金鯱賞2021の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2021年3月14日、中京競馬場で金鯱賞(GⅡ/芝2000m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるデアリングタクト、グローリーヴェイズ、ブラヴァス、キセキ、ポタジェらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

3月開催になった2017年から4回分のデータを参考にしていく。


金鯱賞の人気馬成績

過去4回のデータを見ると、1番人気は3勝、2着はなし、3着は1回。2019年1着はダノンプレミアム、本来なら1番人気の存在。そう簡単に取りこぼすようなレースではない。

しかし、ヒモ荒れが目立つのが金鯱賞の特徴で、人気サイドですんなり決まらないのが3月開催の金鯱賞の傾向となっている。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 前走GⅠ組の取捨選択

前走GⅠだった組は必ず馬券に絡んでいるが、このうち凱旋門賞や香港ヴァーズなど前走海外組を除くと、前走4着以内もしくはコンマ3秒以内の負けにとどまっている。

去年1着のサートゥルナーリアは有馬記念2着、ダノンプレミアムはダービーコンマ2秒負け、スワーヴリチャードは有馬記念4着でコンマ2秒負け、ヤマカツエースは有馬記念4着でコンマ3秒負け。

デアリングタクトは着順着差、グローリーヴェイズは着差で圏内に入っている。キセキは前走有馬記念で大敗、ペルシアンナイトは善戦したが、コンマ6秒負けでどうか。

予想参考データ② 穴馬の傾向からわかること

ヒモ荒れ狙いが魅力的な金鯱賞、では、どんな穴馬を狙えばいいのか。まずは逃げ馬だ。2017年2着のロードヴァンドール、2018年2着のサトノノブレス、2020年3着のダイワキャグニーは、逃げを打っている。

次は左回りの適性だ。2020年2着のサトノソルタスは左回りで2勝、共同通信杯でも2着があった。ダイワキャグニーもこれに該当する。この2つで見てみたい。

面白いのはサンレイポケット。左回りでの安定感は素晴らしく、中京の適性は抜群だ。なかなか難しい逃げ予想だが、すんなり出ればキセキ、出なかったらギベオンか。ギベオンは去年の金鯱賞4着なので、軽視は禁物。

予想参考データ③ それぞれの馬の前走レベル

デアリングタクトとグローリーヴェイズの前走はジャパンカップだったが、2018年の2分20秒6が強烈なだけで、2分23秒0も大変優秀。デアリングタクトに関しては牝馬三冠が当然の大目標で、お釣りがない中でアーモンドアイに肉薄したのだからケチのつけようがない。グローリーヴェイズは動くのが早かったか。ただ今回斤量差が4キロから2キロまで詰まっている。着差だけで見ればグローリーヴェイズの方が上に来てもなんら不思議ではない。

ブラヴァスの前走はチャレンジカップだったが、先行したレイパパレが残す展開だと、中団のブラヴァスはきつい。それでも一定の結果は出した。急坂でも走り、左回りも苦にしないブラヴァスであれば一線級に善戦しても驚きはないのだが。

キセキの前走は有馬記念だったが、全ては出遅れ、これに尽きるだろう。ポジションを押し上げていくのは、クロノジェネシスもサラキアも同じだが、結局調子が違った。さすがに秋4戦目では仕方ない。逃げを打つことが期待されているが、菊花賞を含め、デムーロ騎手が乗った時は常に中団から後方。ましてデムーロ騎手のスタート技術に難があるとすれば、逃げを打てれば奇跡だろう。

ポタジェやサンレイポケット、ギベオンの前走は白富士ステークスだったが、逃げが平均ペースだったわりに後ろからでも来る展開になった。サンレイポケットは位置取りが全てだが、ポタジェよりこちらが上と思いたい。ギベオンは59キロから56キロになるので、斤量と着差の関係性だけで見ればギベオンが一番上、次がサンレイポケット、ポタジェが3番手に。

2021年の危険な人気馬は?

キセキは人気になる見込みだが、脚質が定まらないのはなんともきつい。角居厩舎から転厩となり、スタッフは変わらないにしても少しは影響があるだろうし、デムーロ騎手の調子も上がらないまま。ちょっと狙いにくいか。金鯱賞の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、ポタジェは3つ目の消しデータに合致している。戦績自体は非常に魅力的だが、全5勝を挙げた川田将雅騎手はグローリーヴェイズへ。いきなり重賞だときついか。

反対にグローリーヴェイズは危険なデータに一つも当てはまらない。ジャパンカップは大外枠から前目を狙いにいき、先に動いている。デアリングタクトよりもレース中はアクティブだった中、今回は4番枠、すんなり前をとりに行ける。デアリングタクトは人気ほど抜けているとは思えない。旨味を感じる。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、グローリーヴェイズと言えそうだ。

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