(C)Ko-Mei

こじ開けた内ラチ沿い。

6月2日に阪神競馬場で行われた鳴尾記念(G3 芝2000内回り)はストロングタイタンの優勝に終わった。

宝塚記念を見据える阪神開幕週の重賞レース。良すぎるほどの馬場状態が大きくレース結果を左右することとなった。このレースを分析していきながら、同馬がレースを制したポイントや、トリオンフなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
○外ストロングタイタンMデムーロ騎手4
牡556(栗東)池江5.9
2
トリオンフルメール騎手1
セ456(栗東)須貝2.8
3
トリコロールブルー岩田騎手2
牡456(栗東)友道3.8
4
マルターズアポジー武豊騎手3
牡656(美浦)堀井5.1
5
サトノノブレス川田騎手6
牡856(栗東)池江12.6
6
モンドインテロ石川騎手9
牡656(美浦)手塚38.5
7
ナスノセイカン丸山騎手8
牡656(美浦)矢野36.3
8
ヤマカツライデン松山騎手7
牡656(栗東)池添兼30.7
9
テイエムイナズマ古川騎手11
牡856(栗東)武英288.9
10
タツゴウゲキ秋山騎手5
牡656(栗東)鮫島11.7
11
ストレンジクォーク浜中騎手10
牡656(美浦)古賀慎41.5

払い戻し

単勝8590円4人気
複勝08
02
05
150円
110円
120円
3人気
1人気
2人気
枠連02 - 07640円2人気
馬連02 - 08860円2人気
ワイド02 - 08
05 - 08
02 - 05
330円
380円
200円
2人気
4人気
1人気
馬単08 → 022,040円7人気
三連複02 - 05 - 08890円1人気
三連単08 → 02 → 055,690円8人気

レース分析

ラップを見てみよう。前半が58秒2、後半が59秒という推移。前半のタイムを見ると超ハイペースにも見えるがレコードタイムが示すように馬場状態は絶好だった。

前が残る馬場であったことも加味すると展開での有利不利はさほど大きくなかったように思える。では各馬の、勝因・敗因について見ていこう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 ストロングタイタン

中団の内に位置した。そこでじっくり脚を溜め直線も内へ。

逃げたマルターズアポジーのさらに内の狭いところを開けて見事に抜け出した。最後は叩きあいをも制してうれしい重賞初勝利。インに拘ったことが結果に結びついた鞍上の好騎乗。

2着 トリオンフ

この馬も中団から。勝負どころで先に動く積極的なレース運び。勝ち馬の内強襲に足もとをすくわれたが力は見せている。

3着 トリコロールブルー

この馬も同じく中団から。トリオンフを追うように進出し、直線も外から追い上げを図る正攻法の差し競馬。前2頭には離されたが大事に使われている馬でまだまだ伸びしろがありそう。適距離で軌道に乗ってきた。

4着 マルターズアポジー

同型のヤマカツライデンを制して今日もハナへ。淀みの無い流れで引っ張ったがこの馬のスタイルからすれば潰れるほどのペースではなかった。しかし直線はあまり抵抗できず。中央場の2000は気持ち長いか?

まとめ

時計勝負にはめっぽう強い快速馬が4度目の挑戦で遂に重賞のタイトルを手に入れた。

宝塚記念、秋の天皇賞などを筆頭に中距離戦線は路線が充実。この日の直線、狭いところを真一文字に突き抜けた成長した心身を手に入れた今なら、さらなる高みを目指すことも難しくはないだろう。

文=櫻井秀幸

おすすめの記事