地方競馬の騎手の通算勝利数ランキング|最多は誰?現役の最多勝と節目の人数
この記事の要点
- 地方競馬の騎手の通算勝利数(地方競馬のレースでの勝利)は、確かめられる範囲で的場文男騎手(大井、引退)の7,424勝が最も多い。佐々木竹見騎手(川崎、引退)の7,151勝、石崎隆之騎手(船橋、引退)の6,269勝が続く
- 現役の最多は、2026年11月6日現在で川原正一騎手(兵庫)の5,948勝。山口勲騎手(佐賀)の5,705勝、赤岡修次騎手(高知)の4,842勝が続く
- 確かめられる範囲で、地方競馬で5,000勝以上は7人(現役2人)、4,000勝以上は17人(現役6人)、3,000勝以上は37人(現役14人)
- 地方競馬の通算勝利数には、JRAのレースの勝利は入らない。地方の騎手としてJRAのレースで挙げた勝利は別に数え、JRAに移ったあとの勝利はJRAの通算勝利数になる

目次
地方競馬の騎手の通算勝利数は、地方競馬全国協会の騎手情報で確かめた121人の中で、大井の的場文男騎手(引退)の7,424勝が最も多い。川崎の佐々木竹見騎手(引退)の7,151勝が続き、地方競馬で7,000勝を超えたのはこの2人だけだ。現役の最多は、2026年11月6日現在で兵庫の川原正一騎手の5,948勝になる。本記事では、地方競馬の歴代の通算勝利数ランキング(上位30人)、現役の騎手のランキング(上位15人)、5,000勝・4,000勝・3,000勝を超えた騎手の数、地方競馬の勝利とJRAの勝利の数え方の違いをまとめる。
地方競馬の騎手の歴代の通算勝利数ランキング|確かめた範囲の上位30人
地方競馬の騎手の通算勝利数(地方競馬のレースでの勝利)で、確かめられる範囲の上位30人は次のとおり。現役の騎手は2026年11月6日現在、引退した騎手は引退したときの数字。所属は最後の所属で、ばんえい競馬の騎手も入れている。JRAのレースでの勝利は入れていない(下の「通算勝利数の数え方」)。
| 順位 | 騎手 | 所属 | 通算勝利数 | 騎乗数 | 現役・引退 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 的場文男 | 大井 | 7,424 | 43,497 | 引退 |
| 2 | 佐々木竹見 | 川崎 | 7,151 | 39,060 | 引退 |
| 3 | 石崎隆之 | 船橋 | 6,269 | 36,121 | 引退 |
| 4 | 川原正一 | 兵庫 | 5,948 | 34,607 | 現役 |
| 5 | 山口勲 | 佐賀 | 5,705 | 26,014 | 現役 |
| 6 | 岡部誠 | 愛知 | 5,271 | 27,814 | 引退 |
| 7 | 鮫島克也 | 佐賀 | 5,054 | 24,438 | 引退 |
| 8 | 藤本匠 | ばんえい | 4,876 | 37,857 | 引退 |
| 9 | 赤岡修次 | 高知 | 4,842 | 21,355 | 現役 |
| 10 | 田中学 | 兵庫 | 4,745 | 27,784 | 引退 |
| 11 | 桑島孝春 | 船橋 | 4,713 | 40,201 | 引退 |
| 12 | 森泰斗 | 船橋 | 4,448 | 28,333 | 引退 |
| 13 | 村上忍 | 岩手 | 4,367 | 25,240 | 現役 |
| 14 | 有馬澄男 | 兵庫 | 4,185 | 23,528 | 引退 |
| 15 | 菅原勲 | 岩手 | 4,127 | 18,287 | 引退 |
| 16 | 下原理 | 兵庫 | 4,038 | 28,322 | 現役 |
| 17 | 吉村智洋 | 兵庫 | 4,027 | 22,367 | 現役 |
| 18 | 鈴木恵介 | ばんえい | 3,906 | 23,399 | 現役 |
| 19 | 小牧太 | 兵庫 | 3,857 | 16,958 | 現役 |
| 20 | 向山牧 | 笠松 | 3,829 | 20,692 | 現役 |
| 21 | 藤野俊一 | ばんえい | 3,794 | 29,434 | 引退 |
| 22 | 小林俊彦 | 岩手 | 3,788 | 18,791 | 引退 |
| 23 | 内田利雄 | 浦和 | 3,613 | 26,021 | 引退 |
| 24 | 木村健 | 兵庫 | 3,560 | 21,715 | 引退 |
