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エプソムカップ2017の予想分析、結果発表!好走率7割超のデータ該当馬は?

(C)Ko-mei

今週は東京競馬場でエプソムカップ(GIII/芝1800m)が行われる。

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップした。では、人気、血統、枠順、ローテーションなどから導き出したデータに合致するのはどの馬なのか?

5つの消しフィルターを通したとき、残る馬を探っていくことにしよう。

消しデータまとめ

今回、ピックアップしたデータは以下だ。

ポイント1 超人気薄は消し!
ポイント2 4歳馬以外は消し!
ポイント3 前走凡走した馬は消し!
ポイント4 関東馬は消し!
ポイント5 外枠は消し!

※詳細は過去の記事を参照

一つずつ、見ていくことにしよう。

ポイント1 超人気薄は?

まずは人気から見ていくことにしよう。まず東京芝1800mは実力が問われるため、大波乱は起こりにくい。一桁人気から軸馬を選ぶのが無難だ。

馬名
マイネルミラノ 8
フルーキー 9
バーディーイーグル 15
ヒストリカル 7
カムフィー 18
デンコウアンジュ 2
マイネルハニー 4
トーセンレーヴ 16
クラリティスカイ 6
アストラエンブレム 1
ベルーフ 10
ダッシングブレイズ 5
クラリティシチー 13
タイセイサミット 3
パドルウィール 14
メドウラーク 17
レッドレイヴン 12
ナスノセイカン 11

二桁人気馬は……

バーディーイーグル
カムフィー
トーセンレーヴ
ベルーフ
クラリティシチー
パドルウィール
メドウラーク
レッドレイヴン
ナスノセイカン

ここではこの馬たちが消える。

ポイント2 4歳馬以外は?

エプソムカップはGIへの登竜門という意味合いが強い。

才能のある4歳馬が集まるレースであるため、5歳以上になってこのレースに出走しているような馬が割り込む余地があまりない。

馬名 性齢
マイネルミラノ 牡7
フルーキー 牡7
バーディーイーグル 牡7
ヒストリカル 牡8
カムフィー 牡8
デンコウアンジュ 牝4
マイネルハニー 牡4
トーセンレーヴ 牡9
クラリティスカイ 牡5
アストラエンブレム 牡4
ベルーフ 牡5
ダッシングブレイズ 牡5
クラリティシチー 牡6
タイセイサミット 牡4
パドルウィール 牡6
メドウラーク 牡6
レッドレイヴン 牡7
ナスノセイカン 牡5

4歳以外なのは……

マイネルミラノ
フルーキー
バーディーイーグル
ヒストリカル
カムフィー
トーセンレーヴ
クラリティスカイ
ベルーフ
ダッシングブレイズ
クラリティシチー
パドルウィール
メドウラーク
レッドレイヴン
ナスノセイカン

ここで一気に10頭以上が消える。人気になっているダッシングブレイズやクラリティスカイも該当する。

ポイント3 前走凡走したのは?

「才能のある4歳馬が集まるレース」

それがエプソムカップの特徴だとしたら、当然のことながら前走でもいい成績を残していることが好ましい。前走二桁着順の馬は消していくことにしよう。

馬名 レース
マイネルミラノ 福島民報H 1
フルーキー 新潟大賞HG3 4
バーディーイーグル メイSH 5
ヒストリカル メイSH 4
カムフィー 白富士S 9
デンコウアンジュ ヴィクトG1 2
マイネルハニー 小倉大賞HG3 16
トーセンレーヴ 新潟大賞HG3 8
クラリティスカイ メイSH 3
アストラエンブレム メイSH 2
ベルーフ 都大路S 10
ダッシングブレイズ 京王杯スG2 7
クラリティシチー 都大路S 2
タイセイサミット メイSH 1
パドルウィール 都大路S 4
メドウラーク 都大路S 3
レッドレイヴン 函館記念HG3 9
ナスノセイカン メイSH 6

二桁着順だったのは……

マイネルハニー
ベルーフ

ここではマイネルハニーが消える。

ポイント4 関東馬は?

