オーシャンS2021の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
(C)Ko-Mei

2021年3月6日、中山競馬場でオーシャンステークス(GⅢ/芝1200m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるカレンモエ、アウィルアウェイ、アルピニズム、ビアンフェ、ダイメイフジらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

過去10年のデータを参考にする。


オーシャンステークスの人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気は3勝、2着も3着もともに2回ずつ。単勝オッズ別で見ても、人気に連動した結果になりやすいか。

ただ2ケタオッズの馬が4勝を挙げるなど、伏兵馬の台頭は目立つ。人気馬と穴馬がそれぞれやってくるようなイメージでもよさそうだ。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① オープン勝ちが狙い?

前走のクラス別でみると、前走GⅠやGⅡだった馬の成績はそこまでよくない。去年のタワーオブロンドンはスプリンターズステークス1着からの参戦だったが、3着に敗れている。

代わりに面白いのが前走オープン特別馬である。傾向を見ると、オープン特別で1着だった馬、それに準ずる馬の成績がいい。1200メートルのオープン特別でコンマ2秒の負けまでが狙いだ。

該当するのはアストラエンブレム、ラヴィングアンサーの2頭。ダイメイフジは2走前がその条件にぴったりだったが、前走根岸ステークスを使った影響がどうか。

予想参考データ② 牝馬の取捨選択

ここ数年は牝馬の存在感が目立ち、牡馬にも頑張ってほしいところだが、オーシャンステークスでも牝馬は一定の存在感を見せている。ただ4年連続2着のナックビーナスによるものが大きい。

1番目のデータと似てくるが、牝馬の格言である、「格より勢い」が当てはまりやすい。格は度外視で、前走の着順や着差を考慮したい。

アウィルアウェイは前走マイルチャンピオンシップで11着、アイラブテーラーは前走京都牝馬ステークスで4着。勢いだけで見てもカレンモエだけが残る形になったが、どうか。

予想参考データ③ 人気馬たちの前走レベル

カレンモエの前走は京阪杯だったが、時計がかかる秋冬の開催を考えると及第点の勝ちタイムだった。しかも、前で残った馬はカレンモエのみで、他は全滅状態。十分頑張ったと言えるだろう。

アウィルアウェイの前走はマイルチャンピオンシップだったが、勝ちタイムどうこうより、距離が合わなかったのが全てだろう。ここ1年斤量55キロだったが、今回は54キロ。狙ってみる価値はあるが、人気の旨味の有無が条件だ。

アルピニズムの前走は条件戦のサンライズステークスだが、ここ10年で見ると遅いと言わざるを得ない。ペースがさほど流れなかったと見るべきで、大外枠を考慮してもいきなり重賞で勝ち負けを問うのは酷。

ビアンフェの前走はスプリンターズステークスだが、モズスーパーフレアの暴走逃げに付き合わされた形。ビアンフェが勝った葵ステークスはGⅢの格付けがもらえないなど、重賞の中でもレベルが低いと判断されている。重賞ウィナーは重賞ウィナーだが、中身があるかどうか。

ダイメイフジの前走は根岸ステークスだが、その前に2着に入ったカーバンクルステークスをチェックしたい。翌日が同条件のサンライズステークスだったが、それよりも遅かった。かなりゆったりと流れ、逃げた単勝万馬券の馬が3着に残るほど。これの再現を求めるのは厳しいように思える。

2021年の危険な人気馬は?

アルピニズムは人気になる見込みだが、連勝の勢いは認めたいところでも、勝ちタイムがよくない。ルメール騎手に乗り替わるとはいえ、いきなり重賞となると家賃が高そうだ。オーシャンステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、ビアンフェは3つ目の消しデータに合致している。休み明けはあまり走らず、元々の実力もどうか。積極的には狙えない。

反対にカレンモエは危険なデータに一つも当てはまらない。前走の内容を素直に評価したい。怖いのは初の関東遠征だけだが、小倉遠征できっちり結果を残しており、そこまで気にしなくてもよさそうだ。人気馬の中で最も不安要素が少ないのは、カレンモエと言えそうだ。

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