天皇賞秋2026予想|展開は?ペース予想・逃げ馬

この記事の要点
- 前走で最初のコーナーを先頭で回ったのは、毎日王冠2着のホウオウビスケッツ(5枠9番)だけ。前々走の札幌記念も4つのコーナーをすべて先頭で回っている
- リアライズシリウス(7枠13番)は直近4走すべてで最初のコーナーを2番手以内、コスモキュランダ(6枠12番)は6月の宝塚記念で4つのコーナーを先頭で回った
- 過去10年(2016〜2025年)の天皇賞(秋)で最初のコーナーを先頭で回った馬は0-1-3-6。勝ちはないが3着以内が4回ある
- 前半1000mの通過は、良馬場の9回で57.4〜62.0秒。2024年にホウオウビスケッツが逃げた年は59.9秒だった
- レース
- 第174回 天皇賞(秋)(GⅠ)
- 発走
- 競馬場
- 東京競馬場
- コース
- 芝2000m
本記事では、11月1日(日)15時40分発走の第174回天皇賞(秋)(GⅠ、東京芝2000m)の展開を、出走馬17頭の枠順と前走の通過順・上がり、過去10年の逃げ馬の成績と前半1000mの通過タイムから整理する。見立ては編集部が事実から言える範囲にとどめた。
天皇賞秋2026 逃げ・先行の候補
前走と前々走で、最初のコーナーを5番手以内で回った馬を並べた。通過順はJRAの成績のコーナーごとの順位で、左から最初のコーナー、最後が4コーナーだ。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 前走(着順) | 前走の通過順 | 前走の上がり3F | 前々走の通過順 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5 | 9 | ホウオウビスケッツ | 毎日王冠(2着) | 1-1-1 | 33秒9 | 1-1-1-1(札幌記念) |
| 7 | 13 | リアライズシリウス | 毎日王冠(7着) | 2-2-2 | 34秒1 | 2-2-1-1(東京優駿) |
| 3 | 6 | セイウンハーデス | 毎日王冠(1着) | 4-3-3 | 33秒5 | 3-3(安田記念) |
| 2 | 3 | レガレイラ | オールカマー(4着) | 3-5-3-3 | 37秒3 | 11-12-10-9(宝塚記念) |
| 6 | 12 | コスモキュランダ | オールカマー(11着) | 6-6-6-10 | 41秒6 | 1-1-1-1(宝塚記念) |
| 1 | 1 | クロワデュノール | 宝塚記念(2着) | 5-5-4-3 | 35秒2 | 6-5-5-3(天皇賞(春)) |
| 8 | 16 | ジョバンニ | チャレンジC(1着) | 5-5-4-4 | 34秒6 | 1-3-4-4(金鯱賞) |
| 2 | 4 | レディネス | 毎日王冠(3着) | 7-5-5 | 33秒5 | 3-3-4-5(札幌記念) |
| 8 | 15 | サクラファレル | 札幌記念(2着) | 6-5-4-2 | 35秒2 | 2-2-3-3(セントライト記念) |
| 5 | 10 | ネブラディスク | 博多S(1着) | 4-4-3-4 | 35秒7 | 12-8(4月の3勝クラス) |
※JRAの出馬表(10月29日発表)の馬柱による
ホウオウビスケッツ(5枠9番)
前走の毎日王冠は3つのコーナーをすべて先頭で回り、9番人気で2着に残った。前々走の札幌記念は4つのコーナーをすべて先頭で、3走前の金鯱賞は2番手から2つ目のコーナーで先頭に立って回っており(結果は10着、12着)、直近3走はいずれも2つ目のコーナーまでに先頭に立っている。2024年の天皇賞(秋)も先頭で回って8番人気で3着、2025年は2-2-2の位置で13着だった。17頭の中で、ハナを切った経験が最も続いている。
リアライズシリウス(7枠13番)
3歳馬で、斤量は56kg。共同通信杯(1着)、皐月賞(2着)、東京優駿(7着)、毎日王冠(7着)の直近4走で、最初のコーナーをすべて2番手以内で回っている。7枠13番と外めの枠からの発走になる。
コスモキュランダ(6枠12番)とセイウンハーデス(3枠6番)
コスモキュランダは6月の宝塚記念で4つのコーナーをすべて先頭で回り、8番人気で4着だった。前走のオールカマーは6番手からで11着。2025年の天皇賞(秋)は2-3-3の位置で12着だった。セイウンハーデスは前走の毎日王冠を4-3-3の位置から勝ち、3月の中山記念では4つのコーナーを先頭で回っている。
中団・後方から運んできた馬