繰り返しになるがエプソムカップは「才能のある4歳馬が集まるレース」だ。

才能のある馬は関西に集まりやすいため、関東馬は厳しい戦いを強いられる。

マイネルミラノ (美) 相沢郁
フルーキー (栗) 角居勝彦
バーディーイーグル (美) 国枝栄
ヒストリカル (栗) 音無秀孝
カムフィー (美) 池上昌和
デンコウアンジュ (栗) 荒川義之
マイネルハニー (美) 栗田博憲
トーセンレーヴ (栗) 池江泰寿
クラリティスカイ (美) 斎藤誠
アストラエンブレム (美) 小島茂之
ベルーフ (栗) 池江泰寿
ダッシングブレイズ (栗) 吉村圭司
クラリティシチー (美) 上原博之
タイセイサミット (栗) 矢作芳人
パドルウィール (栗) 中尾秀正
メドウラーク (栗) 橋田満
レッドレイヴン (美) 藤沢和雄
ナスノセイカン (美) 矢野英一

関東馬は……

マイネルミラノ
バーディーイーグル
カムフィー
マイネルハニー
アストラエンブレム
クラリティシチー
ナスノセイカン
レッドレイヴン
クラリティスカイ

ここでもマイネルハニーはアウト。そしてアストラエンブレムが消える。

ポイント5 外枠は?

エプソムカップは内枠が有利な傾向が出ている。1、2枠は回収値が100%超。外枠が全くダメというわけではないが、内枠であることに越したことはない。

馬名
B1 1 マイネルミラノ
1 2 フルーキー
2 3 バーディーイーグル
2 4 ヒストリカル
3 5 カムフィー
3 6 デンコウアンジュ
4 7 マイネルハニー
4 8 トーセンレーヴ
5 9 クラリティスカイ
5 10 アストラエンブレム
6 11 ベルーフ
6 12 ダッシングブレイズ
7 13 クラリティシチー
7 14 タイセイサミット
7 15 パドルウィール
8 16 メドウラーク
8 17 レッドレイヴン
8 18 ナスノセイカン

二桁馬番なのは……

アストラエンブレム
ベルーフ
ダッシングブレイズ
クラリティシチー
タイセイサミット
パドルウィール
メドウラーク
レッドレイヴン
ナスノセイカン

ここではタイセイサミットが消える。

残った激走馬候補とは?

さて、ではいくつかの消しフィルターをくぐり抜け、ここまで残った馬はいるのだろうか? それは……

デンコウアンジュ

今回の激走馬候補は1頭のみ。

馬券の軸にするもよし、相手に加えるもよし。どんな扱いにするにせよ、気にかけてみるのがいいのではないだろうか。


マーメイドステークス2017の予想データ分析…5つの消しで好走率4割、回収率400超

(C)Ko-Mei

今週は阪神競馬場でマーメイドステークス(GIII/芝内回り2000m)が行われる。

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップして紹介する。

人気、血統、枠順、ローテーションなど、予想のポイントになりそうなデータとは?

ポイント1 4歳以下は消し!

マーメイドSは梅雨の時期に行われる牝馬限定の中距離ハンデ重賞だ。非常に特殊なシチュエーションのため、“普通の条件”で強い馬があっさりコケることがある。

ではマーメイドSがどんな条件で行われるかというと……

・開催場所は中央4場の中で最もタフな阪神競馬場
・梅雨の時期で雨が多く、馬場が痛みやすい
・2000mと、牝馬限定戦にしては比較的長い

というように、特殊な適性が求められる。よって、この条件に合う人気薄が激走することが多々ある。

ではどうして年齢で区切るかといえば、4歳以下の場合、勢いに乗って参戦してくる上がり馬が多い。しかし、そういう馬のほとんどは“普通の条件”で好走してきたわけで、マーメイドSに適性があるとは限らない。

結果として、多くの3、4歳馬が人気を裏切ってきた。

年齢 着別度数
3歳 0- 0- 0- 4/ 4
4歳 2- 1- 5- 30/ 38
5歳 6- 6- 3- 55/ 70
6歳 2- 3- 1- 17/ 23
7歳 0- 0- 1- 4/ 5
8歳 0- 0- 0- 1/ 1
年齢 勝率 複勝率 単回値 複回値
3歳 0.0% 0.0% 0 0
4歳 5.3% 21.1% 14 47
5歳 8.6% 21.4% 238 120
6歳 8.7% 26.1% 115 220
7歳 0.0% 20.0% 0 86
8歳 0.0% 0.0% 0 0

5歳以上の人気薄で、マーメイドSの条件に適正のある馬を選ぶのがいいだろう。よって、4歳以下は消してしまうことにする。

ポイント2 斤量が重い馬は消し!

