競馬

武豊騎手の成績|JRA通算4,688勝の年度別勝利数と全盛期、JRA GⅠ87勝の一覧

武豊騎手の成績|JRA通算4,688勝の年度別勝利数と全盛期、JRA GⅠ87勝の一覧

この記事の要点

  • 武豊騎手のJRA通算成績は25,931騎乗で4,688勝、勝率18.1%(2026年10月30日現在)
  • 地方・海外の指定レースを合わせた総合計は4,882勝。JRAのGⅠは87勝、重賞は373勝
  • 年間の最多は2005年の212勝。200勝を超えたのは2003〜2005年の3年
  • JRA賞の最多勝利騎手は18回。勝率20%以上の14年は、すべて1992〜2008年に入る
目次
  1. 武豊騎手の通算成績(2026年10月30日時点のJRA・地方・海外)
  2. 年度別の勝利数(1987〜2026年の表)
  3. 武豊騎手の全盛期はいつ?数字で見る勝利数・勝率・JRA賞の年
  4. GⅠ勝利一覧(JRAのGⅠ87勝)
  5. JRA賞の受賞歴
  6. 100勝ごとの記録
  7. レースごとの成績の記事

武豊騎手のJRA通算成績は、2026年10月30日現在で25,931騎乗・4,688勝、勝率18.1%だ。JRAのGⅠは87勝で、年間の最多勝利は2005年の212勝。本記事では、通算成績、1987年から2026年までの年度別の勝利数、全盛期を数字で見た結果、GⅠ勝利の一覧、JRA賞の受賞歴、100勝ごとの記録を、JRAの発表でまとめる。

数字はすべて2026年10月30日現在のJRAの発表による。JRAは、2000年以前のデータには完全でないもの、表示のルールが今と違うものがあるとしている。

武豊騎手の通算成績(2026年10月30日時点のJRA・地方・海外)

武豊騎手は1969年3月15日生まれ、京都府出身。栗東所属のフリーで、1987年に平地の騎手免許を受けた。初騎乗は1987年3月1日の阪神4Rで、アグネスディクターに乗って2着。初勝利は1987年3月7日の阪神3R、ダイナビショップだった。

通算成績は次のとおりだ。

区分 1着 2着 3着 騎乗回数 勝率 連対率 3着内率
JRA(平地) 4,688 3,575 2,892 25,931 18.1% 31.9% 43.0%
地方 181 147 114 769 23.5% 42.7% 57.5%
海外 13 11 6 112 11.6% 21.4% 26.8%
総合計 4,882 3,733 3,012 26,812 18.2% 32.1% 43.4%

地方・海外の数字は、地方・海外の指定レースでJRA所属馬に乗った成績だけで、1986年以降を集計したものだ。JRA所属馬以外に乗った成績は含まない。JRAの障害レースの騎乗はない。

2026年は10月30日現在、JRAで465騎乗・63勝、勝率13.5%、連対率25.8%、3着内率38.3%。GⅠは安田記念(シックスペンス)、宝塚記念(メイショウタバル)、菊花賞(ゴーイントゥスカイ)の3勝を挙げている。

年度別の勝利数(1987〜2026年の表)

JRAでの年度別の成績は次のとおりだ。勝率は勝利÷騎乗回数で、GⅠ勝利はその年に勝ったJRAのGⅠの数。

年 勝利 騎乗回数 勝率 GⅠ勝利
1987年 69 554 12.5% 0
1988年 113 669 16.9% 1
1989年 133 726 18.3% 4
1990年 116 723 16.0% 4
1991年 96 642 15.0% 1
1992年 130 606 21.5% 1
1993年 137 699 19.6% 4
1994年 134 582 23.0% 2
1995年 134 693 19.3% 2
1996年 159 755 21.1% 2
1997年 168 722 23.3% 3
1998年 169 749 22.6% 3
1999年 178 809 22.0% 4
2000年 130 552 23.6% 2
2001年 65 355 18.3% 3
2002年 133 457 29.1% 4
2003年 204 866 23.6% 2
2004年 211 912 23.1% 3
2005年 212 855 24.8% 6
2006年 178 790 22.5% 6
2007年 156 713 21.9% 3
2008年 143 653 21.9% 2
2009年 140 768 18.2% 2
2010年 69 413 16.7% 1
2011年 64 635 10.1% 0
2012年 56 591 9.5% 1
2013年 97 649 14.9% 2
2014年 86 672 12.8% 0
2015年 106 763 13.9% 1
2016年 74 667 11.1% 2
2017年 82 605 13.6% 4
2018年 76 554 13.7% 0
2019年 111 659 16.8% 2
2020年 115 667 17.2% 0
2021年 75 521 14.4% 1
2022年 73 600 12.2% 1
2023年 74 505 14.7% 2
2024年 87 540 16.1% 2
2025年 72 575 12.5% 1
2026年(10月30日現在) 63 465 13.5% 3

