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JRAの歴代リーディングジョッキー|年間最多勝の騎手と勝利数

JRAの歴代リーディングジョッキー|年間最多勝の騎手と勝利数

この記事の要点

  • JRAのリーディングジョッキーは、その年のJRAのレースでの勝利数の多い順。2001〜2025年の25年で1位になったのは9人
  • 1位の回数はC.ルメール騎手の8回(2017〜2021年、2023〜2025年)が最多で、武豊騎手の7回(2002〜2008年)が続く。JRA賞の最多勝利騎手では、1987年度から武豊騎手の18回が最多
  • 2001〜2025年の年間の勝利数の最多は2018年のルメール騎手の215勝。年間200勝以上は、武豊騎手(2003〜2005年)とルメール騎手(2018年・2020年)の5回だけ
  • 2026年は10月31日現在、ルメール騎手が145勝で1位、2位の岩田望来騎手(124勝)との差は21勝
目次
  1. リーディングジョッキーとは|JRAのレースでの勝利数の順
  2. 歴代リーディングジョッキーの一覧(2001〜2025年)
  3. 1位になった回数|ルメール騎手8回、武豊騎手7回
  4. 年間の勝利数の記録|最多は2018年の215勝
  5. 年ごとの上位5人(2001〜2025年)
  6. JRA賞 最多勝利騎手の歴代(1987〜2025年度)
  7. 2026年の途中の順位(10月31日現在)

JRAのリーディングジョッキー(年間の勝利数1位の騎手)で、2001〜2025年に最も多く1位になったのはC.ルメール騎手の8回だ。2001〜2025年の年間の勝利数の最多は2018年のルメール騎手の215勝で、1987年度からのJRA賞の最多勝利騎手では武豊騎手の18回が最も多い。本記事では、2001〜2025年の歴代1位と勝利数、1位の回数、年間の勝利数の記録、年ごとの上位5人、JRA賞の最多勝利騎手の歴代、2026年の途中の順位を、JRAが公表している数字でまとめる。

リーディングジョッキーとは|JRAのレースでの勝利数の順

JRAはデータファイルの「リーディング情報」で、「リーディングジョッキー(全国)」の表を年ごとに公表している。初めの並びは勝利数(1着の数)の多い順で、勝率順・連対率順・3着内率順にも並べ替えられる。

JRAの注記によると、数字はJRAでの成績だけで、地方競馬や海外のレースの勝利は入らない。JRAの免許を持たない騎手も表に入り、名前に「(注釈)」と付く。上位20人では、2003年17位のO.ペリエ騎手、2018年11位のJ.モレイラ騎手がそうだ。その年の途中の数字は、開催日ごとに全レースが終わったあとに更新される。JRAのページで年を選べるのは2001年からで、2000年以前の表は載っていない。

JRA賞の最多勝利騎手は、2010〜2012年度の3年だけ、JRAのリーディングの1位と違う。JRAのリーディングの表では、2010年は横山典弘騎手、2011年は福永祐一騎手、2012年は浜中俊騎手が1位だが、JRA賞の最多勝利騎手は2010年度が内田博幸騎手、2011・2012年度が岩田康誠騎手だった。JRAの「地方・海外成績含む」の表(地方・海外の指定レースでJRA所属馬に乗った成績を足したもの)では、3年とも受賞者が1位になる。2012年の岩田騎手はJRA119勝・地方15勝・海外1勝の計135勝で、JRAだけで131勝の浜中騎手を上回った。2001〜2009年と2013〜2025年は、JRAのリーディングの1位と受賞者が同じだ。

歴代リーディングジョッキーの一覧(2001〜2025年)

2001〜2025年の1位の騎手と勝利数・騎乗回数・勝率、その年の2位の騎手は次のとおり。数字はJRAの年ごとの表のもの(2026年は下の「2026年の途中の順位」)。

