カテゴリー:回顧

キンショーユキヒメの勝因、カワキタエンカの敗因は?福島牝馬ステークス2018回顧

(C)MAZIMICKEY

最後の最後に飛んでくる。

4月21日に福島競馬場で行われた福島牝馬ステークス(G3/芝1800)はキンショーユキヒメの優勝に終わった。

ヴィクトリアマイルへとつながる同レースは全頭同斤量という非常にフラットな条件で行われたが、ゴール前で二転三転するスリリングなレースとなった。レースを分析していきながらキンショーユキヒメがレースを制したポイントやカワキタエンカなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
キンショーユキヒメ秋山騎手7
牝554(栗東)中村16.3
2
カワキタエンカ池添騎手1
牝454(栗東)浜田2.8
3
デンコウアンジュ蛯名騎手4
牝554(栗東)荒川7.7
4
トーセンビクトリー田辺騎手2
牝654(栗東)角居3.9
5
○地レイホーロマンス岩崎騎手3
牝554(栗東)橋田5.7
6
ワンブレスアウェイ津村騎手6
牝554(美浦)古賀慎12.1
7
ロッカフラベイビー北村宏騎手10
牝654(美浦)鹿戸69.3
8
ブラックオニキス吉田隼騎手8
牝454(美浦)加藤和18.7
9
ゲッカコウ丹内騎手5
牝554(美浦)高橋博10.1
10
ベアインマインド菱田騎手9
牝554(美浦)加藤征46.9
11
ノットフォーマル黛騎手12
牝654(美浦)中野197
12
サルサディオーネ丸山騎手11
牝454(栗東)羽月80.2

払い戻し

単勝71,630円7人気
複勝07
04
12
380円
140円
240円
8人気
1人気
4人気
枠連04 – 062,950円12人気
馬連04 – 073,070円13人気
ワイド04 – 07
07 – 12
04 – 12
1,190円
2,040円
590円
16人気
27人気
4人気
馬単07 → 047,890円35人気
三連複04 – 07 – 127,700円31人気
三連単07 → 04 → 1263,340円234人気

レース分析

まずラップを見てみると、序盤が35秒1、中盤が35秒6、終盤が36秒1となっている。

ものすごくと言うわけではないが、ハイペース寄りの推移であり、また有力どころが早めに動いたこともあり逃げた人気のカワキタエンカには辛い展開だったと言える。 では、各馬を振り返って行こう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 キンショーユキヒメ

やや緩慢なスタートで後方から。外目を進み勝負どころではごちゃつきに巻き込まれつつもなんとか進出し、前を射程圏に入れて直線へ。

直線は先に動いた組がカワキタエンカに振り切られる中、唯一脚を伸ばし続けゴール前で入れ替わってみせた。やはり溜めれば味がある。

2着 カワキタエンカ/h4>
好スタートからすんなりハナへ。しかし後続も離れることなくついてきた。またトーセンビクトリーとデンコウアンジュが早めに動いたため常にプレッシャーを受ける形に。