1年目の1987年は69勝で、2年目の1988年に113勝と100勝を超えた。年間100勝以上は1988年から2020年までに23回ある。最後に100勝を超えたのは2020年の115勝で、2021〜2025年は72〜87勝だった。

騎乗回数が多かったのは2004年の912回、2003年の866回、2005年の855回。反対に、2001年は355回、2010年は413回と、前後の年より騎乗が少ない。

武豊騎手の全盛期はいつ?数字で見る勝利数・勝率・JRA賞の年

「全盛期」の決め方は人によって違うので、ここでは表から数えられる事実だけを並べる。

物差し 当てはまる年
年間200勝以上 2003年(204勝)、2004年(211勝)、2005年(212勝)
年間150勝以上 1996〜1999年、2003〜2007年の9年
勝率20%以上 1992年、1994年、1996〜2000年、2002〜2008年の14年
GⅠを年6勝 2005年、2006年

勝利数で見ると、いちばん多いのは2003〜2005年の3年だ。勝率で見ると、最も高いのは2002年の29.1%(457騎乗で133勝)で、次が2005年の24.8%。勝率20%以上の14年は、すべて1992年から2008年の間に入る。

JRAのGⅠ87勝を年代で分けると、1980年代(1988・1989年)が5勝、1990年代が26勝、2000年代が33勝、2010年代が13勝、2020年代(2026年10月30日現在)が10勝。年代別では2000年代の33勝が最多だ。

まとめると、勝利数・勝率・JRA賞がそろって高いのは1990年代後半〜2000年代後半だ。勝率20%以上の14年はすべて1992〜2008年、年間200勝超は2003〜2005年で、JRA賞の最多勝利騎手は1989〜2008年に18回受けている(受賞歴は下の「JRA賞の受賞歴」)。2010〜2026年はどの年も勝率20%未満(9.5〜17.2%)だが、GⅠは2017年に4勝(すべてキタサンブラック)、2026年も10月30日現在で3勝している。

GⅠ勝利一覧(JRAのGⅠ87勝)

JRAの重賞は373勝で、内訳はGⅠが87勝、GⅡが110勝、GⅢが167勝、JpnⅡが5勝、JpnⅢが4勝。グレードは、そのレースのその年の格で数えている。この数はJRAのレースだけで、地方や海外のレースは入っていない。年ごとのGⅠ勝利は次のとおりだ。

