サートゥルナーリア産駒の特徴と血統|GⅠ馬2頭・2勝の距離と内訳
この記事の要点
- サートゥルナーリア産駒はJRAのGⅠを2頭が1勝ずつ計2勝(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで)。2025年の朝日杯FSのカヴァレリッツォと、2026年のNHKマイルCのロデオドライブで、どちらも牡馬
- 2勝とも芝1600mのGⅠ。芝1600m以外の距離、ダート・障害のGⅠは勝っていない
- 種付けは2021年に始まり、初年度の産駒は2022年生まれで、2024年にデビューした。JRAのGⅠは、2024年12月の2歳GⅠ3本と、2025年以降の全GⅠ43本の計46本のうち2勝
- サートゥルナーリアは父ロードカナロア、母シーザリオの血統で、ホープフルSと皐月賞を勝った。JRAの種牡馬リーディングは2025年に13位、2026年は5位(11月2日現在)

目次
サートゥルナーリアの産駒でJRAのGⅠを勝ったのは2頭で、勝利数は1勝ずつの計2勝になる(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで)。障害のJ・GⅠも含めて数えたが、障害の勝ちはない。2025年の朝日杯FSをカヴァレリッツォが、2026年のNHKマイルCをロデオドライブが勝ち、2勝とも芝1600mだ。初年度の産駒は2024年にデビューしたばかりで、勝ち鞍の数はまだ少ない。本記事では、サートゥルナーリアの血統と競走成績、初年度産駒の年、JRAのGⅠを勝った産駒と勝ったGⅠの内訳、種牡馬リーディングでの位置をまとめる。
サートゥルナーリアの血統は?
サートゥルナーリアの父と母は次のとおり。
| 続柄 | 馬名 |
|---|---|
| 父 | ロードカナロア |
| 母 | シーザリオ |
| 母の父 | スペシャルウィーク |
| 母の母 | キロフプリミエール |
サートゥルナーリアは2016年3月21日生まれの黒鹿毛の牡馬。生産は北海道安平町のノーザンファーム、馬主はキャロットファームだ。
父ロードカナロアは、スプリンターズSの連覇や香港スプリントの連覇などでGⅠを6勝した。父系をさかのぼると、ロードカナロア → キングカメハメハ → Kingmambo とつながる。母シーザリオは、2005年にオークスとアメリカンオークスを勝った馬で、2013年の菊花賞と2014年のジャパンCを勝ったエピファネイアの母でもある。
父ロードカナロアの産駒のGⅠ勝ちは「ロードカナロア産駒の特徴」にまとめている。
サートゥルナーリアはどんな競走成績だった?
通算成績は10戦6勝で、2019年度の最優秀3歳牡馬に選ばれた。GⅠは6戦して2勝。JRAの成績では、2018年のホープフルSは中竹和也調教師、2019年の皐月賞から2020年の宝塚記念までのGⅠ5戦は角居勝彦調教師の管理で出走している。GⅠの成績は次のとおり。
| 日付 | レース | コース | 人気 | 着順 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年12月28日 | ホープフルS | 中山・芝2000m | 1番人気 | 1着 |
| 2019年4月14日 | 皐月賞 | 中山・芝2000m | 1番人気 | 1着 |
| 2019年5月26日 | 日本ダービー | 東京・芝2400m | 1番人気 | 4着 |
| 2019年10月27日 | 天皇賞(秋) | 東京・芝2000m | 2番人気 | 6着 |
| 2019年12月22日 | 有馬記念 | 中山・芝2500m | 3番人気 | 2着 |
| 2020年6月28日 | 宝塚記念 | 阪神・芝2200m | 1番人気 | 4着 |
2歳の2018年は、新馬戦、萩S(京都・芝1800m)、ホープフルSと3戦3勝。3歳の2019年は皐月賞を勝ち、日本ダービー4着のあと、神戸新聞杯(阪神・芝2400m)を勝った。4歳の2020年は金鯱賞(中京・芝2000m)を勝ち、宝塚記念の4着が最後のレースになった。勝った6戦のうち、GⅠの2勝はどちらも中山の芝2000mだ。
サートゥルナーリアの初年度産駒はいつ?
サートゥルナーリアの種付けは2021年に始まった。初年度の産駒は2022年生まれで、2歳の2024年にデビューした。世代ごとの数は次のとおり(出走頭数からあとはJRAの障害を除く平地のレース、2026年11月1日現在)。
| 種付けの年 | 種付頭数 | 生産頭数 | 出走頭数 | 勝馬頭数 | 重賞勝馬頭数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 205頭 | 146頭 | 127頭 | 54頭 | 3頭 |
| 2022年 | 195頭 | 139頭 | 117頭 | 36頭 | 4頭 |
| 2023年 | 201頭 | 146頭 | 57頭 | 14頭 | 0頭 |
2026年11月時点で走っているのは、2022年から2024年に生まれた3世代だ。GⅠを勝った2頭は、カヴァレリッツォが2023年生まれ、ロデオドライブも2023年生まれで、どちらも2世代目の産駒になる。
同じ2021年に種付けを始めたアドマイヤマーズの産駒は「アドマイヤマーズ産駒の特徴と血統」でまとめている。
サートゥルナーリア産駒でJRAのGⅠを勝った馬は?
