日経賞2018の競馬予想分析、結果発表!回収率150超のデータ該当馬とは?

2018年3月24日、中山競馬場で日経賞(GⅡ/芝2500m)が行われる。キセキ、ゼーヴィント、トーセンバジル、ロードヴァンドール、ガンコ、サクラアンプルール、ソールインパクトらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップした。では、人気、血統、枠順、ローテーションなどから導き出したデータに合致するのはどの馬なのか?

5つの消しフィルターを通したとき、残る馬を探っていくことにしよう。


目次

消しデータまとめ

今回、ピックアップしたデータは以下だ。

ポイント1 極端な人気薄は消し!
ポイント2 社台ファーム・社台コーポレーション白老ファーム生産馬は消し!
ポイント3 前走距離2400m・2500m以外は消し!
ポイント4 前走6着以下は消し!
ポイント5 前走1600万下出走馬は消し!

※詳細は過去の記事を参照

一つずつ、見ていくことにしよう。

ポイント1 極端な人気薄は消し!

古馬の芝3000mを超える年間唯一のGⅠ・天皇賞(春)の有力な前哨戦として行われる日経賞では人気も実力も兼ね備えた馬が活躍することが多く、単勝10倍以内の上位人気馬が過去10回中8回勝利していて単勝8番人気以下になるような馬の成績は奮わない。

馬名人気予想オッズ
アクションスター13680.9
アルター12440.0
ガンコ56.7
キセキ12.7
サイモントルナーレ152383.2
サクラアンプルール68.8
ショウナンバッハ10125.4
ゼーヴィント35.4
ソールインパクト717.5
チェスナットコート843.8
トーセンバジル23.8
ナスノセイカン11253.1
ノーブルマーズ959.3
ピンポン14715.0
ロードヴァンドール46.4

人気薄・単勝8番人気以下の出走馬は……

アクションスター
アルター
サイモントルナーレ
ショウナンバッハ
チェスナットコート
ナスノセイカン
ノーブルマーズ
ピンポン

まずはこの馬たちが消える。

ポイント2 社台ファーム・社台コーポレーション白老ファーム生産馬は消し!

馬産地について注目すると、クラシック戦線でも中心となる距離では現在の日本競馬界を席巻している社台グループを本来切り離すことはできないのだが、日経賞に限っては社台グループの中でも社台ファーム・社台コーポレーション白老ファーム生産馬は不振を極めている。

馬名生産牧場
アクションスター社台コーポレーション白老ファーム
アルターノーザンファーム
ガンコ前谷武志
キセキ下河辺牧場
サイモントルナーレヤナガワ牧場
サクラアンプルール谷岡スタット
ショウナンバッハヤナガワ牧場
ゼーヴィントノーザンファーム
ソールインパクト社台コーポレーション白老ファーム
チェスナットコート下河辺牧場
トーセンバジルノーザンファーム
ナスノセイカン恵比寿興業株式会社那須野牧場
ノーブルマーズタガミファーム
ピンポン大栄牧場
ロードヴァンドールケイアイファーム

社台ファーム・社台コーポレーション白老ファーム生産馬は……

アクションスター
ソールインパクト

ここではこの馬たちが消える。

ポイント3 前走距離2400m・2500m以外は消し!

前走の距離について注目した時、日経賞が行われる2500mより長くても短くても結果が残せていないことがわかる。

この距離になると中距離以下に比べて行われているレース数自体も限られてきて、距離適性に合わせて出走してくる馬が活躍できていると言える。

馬名前走距離
アクションスター2000
アルター2500
ガンコ2400
キセキ2400
サイモントルナーレ3400
サクラアンプルール1800
ショウナンバッハ1800
ゼーヴィント2000
ソールインパクト3400
チェスナットコート2400
トーセンバジル2400
ナスノセイカン1800
ノーブルマーズ2200
ピンポン2000
ロードヴァンドール2400

前走距離2400m・2500m以外の馬は……

アクションスター
サイモントルナーレ
サクラアンプルール
ショウナンバッハ
ゼーヴィント
ソールインパクト
ナスノセイカン
ノーブルマーズ
ピンポン

ここではこの馬たちが消える。

ポイント4 前走6着以下は消し!

長距離王決定戦であるGⅠ・天皇賞(春)に直結する前哨戦として関東で行われる重要なレースである日経賞では、前走でも掲示板を確保できるような実力のある走りしていないと結果を残せていない。

馬名前走着順
アクションスター9
アルター16
ガンコ1
キセキ9
サイモントルナーレ14
サクラアンプルール4
ショウナンバッハ7
ゼーヴィント1
ソールインパクト3
チェスナットコート1
トーセンバジル3
ナスノセイカン10
ノーブルマーズ1
ピンポン8
ロードヴァンドール2

前走6着以下の馬は……

アクションスター
アルター
キセキ
サイモントルナーレ
ショウナンバッハ
ナスノセイカン
ピンポン

ここではこの馬たちが消える。

ポイント5 前走1600万下出走馬は消し!

ポイント3で距離適性について触れたが、距離だけでなく馬自体の実力がないと活躍することは難しく、前走1600万下のレースを使っていたような距離適性重視で出走を決めた馬には厳しい結果となっている。

馬名前走クラスレース名
アクションスターGⅡ金鯱賞
アルターGⅡ目黒記念
ガンコ1600万下松籟S
キセキGⅠ香港V
サイモントルナーレGⅢダイヤモンドS
サクラアンプルールGⅡ中山記念
ショウナンバッハGⅡ中山記念
ゼーヴィントGⅢ七夕賞
ソールインパクトGⅢダイヤモンドS
チェスナットコート1600万下早春S
トーセンバジルGⅠ香港V
ナスノセイカンGⅢエプソムカップ
ノーブルマーズ1600万下迎春S
ピンポンOPEN特別白富士S
ロードヴァンドールGⅡ日経新春杯

前走1600万下のレースに出走した馬は……

ガンコ
チェスナットコート
ノーブルマーズ

ここではこの馬たちが消える。

残った激走馬候補とは?

さて、ではいくつかの消しフィルターをくぐり抜け、ここまで残った馬はいるのだろうか? それは……

トーセンバジル
ロードヴァンドール

今回の激走馬候補は2頭。

馬券の軸にするもよし、相手に加えるもよし。どんな扱いにするにせよ、気にかけてみるのがいいのではないだろうか。

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