JRA騎手の通算勝利数ランキング|現役と歴代の最多勝は?

この記事の要点
- JRA騎手の通算勝利数(JRAのレースの平地と障害の合計)は、JRAの騎手名鑑と殿堂で確かめられる範囲で、武豊騎手の4,688勝(2026年10月31日現在)が最も多い。次に多いのは同じく現役の横山典弘騎手の3,025勝
- 現役の3位以下は、川田将雅騎手の2,314勝、C.ルメール騎手の2,259勝、岩田康誠騎手の1,871勝の順
- 引退した騎手では、JRAの騎手名鑑と殿堂で確かめられる範囲で、岡部幸雄騎手の2,943勝(2005年引退)が最も多い
- 確かめられる範囲で、通算1,000勝以上は41人、2,000勝以上は9人、3,000勝以上は武豊騎手と横山典弘騎手の2人
目次
JRA騎手の通算勝利数は、JRAの騎手名鑑と殿堂で確かめられる範囲で、武豊騎手の4,688勝(2026年10月31日現在)が最も多い。次に多いのは同じく現役の横山典弘騎手の3,025勝で、引退した騎手では岡部幸雄騎手の2,943勝が最多だ。本記事では、現役の騎手の通算勝利数ランキング(上位25人)、確かめられる範囲の歴代の通算勝利数、通算1,000勝・2,000勝・3,000勝を超えた騎手、通算勝利数の数え方を、JRAが公表している数字でまとめる。
現役騎手の通算勝利数ランキング(2026年10月31日現在)
2026年10月31日現在、JRAの現役の騎手で通算勝利数が多い25人は次のとおり(2026年の勝利が5勝以下の現役の一部は、数字を個別に確かめていない)。通算勝利数はJRAのレースの平地と障害の勝利の合計で、地方競馬・海外の勝利は入らない(下の「通算勝利数の数え方」)。
| 順位 | 騎手 | 通算勝利数 | 2026年の勝利数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 武豊 | 4,688 | 63 |
| 2 | 横山典弘 | 3,025 | 29 |
| 3 | 川田将雅 | 2,314 | 91 |
| 4 | C.ルメール | 2,259 | 145 |
| 5 | 岩田康誠 | 1,871 | 21 |
| 6 | 幸英明 | 1,783 | 41 |
| 7 | 戸崎圭太 | 1,771 | 69 |
| 8 | 松山弘平 | 1,486 | 120 |
| 9 | 北村宏司 | 1,481 | 2 |
| 10 | 池添謙一 | 1,462 | 26 |
| 11 | 内田博幸 | 1,383 | 0 |
| 12 | 吉田豊 | 1,352 | 9 |
| 13 | M.デムーロ | 1,348 | 17 |
| 14 | 浜中俊 | 1,277 | 36 |
| 15 | 田辺裕信 | 1,255 | 37 |
| 16 | 吉田隼人 | 1,225 | 24 |
| 17 | 三浦皇成 | 1,184 | 52 |
| 18 | 北村友一 | 1,041 | 49 |
| 19 | 江田照男 | 981 | 6 |
| 20 | 松岡正海 | 912 | 7 |
| 21 | 石橋脩 | 886 | 13 |
| 22 | 横山武史 | 865 | 100 |
| 23 | 津村明秀 | 787 | 58 |
| 24 | 大野拓弥 | 777 | 25 |
| 25 | 岩田望来 | 725 | 124 |
※北村宏司騎手・内田博幸騎手は2026年のJRAのリーディングの上位100人に入っていないため、通算はJRAの騎手名鑑の累計成績、2026年の勝利数は本年成績の数字
現役で2,000勝を超えているのは、武豊・横山典弘・川田将雅・C.ルメール騎手の4人。3位の川田騎手と4位のルメール騎手の差は55勝で、2026年の勝利数はルメール騎手が145勝、川田騎手が91勝。武豊騎手の年度ごとの勝利数は「武豊騎手の成績」にまとめている。
2026年に引退した柴田善臣騎手(2,341勝、9月18日引退)、和田竜二騎手(1,534勝、2月28日引退)、藤岡佑介騎手(1,110勝、2月28日引退)は、下の歴代の表に入れた。短期免許で乗る騎手(2026年10月31日現在で通算213勝のD.レーン騎手など)は、現役の表に入れていない。
歴代の通算勝利数|騎手名鑑と殿堂で確かめられる範囲
