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春の盾に向けて――。

2018年3月24日、中山競馬場で日経賞(GⅡ/芝2500m)が行われる。関東における天皇賞・春の前哨戦であり、多くの関東馬がここから始動する。また有馬記念と同舞台、同距離のレースであり前哨戦にもかかわらず豪華なメンバーとなる。勝った馬は天皇賞、もしくは先々での活躍が期待できるため例年注目を集めている。

今回の注目馬は昨年の菊花賞を勝利したキセキだ。前走の香港ヴァーズではスタートで出遅れてしまい惨敗してしまったが、秘めている素質は確かなものであり、3歳ながら既に海外を経験していることは今後大きく成長する材料にもなるだろう。また今年のメンバーでは唯一のGⅠ馬であり今年更に飛躍するためにもここは負けられないだろう。

キセキは今年初戦を白星でスタート出来るのか? 過去のデータから判断していきたい。


信頼① 年齢

4、5、6歳が勝利を分け合っている形だが近年では4歳の活躍が目立つ。年齢別の成績を見ていこう。

年齢着別度数勝率連対率複勝率
4歳4- 3- 4- 25/3611.1%19.4%30.6%
5歳2- 1- 3- 20/267.7%11.5%23.1%
6歳3- 3- 1- 21/3810.7%21.4%25.0%
7歳以上1- 3- 2- 38/442.3%9.1%13.3%

集計期間:2008年~2017年

4~6歳の成績はほぼ互角であまり大差はないが近年では4歳馬の活躍が目立っており、数字を見ても僅かにリードしている。7歳以上の高齢馬は大きく信用性が落ち軽視していいだろう。近年の傾向ではキセキの信頼度が高い結果となっている。

信頼② 脚質

中山の内回りコースということもあり、中団くらいにつけられる馬の成績が安定している。脚質別の成績を見ていこう。

脚質着別度数勝率連対率複勝率
逃げ1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%
先行3- 3- 4- 24/348.8%17.6%29.4%
差し4- 4- 4- 36/488.3%16.6%25.0%
追込1- 2- 1- 29/333.0%9.0%12.1%

集計期間:2008年~2017年

先行差しの安定感は抜群であり、追込になるとまくる以外は勝ち負けは難しい。そして意外なことに逃げ馬の成績があまり良くない。キセキは差し追込脚質でありやや心配な面もあるが、先行することも出来るし早めに動くことも出来るなど自在なレースが出来るので大丈夫だろう。

信頼③ 所属

過去10年の勝ち馬を見ると半々という結果になっている。過去10年の所属別成績をみていこう。

所属着別度数勝率連対率複勝率
美浦5- 6- 3- 50/647.8%17.2%21.9%
栗東5- 4- 7- 48/647.8%14.1%25.0%

集計期間:2008年~2017年

成績は互角となっているのだが、東西での輸送による有利不利を踏まえれば関西馬のほうが健闘していると考えられる。逆に関東馬は地元であり輸送による不利も少ないためもっと差をつけるくらいでなければ優勢とは言えないだろう。キセキは海外への輸送を経験していることもプラスである。

まとめ

いかがだっただろうか? 唯一のGⅠ馬、海外経験、充実の4歳、データの裏付けなどあらゆるバックボーンが揃っており、休み明けとはいえここは負けられないし、負ける姿も想像しづらい。4歳になって昨年以上にパワーアップしていれば圧勝もあるのではないだろうか?

今年更なる飛躍を遂げるためにもここはぜひとも圧勝する姿が見たいと思わずにはいられない。

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