レイデオロ産駒の特徴と血統|重賞10勝・7頭の距離と芝ダート

この記事の要点
- レイデオロ産駒はJRAのGⅠを勝っていない(2026年10月25日の菊花賞まで)。JRAの重賞は7頭が10勝し、GⅡが4勝、GⅢが6勝
- 10勝はすべて2025年(4勝)と2026年(6勝)。芝が9勝、ダートが1勝で、芝2500m以上で4勝、芝1600m・1800mで4勝している
- 最多はトロヴァトーレの3勝、アドマイヤテラが2勝で続く。10勝と数が少なく、2頭で半分の5勝を挙げている
- レイデオロは父キングカメハメハ、母ラドラーダの血統で、2017年の日本ダービーと2018年の天皇賞(秋)を勝った。2026年のJRAの種牡馬リーディングでは7位(10月19日現在)
レイデオロの産駒は、JRAのGⅠをまだ勝っていない(2026年10月25日の菊花賞まで)。JRAの重賞は7頭が合わせて10勝しており、10勝はすべて2025年と2026年のものだ。芝が9勝、ダートが1勝で、距離では芝2500m以上の長距離で4勝、芝1600m・1800mで4勝している。本記事では、レイデオロの血統と競走成績、産駒のJRAの重賞勝ちの一覧、勝った重賞の距離・芝ダートの内訳、2026年の種牡馬リーディングでの順位を、JRAの成績でまとめる。
レイデオロの血統
レイデオロは、父キングカメハメハ、母ラドラーダという血統だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 父 | キングカメハメハ |
| 母 | ラドラーダ |
| 生年・毛色 | 2014年・鹿毛 |
| 生産 | ノーザンファーム(北海道勇払郡安平町) |
| 馬主 | キャロットファーム |
| 調教師 | 藤沢和雄 |
父のキングカメハメハは、2008年から2026年10月18日の秋華賞までに15頭のJRAのGⅠ馬を出しており、レイデオロはその1頭だ。キングカメハメハの産駒が勝ったGⅠの距離や後継種牡馬は「キングカメハメハ産駒の特徴と血統」で数えている。
レイデオロの競走成績
レイデオロはJRAのGⅠを2勝した。どちらも東京競馬場で、C.ルメール騎手が乗り、2番人気で勝っている。
| レース | 日付 | 勝ちタイム | 2着馬との差 |
|---|---|---|---|
| 日本ダービー(東京・芝2400m) | 2017年5月28日 | 2分26秒9 | 3/4馬身(スワーヴリチャード) |
| 天皇賞(秋)(東京・芝2000m) | 2018年10月28日 | 1分56秒8 | 1馬身1/4(サングレーザー) |
日本ダービーを勝った時点の戦績は5戦4勝で、それまでの重賞勝ちは2016年のホープフルS(当時GⅡ)だった。4歳の天皇賞(秋)を勝った時点では11戦7勝(国内10戦7勝、海外1戦0勝)。その間に、2017年の神戸新聞杯、2018年の産経賞オールカマーと、GⅡを2つ勝っている。
レイデオロ産駒のJRAの重賞勝ち一覧
2026年10月25日までに、レイデオロ産駒が勝ったJRAの重賞は次の10レースだ。日付の順に並べている。
| 日付 | レース | 場・距離 | 勝ち馬 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年3月23日 | GⅡ 阪神大賞典 | 阪神・芝3000m | サンライズアース | 池添謙一 |
| 2025年4月5日 | GⅢ ダービー卿CT | 中山・芝1600m | トロヴァトーレ | J.モレイラ |
| 2025年6月1日 | GⅡ 目黒記念 | 東京・芝2500m | アドマイヤテラ | 武豊 |
| 2025年6月29日 | GⅢ ラジオNIKKEI賞 | 福島・芝1800m | エキサイトバイオ | 荻野極 |
