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2018年2月11日、東京競馬場で共同通信杯(GⅢ/芝1800m)が行われる。グレイル、カフジバンガード、ステイフーリッシュ、サトノソルタス、ゴーフォザサミット、オウケンムーンらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

今週には最終追い切りが美浦、栗東の東西トレーニングセンターで行われた。これを受けて、体調や仕上がり具合を一週前の調教と最終追い切りから考察していく。


最終追いきり診断

今回は上位人気が予想される馬を中心に見ていくことにしよう。

ステイフーリッシュ・牡3歳(栗東・矢作厩舎)

評価A

一週前追い切りは2月1日栗東坂路(良)
4F52秒8―37秒9―25秒1―12秒6

坂路でアオイテソーロ(4歳上500万下)を0.6秒追走し首差遅れてフィニッシュ。時計的にはいつも通りのタイムだがスピード感のある走りだった。

短期放牧を挟んでいるが、馬体は緩みもなく前走並みの上体はキープされている。

最終追い切りは2月7日(水)栗東坂路(良)
4F52秒4―38秒4―25秒1―12秒4

主戦の中谷騎手が騎乗して単走強めでの最終追い切り。

脚捌きは軽快、息遣いも良くスムーズに駆け上がってきてラスト1Fはスピードだけでなくパワフルな走りを見せた。ほぼ完璧な仕上がりと言える。

グレイル・牡3歳(栗東・野中厩舎)

評価A

一週前追い切りは1月31日栗東CWコース(良)
6F80秒1―65秒0―50秒1―36秒9―11秒7

武豊騎手を背にして強めの追い切り。 ノースウッド(4歳上1000万下)との併せ馬。鞍上のゴーサインに素早く反応し0.9秒差を簡単に詰めて1.3秒先着。年末からしっかりと乗り込まれており、動きは古馬を圧倒するほど軽快。

最終追い切りは2月7日の栗東CWコース(良)
5F65秒4―50秒5―36秒7―11秒7

最終追い切りも武豊騎手が騎乗しての追い切りとなった。ノースウッド(4歳上1000万下)を追走し、直線に入って仕掛けると素早く反応して2馬身先着。

賞金的に余裕があるため腹回りなどに余裕がある作りをしているが、輸送を考えたらこの程度で十分にも思える。

ゴーフォザサミット・牡3歳(美浦・藤沢厩舎)

評価B+

一週前追い切りは1月31日美浦南Wコース(良)
5F68秒1―52秒9―39秒1―13秒2

杉原騎手が騎乗してレイデオロ(4歳上オープン)と併せ馬。レイデオロに0.7秒先行して最後まで抜かせず0.1秒先着した。馬なりだが最後の1Fが甘く伸びる印象はない。

ただ時計の出ない馬で馬体の毛づやなどは仕上がりの良さを見せている。今年に入っても乗り込み量は豊富で力は発揮できそう。

最終追い切りは2月7日美浦南Wコース(良)
5F68秒3―51秒8―38秒3―12秒5

田辺騎手が騎乗して馬なりでフラットレー(3歳500万下)を4馬身追走し、合図には素早く反応してスライドを伸ばし、併入した。動きは軽く馬体もゆったりしているが、おとなしく覇気が感じられないようにも見える。

オウケンムーン・牡3歳(美浦・国枝厩舎)

評価B-

一週前追い切りは1月31日美浦南Wコース(良)
6F71秒2―55秒6―40秒6―13秒1

北村宏司騎手が騎乗して馬なりに追われたディープジュエリー(4歳上1600万下)と併せて0.4秒先行して0.1秒の遅れ。

直線一杯に追うも時計は平凡だった。もうひとつ調子が上がってこない。

最終追い切りは2月7日美浦南Wコース(良)
5F68秒8―52秒8―38秒0―13秒3

一週前同様、北村宏司騎手が騎乗しての3頭併せ。外のロジフレンチ(新馬)とは併入したが、中のヒラボクプレミアム(3歳未勝利)には半馬身遅れた。

2馬身追走したとはいえ、格下相手に遅れたのは気になる。

カフジバンガード・牡3歳(栗東・松元厩舎)

評価A-

一週前追い切りは1月31日栗東CWコース(良)
5F67秒0―51秒8―38秒2―11秒9

一杯に追われたムーンライトクーラ(3歳未勝利)と併せて0.8秒追走して0.6秒の先着。格下相手の併せでの先着は当然としてもびっしりと追えているのに好感が持てる。

前走のシンザン記念より状態は確実にアップしている。

最終追い切りは2月7日の栗東坂路。
4F55秒4―40秒2―13秒1

単走馬なりでの追い切りだったが最後は同厩舎の僚馬2頭に追い付いて併せ馬の形になり併入した。最後まで脚色が衰えることはなく、しっかりとした脚取りで駆け上がっている。

今回は一発があるかもしれない。

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