年 1位の騎手 勝利数 騎乗回数 勝率 2位の騎手(勝利数)
2025年 C.ルメール 140 521 0.269 戸崎圭太(132)
2024年 C.ルメール 176 590 0.298 川田将雅(141)
2023年 C.ルメール 165 666 0.248 川田将雅(151)
2022年 川田将雅 143 552 0.259 戸崎圭太(136)
2021年 C.ルメール 199 802 0.248 川田将雅(136)
2020年 C.ルメール 204 781 0.261 川田将雅(167)
2019年 C.ルメール 164 650 0.252 川田将雅(152)
2018年 C.ルメール 215 772 0.278 M.デムーロ(153)
2017年 C.ルメール 199 809 0.246 戸崎圭太(171)
2016年 戸崎圭太 187 969 0.193 C.ルメール(186)
2015年 戸崎圭太 130 940 0.138 福永祐一(121)
2014年 戸崎圭太 146 972 0.150 岩田康誠(136)
2013年 福永祐一 131 844 0.155 川田将雅(120)
2012年 浜中俊 131 887 0.148 蛯名正義(123)
2011年 福永祐一 133 824 0.161 岩田康誠(131)
2010年 横山典弘 120 594 0.202 内田博幸(118)
2009年 内田博幸 146 975 0.150 武豊(140)
2008年 武豊 143 653 0.219 内田博幸(123)
2007年 武豊 156 713 0.219 岩田康誠(145)
2006年 武豊 178 790 0.225 藤田伸二(127)
2005年 武豊 212 855 0.248 横山典弘(134)
2004年 武豊 211 912 0.231 柴田善臣(145)
2003年 武豊 204 866 0.236 柴田善臣(119)
2002年 武豊 133 457 0.291 柴田善臣(120)
2001年 蛯名正義 133 905 0.147 柴田善臣(129)

1位の勝利数が最も少なかったのは2010年の横山典弘騎手の120勝。1位と2位の差は、2016年の1勝(戸崎圭太騎手187勝、ルメール騎手186勝)が最も小さく、2003年の85勝(武豊騎手204勝、柴田善臣騎手119勝)が最も大きい。1位の勝率が最も高かったのは2024年のルメール騎手の0.298で、2002年の武豊騎手の0.291が続く。

1位になった回数|ルメール騎手8回、武豊騎手7回

2001〜2025年の25年で1位になった9人の回数は次のとおり。

騎手 1位の回数 1位の年
C.ルメール 8 2017〜2021年、2023〜2025年
武豊 7 2002〜2008年
戸崎圭太 3 2014〜2016年
福永祐一 2 2011年、2013年
蛯名正義 1 2001年
内田博幸 1 2009年
横山典弘 1 2010年
浜中俊 1 2012年
川田将雅 1 2022年

C.ルメール騎手|2017〜2021年に5年連続

ルメール騎手は2016年に1勝差の2位で、2017年から2021年まで5年続けて1位になった。2022年は5位(109勝)で、2023年から2025年まで再び3年続けて1位。2026年も10月31日現在で1位に立っている。JRAのプロフィールでは出身地はフランスで、初免許年は2002年。2001〜2025年のJRAの表で、外国出身の騎手が1位になったのはルメール騎手だけだ。イタリア出身のM.デムーロ騎手は、2018年の2位(153勝)が最も高い。

武豊騎手|2002〜2008年に7年連続

武豊騎手は2002年から2008年まで7年続けて1位。2003〜2005年は3年続けて200勝を超えた。2009年は内田博幸騎手に6勝差の2位だった。2001年より前の年ごとの勝利数はJRAのリーディングの表にないが、JRA賞の最多勝利騎手は1989年度から2008年度までに18回受けている(下の「JRA賞 最多勝利騎手の歴代」)。

2位の多い騎手|川田将雅騎手は6回

2位の回数は、川田将雅騎手の6回(2013年、2019〜2021年、2023・2024年)が最も多い。うち5回は1位がルメール騎手で、川田騎手は2022年に1位になった。柴田善臣騎手は2001〜2004年に4年続けて2位で、1位にはなっていない。

2016〜2025年の10年で上位10人に入った回数は、ルメール騎手と川田騎手が10回、戸崎圭太騎手が9回、松山弘平騎手が8回、福永祐一騎手と武豊騎手が7回。

年間の勝利数の記録|最多は2018年の215勝

2001〜2025年で、1年の勝利数が多かった順は次のとおり。

順 騎手 年 勝利数
1 C.ルメール 2018年 215
2 武豊 2005年 212
3 武豊 2004年 211
4 C.ルメール 2020年 204
4 武豊 2003年 204
6 C.ルメール 2017年 199
6 C.ルメール 2021年 199