JRAの騎手名鑑に引退騎手として載っているのは、1994年度以降に引退した騎手だ。それより前に引退した騎手は、JRAの「競馬の殿堂」に入っている4人(保田隆芳・野平祐二・福永洋一・郷原洋行騎手)しか通算の数字を確かめられない。郷原洋行騎手の殿堂のページには歴代14位の1,515勝とあり、1994年度より前に引退した騎手には、ほかにも1,515勝を超える騎手がいるとみられる。
下の表は、現役の騎手と、騎手名鑑・殿堂で確かめられる引退騎手を合わせて、通算1,000勝以上の41人を多い順に並べたもの。順は確かめられる騎手の中での並びで、歴代の順位とは限らない。現役の騎手は2026年10月31日現在、引退した騎手は引退したときの数字。
| 順 | 騎手 | 通算勝利数 | 現役・引退の年 |
|---|---|---|---|
| 1 | 武豊 | 4,688 | 現役 |
| 2 | 横山典弘 | 3,025 | 現役 |
| 3 | 岡部幸雄 | 2,943 | 2005年引退 |
| 4 | 福永祐一 | 2,636 | 2023年引退 |
| 5 | 蛯名正義 | 2,541 | 2021年引退 |
| 6 | 柴田善臣 | 2,341 | 2026年引退 |
| 7 | 川田将雅 | 2,314 | 現役 |
| 8 | C.ルメール | 2,259 | 現役 |
| 9 | 河内洋 | 2,111 | 2003年引退 |
| 10 | 藤田伸二 | 1,918 | 2015年引退 |
| 11 | 岩田康誠 | 1,871 | 現役 |
| 12 | 中舘英二 | 1,823 | 2015年引退 |
| 13 | 田中勝春 | 1,812 | 2023年引退 |
| 14 | 幸英明 | 1,783 | 現役 |
| 15 | 戸崎圭太 | 1,771 | 現役 |
| 16 | 柴田政人 | 1,767 | 1995年引退 |
| 17 | 四位洋文 | 1,586 | 2020年引退 |
| 18 | 和田竜二 | 1,534 | 2026年引退 |
| 19 | 南井克巳 | 1,527 | 1999年引退 |
| 20 | 郷原洋行 | 1,515 | 1993年引退(殿堂) |
| 21 | 松山弘平 | 1,486 | 現役 |
| 22 | 北村宏司 | 1,481 | 現役 |
| 23 | 池添謙一 | 1,462 | 現役 |
| 24 | 後藤浩輝 | 1,447 | 2015年引退 |
| 25 | 的場均 | 1,440 | 2001年引退 |
| 26 | 松永幹夫 | 1,400 | 2006年引退 |
| 27 | 内田博幸 | 1,383 | 現役 |
| 28 | 吉田豊 | 1,352 | 現役 |
| 29 | M.デムーロ | 1,348 | 現役 |
| 30 | 野平祐二 | 1,339 | 1975年引退(殿堂) |
| 31 | 保田隆芳 | 1,295 | 1970年引退(殿堂) |
| 32 | 浜中俊 | 1,277 | 現役 |
| 33 | 田辺裕信 | 1,255 | 現役 |
| 34 | 吉田隼人 | 1,225 | 現役 |
| 35 | 三浦皇成 | 1,184 | 現役 |
| 36 | 田原成貴 | 1,112 | 1998年引退 |
| 37 | 安藤勝己 | 1,111 | 2013年引退 |
| 38 | 藤岡佑介 | 1,110 | 2026年引退 |
| 39 | 熊沢重文 | 1,051 | 2023年引退 |
| 40 | 北村友一 | 1,041 | 現役 |
| 41 | 小島太 | 1,024 | 1996年引退 |
※郷原洋行・野平祐二・保田隆芳騎手は騎手名鑑に載っていないため、JRAの「競馬の殿堂」の通算成績を載せた。引退の年は殿堂のページの騎手免許の最後の年。保田騎手(昭和11年〜)と野平騎手(昭和19年〜)は騎手免許がJRAの発足より前からで、その時期の勝利が通算成績に入っているかは殿堂のページからは分からない
確かめられる範囲で、引退した騎手の最多は岡部幸雄騎手の2,943勝(平地2,928勝・障害15勝)。福永祐一騎手の2,636勝、蛯名正義騎手の2,541勝、2026年9月に引退した柴田善臣騎手の2,341勝が続く。表の上位10人のうち、現役は武豊・横山典弘・川田将雅・C.ルメール騎手の4人だ。
通算1,000勝・2,000勝・3,000勝の騎手
JRAの騎手名鑑と殿堂で確かめられる範囲で、通算の節目を超えた騎手の数は次のとおり。1994年度より前に引退した騎手は殿堂の4人しか確かめていないため、本当の人数はこれより多い可能性がある。
