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2018年9月30日、中山競馬場でスプリンターズステークス(GI/芝1200m)が行われる。レッツゴードンキ、レッドファルクス、アレスバローズ、ナックビーナス、ファインニードルらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

当コーナーでは、過去のデータやレース傾向から勝ち馬を導き出していく。なお、特に明記していない場合、過去10年を対象とする。


データ① 実績

勝ち馬10頭中9頭に芝1200mの重賞を勝っていた。例外の2014年スノードラゴンは重賞未勝利だったが、同年の高松宮記念で2着の実績があった。スプリント重賞での実績は不可欠と言える。

また、勝ち馬10頭中7頭に芝1200mのGⅠで3着以内の実績があり、残る3頭はいずれも前走で芝1200mの重賞を勝っていた。スプリントGⅠでも好走歴があるのが理想だが、勢いがあればカバーできる。

データ② 前走

勝ち馬10頭中9頭の前走が芝1200mの重賞。例外の2017年レッドファルクスは前年の覇者だった。スプリント重賞から参戦する馬が中心になり、中でもセントウルS組が4勝と好成績を挙げている。

勝ち馬10頭中7頭が前走5着以内で、うち3頭が前走1着。掲示板外から巻き返した3頭は、近3走以内に芝1200mの重賞で連対していた。

データ③ 年齢

3歳  【0・0・1・10】(勝率 0.0%、連対率 0.0%)
4歳  【3・2・5・16】(勝率11.5%、連対率19.2%)
5歳  【3・6・3・35】(勝率 6.4%、連対率19.1%)
6歳  【3・0・1・32】(勝率 8.3%、連対率 8.3%)
7歳  【0・2・0・27】(勝率 0.0%、連対率 6.9%)
8歳以上【1・0・0・10】(勝率 9.1%、連対率 9.1%)

4~6歳が主力になる。7歳以上は【1・2・0・37】で、唯一優勝したのは海外馬のウルトラファンタジー(8歳)。

データ④ 性別

牡・騸馬【7・7・4・99】(勝率 6.0%、連対率12.0%)
牝馬  【3・3・6・31】(勝率 7.0%、連対率14.0%)

データ⑤ 所属

美浦【3・3・3・36】(勝率 6.7%、連対率13.3%)
栗東【6・7・7・84】(勝率 5.8%、連対率12.5%)
海外【1・0・0・11】(勝率 9.1%、連対率 9.1%)

データ⑥ 人気

1番人気【4・1・0・5】
2番人気【1・5・0・4】
3番人気【2・1・0・7】

上位人気馬は強いが、2桁人気馬も2勝している。

結論

5歳牡馬のファインニードルが文句なしの中心になる。今年の高松宮記念を含め、芝1200mで重賞4勝。セントウルS1着からの臨戦過程も理想的で、データからはスプリントGⅠ春秋連覇にかなり近い位置にいると見ていい。

5歳牝馬のナックビーナスは、前走のキーンランドCで重賞初制覇。春の高松宮記念で3着に好走しており、チャンスは十分にある。

昨年の高松宮記念を制したセイウンコウセイは、前走の函館スプリントSで復活Vを飾った。実績はメンバー上位で、勝ち馬候補の1頭になる。

アレスバローズはCBC賞、北九州記念と連勝し、サマースプリント王者に輝いた。GⅠは初出走となるが、目下の勢いは見逃せない。

6歳となった桜花賞馬レッツゴードンキは、スプリントGⅠで2着3回の実績が光る。臨戦過程は昨年より良く、突き抜けても不思議はないだろう。

3連覇を狙うレッドファルクスは、安田記念からぶっつけで参戦するローテーションは昨年と同じだけに問題なさそうだが、7歳で近走が不振気味なのをどう見るか。

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