マーメイドSといえばハンデ重賞。ハンデ重賞といえば、低斤量馬の激走が見込める。

特にマーメイドSは牝馬限定の中距離重賞のため、斤量のハンデがモロに結果に影響してくるケースが多い。

斤量 着別度数
~49kg 1- 0- 0- 9/ 10
49.5~51kg 0- 3- 1- 25/ 29
51.5~53kg 7- 4- 5- 35/ 51
53.5~55kg 1- 2- 2- 27/ 32
55.5~57kg 1- 1- 2- 15/ 19
57.5~59kg 0- 0- 0- 0/ 0
59.5~ 0- 0- 0- 0/ 0
斤量 勝率 複勝率 単回値 複回値
~49kg 10.0% 10.0% 1163 286
49.5~51kg 0.0% 13.8% 0 85
51.5~53kg 13.7% 31.4% 127 147
53.5~55kg 3.1% 15.6% 17 49
55.5~57kg 5.3% 21.1% 65 65

53.5キロ以上になると、それより下に比べて成績がかなり低くなっている。素直に低斤量の馬を選んでいくべきだろう。

ポイント3 馬体重が重たい馬は消し!

基本的に競馬では馬体重が重たい馬のほうが恩恵を受けやすい。同じ斤量を背負うなら馬格があったほうが負担は軽減されるし、競走中に馬体がぶつかっても影響を受けることが少ない。

しかし、マーメイドSでは馬体重が軽い馬のほうがいい成績を残している、というデータが出ている。

馬体重 勝率 複勝率 単回値 複回値
~399kg
400~419kg 0.0% 0.0% 0 0
420~439kg 5.6% 33.3% 122 165
440~459kg 17.6% 29.4% 116 108
460~479kg 4.7% 25.6% 306 171
480~499kg 3.1% 9.4% 17 53
500~519kg 0.0% 0.0% 0 0
520~539kg 0.0% 0.0% 0 0
540~ 0.0% 0.0% 0 0

なぜこういった現象が起こるのか? それはハンデ重賞という特殊なシチュエーションが影響していると考えられる。

普段、斤量の影響を受けて馬体重の重たい馬にやられている馬体重の軽い馬が、低斤量を背負うことによって、斤量のハンデがなくなり、激走している……といった構図だと考えられるのだ。

よって、480キロ未満の馬を狙っていくことにしよう。

ポイント4 上がり1位の馬は消し!

マーメイドSは特殊な条件で行われるため、普段のレースで上がり上位の脚を使う馬は来ない。

前走脚質 着別度数
3F 1位 1- 2- 1-13/17
3F 2位 2- 1- 1-11/15
3F 3位 2- 1- 0- 9/12
3F ~5位 2- 0- 3-15/20
3F 6位~ 3- 6- 5-63/77
前走脚質 勝率 複勝率 単回値 複回値
3F 1位 5.9% 23.5% 72 63
3F 2位 13.3% 26.7% 37 72
3F 3位 16.7% 25.0% 83 140
3F ~5位 10.0% 25.0% 613 205
3F 6位~ 3.9% 18.2% 62 100

ご覧の通り、上がり1、2位の馬が非常に低調であることが分かる。

今回は幅を取り、上がり1位の馬のみ、消していくこととしよう。

ポイント5 前走マイル以下は消し!

