京都記念2018の競馬予想分析、結果発表!回収率170超のデータ該当馬とは?

2018年2月11日、京都競馬場で京都記念(GⅡ/芝2200m)が行われる。レイデオロ、モズカッチャン、アルアイン、ミッキーロケット、クロコスミア、ディアドラ、クリンチャーらが出走を予定しているが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵は果たしているのか?

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップした。では、人気、血統、枠順、ローテーションなどから導き出したデータに合致するのはどの馬なのか?

4つの消しフィルターを通したとき、残る馬を探っていくことにしよう。


目次

消しデータまとめ

今回、ピックアップしたデータは以下だ。

ポイント1 極端な人気薄は消し!
ポイント2 社台ファーム・ノーザンファーム生産馬以外は消し!
ポイント3 前走先行中団脚質以外は消し!
ポイント4 前走GⅡ及び重賞以外に出走した馬は消し!

※詳細は過去の記事を参照

一つずつ、見ていくことにしよう。

ポイント1 極端な人気薄は消し!

春に国内外で行われるビッグレースに向けてのステップレースとしての価値が高まっていて実力馬が実力通りの結果を残すようになっていることや、少頭数でのレースとなることもあり、堅い配当になりやすいレースだ。

馬名人気予想オッズ
アクションスター10805
アルアイン35.3
クリンチャー511.2
クロコスミア410.0
ケントオー9377.9
ディアドラ611.3
プリメラアスール8255.4
ミッキーロケット714.3
モズカッチャン23.5
レイデオロ11.9

極端な人気薄・単勝7番人気以下での出走馬は……

アクションスター
ケントオー
プリメラアスール
ミッキーロケット

まずはこの馬たちが消える。

ポイント2 母父・ナスルーラ系は消し!

本来、「京都競馬場」「芝」「中距離」はそれぞれ母父・ナスルーラ系では活躍することが多い要素なのだが、京都記念では当てはまらない。

馬名母父系統
アクションスターロイヤルチャージャー系
アルアインナスルーラ系
クリンチャーロイヤルチャージャー系
クロコスミアナスルーラ系
ケントオートゥルビヨン系
ディアドラロイヤルチャージャー系
プリメラアスールニアークティック系
ミッキーロケットニアークティック系
モズカッチャンネイティヴダンサー系
レイデオロロイヤルチャージャー系

母父・ナスルーラ系は……

アルアイン
クロコスミア

ここではこの馬たちが消える。

ポイント3 前走先行中団脚質以外は消し!

京都競馬場の芝2200mでは、時折、極端な逃げや追込の戦法を取った馬があっと言わせる勝ち方をすることもあるが、本来は先行中団での戦い方が中心の馬が活躍するコースである。

馬名前走脚質
アクションスター中団
アルアイン先行
クリンチャー先行
クロコスミア先行
ケントオー後方
ディアドラ後方
プリメラアスール逃げ
ミッキーロケット先行
モズカッチャン先行
レイデオロ差し

前走先行中団脚質以外の馬は……

ケントオー
ディアドラ
プリメラアスール
レイデオロ

ここではこの馬たちが消える。

ポイント4 前走GⅡ及び重賞以外に出走した馬は消し!

前走からのステップで見た場合に、12月1月に行われているステイヤーズS・日経新春杯・AJCCなどのGⅡ出走組の成績が奮わないことがわかる。

同じような距離で行われていることから、成績もリンクすると考えがちだが、結果は異なるので要注意だ。

また、こちらは今回該当馬が1頭もいないが、前走で重賞以外のレースに出走した馬は実力的に対抗できず芳しくない結果となっている。

馬名前走クラスレース名
アクションスターGⅡ日経新春杯
アルアインGⅠ菊花賞
クリンチャーGⅠ菊花賞
クロコスミアGⅠエリザベス女王杯
ケントオーGⅢ中山金杯
ディアドラGⅠエリザベス女王杯
プリメラアスールGⅢチャレンジカップ
ミッキーロケットGⅡ日経新春杯
モズカッチャンGⅠエリザベス女王杯
レイデオロGⅠジャパンカップ

前走GⅡ及び重賞以外に出走した馬は……

アクションスター
ミッキーロケット

ここではこの馬たちが消える。

残った激走馬候補とは?

さて、ではいくつかの消しフィルターをくぐり抜け、ここまで残った馬はいるのだろうか? それは……

クリンチャー
モズカッチャン

今回の激走馬候補は2頭。

馬券の軸にするもよし、相手に加えるもよし。どんな扱いにするにせよ、気にかけてみるのがいいのではないだろうか。

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