年 勝ったGⅠ(馬)
1988年 菊花賞(スーパークリーク)
1989年 桜花賞(シャダイカグラ)、天皇賞(春)(イナリワン)、宝塚記念(イナリワン)、天皇賞(秋)(スーパークリーク)
1990年 天皇賞(春)(スーパークリーク)、安田記念(オグリキャップ)、スプリンターズS(バンブーメモリー)、有馬記念(オグリキャップ)
1991年 天皇賞(春)(メジロマックイーン)
1992年 天皇賞(春)(メジロマックイーン)
1993年 桜花賞(ベガ)、皐月賞(ナリタタイシン)、オークス(ベガ)、宝塚記念(メジロマックイーン)
1994年 桜花賞(オグリローマン)、阪神3歳牝馬S(ヤマニンパラダイス)
1995年 安田記念(ハートレイク)、オークス(ダンスパートナー)
1996年 オークス(エアグルーヴ)、菊花賞(ダンスインザダーク)
1997年 NHKマイルカップ(シーキングザパール)、宝塚記念(マーベラスサンデー)、天皇賞(秋)(エアグルーヴ)
1998年 桜花賞(ファレノプシス)、日本ダービー(スペシャルウィーク)、秋華賞(ファレノプシス)
1999年 天皇賞(春)(スペシャルウィーク)、日本ダービー(アドマイヤベガ)、天皇賞(秋)(スペシャルウィーク)、ジャパンカップ(スペシャルウィーク)
2000年 皐月賞(エアシャカール)、菊花賞(エアシャカール)
2001年 NHKマイルカップ(クロフネ)、エリザベス女王杯(トゥザヴィクトリー)、ジャパンカップダート(クロフネ)
2002年 日本ダービー(タニノギムレット)、スプリンターズS(ビリーヴ)、秋華賞(ファインモーション)、エリザベス女王杯(ファインモーション)
2003年 フェブラリーS(ゴールドアリュール)、エリザベス女王杯(アドマイヤグルーヴ)
2004年 桜花賞(ダンスインザムード)、エリザベス女王杯(アドマイヤグルーヴ)、ジャパンカップダート(タイムパラドックス)
2005年 高松宮記念(アドマイヤマックス)、皐月賞(ディープインパクト)、日本ダービー(ディープインパクト)、秋華賞(エアメサイア)、菊花賞(ディープインパクト)、ジャパンカップダート(カネヒキリ)
2006年 フェブラリーS(カネヒキリ)、天皇賞(春)(ディープインパクト)、NHKマイルカップ(ロジック)、宝塚記念(ディープインパクト)、ジャパンカップ(ディープインパクト)、有馬記念(ディープインパクト)
2007年 高松宮記念(スズカフェニックス)、天皇賞(秋)(メイショウサムソン)、ジャパンカップダート(ヴァーミリアン)
2008年 フェブラリーS(ヴァーミリアン)、天皇賞(秋)(ウオッカ)
2009年 ヴィクトリアマイル(ウオッカ)、安田記念(ウオッカ)
2010年 ジャパンカップ(ローズキングダム)
2012年 マイルチャンピオンシップ(サダムパテック)
2013年 日本ダービー(キズナ)、マイルチャンピオンシップ(トーセンラー)
2015年 フェブラリーS(コパノリッキー)
2016年 天皇賞(春)(キタサンブラック)、ジャパンカップ(キタサンブラック)
2017年 大阪杯(キタサンブラック)、天皇賞(春)(キタサンブラック)、天皇賞(秋)(キタサンブラック)、有馬記念(キタサンブラック)
2019年 フェブラリーS(インティ)、菊花賞(ワールドプレミア)
2021年 朝日杯フューチュリティS(ドウデュース)
2022年 日本ダービー(ドウデュース)
2023年 大阪杯(ジャックドール)、有馬記念(ドウデュース)
2024年 天皇賞(秋)(ドウデュース)、ジャパンカップ(ドウデュース)
2025年 宝塚記念(メイショウタバル)
2026年 安田記念(シックスペンス)、宝塚記念(メイショウタバル)、菊花賞(ゴーイントゥスカイ)

GⅠを1勝もしなかった年は、初勝利の年の1987年を除くと、2011年、2014年、2018年、2020年の4回。1年で最も多く勝ったのは2005年と2006年の6勝だ。

GⅠを多く勝った馬

馬 GⅠ勝利
ディープインパクト 7勝
キタサンブラック 6勝
ドウデュース 5勝
スペシャルウィーク 4勝
スーパークリーク 3勝
メジロマックイーン 3勝
ウオッカ 3勝

2勝した馬は、イナリワン、オグリキャップ、ベガ、エアグルーヴ、ファレノプシス、エアシャカール、クロフネ、ファインモーション、アドマイヤグルーヴ、カネヒキリ、ヴァーミリアン、メイショウタバルの12頭いる。

レース別のGⅠ勝利

レース別で最も多いのは天皇賞(春)の8勝。次が天皇賞(秋)の7勝で、天皇賞は春秋合わせて15勝になる。菊花賞、宝塚記念、日本ダービーが6勝、桜花賞、ジャパンカップ、フェブラリーSが5勝、安田記念、有馬記念、エリザベス女王杯、ジャパンカップダートが4勝で続く。