マーメイドSは非常にタフな条件で行われるため、前走で軽い条件を経験している馬は対応できない可能性が高い。

例えば距離だ。マイル戦のような軽い条件から、一気にタフな中距離に挑んだ馬はほとんどの場合、凡走している。

前走距離 着別度数
1000m 0- 0- 0- 1/ 1
1150m 0- 0- 0- 0/ 0
1200m 0- 0- 0- 0/ 0
1300m 0- 0- 0- 0/ 0
1400m 0- 0- 0- 8/ 8
1500m 0- 0- 0- 0/ 0
1600m 0- 2- 5- 30/ 37
1700m 0- 0- 0- 1/ 1
1800m 6- 4- 3- 43/ 56
1900m 0- 0- 0- 0/ 0
2000m 4- 3- 0- 21/ 28
2100m 0- 0- 0- 0/ 0
2200m 0- 0- 0- 1/ 1
2300m 0- 0- 0- 0/ 0
2400m 0- 1- 1- 5/ 7
2500m 0- 0- 1- 1/ 2
前走距離 勝率 複勝率 単回値 複回値
1000m 0.0% 0.0% 0 0
1150m
1200m
1300m
1400m 0.0% 0.0% 0 0
1500m
1600m 0.0% 18.9% 0 51
1700m 0.0% 0.0% 0 0
1800m 10.7% 23.2% 94 110
1900m
2000m 14.3% 25.0% 522 191
2100m
2200m 0.0% 0.0% 0 0
2300m
2400m 0.0% 28.6% 0 70
2500m 0.0% 50.0% 0 900

マイル以下の成績は散々なものとなっている。1600m以下の馬は、消していくことにしよう。

まとめ 消しデータを取り除くと?

では、ここまで挙げてきた消しデータを取り除くと、どのような成績になるのだろうか?

着別度数
6- 4- 4-21/35
勝率 複勝率 単回値 複回値
17.1% 40.0% 501 303

なんと、好走率は40%超、回収率も400%オーバーという極めて優秀な成績となっている。

今年はこのデータに該当する馬を軸に添えてみても、いいかもしれない。


ローズキングダム産駒の特徴とは?血統と戦績から導く傾向と距離適性


競馬ファンなら一度は耳にしたことがあるであろう「薔薇一族」。フランスから輸入された繁殖牝馬ローザネイから始まった一大ファミリーを指す言葉であり、これまでに多くの馬たちがターフを賑わせてくれた。しかし……

GIレース33連敗――。

一族とまで呼ばれ、多くのファンから愛され続けたものとしてはあまりに過酷なこの数字だ。そんな「薔薇一族」に悲願のGI制覇をもたらしたのが、ローズキングダムであった。

競走馬として一族の悲願を成し得たローズキングダム。今度は種牡馬として、「一族の種牡馬からGI馬を」との悲願を果たすことができるのか。関係者のみならず、競馬ファンにとっても大いに期待したいところであろう。

既に産駒の2頭がデビューを迎え、うち一頭がデビュー戦3着とまずまずの滑り出し。父に初勝利をプレゼントする馬の誕生が待たれるところだ。

プロフィール〜血統・誕生日・馬主・調教師・生産者〜

キングカメハメハ
ローズバド
母の父 サンデーサイレンス
母の母 ロゼカラー
性別
馬齢 6 歳
生年月日 2007年5月10日
毛色 黒鹿毛
馬主 (有)サンデーレーシング
調教師 橋口弘次郎(栗東)
生産牧場 ノーザンファーム
産地 安平町
馬名意味 バラの王国

賞金

総賞金 694,668,000
内付加賞 29,668,000
収得賞金(平地) 160,500,000
収得賞金(障害) 0

ローズキングダムの戦績振り返り

デビューから3戦全勝で2歳王者となったローズキングダム。GI制覇という結果だけに留まらず、その内容もまた非常に色濃いものであったと言えるだろう。

後に「伝説の新馬戦」とすら呼ばれることとなったデビュー戦では、日本馬として初めてドバイWC制覇を果たすことになるヴィクトワールピサを撃破。朝日杯FSでは、後にマイルチャンピオンシップを勝つエイシンアポロンを破ってのGI制覇。戦ってきた相手を踏まえて見ても、ハイレベル世代の中で勝ち取った2歳王者のタイトルと言えるものだ。

3歳となって以降、その期待の大きさからすれば物足りないが、クラシック三冠での二度の2着(ダービー、菊花賞)やジャパンカップ(ブエナビスタ降着による繰り上げ)制覇など、一時代を築いた名馬としての責務は十分に果たしたと言えるだろう。

