ラジオNIKKEI賞は小回り、そして開幕週の福島らしく圧倒的に「内を上手く立ち回った馬」が有利なレースだ。過去3年を振り返ってみると良く分かる。

2014年
1着 ウインマーレライ(内の3番手から抜け出す)
2着 クラリティシチー(4角で大外を回して脚を伸ばす)
3着 ウインフェニックス(2枠3番から内を突いてスルスルと進出)

2013年
1着 ケイアイチョウサン(最後方で脚を貯め、最内を突く)
2着 カシノピカチュウ(2枠4番から内を突く)
3着 アドマイヤドバイ(2枠3番から4番手の内で脚を貯める)

2012年
1着 ファイナルフォーム(3枠6番から内で脚を貯める)
2着 ヤマニンファラオ(2枠4番から2番手につける)
3着 オペラダンシング(3枠5番から最内を突く)

このように、過去3年の3着以内馬は2014年2着のクラリティシチーを除くと先行するか、内を突くかをして好走している。福島の開幕週だから当然の結果だが、改めて並べてみると実に顕著だ。

ここからは枠順・脚質・血統を総合的に考慮してラジオNIKKEI賞の注目馬を挙げていきたい。

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