2024年12月の2歳GⅠ3本と、2025年以降の全GⅠ43本(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで、障害のJ・GⅠを含む)の計46本のうち、父がサートゥルナーリアの馬が勝ったのは2頭・2勝。
| 日付 | レース | コース | 勝ち馬 | 性別 | 騎手 | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年12月21日 | 朝日杯FS | 阪神・芝1600m | カヴァレリッツォ | 牡 | C.デムーロ | 2番人気 |
| 2026年5月10日 | NHKマイルC | 東京・芝1600m | ロデオドライブ | 牡 | D.レーン | 1番人気 |
産駒の初めてのJRAのGⅠ勝ちは、2025年12月21日の朝日杯FS。2026年はNHKマイルCのあと、11月1日の天皇賞(秋)までJRAのGⅠを勝っていない。
カヴァレリッツォは重馬場の朝日杯FSを勝った
カヴァレリッツォは、重馬場の2025年の朝日杯FS(阪神・芝1600m)を勝った。勝ちタイムは1分33秒2で、2着のダイヤモンドノットに3/4馬身差。管理は吉岡辰弥調教師、母はバラーディスト。3歳の2026年はNHKマイルCに出て、12着だった。
ロデオドライブはNHKマイルCを1番人気で勝った
ロデオドライブは、2026年のNHKマイルC(東京・芝1600m)を1番人気で勝った。勝ちタイムは1分31秒5で、2着のアスクイキゴミとはハナ差。管理は辻哲英調教師、母はビバリーヒルズ。勝った時点の戦績は4戦3勝だった。
勝ったGⅠから見るサートゥルナーリア産駒の傾向は?
2勝をコースや条件で分けると、次のようになる。
距離は2勝とも芝1600m
| 距離 | 勝利数 | 勝ったGⅠ | 勝った馬の頭数 |
|---|---|---|---|
| 芝1600m | 2勝 | 朝日杯FS1、NHKマイルC1 | 2頭 |
芝1600m以外の距離のGⅠ、ダートのGⅠ、障害のJ・GⅠは、2026年11月1日までに産駒が勝っていない。父のサートゥルナーリアは中山の芝2000mでGⅠを2勝したが、産駒のGⅠの勝ちは芝1600mの2つで、この数で距離の向き不向きは言い切れない。
2勝とも2歳・3歳の牡馬
2頭とも牡馬で、朝日杯FSは2歳、NHKマイルCは3歳限定のレースだ。産駒で最も年上の初年度の世代は、2026年に4歳になった。
父が勝ったGⅠを産駒も勝った?
父が勝ったホープフルSと皐月賞は、2026年11月1日までに産駒が勝っていない。
サートゥルナーリアは種牡馬リーディングで何位?
サートゥルナーリアは、2026年のJRAの種牡馬リーディング(賞金順、11月2日現在)で5位にいる。前後の順位の数字は次のとおり。
| 順位 | 種牡馬 | 出走頭数 | 勝馬頭数 | 出走回数 | 勝利回数 | 賞金 | 1出走あたりの賞金 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4位 | エピファネイア | 261頭 | 87頭 | 967回 | 103勝 | 27億2408万4000円 | 281万7047円 |
| 5位 | サートゥルナーリア | 230頭 | 64頭 | 810回 | 80勝 | 17億3223万1000円 | 213万8557円 |
| 6位 | ドレフォン | 225頭 | 64頭 | 924回 | 75勝 | 16億5825万3000円 | 179万4646円 |
4位のエピファネイアとの賞金の差は9億9185万3000円、6位のドレフォンとの差は7397万8000円。4位のエピファネイアは、母が同じシーザリオの馬だ。
同じ母シーザリオのリオンディーズの産駒は「リオンディーズ産駒の特徴と血統」でまとめている。
初年度の産駒が2歳だった2024年は、JRAの種牡馬リーディングの上位20頭に入っていない。2025年は13位(76勝・賞金13億4898万4000円)で、2026年は11月2日現在で5位に上がっている。種付け料は、2026年は受胎確認後1000万円(フリーリターン特約付き)だ。
まとめ
サートゥルナーリアは、父ロードカナロア、母シーザリオの血統で、ホープフルSと皐月賞を勝った。種付けは2021年に始まり、初年度の産駒は2022年生まれで2024年にデビューした。産駒はJRAのGⅠを2頭で1勝ずつ2勝し、2025年の朝日杯FSをカヴァレリッツォ、2026年のNHKマイルCをロデオドライブが勝った。2勝とも芝1600mだ。2026年の種牡馬リーディングでは、11月2日現在で5位にいる。
よくある質問
- サートゥルナーリア産駒の特徴は?
- JRAのGⅠの勝ちで見ると、2頭が1勝ずつ計2勝し、2勝とも芝1600mだ(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで)。初年度の産駒は2024年にデビューした。
- サートゥルナーリア産駒でJRAのGⅠを勝った馬は?
- 2頭で、勝ったGⅠは合わせて2勝(2026年11月1日の天皇賞(秋)まで)。カヴァレリッツォが2025年の朝日杯FS、ロデオドライブが2026年のNHKマイルCを勝った。
- サートゥルナーリア産駒の距離適性は?
- JRAのGⅠの2勝は、阪神と東京の芝1600m。芝1600m以外の距離と、ダート・障害のGⅠは2026年11月1日までに勝っていない。
- サートゥルナーリアの初年度産駒はいつデビューした?
- 種付けは2021年に始まり、初年度の産駒は2022年生まれで、2024年にデビューした。初年度の産駒は146頭が生まれ、127頭が出走している(JRAの平地のレース、2026年11月1日現在)。
- サートゥルナーリアの血統は?
- 父ロードカナロア、母シーザリオ(母の父スペシャルウィーク)。2016年3月21日生まれの黒鹿毛で、生産は北海道安平町のノーザンファーム。母のシーザリオは、エピファネイアの母でもある。