日付 レース名 着順 人気
2013.5.5 新潟大賞HG3 11 7
2013.3.31 産経大阪G2 12 8
2012.12.23 有馬記念G1 12 13
2012.11.25 JCG1 16 9
2012.10.8 京都大賞G2 3
2012.6.3 安田記念G1 13 9
2012.4.29 天皇賞春G1 15 6
2012.4.1 産経大阪G2 4
2011.12.25 有馬記念G1 12 10
2011.11.27 JCG1 9
2011.10.30 天皇賞秋G1 10 4
2011.10.9 京都大賞G2 1
2011.6.26 宝塚記念G1 5
2011.5.1 天皇賞春G1 11 2
2011.4.2 日経賞G2 3
2011.1.16 日経新春HG2 1
2010.12.26 有馬記念G1 0
2010.11.28 JCG1 4
2010.10.24 菊花賞G1 1
2010.9.26 神戸新聞G2 2
2010.5.30 東京優駿G1 5
2010.4.18 皐月賞G1 2
2010.3.21 スプリンG2 1
2009.12.20 フューチG1 1
2009.11.21 東京スポG3 1
2009.10.25 新馬 2

ローズキングダム産駒の特徴を予想

2歳時がピークであったとすら言える戦績を残したローズキングダムであるが、種牡馬として産駒に受け継がれれば、仕上がりの早さは大きな武器となる。

成長力が全くないようでは問題もあるが、同馬とて古馬になってからのGII勝ちも果たしていて、ただの早熟馬であったというわけでもない。関係者にとって、一勝の重みがどれほどのものかは言うまでもない。早い時期からの活躍が見込めるのは、種牡馬にとっても一つ大きな武器となるだろう。

良血馬らしいスマートでバランスの良い好馬体。一族総じての勝ち上がりの良さと仕上がりの早さ。種牡馬として大成功を収めるだけの資質は十分に兼ね備えている。

芝で活躍できる?

一族みな芝で結果を残してきただけに、自身の戦績を踏まえてみても芝でこその可能性は大である。自身はどちらかといえば非力なタイプとも言え、軽い馬場でスピードや切れ味を活かす産駒が想定される。

ダートで活躍できる?

前述の通り、ローズキングダムという個体で考えればダートは不向きな可能性が高いと言える。だが、同馬の父であるキングカメハメハは芝・ダート問わずに名馬を量産する大種牡馬だ。そのDNAを受け継いでいる以上、ダートの鬼を輩出しても不思議はないだろう。

距離適性は?

自身がマイル戦からクラシックディスタンスまでのGI勝ちを果たしており、3000mの菊花賞でも2着の結果。2歳戦のインパクトから早熟マイラーとの印象もあるが、距離への順応性は非常に高い。これもまた「薔薇一族」の特徴とも言える部分であるし、そこに万能型キングカメハメハの血が加わったことで、更に強化される可能性もある。


エプソムカップ2017の予想データ分析…5つの消しで好走率7割、回収率150超

(C) Yusuke Tsutaya

今週は東京競馬場でエプソムカップ(GIII/芝1800m)が行われる。

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップして紹介する。

人気、血統、枠順、ローテーションなど、予想のポイントになりそうなデータとは?

ポイント1 超人気薄は消し!

