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2019年11月30日、阪神競馬場でチャレンジカップ(GⅢ/芝2000m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるギベオン、ステイフーリッシュ、トリオンフ、ブレステイキング、ロードマイウェイ、ノーブルマーズらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

チャレンジカップは2017年よりこの条件で始まったため、過去2年間のデータを参考にする。


チャレンジカップの人気馬成績

この2年間では2017年に1番人気サトノクロニクルが勝利、2018年は単勝2.1倍のレイエンダが6着に敗れた。共に3歳馬だったが、明暗がはっきりと分かれている。

しかし、2年連続で5番人気で上位3頭が決着している。2年間のデータなので何とも言えないが、波乱になる要素があまりないということか。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 距離短縮なら大敗でも

3歳馬が絡みやすいチャレンジカップだが、実はこの2年で3着以内に入った3歳馬はすべて菊花賞に出ていた馬だった。いずれも1秒以上大敗だったが、距離が合わなかっただけと言える。

前走1着だった馬はいずれもオープン条件で、距離延長ないし同距離。着差を付けての勝利であり、人気もそれなりにあった。狙い方はこれではっきりとしそうだ。

唯一の3歳馬ロードマイウェイは菊花賞を使っていないが、マイルのオープン特別で1着。ただし400メートルの距離延長とタイム差なしの勝利がどう影響するか。

予想参考データ② 逃げも残らず上がりも信用できず

今年までは開幕週、来年からしばらくはイレギュラーな開催となるチャレンジカップだが、開幕週ではあるが、あまり逃げが残らない。淀みなく流れるというのが大きいかもしれない。

去年こそ3ハロン上がり最速のエアウィンザーが勝ったが、34秒台でも十分なので、正直言って鬼脚は必要なく、多少ジリ脚でも大丈夫だ。

何が逃げるかわからず、ロードマイウェイやブレステイキングが逃げる可能性が出てくるが、世界的名手の外国人騎手が勢ぞろいしており、今年は読みにくい。

予想参考データ③ 血統ならディープ、ハービンジャー

過去3年の血統に関するデータを見ていくと、頭数などを加味してもやはりディープインパクト産駒が強い。また着度数で見ればハービンジャーも同様に注目だ。

ルーラーシップがあまりよくなく、ヴィクトワールピサもあんまり。オルフェーヴルも微妙と、血統でそれなりに差がついている。

ディープインパクト産駒は今年も数頭おり、いまいちだった血統は今年は見当たらない。プラスを見て判断した方が良さそうか。

2019年の危険な人気馬は?

ロードマイウェイは人気になる見込みだが、単に4連勝が好感を持たれているだけで、2000メートルでは結果を出せていない。着実にクラスを上げてきたものの、いきなり通用するまであるとは言いがたい。チャレンジカップの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、ギベオンは1つ目の消しデータに合致している。中日新聞杯こそ勝ったが、同条件の鳴尾記念では微妙な負け方。冬に強いという観点なら勝負できなくもないが、人気を背負う馬でその勝負をするメリットはないだろう。

反対にノーブルマーズは危険なデータに一つも当てはまらない。ここまで38戦すべて高倉稜騎手が騎乗したが、今回ついに乗り替わりで川田将雅騎手に。元々相手なりに走る馬、川田騎手への乗り替わりで一変することを期待したい。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、ノーブルマーズと言えそうだ。

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