中山牝馬S2021の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2021年3月13日、中山競馬場で中山牝馬ステークス(GⅢ/芝1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるリアアメリア、ドナアトラエンテ、フェアリーポルカ、シャドウディーヴァ、ランブリングアレーらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

阪神開催だった2011年を除く過去10年のデータを参考にする。


中山牝馬ステークスの人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気は1勝、2着も3着もともに2回ずつ。単勝2倍台、3倍台まで未勝利。オッズがかなり割れた中で1番人気が勝ったというのがわかる。

ハンデ戦ということもあり、伏兵馬が勝ちやすい。人気馬同士の決着は想定しにくいのがこのレースの特徴か。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 前走GⅠ組の取捨選択

前走GⅠ組(1- 1- 0-20)
勝率 4.5% │ 複勝率 9.1%

愛知杯やターコイズステークスなど牝馬限定のGⅢからやってきた馬が強い一方、エリザベス女王杯組を筆頭になかなか勝負になっていない。

元々1800メートルが強いルージュバックは有馬記念でコンマ5秒負け、エリザベス女王杯組で唯一馬券圏内かつ勝利をおさめたマイネイサベルはコンマ6秒負け。ここが基準となりそうだ。

リアアメリアは前走エリザベス女王杯でコンマ6秒負けと条件には合致している。鞍上が乗り替わるのがどうか、そこだけか。

予想参考データ② 1キロ台の増減が熱い

ハンデ戦の中山牝馬ステークスだが、斤量減の馬が来るとすればそれは1キロ台まで。2キロ台は過去10年で馬券圏内に1頭も絡んでいない。反対に斤量増も1キロ台まで。このレースでは増減なしが強いこと、前走からプラスマイナス1キロ以内だった馬が過去10年すべて勝ち、2着9回、3着8回。

斤量別では53キロと54キロが強く、それぞれ4勝ずつ。あとは52キロと56キロがそれぞれ1勝ずつ。なぜか55キロは過去10年で23頭いながら1頭しか絡んでいなかった。

リアアメリア、フェアリーポルカ、ランブリングアレーは55キロなので、これがどうか。ドナアトラエンテは斤量2キロ減。意外と人気馬が引っかかっていた。

予想参考データ③ 人気馬たちの前走レベル

リアアメリアの前走はエリザベス女王杯だったが、ラッキーライラックに3コーナーから4コーナーで動かれた時点で前の馬にはきつかった。それでも2番手のリアアメリアがコンマ6秒負けまで粘ったのは十分と言える。ただ良績が54キロに集まっている点がどうか。

ドナアトラエンテの前走は初富士ステークスだったが、同条件で調べると、勝ちタイム的には十分。重馬場ながらペースが流れた中の3番手で、マイペースで行けたのも大きかった。全姉はジェンティルドンナやドナウブルーだが、ここ数年は兄弟馬が結果を出せていない。過信は禁物か。

フェアリーポルカの前走は小倉大賞典だが、ここ10年で結構いいタイムだった。ペースが速く、マイペースでいけたテリトーリアルに展開が向いた。しかし、近い場所にいたフェアリーポルカにはきつかった。最後の粘りがなかった形。これを急坂の中山、55キロでどうか。

シャドウディーヴァの前走は東京新聞杯だが、タイム自体は優秀だった。逃げた馬には辛い展開で、シャドウディーヴァにとっては展開が向いた。しかし、中団待機策で小回り急坂の中山、多少展開の助けが必要になるが。

ランブリングアレーの前走は愛知杯だが、馬場改修以降では大変優秀なタイム。これはハイペースで引っ張った存在がいたからで、最後方から突っ込んできた馬たちが殺到するのは当然。その中で中団待機策のランブリングアレーは、同じく中団待機策だったマジックキャッスルといい勝負で、最後はわずかの差に。良績は1800が多めなので、ここはチャンスがあっても。

2021年の危険な人気馬は?

フェアリーポルカは人気になる見込みだが、55キロがあまりいい状況ではないのと、前走が少し物足りなかった。最後で踏ん張れればいいのだが、少し見込めないか。中山牝馬ステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、シャドウディーヴァは3つ目の消しデータに合致している。逃げが予想されるロザムールはスローペースに落として好走を続けている。前が残る可能性が否めない。

反対にリアアメリアは危険なデータに一つも当てはまらない。怖いのは55キロだが、前目で残せる展開になることが想定されるので、このメンバーなら踏ん張ってほしい。人気馬の中で最も不安要素が少ないのは、リアアメリアと言えそうだ。

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