何位?
- JRAの種牡馬リーディング(賞金順)で6位(2026年11月2日現在の途中経過)。2022〜2025年は16位、11位、9位、7位で、毎年順位を上げている。