最後は交わされたものの、突いてきた組を全頭返り討ちにした粘りは圧巻で内容は非常に濃い。1800は本当に強い。

3着 デンコウアンジュ

先団を見るような位置の外目を追走。同馬にしては早めに動き前に並ぶ形で直線へ。差し返されてからもしぶとく脚を伸ばしての3着。安定感が増してきた印象。

4着 トーセンビクトリー

常にデンコウアンジュの内に位置したが、直線は真っ先に失速。今日のところは力負けと言える。

5着 レイホーロマンス

中団の真ん中を進んだ。内目から進出を図ったがスムースには行かず、直線も止まってはいないが弾けず。捌き次第ではもう少し上位入線もあっただろう。

まとめ

出入りの激しい競馬をじっくり進め見事最後に弾けたキンショーユキヒメと秋山真一郎。鞍上は全場重賞制覇の偉業も同時に達成した。

混戦と目される牝馬戦線にまた注目の一頭が現れた。父メイショウサムソン譲りの粘りのある末脚は府中でこそなのだろうか。

文=櫻井秀幸


サングレーザーの勝因、エアスピネルの敗因は?マイラーズカップ2018回顧

(C)n.hiroto

見せつけた成長力。

4月22日に京都競馬場で行われたマイラーズカップ(G2/芝1600 外回り)はサングレーザーの優勝に終わった。

豪華なメンバーが揃った安田記念前哨戦は意外なワンサイドのレコード決着となった。レースを分析していきながらサングレーザーがレースを制したポイントやエアスピネル、モズアスコットなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
サングレーザー福永騎手4
牡457(栗東)浅見6.8
2
○外モズアスコットルメール騎手2
牡456(栗東)矢作3.5
3
エアスピネル武豊騎手1
牡556(栗東)笹田2.9
4
ガリバルディ和田騎手11
牡756(栗東)藤原英152.6
5
ベルキャニオン藤岡佑騎手10
牡756(美浦)堀113
6
グァンチャーレ古川騎手8
牡656(栗東)北出27.8
7
ロジクライ川田騎手3
牡556(栗東)須貝4.4
8
○外ダッシングブレイズ浜中騎手7
牡656(栗東)吉村24.4
9
ブラックムーン秋山騎手6
牡656(栗東)西浦14.2
10
ムーンクレスト松田騎手13
牡656(栗東)本田318.9
11
□地ピークトラム小牧騎手14
牡756(地方)山口浩572.3
12
ヤングマンパワー岩田騎手5
牡656(美浦)手塚13.9
13
テイエムイナズマ四位騎手12
牡856(栗東)武英279.7
14
カデナ幸騎手9
牡456(栗東)中竹83.7

払い戻し

単勝5680円4人気
複勝05
09
04
160円
130円
120円
4人気
2人気
1人気
枠連04 – 061,010円5人気
馬連05 – 091,270円5人気
ワイド05 – 09
04 – 05
04 – 09
410円
280円
230円
5人気
3人気
1人気
馬単05 → 092,840円11人気
三連複04 – 05 – 09860円2人気
三連単05 → 09 → 047,060円15人気

レース分析

まずラップを見てみると、前半が45秒8、後半が45秒5とほぼイーヴンなラップとなっていた。

レコードタイムが示すように超高速での決着であり、持続力とスピードが求められるレースとなった。では、各馬を振り返って行こう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 サングレーザー

後方の内を進んだ。外は回らず内目をさばいて中団まで進出し直線へ。

そこからすさまじい決め手を発揮し、エアスピネルを捉えると先に抜け出していたモズアスコットまで楽に差し切ってみせた。完全に本格化。

2着 モズアスコット

早めに2番手に上がり、直線も早々に先頭を奪った。そのまま粘り込みを図るが最後に勝ち馬に捕まってしまった。ただこの馬としてはかなり積極的な競馬をしたこともあり、次走溜めが利けば弾ける可能性は高い。

3着 エアスピネル

中団のイン、ポケットの位置を追走。前を射程圏に入れて直線も向いたがイマイチ伸び切れず。甘さを見せたが、休み明けとしては及第点か。

7着 ロジクライ

ハナへ行きレースを引っ張った。そこまで厳しい流れではなかったがモズアスコットに早めに来られさほど抵抗できず。逃げる形はあまり得意ではなさそうだ。

まとめ

驚くほどスムースなレース運びで快勝を収めたサングレーザーの前途はあまりにも明るい。

早くから将来を嘱望された素質馬が善戦続きだった昨秋から一変、凄味すら感じる逞しさを披露した。豊作な4歳マイラーにまた主役候補が一頭誕生した。

文=櫻井秀幸


サトノワルキューレの勝因、サラキアの敗因は?フローラステークス2018回顧

(C)MAZIMICKEY

悠然と大外一気。

4月22日に東京競馬場で行われたフローラステークス(G2/芝2000)はサトノワルキューレの優勝に終わり、2着までにオークスの優先出走権が与えられるトライアルレースで新星が誕生した。

