有馬記念2017の競馬予想データ分析…ミッキークイーン、激走への3つの注目点


(C)MAZIMICKEY

2017年12月24日、中山競馬場で有馬記念(GI/芝2500m)が行われる。キタサンブラック、スワーヴリチャード、シュヴァルグラン、サトノクラウン、シャケトラらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

年間にあまたあるレースの中で日本ダービーと双璧を誇るほど競馬ファンであってもなくても知られているレースが有馬記念だ。

ただし、ファン投票1位から3位までの馬や上位人気3頭で順当に決まることはまずなく、思いの外、配当としては荒れることが多いことも予想としても盛り上がる要因となっている。

ここでは今回のファン投票9位、8位のソウルスターリング(=有馬記念出走辞退)に次いで牝馬では2位の得票を得たミッキークイーンに注目して好走への条件などを述べていく。


条件① 昨年の雪辱なるか

前走、11月12日に京都競馬場2200mフルゲート18頭立てで行われたGⅠエリザベス女王杯にミッキークイーンは単勝7.2倍の3番人気で出走した。

本来は叩き良化型と鞍上の浜中騎手が語っているものの昨年同様、左前脚の靭帯を痛めてしまった影響からぶっつけ本番でのGⅠ出走となってしまった。

それでも実力を見せつけるかのようにミッキークイーンは後方から脚を伸ばし、直線大外から出走メンバー中最速タイとなる上がり3ハロン(600m)33秒7という鋭い脚を見せる。

結果として惜しくも先行した2頭(モズカッチャン・クロコスミア)には届かなかったが同タイムでの3着となった。

ミッキークイーンは今年も昨年と同じ、エリザベス女王杯3着から休養明け2戦目のローテーションで有馬記念に挑むが昨年の有馬記念では強豪牡馬を相手に見せ場十分の5着と健闘している。

陣営も衰えているようには見えず、昨年より雰囲気は良さそうとのコメントを残しているが、雪辱を果たせるかどうかが大きな鍵となる。

条件② 浜中俊騎手

ミッキークイーンの鞍上はデビュー以来ほぼすべてのレースで騎乗している浜中俊騎手であるが有馬記念が行われる中山競馬場芝2500mでの通算成績が良くない。

騎手戦歴・騎手:浜中俊  中山競馬場 芝2500m

騎手着別度数勝率複勝率
浜中俊0- 1- 0- 8/ 90.0%11.1%

集計期間:デビュー以来全成績

騎手戦歴・騎手:浜中俊 中山競馬場 芝全レース

騎手着別度数勝率複勝率
浜中俊3- 7- 6-61/773.9%20.8%

集計期間:デビュー以来全成績

中山競馬場の芝コースに集計対象を広げても必ずしも得意コースとは言えないため、中山競馬場に順応できるかどうかは非常に大きな鍵となる。

条件③ 上位人気となれるかどうか

牝馬の出走は過去10年の有馬記念で延べ20頭いて2勝2着3回の結果を残しているが、馬券圏内に入った馬はすべて5番人気以上と上位人気となっていた。

これは牝馬が有馬記念では牡馬と比べてどうしても不利だということ分かっている競馬ファンの間でも、上位に食い込めると判断できるからこそ人気も上位に支持されることが原因だと思われる。

人気別集計 牝馬 有馬記念 過去10年

人気着別度数勝率複勝率
1~5人気2- 3- 0- 2/ 728.6%71.4%
6~16人気0- 0- 0- 13/130.0%0.0%

集計期間:2007年 ~ 2016年


昨年の有馬記念5着だけでなく今年の宝塚記念で3着と牡馬と混じっても十分互角に渡り合える実力をミッキークイーンは持ち合わせているだけに、この条件は容易にクリアし5番人気に支持されるだろうが鍵であることには違いない。

まとめ

ここまでミッキークイーン好走の鍵を探ったが、現役最強馬キタサンブラックやジャパンカップ馬のシュヴァルグラン、ダービー2着で前走のアルゼンチン共和国杯を勝利したスワーヴリチャードらの次のグループに属している印象は否めない。

それでも、ここまで16戦して掲示板を外したのはわずかに2回と堅実な走りをしているのも確かである。

2015年秋華賞以来のGⅠ制覇となるのか波乱の一角となるのか、今から注目だ。


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