前走で最初のコーナーを6番手以下で回った馬は、ダノンデサイル(宝塚記念 11-12-12-9、3着)、シェイクユアハート(札幌記念 12-10-8-8、1着)、タガノデュード(チャレンジC 14-14-14-13、11着)、ジュンブロッサム(オクトーバーS 11-10-9、3着)、サクラファレル(札幌記念 6-5-4-2、2着)、エルトンバローズ(毎日王冠 11-12-13、9着)、シャンパンカラー(毎日王冠 6-9-9、13着)などだ。
前年の勝ち馬マスカレードボール(4枠7番)は、前走のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(イギリス)と前々走のクイーンエリザベス2世C(香港)は通過順の表示がない。国内の直近2走は、2025年の天皇賞(秋)が9-6-8の位置から上がり32秒3で1着、ジャパンCが10-8-9-9から2着だった。
過去10年の逃げ馬の成績
2016〜2025年の天皇賞(秋)で、最初のコーナーを先頭で回った馬と、前半1000mの通過タイムを並べた。
| 年 | 馬場 | 前半1000m | 後半1000m | 最初のコーナーの先頭(人気) | 着順 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 良 | 62.0秒 | 56.6秒 | メイショウタバル(5) | 6着 |
| 2024 | 良 | 59.9秒 | 57.4秒 | ホウオウビスケッツ(8) | 3着 |
| 2023 | 良 | 57.7秒 | 57.5秒 | ジャックドール(5) | 11着 |
| 2022 | 良 | 57.4秒 | 60.1秒 | パンサラッサ(7) | 2着 |
| 2021 | 良 | 60.5秒 | 57.4秒 | カイザーミノル(11) | 14着 |
| 2020 | 良 | 60.5秒 | 57.3秒 | ダノンプレミアム(6) | 4着 |
| 2019 | 良 | 59.0秒 | 57.2秒 | アエロリット(6) | 3着 |
| 2018 | 良 | 59.4秒 | 57.4秒 | キセキ(6) | 3着 |
| 2017 | 不良 | 64.2秒 | 64.1秒 | ロードヴァンドール(18) | 14着 |
| 2016 | 良 | 60.8秒 | 58.5秒 | エイシンヒカリ(2) | 12着 |
※JRAの成績のハロンタイム(200mごと)を編集部で足した。最初のコーナーの先頭は、2019年以降はJRAの成績の通過順位、2018年以前は成績のコーナー通過順位の並びによる
最初のコーナーを先頭で回った10頭は0-1-3-6で、勝ちはないが3着以内が4回ある。3着以内に残った4頭は、どれも6〜8番人気だった。
前半1000mは、良馬場の9回で57.4〜62.0秒。60秒を切ったのは5回だ。前半が後半より速かったのは、パンサラッサが逃げた2022年(前半57.4秒、後半60.1秒)だけで、ほかの良馬場の8回はすべて後半のほうが速かった。
天皇賞秋2026の過去10年データで集計した4コーナーの位置別の成績は、2〜5番手が6-3-2-38、6〜9番手が3-3-2-29、10番手以下が1-3-3-41。勝ち馬10頭のうち9頭は、4コーナーを2〜9番手で回っていた。
天皇賞秋2026の展開の見立て
前走で最初のコーナーを先頭で回ったのはホウオウビスケッツ1頭で、ハナを切った経験が続いているのもこの馬だ。リアライズシリウス、コスモキュランダ、セイウンハーデスも先頭や2番手で回った経験があり、前に行く馬は複数いる。
過去10年の良馬場の9回は、前半1000mが57.4〜62.0秒で、2022年を除く8回は後半のほうが速かった。ペースとは別に数えた数字だが、過去10年の勝ち馬10頭のうち9頭は4コーナーを2〜9番手で回っていた。隊列は当日のスタートと各馬の出方で変わる。
枠順は天皇賞秋2026の枠順確定・出走馬一覧、血統は天皇賞秋2026の血統傾向にまとめている。
よくある質問
- 天皇賞秋2026の逃げ馬は?
- 前走で最初のコーナーを先頭で回ったのはホウオウビスケッツ(5枠9番)だけだ。毎日王冠は3つのコーナーを先頭で回って2着、2024年の天皇賞(秋)も逃げて8番人気で3着だった。リアライズシリウス、コスモキュランダ、セイウンハーデスも前に行った経験がある。
- 天皇賞秋2026のペースは?
- 過去10年の良馬場の9回では、前半1000mの通過が57.4〜62.0秒だった。2025年は62.0秒、ホウオウビスケッツが逃げた2024年は59.9秒。今年も前に行った経験のある馬が複数いるが、ペースは当日の隊列しだいだ。
- 天皇賞秋で逃げ馬は勝てる?
- 過去10年(2016〜2025年)で、最初のコーナーを先頭で回った馬は0-1-3-6。勝ちはないが、2022年のパンサラッサ(2着)、2024年のホウオウビスケッツ(3着)など3着以内が4回ある。





