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2019年11月10日、京都競馬場でエリザベス女王杯(GⅠ/芝2200m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるクロコスミア、クロノジェネシス、スカーレットカラー、ラッキーライラック、ラヴズオンリーユーらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

過去10年間のデータを参考に予想を進めていく。


エリザベス女王杯の人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気が勝ったのは1回で、2着は3回、3着も3回。1倍台でも勝ちきれないため、人気だから鉄板というわけではない。

3番人気が3勝を挙げるが、基本的に上位勢は似たり寄ったり。伏兵馬もチラホラとやってきて単勝15倍以上の馬が3勝を挙げており、見逃せない。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 中団からの差し切り!

脚質・中団(8- 2- 7-57)
勝率 10.8% │ 複勝率 23.0%

2010年と2011年、まざまざとイギリス馬の底力を見せたスノーフェアリーを始め、7番手から10番手で上がり1位ないし2位の脚で差し切るケースが目立つ。

先行馬も複勝率や連対率ではいいが、2着7回と抜け出しは図るものの、最後に差されるというケースが目立ち、逃げ馬にいたってはクイーンスプマンテやクロコスミアのように工夫をして乗らないと厳しい。

外回りではあるが、後方からでは厳しく、48頭中1頭しか3着に入っておらず、後方に置かれた時点で、よほどのことがない限りはノーチャンスだろう。

予想参考データ② 3歳と4歳の勝負!

3歳馬(3- 4- 3-31)
勝率 7.3% │ 複勝率 24.4%

4歳馬(5- 3- 6-41)
勝率 9.1% │ 複勝率 25.5%

3歳か4歳か、たまに5歳という感じで年齢別の成績が出されている。3歳に関しては、秋華賞組が本線で、勝利もしくはコンマ3秒の負けまで。古馬に勝つにはさすがにそれなりのモノが必要だ。しかし、最近は3歳馬が苦戦を強いられる。

対する4歳馬は、府中牝馬ステークス組よりは牡馬混合重賞、GⅡ以上で健闘を見せた馬、スノーフェアリーまで入れるならコンマ5秒、もしくは掲示板が欲しい。

6歳馬で唯一連対したのはテイエムプリキュアのみで、あれは参考外にしてもいいくらい。相当な地力、適性がないと5歳以上ではなかなか厳しいか。

予想参考データ③ GⅢ以下は狙いにくい

秋華賞組や牡馬混合重賞で一定の成績を出した馬など、結構な実力を出した馬がここでも上位に来るようになっており、さすがに勢いだけではどうにもならない。

条件馬は1000万条件、2勝クラスでなんとか連対があったが、むしろレアケースぐらいに考えるべきで、前走が3勝クラス、オープン特別、GⅢではすべて馬券圏外だ。

牝馬は格より勢いだとは言ったものだが、さすがにGⅠでは格より勢いではなく、格も勢いも大事になってくる。世の中はうまくできている。

2019年の危険な人気馬は?

ラヴズオンリーユーは人気になる見込みだが、いくらなんでもオークスからの直行ではどうか。オークスで2着3着だった馬たちで秋華賞は決まっており、相対的に人気にはなるが、あくまでも相対的なモノ。デムーロ騎手も半年重賞を勝っておらず、今年は流れが悪い。エリザベス女王杯の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、クロコスミアは2つ目の消しデータに合致している。リピーターであるため、来てもおかしくはないが、戸崎騎手がJBC競走で大けがを負ったこともあり、藤岡佑介騎手に乗り替わり。さすがに去年の再現とはなりにくいか。

反対にクロノジェネシスは危険なデータに一つも当てはまらない。秋華賞はぶっつけ本番で不安視されたが、完勝し悲願のタイトルを獲得。2走ボケが心配だが、他もそこまでではなく、その心配よりも好走の可能性を上に見たい。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、クロノジェネシスと言えそうだ。

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