まず東京芝1800mは実力が問われるため、大波乱は起こりにくい。

人気 着別度数
1番人気 4- 3- 1- 2/ 10
2番人気 3- 2- 1- 4/ 10
3番人気 0- 3- 1- 6/ 10
4番人気 2- 1- 1- 6/ 10
5番人気 1- 0- 0- 9/ 10
6番人気 0- 1- 1- 8/ 10
7番人気 0- 0- 1- 9/ 10
8番人気 0- 0- 1- 9/ 10
9番人気 0- 0- 1- 9/ 10
10番人気 0- 0- 0- 10/ 10
11番人気 0- 0- 0- 10/ 10
12番人気 0- 0- 1- 9/ 10
13番人気 0- 0- 0- 10/ 10
14番人気 0- 0- 0- 9/ 9
15番人気 0- 0- 1- 7/ 8
16番人気 0- 0- 0- 8/ 8
17番人気 0- 0- 0- 8/ 8
18番人気 0- 0- 0- 7/ 7
人気 勝率 複勝率 単回値 複回値
1番人気 40.0% 80.0% 125 113
2番人気 30.0% 60.0% 106 100
3番人気 0.0% 40.0% 0 86
4番人気 20.0% 40.0% 143 102
5番人気 10.0% 10.0% 93 29
6番人気 0.0% 20.0% 0 73
7番人気 0.0% 10.0% 0 37
8番人気 0.0% 10.0% 0 52
9番人気 0.0% 10.0% 0 54
10番人気 0.0% 0.0% 0 0
11番人気 0.0% 0.0% 0 0
12番人気 0.0% 10.0% 0 96
13番人気 0.0% 0.0% 0 0
14番人気 0.0% 0.0% 0 0
15番人気 0.0% 12.5% 0 243
16番人気 0.0% 0.0% 0 0
17番人気 0.0% 0.0% 0 0
18番人気 0.0% 0.0% 0 0

二桁人気馬は基本的にノーチャンスと考えていいだろう。ある程度、人気馬を中心に考えていきたい。

※以下、10番人気以内を対象に集計

ポイント2 4歳馬以外は消し!

エプソムカップはGIへの登竜門という意味合いが強い。

ダークシャドウはここを勝って天皇賞秋2着となり、ダノンシャークは後にマイルチャンピオンシップを制した。クラレントも重賞戦線の常連になり、安田記念で3着に。そしてエイシンヒカリとサトノアラジンに関しては言わずもがなだ。

要するに、才能のある4歳馬が集まるレースであるため、5歳以上になってこのレースに出走しているような馬が割り込む余地があまりない。

年齢 着別度数
3歳 0- 0- 0- 1/ 1
4歳 7- 5- 2-18/32
5歳 2- 3- 1-28/34
6歳 1- 2- 3-18/24
7歳 0- 0- 2- 4/ 6
8歳 0- 0- 0- 3/ 3
年齢 勝率 複勝率 単回値 複回値
3歳 0.0% 0.0% 0 0
4歳 21.9% 43.8% 93 88
5歳 5.9% 17.6% 40 35
6歳 4.2% 25.0% 13 57
7歳 0.0% 33.3% 0 176
8歳 0.0% 0.0% 0 0

4歳馬の占有率の高さが目立つ。5歳以上がダメというわけではないが、4歳馬が圧倒的に有利であるだけに、中心に考えたほうがいいだろう。

ポイント3 前走凡走した馬は消し!

「才能のある4歳馬が集まるレース」

それがエプソムカップの特徴だとしたら、当然のことながら前走でもいい成績を残していることが好ましい。それくらいのレベルの4歳馬なら、より信頼性が増してくるというわけだ。

前確定着順 着別度数
前走1着 3- 4- 2- 13/ 22
前走2着 2- 3- 3- 7/ 15
前走3着 0- 0- 0- 7/ 7
前走4着 1- 0- 0- 6/ 7
前走5着 1- 0- 1- 11/ 13
前走6~9着 3- 2- 1- 18/ 24
前走10着~ 0- 1- 1- 10/ 12
前確定着順 勝率 複勝率 単回値 複回値
前走1着 13.6% 40.9% 70 78
前走2着 13.3% 53.3% 44 106
前走3着 0.0% 0.0% 0 0
前走4着 14.3% 14.3% 51 24
前走5着 7.7% 15.4% 21 39
前走6~9着 12.5% 25.0% 75 66
前走10着~ 0.0% 16.7% 0 71

前走1、2着だった4歳馬の成績圧倒的にいいことが分かる。複勝率は約50%。実に2頭に1頭が好走していることになる。

1、2着は絞り過ぎにしても、前走二桁着順に敗れているような馬では厳しい。ということで、前走二桁着順の馬は消していくことにしよう。

ポイント4 関東馬は消し!