レースを分析していきながらサトノワルキューレがレースを制したポイントやサラキア、オハナなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
サトノワルキューレMデムーロ騎手1
牝354(栗東)角居2.7
2
パイオニアバイオ柴田善騎手13
牝354(美浦)牧90.4
3
ノームコア戸崎圭騎手5
牝354(美浦)萩原7.4
4
サラキア池添騎手2
牝354(栗東)池添学6
5
ファストライフ大野騎手12
牝354(美浦)青木86.6
6
ウスベニノキミ内田博騎手8
牝354(栗東)鈴木孝23.9
7
レッドベルローズ三浦騎手4
牝354(美浦)鹿戸7.2
8
ヴェロニカグレース柴田大騎手11
牝354(美浦)武市27.4
9
ハイヒール武士沢騎手16
牝354(栗東)清水久313.2
10
デュッセルドルフ田辺騎手14
牝354(美浦)木村96.9
11
ノーブルカリナン横山典弘騎手7
牝354(栗東)友道23.7
12
ディアジラソル武藤騎手15
牝354(美浦)高橋裕212.7
13
オスカールビー蛯名騎手9
牝354(栗東)矢作25.9
14
オハナ石橋脩騎手3
牝354(美浦)堀6.1
15
カーサデルシエロ北村友騎手6
牝354(栗東)藤原英20.4
16
ラブラブラブ松岡騎手10
牝354(美浦)大和田26.5

払い戻し

単勝4270円1人気
複勝04
15
16
150円
1,160円
260円
1人気
13人気
5人気
枠連02 – 08890円3人気
馬連04 – 1513,300円41人気
ワイド04 – 15
04 – 16
15 – 16
3,110円
530円
5,070円
39人気
4人気
50人気
馬単04 → 1515,590円52人気
三連複04 – 15 – 1620,750円68人気
三連単04 → 15 → 16113,290円365人気

レース分析

まずラップを見てみると、前半が61秒1、後半が58秒4となっておりはっきりとスローペースだった。

また東京2000恒例ともいえる最初のコーナーでのごちゃつきも発生し、オハナの動きに端を発し不利があった馬も多かった。では、各馬を振り返って行こう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 サトノワルキューレ