年間200勝以上は、この25年で5回だけだ。JRAの武豊騎手の表彰歴には、2003年に「年間最多勝利度数記録更新」とある。その204勝を武豊騎手が2004・2005年に自ら上回り、2018年にルメール騎手が215勝まで伸ばした。2001年以降のJRAの表で、215勝を超えた年はない。

年ごとの上位5人(2001〜2025年)

カッコ内は勝利数。同じ勝利数でもJRAの表では順位が分かれている(2017年の2位・3位、2025年の4位・5位など)。

2016〜2025年

年 1位 2位 3位 4位 5位
2025年 C.ルメール(140) 戸崎圭太(132) 松山弘平(128) 横山武史(110) 坂井瑠星(110)
2024年 C.ルメール(176) 川田将雅(141) 戸崎圭太(133) 坂井瑠星(115) 松山弘平(113)
2023年 C.ルメール(165) 川田将雅(151) 横山武史(126) 松山弘平(113) 岩田望来(113)
2022年 川田将雅(143) 戸崎圭太(136) 横山武史(127) 松山弘平(118) C.ルメール(109)
2021年 C.ルメール(199) 川田将雅(136) 松山弘平(130) 福永祐一(123) 横山武史(104)
2020年 C.ルメール(204) 川田将雅(167) 福永祐一(134) 松山弘平(127) 武豊(115)
2019年 C.ルメール(164) 川田将雅(152) 武豊(111) 福永祐一(107) 戸崎圭太(104)
2018年 C.ルメール(215) M.デムーロ(153) 戸崎圭太(115) 福永祐一(103) 川田将雅(93)
2017年 C.ルメール(199) 戸崎圭太(171) M.デムーロ(171) 福永祐一(116) 和田竜二(96)
2016年 戸崎圭太(187) C.ルメール(186) 川田将雅(135) M.デムーロ(132) 福永祐一(106)

2001〜2015年

年 1位 2位 3位 4位 5位
2015年 戸崎圭太(130) 福永祐一(121) M.デムーロ(118) C.ルメール(112) 武豊(106)
2014年 戸崎圭太(146) 岩田康誠(136) 浜中俊(125) 福永祐一(118) 北村宏司(117)
2013年 福永祐一(131) 川田将雅(120) 浜中俊(119) 内田博幸(114) 戸崎圭太(113)
2012年 浜中俊(131) 蛯名正義(123) 岩田康誠(119) 内田博幸(116) 福永祐一(115)
2011年 福永祐一(133) 岩田康誠(131) 川田将雅(109) 蛯名正義(95) 横山典弘(95)
2010年 横山典弘(120) 内田博幸(118) 蛯名正義(116) 福永祐一(109) 松岡正海(109)
2009年 内田博幸(146) 武豊(140) 岩田康誠(109) 藤田伸二(108) 横山典弘(106)
2008年 武豊(143) 内田博幸(123) 安藤勝己(119) 岩田康誠(118) 後藤浩輝(107)
2007年 武豊(156) 岩田康誠(145) 安藤勝己(136) 後藤浩輝(116) 田中勝春(108)
2006年 武豊(178) 藤田伸二(127) 岩田康誠(126) 安藤勝己(120) 横山典弘(113)
2005年 武豊(212) 横山典弘(134) 藤田伸二(115) 福永祐一(109) 柴田善臣(106)
2004年 武豊(211) 柴田善臣(145) 安藤勝己(127) 藤田伸二(121) 横山典弘(116)
2003年 武豊(204) 柴田善臣(119) 安藤勝己(112) 藤田伸二(103) 蛯名正義(101)
2002年 武豊(133) 柴田善臣(120) 藤田伸二(111) 蛯名正義(99) 横山典弘(93)
2001年 蛯名正義(133) 柴田善臣(129) 岡部幸雄(101) 中舘英二(100) 四位洋文(98)

JRA賞 最多勝利騎手の歴代(1987〜2025年度)