繰り返しになるがエプソムカップは「才能のある4歳馬が集まるレース」だ。

では、どんな馬に才能があるかと言えば、所属で判断するのが最も簡単な方法だろう。近年は東西の差が以前よりなくなってきているとはいえ、やはり競馬界には「西高東低」がいまだにある。

才能のある馬は関西に集まりやすいため、関東馬は厳しい戦いを強いられるのだ。

調教師分類 着別度数
美浦 4- 2- 5-35/46
栗東 6- 8- 3-37/54
調教師分類 勝率 複勝率 単回値 複回値
美浦 8.7% 23.9% 27 58
栗東 11.1% 31.5% 62 70

ご覧の通り、関東馬の成績は良くない。

「才能のある4歳の関西馬が遠征してくる」

こういったシチュエーションになれば、陣営の本気度も自ずと高くなる。結果として、4歳の関西馬の成績が良くなっているわけだ。

ポイント5 外枠は消し!

もう一つ消し要素を加えるとするなら、エプソムカップは内枠が有利な傾向が出ている。

枠番 着別度数
1枠 3- 0- 1- 6/10
2枠 1- 1- 2- 9/13
3枠 2- 1- 1- 7/11
4枠 1- 3- 0-10/14
5枠 1- 0- 0- 8/ 9
6枠 1- 1- 1-11/14
7枠 0- 1- 2-11/14
8枠 1- 3- 1-10/15
枠番 勝率 複勝率 単回値 複回値
1枠 30.0% 40.0% 172 100
2枠 7.7% 30.8% 18 100
3枠 18.2% 36.4% 95 89
4枠 7.1% 28.6% 23 61
5枠 11.1% 11.1% 33 14
6枠 7.1% 21.4% 53 40
7枠 0.0% 21.4% 0 49
8枠 6.7% 33.3% 18 62

1、2枠は回収値が100%超。外枠が全くダメというわけではないが、内枠であることに越したことはない。ここでは二桁馬番に入った馬を「消し」とする。

まとめ 消しデータを取り除くと?

では、ここまで挙げてきた消しデータを取り除くと、どのような成績になるのだろうか?

人気 着別度数
指1-18人 4- 2- 1- 3/10
勝率 複勝率 単回値 複回値
40.0% 70.0% 171 137

なんと、好走率は70%超、回収率も150%オーバーという極めて優秀な成績となっている。

今年はこのデータに該当する馬を軸に添えてみても、いいかもしれない。


エプソムカップ2017の予想データ分析…アストラエンブレムらの優勝が困難な3つの理由

(C)Y.Noda

今週は東京競馬場でエプソムカップ(GIII/芝1800m)が行われる。

上位人気に支持されることが確実なのが、4歳のダイワメジャー産駒アストラエンブレムとタイセイサミットだ。前走は2頭ともメイステークスに出走し、ワンツーフィニッシュ。同じ東京芝1800mで行われたレースで好成績を残したことで、「重賞でも」と期待されている。

しかし、アストラエンブレムとタイセイサミットがエプソムカップを制するためには、いくつかの障害をクリアしなければならない。しかも、そのハードルは決して低くない。

今回はアストラエンブレムとタイセイサミットがエプソムカップを優勝する上でパスしなければならない理由に迫っていこう。

アストラエンブレムのプロフィール
〜血統・誕生日・馬主・調教師・生産者〜

ダイワメジャー
ブラックエンブレム
母の父 ウォーエンブレム
母の母 ヴァンドノワール
性別
馬齢 4 歳
生年月日 2013年4月6日
毛色 鹿毛
馬主 (有)シルクレーシング
調教師 小島茂之(美浦)
生産牧場 ノーザンファーム
産地 安平町
馬名意味 矢(サンスクリット)+母名の一部

タイセイサミットのプロフィール
〜血統・誕生日・馬主・調教師・生産者〜

ダイワメジャー
ヴァインドレッサー
母の父 エンドスウィープ
母の母 ヴァイオレットラブ
性別
馬齢 4 歳
生年月日 2013年5月18日
毛色 栗毛
馬主 田中成奉
調教師 矢作芳人(栗東)
生産牧場 社台ファーム
産地 千歳市
馬名意味 冠名+頂上

