8月第3週終了時点で2015年のリーディング争いで6位につける武豊騎手。一時期の不振を脱し、再びトップジョッキーとして活躍するに至っている。

そんな天才を支えたのが“メイショウ”の松本好雄オーナーであることは競馬ファンなら誰もが知るところだろう。以前、社台グループとの関係性について取り上げたが、今回は武豊騎手とメイショウの“絆”を、データ的な観点から検証してみよう。

※関連記事→武豊騎手と社台グループの現在地とは?確執や絶縁説はオカルトだった?


松本オーナーとは?

まずは松本好雄という人物を簡単に紐解いていこう。松本オーナーは1974年に日本中央競馬会に馬主登録して以降、競馬界に欠かすことができない個人馬主界の重鎮だ。

多くの個人オーナーが社台グループなどの大牧場から良血馬を大枚をはたいて購入する一方、松本オーナーはほとんどの所有馬を中小牧場から購入している。毎年50頭程度を購入するが、中には決して良血とはいえない安価な馬も含まれている。大レースを勝つことだけに主眼を置かず、中小牧場との“つながり”を大事にすることで、競馬界や生産界(特に日高)を縁の下から支えているのだ。

今では日本馬主協会連合会の名誉会長となり、競馬界で知らない人はいないほど影響力を持っている。

そんな松本オーナーは武豊騎手の父・武邦彦氏と親しく、幸四郎騎手も含めて家族ぐるみの付き合いをしているという。もともと“つながり”や“絆”を大切にする人柄だけに、昔から知っている武兄弟への思いは人一倍強いのだろう。だからこそ、2人の不遇の時期に手を差し伸べたのだ。

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