| 通算勝利数 | 人数 | 現役 | 引退 |
|---|---|---|---|
| 4,000勝以上 | 1 | 1 | 0 |
| 3,000勝以上 | 2 | 2 | 0 |
| 2,000勝以上 | 9 | 4 | 5 |
| 1,000勝以上 | 41 | 18 | 23 |
3,000勝以上|武豊騎手と横山典弘騎手の2人
確かめられる範囲で3,000勝を超えているのは武豊騎手と横山典弘騎手の2人で、どちらも現役だ。4,000勝を超えているのは武豊騎手だけ。横山典弘騎手は、2026年10月31日現在の3,025勝から2026年の29勝を引くと2025年末は2,996勝で、3,000勝には2026年に届いた。
2,000勝以上|現役4人、引退5人の9人
確かめられる範囲で2,000勝を超えた9人は、現役が武豊・横山典弘・川田将雅・C.ルメール騎手、引退が岡部幸雄・福永祐一・蛯名正義・柴田善臣・河内洋騎手。現役で次に2,000勝に近いのは岩田康誠騎手の1,871勝で、あと129勝。
1,000勝以上|確かめられる範囲で41人
1,000勝を超えた41人のうち、現役の18人は上の現役のランキングの1〜18位(北村友一騎手の1,041勝まで)。北村友一騎手は2026年に49勝を挙げていて、引くと2025年末は992勝なので、1,000勝には2026年に届いた。現役で次に1,000勝に近いのは江田照男騎手の981勝で、あと19勝。
引退した23人は、歴代の表の引退騎手。殿堂の福永洋一騎手は983勝、騎手名鑑の村本善之騎手は972勝、大崎昭一騎手は970勝、勝浦正樹騎手は967勝で、1,000勝に届かずに引退した。
通算勝利数の数え方|JRAのレースの平地と障害
JRAの通算勝利数は、JRAのレースでの平地と障害の勝利の合計で、騎手名鑑の累計成績の「JRA合計」にあたる。JRAのリーディングの表に出る「通算勝利数」も同じ数字だ。障害の勝利も入るので、熊沢重文騎手の1,051勝は平地794勝・障害257勝、岡部幸雄騎手の2,943勝は平地2,928勝・障害15勝の合計になる。
地方競馬と海外のレースの勝利は入らない。地方・海外の指定レースでJRA所属馬に乗った勝利は、騎手名鑑で別の欄になっている。それを足した総合計は、武豊騎手が4,882勝、C.ルメール騎手が2,297勝で、JRAの通算勝利数(4,688勝、2,259勝)より多い。
短期免許で乗っていた時期の勝利も入る。ルメール騎手は騎手名鑑の初免許年が2002年、初騎乗が2002年12月7日で、通算の2,259勝はリーディングの表の通算勝利数と同じ。短期免許だけで乗る騎手も、リーディングの表に通算勝利数が出る。
JRAの騎手名鑑には、2000年以前のデータは完全ではないものがあるとの注記がある。殿堂の4人(郷原洋行・野平祐二・保田隆芳・福永洋一騎手)の数字は殿堂の通算成績で、騎手名鑑とは別の数字だ。現役の騎手の数字は開催日ごとに更新されるので、本記事は2026年10月31日現在(11月1日の開催の前)の数字でそろえている。
年ごとの勝利数や、女性騎手・重賞に絞った騎手の成績は次の記事でまとめている。
よくある質問
- JRAで通算勝利数が最も多い騎手は?
- JRAの騎手名鑑と殿堂で確かめられる範囲では、武豊騎手の4,688勝(2026年10月31日現在)が最も多い。次に多いのは横山典弘騎手の3,025勝で、3,000勝を超えているのはこの2人だけだ。
- 現役の騎手で通算勝利数が多いのは?
- 2026年10月31日現在、1位が武豊騎手の4,688勝、2位が横山典弘騎手の3,025勝、3位が川田将雅騎手の2,314勝、4位がC.ルメール騎手の2,259勝。現役で2,000勝を超えているのはこの4人だ。
- 引退した騎手で通算勝利数が最も多いのは?
- JRAの騎手名鑑と殿堂で確かめられる範囲では、2005年に引退した岡部幸雄騎手の2,943勝。福永祐一騎手の2,636勝、蛯名正義騎手の2,541勝が続く。
- JRAで通算1,000勝以上の騎手は何人?
- JRAの騎手名鑑と殿堂で確かめられる範囲で41人(現役18人、引退23人)。1994年度より前に引退した騎手は殿堂の4人しか確かめられないため、実際はこれより多い可能性がある。
- 通算勝利数に地方競馬や海外の勝利は入る?
- 入らない。JRAの通算勝利数はJRAのレースの平地と障害の勝利の合計で、地方・海外の指定レースでJRA所属馬に乗った勝利は、騎手名鑑で別の欄になっている。






