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2018年1月14日、京都競馬場で日経新春杯(GⅡ/芝2400m)が行われる。ミッキーロケット、ロードヴァンドール、モンドインテロ、ソールインパクトらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

今週には最終追い切りが美浦、栗東の東西トレーニングセンターで行われた。これを受けて、体調や仕上がり具合を一週前の調教と最終追い切りから考察していく。


最終追いきり診断

今回は上位人気が予想される馬を中心に見ていくことにしよう。

ミッキーロケット 牡5歳(栗東・音無厩舎)

評価B+

1月5日(金)に栗東坂路(良)で行った一週前追い切りは馬なりで4F54秒6―39秒55―25秒1―12秒3のタイム。ここを目標に乗り込んで、途中フレグモーネを発症し不安視されたがタイムも上々で影響はなさそう。

1月10日(水)の最終追い切りは栗東坂路(稍重)で併せ馬を行い、タイムは4F51秒2―36秒9―24秒6―12秒7で僚馬に遅れた。

4歳秋から主戦を勤めている和田竜二騎手を背にインディチャンプ(3歳500万下)との併せ馬。
相手が調教駆けするタイプのため動きが見劣ったように見えたが、スタートから負荷をかけてしっかりと追ってフィニッシュ。半馬身遅れたものの動きに関しては全く心配はなさそう。

前走の中日新聞杯2着から中5週での出走。夏場の休養からこれが4走目のため仕上げは目一杯で出来はキープされている。

モンドインテロ 牡6歳(美浦・手塚厩舎)

評価B

一週前追い切りは1月3日に美浦南Wコース(良)を馬なりで行い、5F69秒1― 53秒9―39秒7―13秒8のタイム。時計も平凡でお世辞にも良いとは言えない動きだった。

1月10日の最終追い切りは美浦南Wコースでベストマッチョ(OP)との併せ馬で行い、5F69秒9―53秒8―38秒8―13秒1のタイムを出した。

ベストマッチョが3馬身先行しての併せ馬でラスト1Fは一杯に追われて鋭く伸び、なんとか併入に持ち込んだ。

前走のチャレンジC4着から中6週。詰めて使っていないため上積みはありそうだが、調教の動きからは伝わってこない。相変わらず時計は出ていないが動きは一週前追い切りよりも良くはなっている。

ソールインパクト 牡6歳(美浦・戸田厩舎)

評価A-

1月4日美浦南Wコース(良)5F 70秒2―55秒0―40秒5―13秒6のタイム。気合いを入れた一杯の追い切りだったが、あまりにも時計が平凡で動きも今一つ良くない。

1月10日に美浦南Wコース(良)で行った最終追い切りはダイトウキョウ(4歳上1000万下)との併せ馬で5F66秒0―51秒9―38秒6―13秒6のタイム。

5F標識ではソウルインパクトが1馬身先行してスタートしたが、途中でダイトウキョウに抜かせて2馬身先行させ、これを追い掛ける展開。

ラスト1Fは鞍上が目一杯に追うと、反応良く前を捕まえてゴール前では半馬身先着した。

6歳になった今でもソラを使ったり、気を抜いたりするところがあるため、なかなか抜かさない調整方法を繰り返し行っては集中力を高めている。

前走から2ヶ月振りとなるが、十分に仕上がった馬体に見える。

パフォーマプロミス 牡6歳(栗東・藤原厩舎)

評価A

1月5日の一週前追い切りは栗東坂路(良)で馬なりの軽めでの調整だったが、4F53秒9―39秒3―25秒4―12秒5をマーク。時計的にも悪くなく一週前にしては良く動けている。

最終追い切りは1月11日に栗東CWコースで単走追いを行い、M・デムーロ騎手が手綱を取って馬なりで6F88秒7―71秒7―55秒9―41秒1―12秒7をマークしている。

動きは軽快で絶好調と言える状態に見えた。

前走の準オープン戦勝利から中2週だが、疲れや出来落ちは全く見えず元気そのもの。
初重賞挑戦でも十分に通用しそうな動きを見せていた。

サンタフェチーフ 牝6歳(栗東・斉藤厩舎)

評価B+

1月3日の栗東CWコース(良)で一週前追い切りを行い6F84秒3―67秒3―52秒4―38秒6―12秒3の好時計をマークし、馬なりながら素軽い動きで好調をキープしている。

最終追い切りは1月10日に栗東CWコースで調教助手が騎乗して単走馬なりで行われ、6F84秒7―68秒0―52秒6―39秒4―12秒6をマークした。

前走は久々ながら2着に好走、上積みもあり一週前追い切りでほぼ仕上がっていた。
このためほとんど負荷をかけた調教は行っていない。出来はピークを維持しているように見えた。

以上が日経新春杯GⅡに出走する有力馬5頭の調教診断だが、5,6歳中心のメンバー構成で普段の力を出せた馬が自然と勝ちそうな雰囲気である。

年末に一叩きされた馬が多く、ほとんどがその好調さを維持している。

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