JRA賞の受賞歴

JRAの表彰歴に載っているJRA賞は次のとおりだ。

部門 回数 受賞した年
最多勝利騎手 18回 1989、1990、1992〜2000、2002〜2008年
最多賞金獲得騎手 16回 1989、1990、1993、1995〜2000、2002〜2007、2009年
最高勝率騎手 11回 1994、1997〜2000、2002〜2006、2008年
騎手大賞 9回 1997〜2000、2002〜2006年
特別賞 4回 2007、2013、2018、2024年
最多勝利新人騎手 1回 1987年

騎手大賞を受けた9回は、いずれも最多勝利・最高勝率・最多賞金獲得の3部門をそろえた年だ。2003年には、優秀騎手賞の表彰で「年間最多勝利度数記録更新」とされた。1989〜2008年の20年で最多勝利騎手を逃したのは1991年と2001年の2回で、2009年以降は受けていない。

100勝ごとの記録

JRAの記録に載っている100勝ごとの節目のうち、100勝目、500勝ごとの節目、最新の4,600勝目は次のとおりだ。

節目 日付 レース 馬
100勝 1988年4月16日 阪神8R マルブツソロン
500勝 1991年7月21日 小倉2R ロイヤルタイム
1,000勝 1995年7月23日 小倉3R エールノコイビト
1,500勝 1998年8月23日 札幌1R ミルダイヤ
2,000勝 2002年9月21日 阪神12R ディスカバリーベイ
2,500勝 2005年1月23日 京都8R イントゥザグルーヴ
3,000勝 2007年11月3日 京都1R スカイビューティー
3,500勝 2013年1月13日 京都5R カレンケカリーナ
4,000勝 2018年9月29日 阪神10R 芦屋川特別 メイショウカズヒメ
4,500勝 2024年5月12日 東京2R ウェットシーズン
4,600勝 2025年8月9日 札幌8R ナリタヒカリ

初勝利から1,000勝までは約8年4か月、1,000勝から2,000勝までは約7年2か月、2,000勝から3,000勝までは約5年1か月で、勝つペースは2000年代に最も速かった。3,000勝から4,000勝までは約10年11か月かかっている。2026年10月30日現在のJRA通算は4,688勝で、4,700勝まではあと12勝だ。

レースごとの成績の記事

この記事は全体の成績のまとめで、レースごとの全騎乗は別の記事にまとめている。

日本ダービーは1998年スペシャルウィークから2022年ドウデュースまでに6勝している。全騎乗と勝った6頭は武豊のダービー成績一覧で紹介している。

オークスは1993年ベガ、1995年ダンスパートナー、1996年エアグルーヴの3勝で、騎乗の歴史は武豊のオークス成績一覧にある。

安田記念は1990年オグリキャップ、1995年ハートレイク、2009年ウオッカ、2026年シックスペンスの4勝(2026年10月30日現在)。全33騎乗の一覧は武豊の安田記念成績一覧にまとめている。

GⅠでは、メイショウの馬で2007年天皇賞(秋)のメイショウサムソン、2025年・2026年宝塚記念のメイショウタバルが勝っている。GⅠでの枠、社台グループやメイショウとの関係は、次の記事で取り上げている。

よくある質問

武豊騎手の通算勝利数は?
2026年10月30日現在のJRAの発表で、JRAの通算は4,688勝(25,931騎乗)。地方・海外の指定レースでJRA所属馬に乗った成績(地方181勝・海外13勝)を合わせた総合計は4,882勝だ。
武豊騎手のGⅠ勝利数は?
JRAのGⅠは87勝(2026年10月30日現在)。いちばん多いのは天皇賞(春)の8勝で、勝った馬ではディープインパクトの7勝が最多だ。
武豊騎手が1年でいちばん勝ったのは何年?
2005年の212勝。2004年が211勝、2003年が204勝で、年間200勝を超えたのはこの3年だけだ。
武豊騎手の全盛期はいつ?
数字で見ると、勝利数・勝率・JRA賞がそろって高いのは1990年代後半〜2000年代後半だ。勝率20%以上の14年はすべて1992〜2008年、年間200勝超は2003〜2005年、JRA賞の最多勝利騎手は1989〜2008年に18回受けている。
武豊騎手はJRA賞の最多勝利騎手を何回受けている?
18回。1989年・1990年、1992〜2000年、2002〜2008年に受けている。1987年には最多勝利新人騎手を受けた。

新着記事