今週は札幌の開幕週にクイーンステークスが行われる。
真夏の札幌で行われる牝馬たちの戦い。レッドリヴェールが復活を目指し、ブランネージュらが秋の飛躍を目指す。
では、どんな点がポイントになるのだろうか? 今回は“4つの消しデータ”を用いて解説していこう。なお、データはすべて過去10年のものとする。
消しファクター① 斤量55.5キロ以上
クイーンSでは実績馬が不振傾向にある。
斤量55.5キロ以上
(0−0−0−5)
今まで5頭出走して5、4、5、4、2人気と、比較的上位人気に支持されたが、すべて馬券圏内に消えている。斤量を背負う実績馬より、勢いのある上がり馬のほうがベターか。
消しファクター② 馬齢
アイビスサマーダッシュもそうだったが、クイーンSでも高齢馬が不振傾向にある。
6歳以上
(1−0−1−15)
好走した2頭は2、5番人気と比較的人気サイドだった。社台グループの牝馬は6歳春で引退となり、GI戦線で戦うレベルの牝馬たちは秋に備えて休養している。高齢馬の層が薄くなる夏は激走に期待ができないわけだ。
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