| 25 | 丸野勝虎 | 愛知 | 3,453 | 23,739 | 現役 |
| 26 | 吉原寛人 | 金沢 | 3,402 | 17,543 | 現役 |
| 27 | 大河原和雄 | ばんえい | 3,373 | 27,542 | 引退 |
| 28 | 矢野貴之 | 大井 | 3,302 | 21,337 | 現役 |
| 29 | 安藤勝己 | 笠松 | 3,299 | 14,056 | 引退 |
| 29 | 金山明彦 | ばんえい | 3,299 | 19,712 | 引退 |
※順位は、編集部が地方競馬全国協会の騎手情報で生涯成績を確かめた121人の中での並び。古い時代の騎手(高橋三郎・赤間清松騎手など)は生涯成績が出ていないため、歴代の順位とは限らない。安藤勝己騎手はJRAに移る前の地方競馬での勝利数
1位の的場文男騎手は1973年10月16日に初騎乗し、43,497回の騎乗で7,424勝を挙げた。2位の佐々木竹見騎手の7,151勝を273勝上回る。3位の石崎隆之騎手は1973年7月11日の初騎乗から6,269勝で、上位3人はいずれも南関東の騎手だ。
上位30人のうち、現役は川原正一・山口勲・赤岡修次騎手など12人。ばんえい競馬の騎手は、藤本匠騎手の4,876勝が最も多く、現役の鈴木恵介騎手の3,906勝が続く。
地方競馬の現役騎手の通算勝利数ランキング(2026年11月6日現在)
確かめた範囲で、2026年11月6日現在、地方競馬の現役の騎手で通算勝利数が多い15人は次のとおり。2026年の勝利数は、2026年1月1日から11月6日までの地方競馬での勝利。
| 順位 | 騎手 | 所属 | 通算勝利数 | 勝率 | 2026年の勝利数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 川原正一 | 兵庫 | 5,948 | 17.2% | 36 |
| 2 | 山口勲 | 佐賀 | 5,705 | 21.9% | 110 |
| 3 | 赤岡修次 | 高知 | 4,842 | 22.7% | 95 |
| 4 | 村上忍 | 岩手 | 4,367 | 17.3% | 118 |
| 5 | 下原理 | 兵庫 | 4,038 | 14.3% | 115 |
| 6 | 吉村智洋 | 兵庫 | 4,027 | 18.0% | 241 |
| 7 | 鈴木恵介 | ばんえい | 3,906 | 16.7% | 158 |
| 8 | 小牧太 | 兵庫 | 3,857 | 22.7% | 186 |
| 9 | 向山牧 | 笠松 | 3,829 | 18.5% | 12 |
| 10 | 丸野勝虎 | 愛知 | 3,453 | 14.5% | 108 |
| 11 | 吉原寛人 | 金沢 | 3,402 | 19.4% | 112 |
| 12 | 矢野貴之 | 大井 | 3,302 | 15.5% | 250 |
| 13 | 御神本訓史 | 大井 | 3,097 | 17.7% | 95 |
| 14 | 山本聡哉 | 岩手 | 3,050 | 18.4% | 166 |
| 15 | 笹川翼 | 大井 | 2,766 | 14.8% | 293 |
※勝率は通算の地方競馬での勝率
現役の1位の川原正一騎手は1959年生まれで、1976年4月28日に初騎乗した。2位の山口勲騎手との差は243勝で、2026年の勝利数は山口騎手が110勝、川原騎手が36勝だ。
確かめた範囲で、現役で4,000勝を超えているのは、川原正一・山口勲・赤岡修次・村上忍・下原理・吉村智洋騎手の6人。2026年に最も多く勝っているのは15位の笹川翼騎手(293勝)で、1994年生まれと表の中で最も若い。
地方競馬で通算5,000勝・4,000勝・3,000勝の騎手
確かめられる範囲で、地方競馬での通算の節目を超えた騎手の数は次のとおり(2026年11月6日現在)。古い時代の騎手(高橋三郎・赤間清松騎手など)は生涯成績が出ていないため、本当の人数はこれより多い可能性がある。
| 通算勝利数 | 人数 | 現役 | 引退 |
|---|---|---|---|
| 7,000勝以上 | 2 | 0 | 2 |
| 6,000勝以上 | 3 | 0 | 3 |
| 5,000勝以上 | 7 | 2 | 5 |
| 4,000勝以上 | 17 | 6 | 11 |
| 3,000勝以上 | 37 | 14 | 23 |
5,000勝以上|引退5人と現役2人
