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2019年10月19日、東京競馬場で富士ステークス(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの勝ち馬候補を予想していく。

レースを楽しむ上でも馬券を買う上でも、勝ち馬の予想は欠かせない要素だ。明らかな傾向や注目のデータから、主役候補を導き出していこう。

人気が想定されるアドマイヤマーズ、ノームコア、カテドラル、レイエンダ、レッドオルガなどは過去の好走馬のデータと合致しているのだろうか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


富士ステークスの勝ち馬傾向

過去10年のデータを見ると、1番人気と2番人気がそれぞれ3勝。残る4頭も6番人気以内で、波乱は少ない。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 芝マイルの重賞勝ち馬が中心

まず重賞実績に目を向けると、勝ち馬10頭8頭が芝重賞の勝ち馬。残る2頭のうち、1頭は重賞で3着、もう1頭は芝1600mのオープン特別を勝っていた。

さらに距離実績を見ると、勝ち馬10頭中9頭に芝1600mで勝っており、うち7頭が同距離の重賞を勝っていた。芝1600mで未勝利だった1頭には、芝1600mのGⅠで2着の実績があった。

予想参考データ② 夏以降の重賞から参戦する馬が有利

前走のクラス別成績は以下の通り。

1600万下(0-0-1-7)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率12.5%

オープン特別(2-0-3-29)
勝率 5.9% │ 連対率5.9% │ 複勝率14.7%

GⅢ(3-7-2-55)
勝率 4.5% │ 連対率14.9% │ 複勝率17.9%

GⅡ(3-0-3-12)
勝率 16.7% │ 連対率16.7% │ 複勝率33.3%

GⅠ(2-3-1-22)
勝率 7.1% │ 連対率17.9% │ 複勝率21.4%

勝ち馬全10頭の前走が芝1600m以上の重賞かオープン特別。うち8頭が同年8月以降のレースで、残る2頭はGⅠからの参戦だった。

予想参考データ③ 3~5歳が主力

年齢別成績は以下の通り。

3歳(3-1-3-29)
勝率 8.3% │ 連対率11.1% │ 複勝率19.4%

4歳(4-3-2-14)
勝率 17.4% │ 連対率30.4% │ 複勝率39.1%

5歳(3-3-4-34)
勝率 6.8% │ 連対率13.6% │ 複勝率22.7%

6歳(0-3-0-35)
勝率 0.0% │ 連対率7.9% │ 複勝率7.9%

7歳(0-0-0-13)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率0.0%

8歳以上(0-0-1-6)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率14.3%

予想参考データ④ 牝馬も好成績

牡・騸馬(10-8-9-127)
勝率 6.5% │ 連対率11.7% │ 複勝率17.5%

牝馬(0-2-1-4)
勝率 0.0% │ 連対率28.6% │ 複勝率42.9%

予想参考データ⑤ 関西馬が優勢

美浦(3-6-5-59)
勝率 4.1% │ 連対率12.3% │ 複勝率19.2%

栗東(7-4-5-68)
勝率 8.3% │ 連対率13.1% │ 複勝率19.0%

2019年の主役候補は?

中心となるのは、3歳牡馬のアドマイヤマーズ。芝1600mは5戦全勝で、うち朝日杯FS、NHKマイルCとGⅠ2勝。実績はNo.1で、秋初戦のレースぶりに注目が集まる。

4歳牝馬のノームコアは前走のヴィクトリアマイルをレコード勝ち。牝馬は好走こそしているものの優勝がない点は気になるところだが、実績は過去の出走馬と比べて抜けている。

4歳のジャンダルムはデイリー杯2歳Sの勝ち馬。前走の京成杯オータムHで3着と復調を示しており、前進が見込める。

ロジクライは昨年の覇者。6歳という年齢で割り引きも、マイル重賞2勝の実績はメンバー上位だ。

芝1600mの重賞で2着2回のクリノガウディー、今年のNHKマイルCで3着だったカテドラルにも重賞初制覇のチャンスがある。

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