2000年以前は、JRAのリーディングの表がないため、JRA賞のバックナンバーで最多勝利騎手を見る。JRAのバックナンバーは1987年度から載っていて、賞の名前は2014年度までが「最多勝利騎手」、2015年度からが「JRA最多勝利騎手」。勝利数は載っていない。

年度 最多勝利騎手
2000年度 武豊
1999年度 武豊
1998年度 武豊
1997年度 武豊
1996年度 武豊
1995年度 武豊
1994年度 武豊
1993年度 武豊
1992年度 武豊
1991年度 岡部幸雄
1990年度 武豊
1989年度 武豊
1988年度 柴田政人
1987年度 岡部幸雄

2001年度以降の受賞者は、2010〜2012年度(内田博幸騎手、岩田康誠騎手2回)を除き、上の一覧のリーディング1位と同じだ。1987〜2025年度の39回で数えると、受賞の回数は武豊騎手18回、ルメール騎手8回、戸崎圭太騎手3回、岡部幸雄騎手・内田博幸騎手・岩田康誠騎手が2回、柴田政人騎手・蛯名正義騎手・福永祐一騎手・川田将雅騎手が1回。武豊騎手は1992〜2000年度に9年続けて受けている。

2026年の途中の順位(10月31日現在)

2026年10月31日現在のJRAのリーディングの上位10人は次のとおり。ルメール騎手が145勝で1位、2位の岩田望来騎手との差は21勝。このまま年末を迎えれば、ルメール騎手は4年続けての1位になる。数字は開催日ごとに更新されるので、確定ではない。

順位 騎手名 1着 2着 3着 騎乗回数 勝率 連対率 3着内率
1 C.ルメール 145 85 69 488 0.297 0.471 0.613
2 岩田望来 124 91 67 652 0.190 0.330 0.433
3 松山弘平 120 84 84 717 0.167 0.285 0.402
4 横山武史 100 81 71 665 0.150 0.272 0.379
5 川田将雅 91 82 60 429 0.212 0.403 0.543
6 坂井瑠星 89 68 56 533 0.167 0.295 0.400
7 西村淳也 87 77 78 670 0.130 0.245 0.361
8 横山和生 73 47 53 512 0.143 0.234 0.338
9 丹内祐次 71 87 72 791 0.090 0.200 0.291
10 戸崎圭太 69 88 72 543 0.127 0.289 0.422

調教師の年間リーディングは「JRAの歴代リーディングトレーナー」にまとめている。

騎手ごとの成績や、重賞に絞った騎手の成績、種牡馬のリーディングは次の記事でまとめている。

よくある質問

リーディングジョッキーに最も多くなった騎手は?
JRAのリーディングの表で見られる2001〜2025年では、C.ルメール騎手の8回(2017〜2021年、2023〜2025年)が最多で、武豊騎手の7回(2002〜2008年)が続く。1987年度からのJRA賞の最多勝利騎手で数えると、武豊騎手の18回が最も多い。
JRAのリーディングの表(2001〜2025年)で、年間の勝利数が最も多いのは?
2018年のC.ルメール騎手の215勝。武豊騎手が2003年に204勝で年間最多勝利の記録を更新し(JRAの表彰歴)、2005年に212勝まで伸ばした。2001年以降のJRAの表で、215勝を上回った年はない。
2025年のリーディングジョッキーは?
C.ルメール騎手。140勝(521騎乗、勝率0.269)で、3年続けての1位だった。2位は戸崎圭太騎手の132勝、3位は松山弘平騎手の128勝。
2026年のリーディングジョッキーの順位は?
2026年10月31日現在、1位はC.ルメール騎手の145勝(488騎乗、勝率0.297)、2位は岩田望来騎手の124勝、3位は松山弘平騎手の120勝。JRAは開催日ごとに数字を更新するので、年末までに順位は変わりうる。
外国出身の騎手がリーディング1位になったのはいつ?
2001〜2025年のJRAの表では、フランス出身のC.ルメール騎手の8回(2017〜2021年、2023〜2025年)だけ。イタリア出身のM.デムーロ騎手は2018年の2位が最高だった。
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