| 2026年1月4日 | GⅢ 中山金杯 | 中山・芝2000m | カラマティアノス | 津村明秀 |
| 2026年2月10日 | GⅢ 東京新聞杯 | 東京・芝1600m | トロヴァトーレ | C.ルメール |
| 2026年3月22日 | GⅡ 阪神大賞典 | 阪神・芝3000m | アドマイヤテラ | 武豊 |
| 2026年3月28日 | GⅡ 日経賞 | 中山・芝2500m | マイユニバース | 横山典弘 |
| 2026年4月18日 | GⅢ アンタレスS | 阪神・ダート1800m | ムルソー | 坂井瑠星 |
| 2026年5月9日 | GⅢ エプソムC | 東京・芝1800m | トロヴァトーレ | C.ルメール |
2023年と2024年は重賞を勝っておらず、最初の重賞勝ちは2025年3月の阪神大賞典だった。年別では2025年が4勝、2026年が6勝。2026年の6勝は1月から5月までに挙げたもので、5月10日から10月25日までは重賞を勝っていない。
勝った馬ごとでは、トロヴァトーレの3勝が最多で、アドマイヤテラの2勝が続く。残る5頭は1勝ずつだ。
トロヴァトーレは芝1600m・1800mで3勝
トロヴァトーレは2025年のダービー卿CT(中山・芝1600m)、2026年の東京新聞杯(東京・芝1600m)とエプソムC(東京・芝1800m)を勝った。産駒の芝1600mの重賞勝ちは、この馬の2勝だけだ。
阪神大賞典は2年続けて勝った
芝3000mの阪神大賞典は、2025年にサンライズアース、2026年にアドマイヤテラが勝ち、別の馬で2年続けて勝っている。アドマイヤテラは2025年の目黒記念(芝2500m)と合わせて、芝2500m以上の重賞を2勝した。
勝った重賞から見るレイデオロ産駒の傾向
ここからは、上の10勝を距離・芝ダート・グレードで数え直す。10勝と数が少なく、トロヴァトーレとアドマイヤテラの2頭で半分の5勝を挙げているので、1頭の成績で数字が大きく動く点には注意がいる。
距離は芝1600m〜3000m
勝った重賞を距離で分けると、次のとおりだ。
| 距離 | 勝利数 | 勝ったレース(勝ち馬) |
|---|---|---|
| 芝1600m | 2勝 | ダービー卿CT、東京新聞杯(どちらもトロヴァトーレ) |
| 芝1800m | 2勝 | ラジオNIKKEI賞(エキサイトバイオ)、エプソムC(トロヴァトーレ) |
| 芝2000m | 1勝 | 中山金杯(カラマティアノス) |
| 芝2500m | 2勝 | 目黒記念(アドマイヤテラ)、日経賞(マイユニバース) |
| 芝3000m | 2勝 | 阪神大賞典(サンライズアース、アドマイヤテラ) |
| ダート1800m | 1勝 | アンタレスS(ムルソー) |
芝2500m以上は4勝で、勝ったのはサンライズアース、アドマイヤテラ、マイユニバースの3頭。芝1600m・1800mも4勝だが、勝ったのはトロヴァトーレとエキサイトバイオの2頭だ。レイデオロ自身がGⅠを勝った芝2000mと芝2400mでは、中山金杯の1勝にとどまる。芝1400m以下の重賞は勝っていない。
GⅡの4勝はすべて芝2500m以上
グレード別では、GⅡが4勝、GⅢが6勝。GⅡの4勝は、阪神大賞典2勝、目黒記念、日経賞で、すべて芝2500m以上のレースだ。GⅢの6勝は、芝1600m〜2000mの5勝とダート1800mの1勝になる。
芝が9勝、ダートが1勝
ダートの重賞勝ちは、2026年のアンタレスS(阪神・ダート1800m)のムルソーだけだ。芝の9勝は6頭で挙げている。
競馬場別では、東京・中山・阪神が3勝ずつ、福島が1勝。京都の重賞は勝っていない。年齢の条件で見ると、3歳限定の重賞はラジオNIKKEI賞の1勝で、ほかの9勝は4歳以上のレース。2歳の重賞は勝っていない。
2026年の種牡馬リーディングでのレイデオロ