確かめた範囲で5,000勝を超えた7人は、引退した的場文男・佐々木竹見・石崎隆之・岡部誠・鮫島克也騎手と、現役の川原正一・山口勲騎手。6,000勝を超えたのは的場・佐々木・石崎騎手の3人で、現役の川原騎手はあと52勝で6,000勝に届く。
4,000勝以上|確かめられる範囲で17人
4,000勝を超えた17人のうち、現役は6人。次に4,000勝に近い現役は、ばんえい競馬の鈴木恵介騎手(3,906勝、あと94勝)、兵庫の小牧太騎手(3,857勝、あと143勝)、笠松の向山牧騎手(3,829勝、あと171勝)の順だ。
3,000勝以上|確かめた範囲で現役14人、引退23人
確かめた範囲で3,000勝を超えた37人のうち、現役は上の現役のランキングの1〜14位(岩手の山本聡哉騎手の3,050勝まで)。現役で次に3,000勝に近いのは笹川翼騎手の2,766勝で、あと234勝。
通算勝利数の数え方|地方競馬の勝利とJRAの勝利は別
地方競馬の騎手の通算勝利数は、地方競馬のレース(ばんえい競馬を含む)での勝利の合計だ。地方の騎手がJRAのレースに乗って挙げた勝利は、地方競馬の勝利とは別に数える。的場文男騎手は地方競馬で7,424勝のほかに、JRAのレースで4勝(132回騎乗)を挙げていて、編集部で足すと7,428勝になる。海外のレースでの勝利の数は確かめていない。
JRAに移った騎手は、移る前の地方競馬での勝利と、移ったあとのJRAでの勝利が別々に数えられる。地方の騎手だったときにJRAのレースで挙げた勝利は、たとえば岩田康誠騎手が137勝。JRAの通算勝利数の1,871勝(2026年10月31日現在)とは別の数字になる。
| 騎手 | 地方競馬の勝利数 | 地方の騎手としてのJRAでの勝利数 |
|---|---|---|
| 安藤勝己 | 3,299 | 189 |
| 内田博幸 | 3,153 | 132 |
| 岩田康誠 | 2,941 | 137 |
| 戸崎圭太 | 2,332 | 80 |
※4人とも地方競馬の所属は終わっていて、JRAに移ったあとの勝利はこの表に入っていない。JRAの騎手としての通算勝利数は、安藤勝己騎手が1,111勝(2013年引退)、内田博幸騎手が1,383勝、戸崎圭太騎手が1,771勝(2026年10月31日現在)
現役の小牧太騎手の3,857勝も、地方競馬のレースでの勝利だけの数字だ。地方競馬とJRAの勝利を合わせた数字は出ていないため、本記事のランキングは地方競馬での勝利数でそろえている。
現役の騎手の数字は開催日ごとに増えるので、本記事は2026年11月6日現在の数字でそろえている。ランキングは、地方競馬全国協会の騎手情報で編集部が生涯成績を確かめた121人(1998〜2026年の全国のリーディングの上位100人に入った騎手のうち、勝利数の多い騎手と、1998・1999年の上位の騎手)から並べたものだ。
地方競馬のしくみや、JRAの騎手の記録は次の記事でまとめている。
よくある質問
- 地方競馬で通算勝利数が最も多い騎手は?
- 確かめられる範囲では、大井の的場文男騎手(引退)の7,424勝が最も多い。次に多いのは川崎の佐々木竹見騎手(引退)の7,151勝で、地方競馬で7,000勝を超えたのはこの2人だけだ。
- 地方競馬の現役の騎手で通算勝利数が多いのは?
- 2026年11月6日現在、1位が兵庫の川原正一騎手の5,948勝、2位が佐賀の山口勲騎手の5,705勝、3位が高知の赤岡修次騎手の4,842勝。現役で5,000勝を超えているのは川原騎手と山口騎手の2人だ。
- 地方競馬で通算5,000勝以上の騎手は何人?
- 確かめられる範囲で7人いる。的場文男・佐々木竹見・石崎隆之・岡部誠・鮫島克也騎手の引退した5人と、現役の川原正一・山口勲騎手の2人だ(2026年11月6日現在)。
- 地方競馬の通算勝利数にJRAの勝利は入る?
- 入らない。地方競馬の通算勝利数は地方競馬のレースでの勝利だけで、地方の騎手がJRAのレースで挙げた勝利は別に数える。JRAに移った騎手の、移籍後の勝利はJRAの通算勝利数になる。
- JRAの騎手の通算勝利数と比べるとどうなる?
- JRAの通算勝利数の最多は武豊騎手の4,688勝(2026年10月31日現在)で、地方競馬では4,000勝以上が確かめられる範囲で17人いる。ただ、地方とJRAでは年間の開催の数も1人あたりの騎乗数も違うので、勝利数だけで単純には比べられない。