道中は最後方を追走。中団組がごちゃついたことを考えれば、中途半端に位置を取りに行かなかったことも結果的には功を奏した。

徐々に進出し後方のままとはいえ、前を射程圏に入れた位置で直線を向きそこから長く脚を使い突き抜けた。距離に不安はなく本番でも惑星以上の存在だろう。

2着 パイオニアバイオ

3番手外目を追走し直線はノームコアとびっしりたたき合い、競り勝ち連を確保。勝ち味には遅いが実に堅実。本番でもしぶとさを生かせばチャンスはある。

3着 ノームコア

2番手を進み直線も差し返し気味に前で争うが最後で脱落。惜しくも権利は逃したが先々が楽しみな一頭だ。

4着 サラキア

後方のインを進んだ。直線も内を捌き前に接近したが、最後でやや進路を迷った。2、3着馬の間をつけばもう少しきわどかっただろう。

14着 オハナ

急な切れ込みで騎手は制裁を受けたが、先団に位置する事には成功。しかし直線は反応がなく沈んでいった。ペースを考えても負け過ぎと言える。

まとめ

上がりの勝負を大外一気の末脚でまとめて面倒を見たサトノワルキューレ。展開の不利を楽々打ち消すその勝ちっぷりはセンセーショナルなものだった。

フローラステークスで印象に残る勝ち方をした馬たちを振り返ってみると、サンテミリオンにディアデラノビアにミッドサマーフェアなどなど本番での結果は様々。

もちろん桜花賞上位馬など既存の勢力が距離延長にあっさり対応する可能性も高い。それでもサトノワルキューレの本番での走りが楽しみであることもまた確かな事である。

文=櫻井秀幸


グレイトパールの勝因、ナムラアラシの敗因は?アンタレスステークス2018回顧


11か月ぶりをものともせず。

4月15日に阪神競馬場で行われたアンタレスステークス(G3/ダート1800)はグレイトパールの優勝に終わった。

将来を嘱望されながら骨折により戦線離脱を余儀なくされた大器グレイトパールの復帰戦として注目が集まったアンタレスステークス。やはり主役この馬だった。レースを分析していきながらグレイトパールがレースを制したポイントやナムラアラシなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
グレイトパール川田騎手1
牡557(栗東)中内田2.2
2
ミツバ松山騎手3
牡657(栗東)加用8.9
3
クインズサターン四位騎手5
牡556(栗東)野中10.5
4
トップディーヴォ横山典騎手4
牡656(栗東)昆9.9
5
ユラノト藤岡康騎手7
牡456(栗東)松田20.1
6
ロンドンタウン松岡騎手6
牡557(栗東)牧田11.6
7
アルタイル小崎騎手9
牡656(美浦)手塚27.3
8
ナムラアラシ幸騎手2
牡556(栗東)牧田6.2
9
マイティティー岩崎騎手16
牝654(栗東)本田244.9
10
メイショウウタゲ北村友騎手14
牡756(栗東)安達81
11
ディアデルレイ勝浦騎手8
牡756(美浦)牧23.4
12
メイショウスミトモ古川騎手13
牡758(栗東)南井76.9
13
コスモカナディアン丹内騎手10
牡556(美浦)金成27.6
14
アスカノロマン太宰騎手12
牡757(栗東)川村52.5
15
モンドインテロ池添騎手15
牡656(美浦)手塚84.1
16
マイネルバサラ松若騎手11
牡558(美浦)松山35.6

払い戻し

単勝1220円1人気
複勝01
15
13
140円
220円
270円
1人気
3人気
5人気
枠連01 – 08660円1人気
馬連01 – 151,360円2人気
ワイド01 – 15
01 – 13
13 – 15
550円
670円
1,280円
2人気
4人気
12人気
馬単01 → 151,760円2人気
三連複01 – 13 – 154,420円7人気
三連単01 → 15 → 1313,810円17人気

レース分析

レースのラップを見ていこう。前半が35秒7、中盤が36秒5、後半が37秒6となっておりややハイペ-スだったと言える。

スタミナを問われる流れでもあり中長距離を得意とする馬たちが上位を占める結果となった。では各馬の勝因・敗因について見ていこう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 グレイトパール

スタートはまずますでそこから中団に位置した。勝負所から押し上げ直線を向いたところでは4番手。そこからさらにジワジワと脚を伸ばし見事1着。賞金加算さえスムースに行けば悠にG1級。

2着 ミツバ

中団の外目を進んでいたが向こう正面で押し上げ2番手までポジションを上げた。直線も先に抜け出したが勝ち馬の差し脚に屈した。スタミナが生きる流れならやはりしぶとい。

3着 クインズサターン

後方の外目を追走。押し上げて中団で直線を向いたがそれでもまだ前との差は大きかった。しかしそこからもグイグイ伸び馬券内まで届いた。地力がついてきており重賞制覇も近いか?ただ展開が向いた面はあるだろう。

8着 ナムラアラシ

のびあがるようなスタートとなり最後方からの競馬。直線は馬群を捌いて脚を伸ばそうとするもさほど決め手を見せられず。相手強化で勢いが止まったか?

まとめ

グレイトパールはこれで休養を挟んで6連勝となった。休養前に並ぶ間もなく差し切ったテイエムジンソクは今やダート界主役の一頭である。

皐月賞で人気を背負うはずだった川田騎手が急きょ舞い込んだ仕事をしっかりと完遂。そしてまた皐月賞で人気を背負うはずだった中内田きゅう舎も難しい仕上げをクリアしてみせた。足元さえ無事なら、大仕事の予感が漂う。