困難な理由1 ローテーション

まずは2頭の共通点から探っていこう。アストラエンブレムもタイセイサミットも、前走は同じメイSを使っている。

しかし、エプソムカップとメイSの相性は非常に良くない。

というのも、過去10年におけるこのローテーションの成績を見てみると……

前走メイS(0−0−0−10)

なんと、1頭も好走していないのだ。キングストリートやロジチャリスが2番人気に支持されるなど、10頭の中には人気馬もいた。しかし、馬券圏内に入ったことは一度もない。ベタではあるが、好ましい要素でないことは確かだろう。

困難な理由2 ダイワメジャー産駒その1

そして2頭ともダイワメジャー産駒という点で共通している。もともとダイワメジャー産駒は東京芝1800mが得意だった。特に下級条件では穴を開けることが多かった。

しかし、こと重賞になると話は変わってくる。

ダイワメジャー産駒はディープインパクト産駒やキングカメハメハ産駒に比べて切れ味がない。直線の長い東京コースだと、どうしても切れ負けしてしまう。特に中距離に近づけば近づくほど、この傾向は顕著になってくる。

実際に東京で行われた芝重賞におけるダイワメジャー産駒の成績を見てみよう。

距離 着別度数
1400m 2- 2- 2-10/16
1500m 0- 0- 0- 0/ 0
1600m 4- 2- 6-36/48
1700m 0- 0- 0- 0/ 0
1800m 1- 0- 0- 8/ 9
1900m 0- 0- 0- 0/ 0
2000m 0- 0- 1- 4/ 5
2100m 0- 0- 0- 0/ 0
2200m 0- 0- 0- 0/ 0
2300m 0- 0- 0- 0/ 0
2400m 0- 0- 0-12/12
2500m 0- 1- 0- 3/ 4
2600m 0- 0- 0- 0/ 0
2800m 0- 0- 0- 0/ 0
3000m 0- 0- 0- 0/ 0
3200m 0- 0- 0- 0/ 0
3400m 0- 0- 1- 2/ 3

ご覧の通り、1400、1600mで活躍しているのがほとんど。1800m以上で勝ったのは、毎日王冠のカレンブラックヒルのみだ。ダイワメジャー産駒は東京の中距離重賞を得意としているわけではない、というわけである。

困難な理由2 ダイワメジャー産駒その2

前述の通り、ダイワメジャー産駒は東京の上位条件になると、なかなか結果を残せない。

その最大の理由は、他の上位種牡馬に比べてスピード面で劣ることだ。

そしてスピードは年齢とともに衰えてくる。実際、年齢別の成績を見てみると……

年齢 着別度数
2歳 2- 2- 4-11/19
3歳 4- 0- 5-28/37
4歳 1- 1- 1- 8/11
5歳 0- 0- 0-14/14
6歳 0- 1- 0-12/13
7歳 0- 1- 0- 0/ 1
8歳 0- 0- 0- 2/ 2

重賞制覇は2、3歳に偏っている。古馬になると、41頭走ってわずか1頭しか勝っていない。

しかも勝ったのは京王杯スプリングカップにおけるダイワマッジョーレ。この時、馬場状態は「やや重」だった。つまり、普段よりスピードを問われない状況だったわけだ。

上記のデータを良馬場に限定してみると……

年齢 着別度数
2歳 2- 2- 3-10/17
3歳 4- 0- 4-28/36
4歳 0- 1- 1- 6/ 8
5歳 0- 0- 0-13/13
6歳 0- 0- 0-11/11
7歳 0- 1- 0- 0/ 1
8歳 0- 0- 0- 2/ 2

ご覧の通り、古馬の勝ち馬はゼロになる。もしエプソムカップが良馬場開催になれば、アストラエンブレムとタイセイサミットは史上初の制覇に挑むことになるのだ。

勝てれば快挙である。ただし、それほどハードルの高いミッションであるということなのだ。

まとめ

いかがだっただろうか? アストラエンブレムとタイセイサミットが有力馬であることは間違いないが、勝ち切るためにクリアしなければならないハードルは決して低くない。

果たして2頭のダイワメジャー産駒は今までの傾向を打ち破れるのか? そういった観点から出走のときを待つのも面白いだろう。


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