2026年のJRAの種牡馬リーディング(全馬・賞金順)で、レイデオロは7位に入っている(10月19日現在)。上位8頭は次のとおりだ。
| 順位 | 種牡馬 | 出走頭数 | 勝利回数 | 賞金 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | キズナ | 289頭 | 128勝 | 33億5409万2000円 |
| 2位 | ロードカナロア | 246頭 | 82勝 | 28億7754万9000円 |
| 3位 | キタサンブラック | 231頭 | 84勝 | 27億3482万5000円 |
| 4位 | エピファネイア | 258頭 | 99勝 | 23億339万8000円 |
| 5位 | サートゥルナーリア | 222頭 | 79勝 | 16億7889万1000円 |
| 6位 | ドレフォン | 221頭 | 71勝 | 15億9894万1000円 |
| 7位 | レイデオロ | 191頭 | 66勝 | 15億5165万円 |
| 8位 | モーリス | 211頭 | 65勝 | 14億1034万1000円 |
レイデオロ産駒は191頭が出走し、そのうち56頭が勝って、701回の出走で66勝している。出走頭数は上位8頭で最も少ない。1出走あたりの賞金は221万3481円で、上位8頭では5番目。キタサンブラック、キズナ、ロードカナロア、エピファネイアに次ぎ、順位が上のサートゥルナーリア(216万3519円)、ドレフォン(178万558円)より多い。
父がキングカメハメハのJRAのGⅠ馬のなかでは、2位のロードカナロアに次ぐ順位だ。
まとめ
レイデオロは父キングカメハメハ、母ラドラーダの血統で、2017年の日本ダービーと2018年の天皇賞(秋)を勝った。産駒はJRAのGⅠをまだ勝っておらず、JRAの重賞は2025年からの2年で7頭が10勝している(2026年10月25日まで)。内訳は芝9勝・ダート1勝で、芝2500m以上が4勝、芝1600m・1800mが4勝。GⅡの4勝はすべて芝2500m以上のレースだった。ただし10勝と数が少なく、トロヴァトーレ1頭で3勝しているので、距離の傾向は勝ち鞍が増えるたびに変わりうる。2026年のJRAの種牡馬リーディングでは、出走頭数が上位で最も少ないなかで7位に入っている(10月19日現在)。
父の産駒の成績は「キングカメハメハ産駒の特徴」にまとめている。キングカメハメハを父に持つほかの種牡馬の記事には、「ルーラーシップ産駒の特徴」と「ローズキングダム産駒の特徴」がある。
よくある質問
- レイデオロ産駒はGⅠを勝っている?
- JRAのGⅠは、2026年10月25日の菊花賞までに勝っていない。JRAの重賞は7頭が合わせて10勝しており、内訳はGⅡが4勝、GⅢが6勝。
- レイデオロ産駒の距離適性は?
- 勝った重賞10勝のうち、芝2500m以上が4勝(阪神大賞典2、目黒記念、日経賞)、芝1600m・1800mが4勝、芝2000mが1勝、ダート1800mが1勝(2026年10月25日まで)。10勝と数が少なく、トロヴァトーレ1頭で芝1600m・1800mの3勝を挙げている。
- JRAの重賞を勝ったレイデオロ産駒は?
- トロヴァトーレ(3勝)、アドマイヤテラ(2勝)、サンライズアース、エキサイトバイオ、カラマティアノス、マイユニバース、ムルソーの7頭(2026年10月25日まで)。
- レイデオロ産駒はダートの重賞を勝っている?
- JRAのダートの重賞は1勝。2026年4月18日のアンタレスS(阪神・ダート1800m)をムルソーが勝った。残る9勝は芝のレースだ。
- レイデオロの血統は?
- 父はキングカメハメハ、母はラドラーダ。レイデオロ自身は2014年生まれで、2017年の日本ダービーと2018年の天皇賞(秋)の2つのGⅠを勝った。