文=櫻井秀幸


タワーオブロンドンの勝因、インディチャンプの敗因は?アーリントンカップ2018回顧

(C)n.hiroto

貫録勝ち。

4月14日に阪神競馬場で行われたアーリントンカップ(G3/芝1600 外回り)はタワーオブロンドンの優勝に終わった。

NHKマイルカップの出走権を巡って混戦となったレースは、ゴール前でがらり一変する明暗がくっきりと分かれるレースとなった。ではその戦いを分析していきながらタワーオブロンドンがレースを制したポイントやインディチャンプなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
タワーオブロンドンルメール騎手1
牡356(美浦)藤沢和3.1
2
パクスアメリカーナ川田騎手3
牡356(栗東)中内田4.7
3
レッドヴェイロンMデムーロ騎手4
牡356(栗東)石坂正7
4
インディチャンプ岩田騎手2
牡356(栗東)音無3.5
5
ダノンスマッシュ北村友騎手6
牡356(栗東)安田隆12.2
6
ピースユニヴァース武豊騎手8
牡356(美浦)尾形39.3
7
ウォーターパルフェ酒井騎手10
牡356(栗東)田所149.9
8
イルルーメ松田騎手13
牡356(美浦)高市441.6
9
アリア小牧太騎手11
牝354(栗東)沖192.6
10
○外エアアルマス福永騎手5
牡356(栗東)池添学8
11
ラセット藤岡佑騎手7
牡356(栗東)庄野23.1
12
□地リュウノユキナ五十冬騎手12
牡356(地方)川島洋396.1
13
ラブカンプー松山騎手9
牝354(栗東)森田138.4

払い戻し

単勝6310円1人気
複勝06
01
11
150円
170円
210円
2人気
3人気
4人気
枠連01 – 051,080円6人気
馬連01 – 061,050円3人気
ワイド01 – 06
06 – 11
01 – 11
400円
460円
720円
3人気
5人気
10人気
馬単06 → 011,830円4人気
三連複01 – 06 – 112,130円6人気
三連単06 → 01 → 119,690円21人気

レース分析

レースのラップを見ていこう。前半が46秒5、後半が46秒9となっておりややハイペ-スだったと言える。

またこの日の阪神は外差しが決まる傾向にあり、ペース以上に後方組に有利な展開だったことは否めない。では各馬の勝因・敗因について見ていこう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 タワーオブロンドン

スタートは五分に出たが中団で脚を溜める形。人気の一角パクスアメリカーナと同じような位置だったが直線は外に回った。

そこからラセットを押しのけての伸びは凄まじく着差は大きくないものの余裕をもって突き抜けた。やはりこの距離なら主役クラス。

2着 パクスアメリカーナ

この馬も中団から。枠なりに内を進み直線は先に抜け出したインディチャンプの後を追うように伸びてきた。しっかり脚は使ったが勝ち馬には地力の差を見せつけられた格好。京都でのほうが素軽さを見せており本番での鍵は輸送と坂だろうか。

3着 レッドヴェイロン

出負けし後方から。勝ち馬の後ろから追い上げを図り直線の脚は目立っていた。格上挑戦でも見劣らなかった末脚はさすがこの血統(母エリモピクシー)といったところ。長い直線を頼りに本番でも一撃を狙う。

4着 インディチャンプ

先団に位置し早め早めの競馬。直線一旦は抜け出したがゴール前で甘くなったところを差し込まれた。毎日杯ではクビ差で賞金を加算できず、今回はハナ差で権利を逃した。衝撃的だった2勝目のように溜めたほうが良さが出るタイプ。

5着 ダノンスマッシュ

3番手を追走する積極策。結果的にはこの戦法もマイナスだっただろうが、同じような位置からインディチャンプに完敗しており今日のところは力負け。マイルはギリギリだろう。

まとめ

牡馬クラシック開幕と同時にマイル戦線も熱を帯びている。桜花賞のリプレイを見ているかのようなルメール騎手のスムースな手綱さばきは余裕に満ち溢れていた。

その筋骨隆々とした馬体で記録したタイムはレースレコードを大きく更新。視界は良好すぎる。

文=櫻井秀幸


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