勢力図を予想
エアソミュール(牡6)
連覇を狙った前走の鳴尾記念では道中で少し引っかかったせいか直線で伸びを欠いた。しかし前々走の産経大阪杯ではキズナ、ラキシスらGI馬6頭を相手に、苦手な不良馬場を克服しての3着と確かな成長が感じられた。初の函館で洋芝適性が鍵となるが、このメンバーの中なら実力上位は間違いない。
ラブイズブーシェ(牡6)
昨年のこのレースの覇者であり、函館、札幌で好成績を収めていることからも洋芝適性が高い。昨年のこのレース以来、不振が続いているが、前走は59㎏の斤量がこたえていたようだし、その前の2走はこの馬には距離が長すぎた。今回ようやく得意の舞台で戦えるこの1戦で復活を誓う。
デウスウルト(セ7)
前走の新潟大賞典では1番人気に支持されながら13着と大敗してしまった。しかしこれは直線の長い新潟での先行策、外差しの馬場での内枠と敗因がはっきりしているし、タイム差から考えると着順ほど大きく負けてはいない。昨年の冬から今年の春にかけて重賞で好走しているように力はあるので、ここで巻き返しがあってもおかしくない。
レッドレイヴン(牡5)
前走の巴賞ではマイネルミラノにまんまと逃げ切りを許してしまったが、展開のせいであって力負けではない。OP特別は2勝しているが、重賞になると勝ちきれない面が目立つ。しかし先行力をいかせる洋芝コースの函館競馬場との相性も良く、今回は軽ハンデで臨めそう。連闘となるが、このレースで重賞初勝利を狙う。
他には、昨年の京都新聞杯の勝ち馬ハギノハイブリッド(牡4)、前走の目黒記念6着ながら上がり最速2位の末脚を繰り出したダービーフィズ(牡5)辺りも圏内か。絶好調の金子オーナーの所有馬エックスマーク(牡6)にも要注意だ。
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